私たちは、アメリカのANSWERらが呼び掛けている1.18国際行動(http://www.internationalanswer.org/)に呼応し、1月18日、19日に対イラク戦争反対キャンペーンを行います。全国各地で、様々な形で取り組みを進めましょう。大阪近辺の方は是非私たちの行動にご参加下さい。 街頭宣伝活動 1月18日 2:00〜3:00 天王寺歩道橋 ・街頭パネル展示、 ・ビラまき、 ・街頭署名 などなど 「イラクの子どもたちに平和を」写真展 1月18日 11:30〜5:30 1月19日 10:00〜4:00 場所 阿倍野市民学習センターギャラリー (あべのベルタ 3階) [地下鉄 谷町線 阿倍野駅 徒歩1分/御堂筋線・JR 天王寺駅 徒歩5分] <地図>
1月18日 6:00開場 6:30開始 場所:阿倍野市民学習センター特別会議室 (TEL.06-6634-7951) (あべのベルタ 3階) [地下鉄 谷町線 阿倍野駅 徒歩1分/御堂筋線・JR 天王寺駅 徒歩5分] <地図> [内容] ・『アフガニスタンにおける劣化ウラン戦争:重大疑惑と検証』(事務局パンフレット) ・対イラク戦争準備を巡る情勢 ・イラク戦争が起これば大量の犠牲者が(国連報告紹介) 等々 集会案内 アフガンニスタンに対する戦争でアメリカが大量の劣化ウラン兵器を使用していた疑惑が明らかになってきました。アメリカのヘロルド氏やイギリスのダイ・ウイリアムズらのねばり強い研究による状況証拠、兵器研究、戦況研究に加え、さらにアメリカのドラコヴィッチ氏による被害調査や尿や土壌のサンプル調査による物的証拠によって証明されようとしています。湾岸戦争で行われたような劣化ウラン弾だけでなく、硬化目標貫通爆弾、バンカーバスターへの使用によって500〜600トン、あるいは1000トンというとてつもない量が使用された疑いがもたれているのです。洞窟を破壊し兵士もろとも焼き尽くした兵器の残虐性はよく知られています。しかし、これに劣化ウランが大量に含まれ放射線被害を生みだしているとすればその非人道性は筆舌に尽くしがたいものです。 重要なことはこの兵器が対イラク戦争用、都市部の地下構造物への攻撃のために開発されたということであり、対イラク戦争が始まればそれが大量に使用されるのは間違いないということです。90年代半ばに劣化ウラン弾の被害が帰還兵を通じて暴かれ、さらにイラク現地やユーゴ戦争における被害が明らかになり、そして今回ついにアフガニスタンでの使用の疑惑が検証されることになりました。アメリカが行う戦争は劣化ウラン抜きにはあり得ない、現在の戦争は劣化ウラン戦争ならずにはおかない、そして大量の放射能被害を生み出さずには置かない、これが現在の戦争の真実の姿ではないでしょうか。 日本の協力もこの観点から厳しく批判されるべきです。日本が「対イラク戦争協力」といい、「戦後復興支援」と言うとき、それは劣化ウラン戦争、「新しい核戦争」への支援、劣化ウラン兵器で破壊しつくし放射能で汚染された戦地を前提としています。 私たちはこの恐るべき事実を多くの人々に伝え、イラクに対する戦争を阻止するために奮闘したいと思います。 米軍の湾岸地域への大量の集結がすすみ、開戦は秒読み段階に入っています。しかし軍事的な準備の進展とは裏腹に、政治的な矛盾、対立が出始めています。アメリカの最大の同盟国イギリスの与党労働党内部で開戦反対論が圧倒的多数となりのブレア首相自身が開戦の延期を要請しています。米内部からも先制攻撃や単独開戦に対する批判が高まっています。UNMOVICの9日の中間報告でも「証拠が見つからなかった」ことを明らかにしました。1月12日にはIAEA事務局長エルバラタイ氏が「核兵器保有からはほど遠い。」として査察を継続することを言明しています。「査察継続」は米の単独開戦に対する大きな弊害となる一方、開戦の口実探しの側面を持っていることは否定できません。しかし、現時点ではアメリカの武力攻撃突入は大きな壁にぶち当たっています。戦争は避けられないものでも日程が決まっているものでもありません。 1月18日には米を中心に国際的な反戦行動が予定され、2月に向けてさらに拡大しようとしています。抵抗の余地はまだまだ残されています。もちろんストレートに戦争断念とは行かないかもしれません。しかし、「自動開戦」を認めなかった昨年11月の国連決議1441はアメリカの行動を制約しています。私たちは、様々なレベルで、様々なやり方で戦争反対の行動を続けることによって、開戦のタイミングを失わせ、最終的に戦争断念に追い込むことは十分可能で有ると考えます。 私たちは1月18日、アフガニスタンでの劣化ウラン兵器大量使用疑惑を究明しイラクに対する戦争に反対する緊急集会を開催します。集会では事務局のパンフレット『アフガニスタンにおける劣化ウラン戦争』を元に、明らかになった事実を詳しく紹介します。この事実を広げることによってイラク戦争反対の世論を作り出したいと思います。是非集会にご参加頂き、反対行動をさらに拡大しましょう。
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局
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