1月18日 対イラク戦争反対国際行動 「石油のために血を流すな!」 ワシントン50万人、サンフランシスコ20万人 世界30カ国以上でイラク攻撃反対行動 |
1/18 ワシントンDC, (http://dc.indymedia.org/より)
1/18 サンフランシスコ, (http://sf.indymedia.org/news/より)
1月18日、米反戦団体「ANSWER (http://www.internationalanswer.org/)」が呼びかけた、ブッシュの対イラク戦争に反対する全国デモ行進には、ワシントンDCに50万人、サンフランシスコに20万人が参加し、昨年10月の抗議行動の2倍の規模となり、ベトナム戦争反対運動をも上回る史上最大規模の反戦デモとなった。全米各地でも様々な抗議行動に数十万人が参加した。
イギリス、フランスなど欧州各国、エジプト、シリアなど中東諸国、南アフリカ、アルゼンチン、メキシコなどアフリカ、中南米、パキスタン、そして韓国、日本などアジア各国でも、文字通り全世界で、呼応してイラク攻撃に反対する行動が持たれた。ANSWERによれば、少なくとも世界30カ国で、抗議デモが行われた。http://www.internationalanswer.org/news/update/011903j18rpt.html
日本でも、東京での「WORLD PEACE NOW 1.18」のピース・パレードに7000人が参加した他、全国各地で、様々な連帯行動が行われた。
1/18 エジプト、カイロ (AP Photo/Hasan Jamali)
エジプトの首都カイロでは、非常事態令が布かれ、デモはもとより一切の街頭行動が禁止されている中で、反米デモと集会に約1000人が参加した。人々は、米英艦船にスエズ運河を使わせるな、アラブと世界が結束すれば戦争を阻止できると口々に語った。
この日の全国行動を主催した「ANSWER」は、直ちに、次の行動を呼びかけた。2月14、15日に予定されている、ヨーロッパや中東が呼びかける国際反戦行動への合流を呼びかけたのだ。しかも、2月13−21日にわたる連続行動として提起した。「WEEK OF ANTI-WAR RESISTANCE February 13-21」
2月14、15の国際反戦行動は、昨年末(12/18)エジプトのカイロで開催された「米のイラク侵略に反対する国際キャンペーン」で採択された「カイロ宣言」を支持して、米欧中東の反戦組織が協力して呼びかけているものだ。昨秋、ロンドンの40万人行動を成功させた「Stop the War Coalition」、フィレンツェの100万人行動を主催した社会フォーラムの欧州11カ国の反戦団体、今回の行動を成功させた米「ANSWER」、そしてエジプトの平和組織を中心とする中東の平和運動が同時に呼びかける、世界的な反戦行動日となる。
対イラク戦争の開戦か、これを阻止するか、−−いよいよ決定的に重要な1ヶ月に入った。私たち日本の反戦平和運動も、この国際的な反戦運動に合流しよう。
★1/18行動の報告や写真を掲載するいくつかのサイトを紹介します。
ANSWER http://www.internationalanswer.org/
Common Dream News Center http://www.commondreams.org/headlines03/0119-01.htm
IndyMedia DC http://dc.indymedia.org/
IndyMedia SF http://sf.indymedia.org/ http://sf.indymedia.org/news/2003/01/1562069.php
「WORLD PEACE NOW 1.18 もう戦争はいらない」
http://www.worldpeacenow.jp/ http://give-peace-a-chance.jp/118/post/shimakawa.html
「イラク攻撃に関する全国会議員公開アンケート実行委員会事務局」配信の
メールニュース organizer-News (HPで無償公開)。
2003.01.20付号にワシントンポストの記事の翻訳が紹介されています。
アメリカの行動の雰囲気がよくわかります。
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000132
2003年1月20日/最終更新1月22日
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局