[1.10緊急集会報告]
新テロ特措法の再議決を許さない!

  
 今日の参院外交防衛委員会で新テロ特措法が野党多数によって否決され、明日午前の参院本会議でも同様に否決される予定です。しかし、明日の午後、与党が3分の2以上を占める衆院本会議で再議決され、新テロ特措法は成立させられるという緊迫した状況にあります。
 このような「与党の数の横暴を許さない!」という声を国会に伝えるために、「平和フォーラム・人権・環境」が主催して、 「新テロ特措法を廃案へ 沖縄戦歴史歪曲に反対戦争する国づくりを許さない1.10緊急集会」 が、今日夜6時半から国会傍の社会文化会館で行なわれました。 集会の第1部では、主催者からの「戦争する国づくりを許さない」闘いを継続させていくという方針提起のあと、平岡民主党衆議院議員、又市社民党参議院議員から国会情勢報告と闘う決意表明があり、さらに参加した13人の民主党、社民党の国会議員から自己紹介と決意表明がありました。
 第2部では、ピース・デポの田巻さんから、「自衛隊インド洋派遣の問題点」と題して講演があり、 さらに琉球大学教授の高嶋さんから「教科書検定問題について」と題して、沖縄県民の年末年始の闘いの状況と今年1年の攻勢的な闘いへの決意と展望について報告がありました。
最後に全員で、戦争する国づくりを許さない闘いに向けて「団結がんばろう」と拳を突き上げて集会は終わりました。
  明日は、市民団体の呼びかけで、昼12時から13時に国会前で、「米国などのアフガン戦争に加担する派兵・給油新法案を廃案へ! 与党は民意に反する衆院再議決をするな! 1.11国会前行動」が取り組まれます。
(2008.1.10.東京F)