日教組緊急行動に8500名が結集!
同時に全国3万5千箇所で時間外集会








 「教育基本法改悪反対!10.26日教組緊急中央行動」が行われた。日比谷野音周辺に8500人が集結。組合旗が林立し、熱気に包まれていた。 教職員の危機感の表れだ。30分の集会の後、国会 へ向けて請願デモが行われた。開会あいさつでは、緊急だが8500人が参加したこと、同時に全国3万5千箇所で時間外集会が行われたことが報告された。主催者あいさつは、高橋副執行委員長。審議不足を強調。
 情勢報告は、中村書記長が行った。調査会の設置を求める請願は235万筆にのぼった。教育特別委員会は11月中旬にも衆議院から参議院へ送られようとしている。20時間であげようとしている。与党でさえ密室で70回も審議した。1回3時間なら210時間だ。国会では60時間というのは短かすぎる。沖縄知事選、統一地方選、参議院選をひかえ、今のうちに進めようとしている。教育に規律と競争と国家主義をもちこみ、憲法改悪へと進むシナリオ。
 その後今日の目的は以下の3点との発言。
@ 教育基本法を変える必要はない。拙速はダメという世論をつくる。
A 院内で共闘している野党議員への激励
B 中川幹事長の日教組批判(毎日新聞)への批判
  また、日教組は「非常事態宣言」を出した。31年ぶりのことである。
2006年10月26日 (参加者 東京P)