「劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール」
第二版改訂版発行 |
「劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール」の改訂版が発行されました。「NO DU 劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・プロジェクト」の森瀧春子さんからの案内を以下に転載させていただきます。
<NO DU 劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・プロジェクト>からのお知らせ
【劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール】第二版改訂版発行について
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広島の森瀧春子です。
6月に広島で発足した「NO DU劣化ウラン弾禁止広島プロジェクト」は,6月〜7月に「イラク戦争被害・劣化ウラン弾ヒロシマ調査団」を派遣しました。
土壌、チリ、尿、水等のサンプルを採集し持ちかえり,現在広大と金沢大学で調査分析中です。
同時に冊子「劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール」を刊行しました。
第1版2000部を8・6に間に合わせようと8月5日に出版したところ8月中になくなってしまい、急ぎ、改訂版として第二版を9月10日に5000部刊行致しました。
お待たせしていた多くの方々にはご迷惑をおかけしましたが早速発送させていただきました。
今後、本格的に多くのみなさまに領布して行きたいと考えております。
イラク戦争に全国,世界中の人々と共に、ヒロシマからも反戦の声を揚げて来たにもかかわらず、米英両国は侵略を断行し、結果無残な殺戮、潰滅のみならずイラク国土の永久的な放射能汚染をもたらしました。
アメリカが一方的にしかけ、一方的に宣言した終結、その二ヶ月後の7月にヒロシマからの調査団としてイラクに行った時この眼で見たものは、米英占領軍のもとで破壊されたままの生活環境の中に取り残されているイラク民衆と、脅えながら民衆に銃口をつきつける米兵たち、それは戦争のただ中に置かれている姿でした。
12年前の湾岸戦争が今日まで引き起こしてきているイラク民衆への悲惨な劣化ウラン弾放射能被害、更に今回の戦争で加えられた劣化ウラン弾の都市部への攻撃は既に取り返しのつかない事態をもたらしつつあります。 放射線測定器で測定しただけでも10〜100倍以上もの放射線が、バグダッド、バスラなどの人口密集地で測定されています。バグダッドで採集したチリのサンプルからは都市部での劣化ウラン弾使用が証明されています。
「劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール」はこれまで日本、世界各地で取り組まれてきた劣化ウラン弾禁止のための成果に学び、これからどう取り組んで行くか、そのために現実から学び取るべきものは何かをできるだけ具体的に、資料・報告を網羅したアピールにしています。
3・2 NO DU NO WAR 6000人の人文字の空撮を使用したニューヨークタイムズへの意見広告分、それへのホワイトハウスからの反論さらにそれに対する反論、8・に招聘したイラクの医師たちの現場からの報告、戦争直前、戦争後の二回ヒロシマから訪問したときの写真、、豊田直己さんのフォト・レポートなど多くのイラクの写真も使い、分りやすくイラクの実態を伝えようと努力しています。放射能被害の怖さを知るヒロシマから「放射能兵器・劣化ウラン弾禁止」のためのキャンペーンの有効な手段として出来るだけ多くの方々に手にしていただけたらと願っています。
尚、現在「ヒロシマ・アピール」の英語版の出版の準備に鋭意取り組んでいます。
アメリカをはじめとする世界的な連帯なしには劣化ウラン弾禁止の実現が出来ないからです。
「ヒロシマ・アピール」第二版の販売金が英語版出版のための資金になります。是非ご協力下さい。
申し込み方法は下記の通りです。
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【劣化ウランダン禁止を求めるヒロシマ・アピール】
1冊 700円 (20冊以上まとめての注文は1冊500円)
「ヒロシマ・アピール」 ご注文はこちらへ
@ E−mail order@nodu-hiroshima.org
A FAX 082‐922‐2595(森瀧)
詳細は
NO DU(劣化ウラン弾禁止)ヒロシマ・プロジェクト