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5/23、5/30 大阪・枚方でファル−ジャへの救援カンパ集める
−−自分の住む街にこだわり、生活の場に根ざした顔の見える反戦平和を訴える−−





 「平和都市ひらかた」を考える市民の会では、「9.11」以降、アフガニスタン・イラクへのアメリカの侵略とブッシュに乗っかって経済侵略を企てるコイズミの出兵に反対し、写真パネルの展示などをしながら、週1回を目標に、市役所隣の岡東公園(駅前歩道橋と市役所・市民会館の間)で「戦争反対・自衛隊派遣反対」を訴えてのビラ配りを続けてきました。

 4月には、高遠、今井、郡山さんが拘束された翌日に、自衛隊の即時撤退を求める署名活動を始め、4/10、11、17の3日間で、約300筆を集め、首相官邸へFAXしたのですが、今回は、5/23、30の2週連続の行動で、延べ15名の参加で、ファル−ジャ救援のカンパ活動に取り組みました。

 会のメンバ−の手で今回新しく作られた横断幕は、グリ−ンの地に白と黄色で描かれた「自衛隊はすぐ、帰国して」の字がよく映えて、迫力満点!! その横断幕の前で、30日は、会のメンバ−を含めて2人のセミプロ級の歌手のギタ−片手の替え歌の新作パロディなど反戦の歌の路上ライブも交え、この国の状況がますます危うくなる中、風刺はますます鋭く、歌声はますます深く人の心に響くものでした。恥ずかしそうな、自由の女神も現れて、「自由の女神は泣いている・・・。アメリカはイラクに謝罪して、撤退せよ!」のプラカ−ドを首にかけて、カンパを訴え、2日間で、計30120円を集めることができ、早速、「アジア太平洋資料センター(PARC)」に送金しました。

 特にこの4、5月のビラ配りで、「テレビ型政治」が人の思考を停止させ押し流していくのがありありと感じられ、「自己責任論」(最近これほど腹の立つ言葉はない!)がフレ−ムアップされると、自衛隊撤退に署名する人はガタっと減り(何と4/17は20筆にも満たなかった!)「済んだことはなかったこと」とばかりに「ファル−ジャの虐殺」も「アブグレイブの虐待」も「フリ−ジャ−ナリスト2名と通訳の殺害」も「年金国会」の陰で人の意識に残らないように操作されていく、だからこそ、私たちは、自分の住む街にこだわり、生活の場に根ざした顔の見える反戦平和を訴えてきたし、これからも訴えていきたいと思います。私たちひとりひとりは、この国の一億二千分の一の責任を持っており、この国の有り様に対して、自分の意志を表明することこそが、私の「自己責任」であり「権利」でもあるし、国民の「責任」と「権利」を保障することは、国家の責務の筈です。それを放棄することは、「ファシズム」を意味します。

 これからも、ささやかながら、反戦・平和・反侵略を訴え続けていきたいと考えています。


「反省」(長淵剛「乾杯」の替え歌で)

1、アメリカ編
世界制覇に 思いを寄せて 語り尽くせぬ 侵略の日々
時にはベトナム 時にはアフガン 人を殺しまくった あの日
あれからどれ位 経ったのだろう 劣化ウランを いくつ落としたろう
ふるさとの政府は 今でもブッシュと ネオコンのままで いますか
アメリカ 今君はアラビアの 大きな 大きな砂漠を攻め
孤立化への道のりを 歩き始めた 君に「反省」あれ

2、日本政府編
過去の歴史に 思いを寄せて 語り尽くせぬ 妄言の日々
時には中国 時にはコリアの 怒り買いまくった あの日
あれからどれ位 経ったのだろう 靖国神社へ いくつ通よったのだろう
文化庁のトップは 「心のノ−ト」の 河合隼雄のままでいますか
(別バ−ジョン 防衛庁のトップは 軍事オタクの 石破のままでいますか)
日本 今君はアメリカの 大きな 大きな尻尾に乗り
戦争への道のりを 歩き始めた 君に「反省」あれ

軍は 撤退 せよ

(2004年6月1日)