10月8日(土)赤坂・ドイツ文化会館/死刑廃止の声を響かせあおう
10月10日は世界死刑廃止デー/大道寺幸子基金の発表
この国の死刑を拒む秋深し(仮題)
ご支援、ご協力のおねがい
死刑執行の即時停止を求め、死刑制度の廃止を求めるみなさん。
私たち「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」も参加している、死刑廃止世界連盟(WCADP・2002年設立)は10月10日を世界死刑廃止デーと定め、世界各地で死刑廃止に向けたさまざまな取り組みがなされるよう呼びかけています。第三回目の世界死刑廃止デーを迎えて、私たちは、死刑を存置するこの日本の地で、死刑制度に疑問を持つ人々が共に集い、死刑の問題を考え、70余名におよぶ死刑確定囚をはじめ、死刑に直面している人々に思いをよせるひと時を企画しています。
私たちはとりあえず、10月8日(土曜日)に赤坂のドイツ文化会館(定員250人)の会場をキープしました(残念ながら10月10日は条件に合う会場は塞がっていましたので)。
また、昨年逝去された死刑囚の母、大道寺幸子さんが残された基金による死刑囚の作品募集(文芸作品、絵画、イラスト等)、再審への経済的援助事業が進められていますので、その応募作品の紹介の場ともしようと準備しています。
さらに、神田香織さんに、死刑制度の問題を取り上げた講談を一席演じていただけることになりました。
このような様々な準備に着手しながらも、この企画を成功させていくためには、私たちはまだまだ力不足です。一層、多くの仲間たちの参加を得て、実りある集まりにしていきたいと願います。
具体的には、企画の会議に参加していただき、大いに知恵と力を寄せてもらったり、諸団体のメディア等において、集まりの宣伝等にご協力いただきたいと思います。
また、経済的にも支えていただきたく、1口千円の賛同人(団体3千円)を募ります。
現在、いわゆる「名張毒ぶどう酒事件」において、死刑囚の再審の門が19年ぶりに開かれようとしており、また、佐賀地裁では死刑求刑事件について無罪判決が出されました。誤判は必ずある、死刑は人間がコントロールできる刑罰ではない、そうした疑問の声が今こそ湧き起こるべきでありながら、世論は厳罰を求めているとして、死刑判決はますます乱発され、法務省は毎年の執行を止めようとしません。私たちは、死刑にノーという声のあることを、そして、その声は、死刑制度の問題性が広く共有されれば、けっして小さな声ではないんだということを伝え合っていこうではありませんか。10月8日の集まりが、その声の交差点として響き合うものとなるよう、皆様のご協力、ご支援を訴えるものです。どうぞよろしくお願いします。
■賛同人・賛同団体:7月末日を第一次締め切りとします。
賛同人:1口1000円/賛同団体:1口3000円をお寄せください。
フォーラム90の振替用紙で送金の場合は、10・8集会賛同金と明記ください。〔郵便振替口座:00180-1-80456 フォーラム90〕
チラシ等でのお名前の公表の可・不可も明記ください。
■企画会議の日程については、フォーラム90にお問合せください。
様々なご提案をお待ちしております。
◆とりあえず切望しているのは、集会名称のご提案です。上記標題のほか、『重ね合わせ響かせよう 死刑廃止の声』という提案もありましたが、「国体のスローガンみたい」という声に、あえなく却下されております。
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