‘イベント’ カテゴリーのアーカイブ

死刑執行に抗議する院内集会のお知らせ

2013年3月8日 金曜日

死刑廃止を求める国際世論を無視した谷垣法相による死刑執行に抗議する院内集会のお知らせ

3月12日(火曜)午後6時〜[開場5時30分]
衆議院第一議員会館1F多目的ホール
千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」下車5分
第一議員会館1F入口で通行証をお渡しします。

昨年末に就任したばかりの谷垣禎一法務大臣が、2月21日、3名の死刑を執行しました。東京拘置所で執行された金川真大さん、大阪拘置所で執行 された小林薫さんはいずれも控訴を取り下げて確定しました。名古屋拘置所で執行された加納恵喜さんは一審では無期懲役判決でした。死刑に関して慎 重の上にも慎重な手続きを求める国際人権基準からしても3人は執行されてはならない人たちでした。
しかし谷垣法相は執行後の会見で「死刑は内政問題」と語り、国際世論を無視、敵視しようとしています。確定判決さえあれば次々と執行していこう とする「死刑のベルトコンベア」がまた回されようとしているのです。

これに歯止めをかけるべく、抗議集会を院内集会として開催し、執行された方々の関係者から報告と問題提起を受けます。ぜひ、ご参集ください。 [入場無料・午後8時までの予定]

死刑執行に抗議する緊急・院内集会のお知らせ

2012年8月14日 火曜日

●再審ができなかった二人への 滝実法相による死刑執行に抗議する
緊急・院内集会のお知らせ
●8月27日(月曜)午後6時〜
●衆議院第二議員会館B1F第5会議室
千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」下車5分
第二議員会館1F入口で通行証をお渡しします。

●滝実法務大臣は8月3日、2名の死刑を執行しました。東京拘置所の服部純也さん(40歳)、大阪拘置所の松村恭造さん(31歳)の二人です。滝法相は就任後わずか2ヵ月での執行にあたり、記者会見で、「二人は再審請求をしておらず、冤罪の危険がなかった」と述べています。しかし、私たちが知る二人は、裁判は納得のいくものでなく、弁護士や支援者の協力が思うように得られない現実を繰り返し訴えていました。今回の執行への抗議集会は、こうした問題を、死刑の執行や死刑囚処遇に関与する政府関係者に強くアピールすべく、敢えて院内集会として開催することにしました。ぜひ、ご参集、ご協力ください。

●死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-13 港合同法律事務所気付
TEL.03-3585-2331 FAX.03-3585-2330

死刑執行への抗議声明と、抗議集会のご案内

2012年3月30日 金曜日

抗 議 声 明

本日(3月29日)、松田康敏さん(44歳:福岡拘置所)古澤友幸さ ん(46歳:東京拘置所)上部康明さん(48歳:広島拘置所)に死刑が執行 されたことに対し、強く抗議する。

 2010年7月27日から1年8ヶ月間、3人の法務大臣によって、死刑執 行停止状態が継続され、法務省内では、死刑の是非を巡って勉強会が続けられ てきた。そして、この勉強会がきっかけとなって、死刑制度について政府や国 会だけでなく、広く社会一般に議論が広がることが期待されていた。

 しかるに、小川敏夫法務大臣は、十分な議論もまったくないまま、検察・法 務官僚に指示されるままに勉強会を終了させ、死刑を再開した。これは、官僚 主導を廃し政治主導の政治を目指すという民主党政権のマニフェストに真っ向 から反するものであって、およそ許されないことである。
 また、就任後わずか2ヶ月間しか経過していない段階での十分な記録の検討 もされないままの拙速を極めた執行であり、慎重のうえにも慎重でなければな らないという法務大臣の職責を放棄するものであって、強く非難されなければ ならない。
 小川法務大臣は、死刑執行後の記者会見で、「刑罰権は国民にある。国民の 声を反映するという裁判員裁判でも死刑が支持されている」と述べたが、これ はまったくの誤りである。死刑の是非は、国民の支持・不支持によって決めら れるものではない。民主主義の理念と人道主義のもとに高度な政治的な判断に よって決められるべきものである。

 上部さんは、一審の段階で心神耗弱の精神鑑定が出されていた。松田さんも 知的に限界級と鑑定されていた。いずれも責任能力の有無について、死刑の判 決の是非が問われていたケースである。とりわけ、松田さんの場合は、弁護人 に再審請求を依頼し、弁護人もその準備に着手していた。上部さんは、再審弁 護人との接見において秘密交通権が保証されていないことに対して、これを違 法として国賠訴訟を提起したこともあった。死刑執行は当然に回避されるべき ケースであった。

 死刑には犯罪抑止の効果はなく、また、被害者の救済や社会の平穏にも資す るものではない。死刑は人道と民主主義に反する。
 私たちは、死刑の廃止を願う多くの人たちとともに、また、小川法務大臣に 処刑された松田さん、古澤さん、上部さんに代わり、そして、死刑執行という 苦役を課せられている拘置所の職員に代わって、小川法務大臣に対し、強く、 強く抗議する。

2012年3月29日

  死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90

=====
●小川敏夫法相による死刑執行に抗議する緊急集会
4 月5日(木曜)午後7時〜
文京区民センター2A会議室
都営三田線・大江戸線「春日駅A2 出口」
参加費500 円(予定)

死刑執行抗議集会

京都で死刑映画週間

2012年2月23日 木曜日

東京での死刑映画週間は好評のうちに終了しましたが、2012年4月7日から13日にかけて、「死刑弁護人」初公開や、1955年作品「少年死刑囚」など4本を京都シネマで上映します。
主催は京都にんじんの会です。
詳細は
京都死刑映画週間チラシ表
京都死刑映画週間チラシ裏

練馬で死刑について 考える集い

2012年2月15日 水曜日

練馬で死刑について 考える集い
小川敏夫法務大臣は練馬区出身の方です。
地元の方々にもぜひ、死刑の問題について共に考えていただければと思います。

2月19 日(日)午後4時~
※午後2時より練馬駅周辺でビラまき予定
練馬区職員研修所 練馬区豊玉北5-27-2
 練馬駅(西武線の場合中央口改札下車)8分
講演:船山泰範(日本大学法学部教授)
 主催・フォーラム90

死刑映画週間 2.4〜2.10ユーロスペース

2012年1月11日 水曜日

◇◆◇「死刑の映画」は「命の映画」だ ◇◆◇  死刑映画週間

フォーラム90ではユーロスペースと共同で死刑映画週間を実施します。
ぜひご鑑賞下さい。

場所:ユーロスペース(渋谷区円山町1-5 tel03-3461-0211 http://www.eurospace.co.jp/)
日時:2012年2月4日(土)〜2月10日(金)
犯罪や、その結果としての死刑という処罰方法は、
私たちの日常と遠くかけ離れたものだろか?
世界じゅうの映画監督や作家が
犯罪や死刑をテーマに優れた作品を創造してきているのは、
それがけっこう、社会が抱える身近な問題だからではないだろうか。

映画+監督+製作年+語る人(一回限り)
A 「私たちの幸せな時間」(ソン・ヘソン 2006)×雨宮処凛(2/6 20:20〜)
2/4(土)11:00 2/6(月)18:15 2/9(木)16:10
B 「真幸くあらば」(御徒町凧 2010)×小嵐九八郎(2/9 20:20〜)
2/4(土)13:20 2/8(水)16:00 2/9(木)18:45
C  「エロス+虐殺」(吉田喜重 1970)×吉田喜重(2/4 18:00〜)
2/4(土)15:10 2/10(金)13:20
D  「帝銀事件 死刑囚」(熊井啓 1964)
2/4(土)18:50 2/6(月)15:30 2/8(水)13:45
E  「BOX 袴田事件 命とは」(高橋伴明 2010)×森達也(2/10 20:20〜)
2/5(日)11:00 2/7(火)15:40 2/10(金)18:15
F  「絞死刑」(大島渚 1968)×足立正生(2/7 20:20〜)
2/5(日)13:20 2/7(火)18:15 2/9(木)11:00
G  「サルバドールの朝」(マヌエル・ウエルガ 2006)×佐藤優(2/5 18:00〜)
2/5(日)15:40 2/7(火)11:00 2/9(木)13:30
H  「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(ラース・フォン・トリアー 2000)
2/5(日)18:40 2/8(水)11:00
I  「ライファーズ」(坂上香 2004)
2/6(月)11:00 2/7(火)13:45 2/10(金)16:30
J  「休暇」(門井肇 2008)×香山リカ(2/8 20:20〜)
2/6(月)13:00 2/8(水)18:15 2/10(金)11:00
(各回入れ替え制)
入場料  一般1500円 大学・専門学生1300円 会員・シニア1100円
前売券(劇場窓口でのみ販売) 一回券1000円 三回券2800円 五回券4500円

死刑映画チラシ表

死刑映画テーブル

2011年を執行ゼロの年に2

2011年11月29日 火曜日

今年を死刑執行ゼロの年にするため、フォーラム90では以下の連続行動を準備しています。
12月10日(土)国際人権デー全国一斉ビラ撒き
東京 銀座マリオン前(フォーラム90) 14時から
京都 三条河原町西側(死刑廃止・京都にんじんの会) 16時から
大阪 梅田の阪神百貨店前の陸橋上にて(おおさかフォーラム) 14時から
和歌山 JR和歌山駅西側改札口出たところ(おおさかフォーラム) 14〜16時
広島 八丁堀福屋前交差点周辺(フォーラムひろしま) 12時より
埼玉 大宮駅西口そごう前 11時30分〜13時
群馬 JR前橋市北口 12時〜13時
札幌 大通公園西11丁目付近(裁判所近く) 17時から
北九州 小倉駅前(タンポポの会・北九州) 15時から
福岡 天神コア前(タンポポの会) 13時から
水俣
岡山 岡山市表町天満屋付近(ハンドインハンド岡山) 13時30分〜

このほか、奈良、愛媛、岩国、仙台、名古屋等でも予定しています。決まり次第、このページでお知らせします。

法務省前ニュース

12月11日(日)京都死刑廃止にんじんの会集会
12月15日(木)8時30分〜 法務省前ビラ撒き
12月16日(金)12時〜院内集会(韓国から李神父、パクビョンシク教授が参加)

平岡秀夫法相の地元で死刑執行停止を求める

2011年10月13日 木曜日

平岡秀夫法相の地元で
 死刑執行停止を求める

日時・11月6日(日)2時から
会場・岩国市民会館小ホール
講演・青木理
   免田栄
   ほか交渉中
12時半から市内2カ所でビラ撒きを行います
 9月2日、野田佳彦内閣が発足し、平岡秀夫氏が法相に就任した。
 平岡新法相は2日夜の就任会見で、死刑を執行するかどうかについて、千葉景子法相が設置した「死刑の在り方に関する法務省内の勉強会の中身をよく勉強して自分の考えをまとめていきたい。死刑制度を廃止するかも幅広く検討して勉強していきたい」とし、「考えている間は当然、判断はできない」と語った。
 また13日には報道各社とのインタビューで、「国際的にも国内的にもいろいろ議論がある中で、死刑問題にどう取り組むかも法相が中心となるべき職責の一つ」と述べたという。
 産経新聞は9月5日の主張欄で「法相は職責から逃げるな」、死刑執行を粛々とせよと迫っている。私たちは、こうしたキャンペーンを凌駕するエネルギーを込めて、死刑執行を再開しないこと、執行停止をさらに続けることを求めていかなければならない。
 まず法相に「死刑の執行を停止し、死刑廃止に向けた議論を求める共同要請書」を手渡すべく準備を進めている。フォーラムの他、アムネスティ、監獄人権センターで呼びかけ、多くの賛同団体と共に提出するつもりだ。本誌に掲載するので、ぜひ賛同団体になって欲しい。
 もう一つは、法相の地元、岩国で死刑廃止集会を行う。
 11月6日(日)12時半から市内2カ所でビラ撒きを行い、2時から岩国市民会館小ホールで集会を持ち、平岡事務所に要請に行く予定だ。
 ぜひ多くの方に参加していただきたい。

世界死刑廃止デー企画 響かせあおう死刑廃止の声 2011

2011年9月7日 水曜日

10月8日(土)午後1時開場 2時開始(終了予定午後6時50分ころ)
場所・牛込箪笥区民ホール(大江戸線・牛込神楽坂A1出口から0分)

講演・辺見庸
「死刑はそれでも必要なのか──3.11の奈落から考える」

報告構成「120名の死刑確定囚からあなたへ」

シンポジウム「死刑囚の表現をめぐって」池田浩士・加賀乙彦・川村湊・北川 フラム・坂上香・太田昌国さん、ゲスト選考委員・香山リカさん

死刑囚の表現展作品展示

参加費・当日1500円、前売券1000円
お申し込みはお名前(振りかな)、住所、電話番号、枚数を記載の上、
ファックス03-3585-2330、
あるいはメール stop-shikei@jca.apc.org へ。
折り返しチケットと振替用紙をお送りします。

主催・死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
連絡先・03-3585-2331 ファックス03-3585-2330

死刑廃止国際条約発効20周年 記念集会 「いま、私たちはどこへ向かうべきか 〜死刑の論理を越えて〜」

2011年6月9日 木曜日

2011年7月11日、国連の死刑廃止国際条約(自由権規約第二選択議定書)が 発効して20年を迎えます。この20年間で、73カ国がこの条約を批准し、死刑を 廃止した国は83カ国から139カ国へと56カ国も増加しました。しかし日本で は、1995年の阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件などを機に、社会の厳罰化傾 向が強まり、1993年に死刑を再開して以降84人が処刑されています。
3月11日の東日本大震災により、多くのいのちが失われました。さらに東京 電力福島原子力発電所の事故により、広範な地域の人びとが深刻な影響を受け ています。いまだ多くの方が避難を強いられ、先の見えない不安と苦痛の中に 置かれています。
多くのいのちが喪われた日本社会で、私たちがこれから進むべき道はどこに あるのか。死刑廃止をめぐるこの20年間の世界の動きを見つめながら、あらゆ る人びとのいのちと尊厳が守られる社会への道を希求して、死刑廃止と日本社 会のこれからをテーマとする集会を開催します。

日時: 2011年7月9日(土)13:00〜16:00(予定)
場所: 日本大学法学部三崎町キャンパス10号館1階1011ホール
地図・アクセス: こちら参照

講演: 阿部浩己さん(神奈川大学法科大学院教授)
「死刑廃止国際条約発効後の20年〜世界はどのように変化したか〜」

対談: 雨宮処凛さん(作家)+太田昌国さん(民族問題研究)
「震災以後の日本社会のあり方について〜死刑の論理を越えて〜」

定員: 270人
資料代: 500円(25歳以下無料)

※講演や対談の他、死刑廃止を求める市民団体などからのアピールを予定しています。
※集会終了後、近くの「西神田公園」から、死刑廃止を求めるデモを行う予定です。

主催:
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90

お問合せ:
アムネスティ日本・死刑廃止ネットワークセンター東京
TEL:03−3518−6777/E-mail:adp-team@amnesty.or.jp
死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90
TEL.03-3585-2331/FAX.03-3585-2330