子どもに関する事件【事例】



注 :
被害者の氏名は、書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
000900 いじめ傷害
PTSD
2004.9.26新規
2000/9/ 栃木県南河内町の町立中学校の男子生徒(中3)が、同学年の男子生徒(中3)に階段から蹴り落とされた。その後、不登校となり、「抑うつ状態」と診断される。
経 緯  2000/9/ 男子生徒が、同学年の男子生徒に階段から蹴り落とされ、2カ月のけがをした。
事件の経緯を知らない同級から、けがを理由にいじめられた。
2000/11/−2001/3/ 卒業まで不登校になる。 
診 断 大学病院の精神科で、「学校での傷害事件と学校のその後の対応により抑うつ状態にある」と診断。
学校・ほかの対応 「生徒への事実の公表が病気が治る糸口」との精神科医の助言で、学校側に事実経過の公表を求めたが、断られた。
また、男子生徒が加害生徒と顔を会わせると精神的に不安定になるとの医師の助言もあったが、学校は何の対応も取らなかった。
裁 判 2002/3/ 男子生徒と両親らが、町長を相手取り、1000万円の損害賠償を求めて、宇都宮地裁に提訴。
参考資料 2002/3/4朝日新聞夕刊 



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