子どもたちに関する事件【事例】



注 :学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ事件を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
040909 教師のいじめ 2005.2.13 新規
2004/9/9 神奈川県横浜市鶴見区の市立小学校で、男性教師(55)が、クラス担任をしている4年生の男児2人に暴行。手当のために保健室に連れて行かれたのを連れだし、1人の男児の両頬を2回たたき、体を数回、壁にぶつけた。この行動については覚えていないという。
経 緯 9/9 男性教師(55)は、クラス担任をしている4年生に自習をさせ、自分は廊下で白衣をかける金具を直していたところ、男子児童Aくん(小4・10)が廊下に出て、「誰の許可を取ってやっているのか」と発言。教師はAくんの頬を2回たたき、体を揺さぶって柱に数回、ぶつけた。

さらに教室内で課題に取り組んでいた別の男子児童Bくん(小4・10)を廊下に引きずり出し、体を廊下の壁などにぶつけた。

教師は職員室に戻って校長と副校長に報告。
副校長が被害にあった男児2人を保健室に連れていき、養護教諭に応急措置を依頼。
男性教師に措置を伝えると、「余計なことをしてくれた」と激昂して保健室に向かい、2人の児童を連れだし、1人の男児の両頬を2回たたき、体を数回、壁にぶつけた。
学校側の対応 校長は、男児2人を病院には連れていかず、クラブ活動をさせた。

夕方、市教委に連絡。
1人の保護者には電話で謝罪したが、もう1人は電話がつながらなかったことを理由に、連絡しなかった。

9/10 朝、2人の保護者から相次いで、「顔が腫れている」「腕にあざがある」などの連絡を受けて、校長、副校長、担任教師が自宅を訪問して謝罪。
加害教師 Bくんに暴力をふるったことに対して、「以前からクラス内のルールを破っていたので矛先を向けた」と話した。教師は、「カッとなってやってしまった。保健室に行った後のことは覚えていない」と言う。

同教師は、2年前、忘れ物をした児童をしつこく追及したことで、校長から指導を受けていた。

2004/12/17 辞職。
市教委ほかの対応 2004/12/17 市教委は、教師を停職3カ月の懲戒処分。校長を監督者責任として、文書戒告。
参考資料 2004/12/18神奈川新聞、2004/12/18讀賣新聞



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