子どもたちに関する事件【事例】



注 :学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ事件を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
021210 教師のいじめ 2004.8.29新規
2002/12/10 東京都足立区の区立東伊興小学校で、男性教師A(52)が、担当クラスの男子児童Bくん(小4・10)の顔を殴り、口や顔に7針縫うけがを負わせ、歯槽骨を折った。被害届けを受けて警察が逮捕。
経 緯 2002/12/10 午後1時15分頃、A教師は担任するクラスのBくんをトイレにつれて行き、殴った。
Aは、Bくんを保健室に運んだあと、母親に「しかった際に顔に手があたった」と説明した。

Bくんは、口や顔に7針縫うけがを負ったほか、口の中の歯槽骨が折れた。

12/ Aは学級通信で、事件について詫びたが、「残る3学期を精一杯がんばります」と書いていた。
加害者 暴力を振るった理由を、「Bくんが給食を食べるのが遅かったとして、後片付けを命じたのに従わなかったために殴った」と説明。
Aは当初、校長に「平手でうっただけ」と話していた。
学校の対応 Bくんと保護者は、Aがいう以上の被害を受けたと主張したが、校長は無視して、A教師の言い分のみを取り上げた報告書を区教委に提出。
学校・教育委員会の対応 報告を受けた足立区教育委員会は、校長らを指導。保護者に謝罪。
しかし、校長が教育委員会に報告した内容と、事実が違うとして、保護者は納得しなかった。
警察の対応 2003/1/7 警視庁竹の塚署は、Bくんの両親の被害届けを受けて、Aを傷害容疑で逮捕。
参考資料 不登校新聞2003/2/1、朝日新聞2003/1/8



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