子どもに関する事件【事例】



注 :
被害者の氏名は、一人ひとりの墓碑銘を私たちの心に深く刻むために、書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
930303 いじめ自殺 2003.7.21新規
1993/3/2 栃木県栃木市の市立栃木東中学校の関口泰尚くん(中2・13)が、体操部室で首吊り自殺。
経 緯 3/2 体操部のせまい部室で、体操部、テニス部、剣道部などの同級生10人と鬼ごっこをした。
泰尚くんは布袋(縦40センチ、横30センチ)をかぶって目隠しをされる鬼の役に何度もさせられ、他の生徒らに顔や体を突かれたり、突き飛ばされたり、叩かれたりした。泰尚くんが泣き出したために、同級生らは帰った。
直後に1人で部室に残っていた泰尚くんがローラースケートの靴紐を首に巻き付け自殺。
証 言 ある同級生は、「関口くんは、ほとんど毎日、休み時間に数人の生徒から殴られていた。みんな知っていたけど誰も止めなかった」と話した。
参考資料 1993/3/4産経新聞、3/4河北新聞(月刊「子ども論」1993年5月号/クレヨンハウス)



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