子どもに関する事件【事例】



注 :
被害者の氏名は書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
920400 いじめ退学 2002.12.23新規
1992/4/ 広島県安芸郡江田島の海上自衛隊第一術科学校(海上自衛隊の幹部候補生学校)で、上級生がこの4月に入学したばかりの新入生に、“指導”の名のもと、殴る蹴るのリンチを加えた。なかでも、“ハッパ”と称する暴行を受けた1人は頸髄不全損傷の重傷で入院。
事件 1 4/11 午後8時半頃、「訓練の時の態度が悪い」などとして、上級生が新入生に腕立て伏せを命じた。その際に男子生徒(16)が上級生に数回、太股を蹴られた。その後同生徒は、手や足のしびれを訴え、海上自衛隊江田島病院に入院。
事件 2 4/21 午後7時すぎ、上級生が「担当していた炊事場の掃除が不十分」として男子生徒(15)の胸や腹などを拳で殴った。
5/8 同生徒は依願退校。
学校の対応 「上級生による行き過ぎがあった」として、上級生2人を3日間の謹慎処分。
参考資料 1992/7/9京都新聞・夕(「月刊子ども論1992年9月号)、ほか



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