子どもたちは二度殺される【事例】



注 :
被害者の氏名は、一人ひとりの墓碑銘を私たちの心に深く刻むために、書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
851026 いじめ自殺 2002.12.16新規
1985/10/26 長崎県長崎市の市立大浦中学校の藤田孝征くん(中3・14)が、かつては仲のよかったグループからいじめられて、自宅風呂場で首吊り自殺。
遺書・ほか 本の間にはさまれたメモ用紙に、生前母親にかけた迷惑をわびるとともに、「ありがとう ほとんど、だれも恨んでいないが」と書いた遺書を残していた。
経  緯 1985/ 春頃から、以前から仲のよかった遊び仲間と疎遠になった。

グループは孝征くんにいやがらせを繰り返した。

孝征くんに新しい友だちができると、脅すなどして、孤立化させていた。

孝征くんは、グループにいじめをやめるよう要求していたが、聞き入れられなかった。
参考資料 1986/2/10朝日新聞・夕刊(「いじめ問題ハンドブック/高徳忍著/1999.2.10つげ書房新社)、「いじめ・自殺・遺書」/子どものしあわせ編集部編/1995.2.1草土文化



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