わたしの雑記帳

2009/12/25 中井佑美さん(中1・12)いじめ自殺事件民事裁判の進捗状況

2009年12月22日(火)、東京地裁535号法廷で、中井佑美さん(中1・12)いじめ自殺事件民事裁判が、非公開で行われた。
法廷前には、前回同様、支援者らが集まった。

法廷の中では、裁判官と原告の中井さん夫婦、原告代理人弁護団、文部科学省の担当者と北本市教育委員会担当者、被告代理人弁護団が入って、話し合いがすすめられた。
数十分で終了したあと、弁護団から説明を受ける。

互いの主張はほぼ出尽くして、多岐にわたっている争点を整理しているところだという。
原告の主張を今回、まとめて提出し、次回はそれに対して、北本市と国(文部科学省)が反論を行う。

なお、中井さん側が学校に要求した文書のうち、いくつかあるはずの文書が、出てきていない。それに対して、最初から存在していないのか、存在していたが処分したのか、処分したとしたら、時期はいつなのか、などを聞いている。次回、回答が得られる予定という。
また、国との間で、いろいろ抵抗もあり、難しいようだ。

次回は2010年2月23日(火)、東京地裁535号法廷で、やはり非公開で行われる。
争点整理が終われば、いよいよ人証調べ。101の大法廷を傍聴人でいっぱいにしたい。
これは、国の教育政策の本質が問われる歴史的な裁判となる。

なお、法廷前に集合し、弁護団から説明を受けたあとは、いつも自然な流れで、お茶を飲みながらの交流会をしている。多くの遺族も参加しており、貴重な情報交換の場になっている。



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