2009/12/9 | 奈良中学校、柔道部顧問による傷害事件民事裁判(12/8)傍聴報告 | |
2009年12月8日(火)、午前10時00分から、横浜地裁503号法廷で、奈良中学校、柔道部顧問による傷害事件(平成19(ワ)第4884)の民事裁判、口頭弁論が行われた。 裁判長は三代川俊一郎氏、裁判官は峯俊之氏、塩田良介氏。 柔道部顧問T氏が、10月27日付けで、刑事処分が不起訴となった。Kさん側は10月30日付けで審査会に不服申し立てを行っている。 このことを三代川裁判長は、「新聞報道で読みました」と言って、知っていた。 原告側の落合洋司弁護士は、「しかし、警察庁は因果関係は認定したと聞いています」とした。 不起訴が決定すれば、刑事事件での取調べの記録等がどれだけ開示されるか懸念される。裁判長の問いかけに、弁護士は「そのことは念頭において準備をしている」と答えた。 なお、前回、被告側から要望のあったX線写真のデータが、原告から被告横浜市の弁護士に貸し出された。 横浜市は、画像を見て検討するという。 また、横浜市からは、国家賠償法では、公務員個人の責任は問われないという最高裁判決が出ている。T教師が個人的責任を負う根拠を示してほしいとした。 対して原告側は、個人であったも、故意・重過失がある場合は個人も責任を負うとして、次回、書面を提出することになった。 次回は、2010年2月9日(火) 午前10時00分から、横浜地裁503号法廷。 |
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