2007/7/6 | 中井佑美さん(中1・12)いじめ自殺裁判(6/28)の傍聴報告 | |
2007年6月28日(木)、東京地裁712号法廷で、平成19年(ワ)第2491号中井佑美さんの第2回口頭弁論があった。裁判長は金子順一氏、裁判官は清水響氏、山崎隆介氏。 今回は前回より傍聴人が多く、約50名が来て、15名ほどが法廷に入れなかった。 今回、原告側は加害公務員に対する判断を下した最高裁の判例をもとに、被告側の不作為(何もしなかったこと)を問題にしている。 対して、被告の北本市はいじめの一般的な防止義務は認めたものの、本件の場合、いじめの調査をしたが確認ができなかったのであるから問題はないと主張。いじめの存在そのものも否定している。 国側も、いつ、国側の具体的には誰が、何をしたのか、しなかったのかを明らかにするように求めた。さらに、国がどういうことをすれば、佑美さんの自殺は防げたのかを明らかにするよう求めた。 しばらくは書類のやりとりが続くと思われる。今回、傍聴できなかったひとがたくさんいたことを受けて、次回9月27日(木)は10時30分から、103号の大法廷をとってくれることになったと中井さんから連絡があった。 |
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