ひたすら遊べ。     ひたすら生きろ。

小林 茂第1回作品
2000年/16mm/カラー/108分

風を切り、雲を追い、雪に舞う―

共同学童保育所<つばさクラブ>3部作

監督・撮影・ナレーション:小林茂 録音:久保田幸雄、田辺信道 撮影助手:松根広隆、柏木茂幸 製作協力:藤本幸久、
石川弘之 ネガ編集:和田至亮、高橋辰雄 音楽:喜納昌吉&チャンプルーズ、宇井ひろし、安藤京子、吉田泰三ほか 音楽録音:
小竹直樹 フィルム:コダック 現像:ソニーPCL レーザーサウンド:ヨコシネDIA タイトル:シネプレーン、淵脇国盛 協
力:「つばさクラブ」、金吉進、江村隆芳、製作協力金参加の皆さま、ほか 製作:映画「放課後」製作委員会、小林茂、協映



ハンディのある子もない子も、
ともに遊ぶ「つばさクラブ」。
カメラは、子どもたちの表情を
まっすぐに、とらえた!

こどもたちの生きる力にこそ、
希望という言葉はふさわしい。


 学童保育所は、小学生を対象に放課後の保育をするところ。札幌にある「つばさクラブ」は、中華料理店だった所を借りて、親たちが床板を張り、1985年にスタートしました。ここは父母会が運営する民間の共同学童保育所。1年生から6年生まで、障がいのある子もない子も入り乱れて放課後を過ごします。
 この「つばさクラブ」を舞台に、97年から2000年にかけて、3本の短編・中編ドキュメンタリーが作られました。はじけんばかりの表情があふれる「放課後」。思春期に入ろうとする6年生の冒険サイクリング旅行の「自転車」。雪合戦に興ずるこどもたちのエネルギーが爆発する「雪合戦」。この3本がいっしょになって、学童保育の3部作「こどものそら」となりました。

      
放課後
1997年/20分
自転車
1999年/30分
雪合戦
2000年/58分

早春のつばさクラブ。小太鼓を打ち鳴らし、エイサーのリズムに乗って舞い踊る。コマやけん玉が乱れ飛び、メンコにカルタ取り。狭い部屋はごった返し、障がい児も健常児もあったものではない。

もくもくと自転車をこぐ。ひたすら食べ、眠る。夏の北海道一週サイクリング。キャンプをしながら7泊8日、長万部から熊石まで380キロ。仲間が体調をくずした。そこにとどまるか、出発するか!? こどもたちはたくましく変貌してゆく。
白樺林の中、雪にまみれ、駆け回る。旗を取るか取られるか。ルールは「敵の玉に当たったら死ぬ、見方がタッチすれば生き返る」。雪玉にエネルギーを込め、はじけ飛ぶ。こどもたちを取り巻く社会背景にも、カメラは向かう・・・

小林茂監督プロフィール1954年生まれ。記録映画の故・柳沢寿男監督の助監督を経て、「阿賀に生きる」(佐藤真監督'92)の撮影により日本映画撮影監督協会第1回JSC賞受賞。「地域をつむぐ」(時枝俊江監督'96)、「闇を掘る」(藤本幸久監督'01完成予定)を撮影。アフリカ・ウガンダの孤児たちの写真展「ウガンダに生まれて」を開催。自らカメラをまわした本作が第1回監督作品。プラッサにも、多くの形でご協力いただいている。
映画「放課後」製作委員会

062-0054 北海道札幌市豊平区月寒東四条18丁目10−47
つばさクラブ内
Tel/Fax:011−855−7388


10日(土)より30日(金)までやんちゃにロードショー           
1:30〜4:20〜 6:40〜
毎土・日・祝日と春休み中の第1回目は、
小林監督とゲストの方による三二・イベントを開催!
詳細は、決定しだい発表します。劇場までお問合せください。
または期間中、小林監督はほぼ毎日立ち会う予定です。お楽しみに。

特別鑑賞券1,400円絶賛発売中
劇場窓口、都内プレイガイド。チケットピア他にてお求めください。
当日料金一般1,700円、大・高1,400円、中・小・シニア・障がいのある方1,000円
<視覚・聴覚障がい者の皆さまに>
3/11(日)の第1回目は、日本語字幕・音声解説をつけて上映いたします。

新宿から総武線で4分! 駅前ミニシアター
BOX東中野
Tel:03−5389−6780
WWW.mmjp.or.jp/BOX


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