マークンこと久野雅照さんは、日本最西端の島、与那国島に移り住んで15年。最初の馬、歩鼓地(ポコチ)を育てはじめたのは1985年11月のこと。馬に対する愛情と情熱は約11年たった今でも変わらない。
この島の子どもたちを馬に乗せはじめて5年目。現在の与那国馬ふれあい広場をオープンしたのは95年6月。今では週3日はクラブの日となっていて決まった子どもたちが乗りに来る。日よう日は 子ども乗馬の日、誰でも自由に乗れる日。子どもは無料。観光客も希望に応じて乗せている。
馬を通して子どもたちに“思いやり”をと願うマークン。わがままで気まぐれで、でもとっても元気が良く本当は気のやさしい島の子どもたち。今日もマークンは子どもたちと馬とのふれあいを温かい目で見守っている。
大野 京子
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