生まれたその瞬間からはじまった
拷問、差別、苦難
ひもじさ、喉の渇き、嘔吐
そしていちばん欲しかったものは
手に入らなかった…
周りの人々からの敬意
自分で自分の面倒を見て大きくなった
路上を歩いて。
非行少女、売春婦、麻薬中毒、強盗。
社会はわたしをそう見ていた。
わたしが意思に反して処女を無くしたことも知らないくせして。
暴力、レイプ、こうして
息子が生まれた。
まさか自分がこんな目にあうとは思いもしなかった。
死にたかった。
清潔な街、何もない土地、
わたしは苦しみ、ひとりでいる。
否定され、放り出されて。
これがわたしたちの人生の物語。
(詩、Brasilの13歳、Ester Ribeiro 作)
|