『印パ速報』 ピースデポ・印パプロジェクトチーム |
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●インド・パキスタンの核実験をめぐる一次情報と分析を発信する『印パ速報』
(8月17日号で第一期終了)
インドとパキスタンの核実験は、今後の核軍縮、ひいては国際政治に深刻な影響をもたらしました。国内・海外のマスメディアやインターネットに、さまざまな関連情報が大量に流れ、これらの正確な伝達と的確な分析が緊急の課題となりました。そこで、ピースデポは、市民、研究者、ジャーナリストの皆さんを対象に、核軍縮問題を中心にした印パ関連情報とその分析を、『ピースデポ・印パ速報』という形で提供していく事業に、緊急に取り組みました。
●1号につきA4版3ページ前後の、重要な原資料の邦訳を含む情報に富んだレポート。
●申し込まれた方に、ファックスまたは電子メールで送付。
●必要なときには毎日、動きの緩やかなときには週2回くらいのペースで発行。
●次のような内容をカバー。(5月11日以後の情報の整理も含む。)
核不拡散条約(NPT)体制の行方/世界的核軍縮の行方(核保有五大国の動向、非核兵器国の新提案、NGOの動向など)/朝鮮半島問題への波及/日本政府・各政党の動向/印パの核兵器開発の科学・技術的分析/印パ核実験の環境・健康への影響/印パ国内の実験反対勢力/カシミール問題など地域紛争問題/その他
『印パ速報』第1期は、第1号(7月6日)から第9号(8月17日発行)で終了しました。読者の方々、カンパを寄せていただいた方々に心から感謝いたします。今後印パ関連の情報は本モニター誌上でフォローするとともに、『速報』再開のときは、本誌上でご案内します。
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●各号の内容
◆第1号(7月6日)
●米中首脳会談とインド政府の反応
●印パは核兵器技術をどこからえたか?
◆資料(1)パキスタン・シャリフ首相の声明(全文、5月28日)
◆資料(2)印パの核開発への外国からの技術移転(表)
◆第2号(7月8日)
●インド国内での核実験への抗議の声
●日本の政党の核政策は(主要政党ごとにまとめ)
◆資料 インド核実験に反対するインド科学者の抗議声明(全文、5月)
◆第3号(7月11日)
●パキスタン、CTBTに署名の意向
●パキスタン・ラホールでの平和集会
●日本のヒバクシャ、インド・ポカランとケトライ村訪問
●国連安保理に対する印パの反論
◆資料 国連安保理決議に対するインド首相の声明(抜粋、6月8日)
◆第4号(7月16日)
●南アジアの平和・核軍縮にかかわるNGOコンタクト先(1)
●印パ核実験をめぐる世界の論調
●国連安保理に対する印パの反論
◆資料 国連安保理決議に対するパキスタン国連大使の声明(抜粋、6月6日)
◆第5号(7月22日)
●南アジアの平和・核軍縮にかかわるNGOコンタクト先(2)
●核実験禁止に関するパキスタン提案をインドが拒否
●CTBT調印をめぐるかけ引き始まる
●米中共同声明に対する印パの対照的な反応
◆資料 南アジア情勢に関する米中共同声明(全文、6月27日)
◆第6号(7月28日)
●ギャップは埋まらなかった米印会談
●CTBTをめぐるかけ引きに終始−−米パ会談
●米科学誌が印パの核実験を特集
◆第7号(8月4日)
●ASEAN地域フォーラム(ARF)に合わせたNGOマニラ会議−−米国の介入をどう考えるのか?
●印パ首脳会談−−結局対話が成立せず
●カシミールで大規模な戦闘。米、事故による偶発核戦争を憂慮
◆第8号(8月11日)
●インド政府、核ドクトリンを発表
●ベルペス・フードホイ(パキスタンの物理学者)「南アジアの核の混乱を生きのびる」(1)
●核兵器化とパキスタンの女性たち(パキスタンの新聞の論説から)
●ASEAN外相会議およびASEAN地域フォーラムの声明
◆資料(1)第31回ASEAN外相会議共同声明(抄訳、98年7月25日)
◆資料(2)第5回ARFの議長声明(抄訳、98年7月27日)
◆第9号(8月17日)
●インドが強力なミサイルの開発を開始
●印パ間の対話再開のきざし
●ペルベス・フードホイ(パキスタンの物理学者)「南アジアの核の混乱を生きのびる」(2)
●ポール・レーベンサール(米国核管理研究所所長)報告(7月16日)から「核拡散の終焉か、それとも核不拡散の終焉か」
●プラフル・ビドワイ(インドのジャーナリスト)講演(8月1−2日、東京)から「正気への道」
●印パ核実験をめぐる各国の動き(1998年8月6−11日)
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