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白い電気の魔法使いの年/前半・資料
<白い電気の魔法使い>の年/前半
1995.7.26〜1996.1.23
■預言の第3年
目次
Original Copyright (C)1995 by Jose & Lloydine Arguelles
Japanese Translation Copyright (C)1995 by Toru Takahashi




■磁気の月22日
キン115/青いスペクトルの鷲
預言の第3の年、勝利は鎮める!

 惑星キンの家族のみなさん、こんにちは。

 今日は、ハーモニック・コンバージェンスの8周年です。8年前、惑星地球上の生活がどのようなものだったか思い出すことができますか? 何と大きな変化があったことでしょうか! まさに、いまが12:60の物質主義の終わりの時であり、そして13:20の銀河文化の誕生の時なのです。

 この日はまた、「決断の52日間」の52番目の日であり、勝利の年である今年の「戦士の迷宮の旅」の最後の日でもあります。普遍的な恩赦と許しがすべての存在にとって必要とされています。もはや敵は存在せず、共感、愛、理解が必要とされ、またそれら通して、12:60の生き方によって織られた、無知の暗闇の危険に満ちた網から脱出しようとする、ただひとつの人類という家族があるのみです。

 今日、私たちは香港にいて、光の剣たるテレクトノンのゲームを楽しく完成させつつあるみずからの姿を見いだします。パカル・ヴォタンはただひとり、時間の預言はただひとつ、公認された預言のゲームもただひとつ、テレクトノン、それによって「勝利は鎮める」この光の剣。

 このゲームの英語とスペイン語の最初の版の生産は、倍音の月の初頭までに完成し、配布の準備が整うことでしょう。倍音の塔の命令を受け取るテレクトノンによって、この惑星上の光の勢力は、はじめての世界平和を確立する明確なプログラムを持った拡張する統一場として、ついに前進することになります!

 すべての人たちのための「13の月の暦に変える平和の計画」と「生物圏の恩赦」は、水晶の月の28日まで延長されます。その日、「赤い宇宙の月」は、「勝利の52日間」の最初の日となることでしょう。今日、私たちは、気高い勝利の行進で共に歩む144,000人の惑星キンです。言葉を伝え、広げましょう。真実への信仰を保ちながら。水晶の月28日、「赤い宇宙の月」の日までに、光の勢力は来たるべき7つの世代のあいだのすべての人類のための時間と生命の新しい秩序を確立し、それを祝うプログラムをはじめます!

 私たちは、勝利の年である今年全体を通して、「13の月・28日」の新しい時間の運動をより確実なものにし、またそれを前進させる戦略のさらなる詳細を提供し続けます。南米と、北米での「オペレーション・ビクトリー」の惑星キンの作業を通して、私たちは継続的な情報交換の基地を確立しました。これらの基地は、さらに拡張されなければなりませんし、そして新しい手段も模索されるべきでしょう。そうしたことを通して、人類という家族のすべての構成員が、新しい時間の普遍的な平和の計画へと共に導かれていくことになるのです。

戦争ではなく、芸術を。
剣を鍛えて、すきを作り、
私たちは再び、庭園へと戻らなくては!

青いスペクトルの猿と白い太陽の風
ホゼ&ロイディーン・アグエイアス




■テレクトノンの勝利宣言と、いくつかのガイドライン

 もしあなたが平和を望むなら、まず最初に勝利を得なければなりません。テレクトノン、預言のゲームは、普遍的なテレパシーの道筋としての13の月の暦に変えること、その勝利そのものです。テレクトノンは、聖なる源泉の啓示です。聖なる源泉はただひとつだけ、至高の神、ひとつの心、天と地のように広い地上の使者のひとつの聖なる血統、ただひとつの時間の声、ただひとりのパカル・ヴォタン、ただひとつの預言、テレクトノン。ただひとつの勝利の門である「白い電気の魔法使い」を通り抜けると、そこにはただひとつの新しい時間の施し、ひとつの道具、ドリームスペルと、ひとつの生きた預言、テレクトノンがあります。そこにはただひとつの源泉、従うべきただ一本の線があるだけであり、唯一の創造者、聖なる源泉、さらには時間の使者パカル・ヴォタンによって作られたパターンの中に逸脱はありません。私たちにとって必要なことのすべては、勝利の過程に対して百パーセント奉仕することです。

 勝利は流れました。144,000人は、13の月の新しい時間と調和しながら行進しました。いまや、勝利は鎮めます。これからは、この暦の使用をさらに促す協力者を集めるときです。バイオスフェリック・アムネスティ(生物圏の恩赦)は、預言の第3の年、水晶の月28日まで続きます。「13の月の暦」、テレクトノン、ドリームスペルから個人的な利益を得る者は、その他の12:60の制度と同様に、「白い電気の魔法使い」の年の水晶の月28日までに、誰もが、その利益がどのようにして公的に13:20の普遍的な慈善活動の実践のために使われたかを宣言しなければなりません。
 「戦争によって孤児となった子供たちに施しをし、地球の再構築のために備えれば、芸術と文化の実践が再び花開くことだろう。このような慈善を熱意をもって行なえば、すぐに金銭に終止符が打たれるのを見届けることになる」(「テレクトノン」第108節)

 テレクトノンとドリームスペルは、解釈を超えた道具です。テレクトノンは、テレパシーのテクノロジーです。ドリームスペルは、社会的な時間の生物学です。3年以内にドリームスペルの『キンの書』は、賃金奴隷性というバビロニア式の富くじにとって代わるでしょう。テレクトノンの13の月の道に従うことで、私たちは自分たちの汚した物をきれいにする四次元的なテクノロジーを示し、聖なる宇宙的な自然の法則で私たち自身を調和させます。

 「白い電気の魔法使い」、預言の第3の年は、めざましい勝利の最初の年です。この年のあいだに二つの包括的な秩序が、虹の国家の進化的な運動力を成就するために自己発生することでしょう。それは、「惑星暦(こよみ)委員会」と「惑星芸術ネットワーク」です。惑星暦委員会は、生態地域的に新しい暦と新しい時間への秩序ある移行を監督するものです。惑星芸術ネットワークは、自然の秩序と人間の行為を再統合するための調和的なプロジェクトの実施を監視するでしょう。

 グレゴリオ暦でAD1996年は、「閏年」です。曖昧にではなくはっきりと理解しなければならないことは、2月29日、もしくは閏年そのものは、すでに独断的なグレゴリオ暦のフィクションであるということです。2月29日は、宇宙的な実在物とは言えませんし、またそれは特別に組み込まれる日となる必要のあるものでもありません。現在、人類の大多数は、来年のAD1996年のこのフィクションをいまだ信じているのに対して、「13の月の暦」や260キンの銀河スピンのどちらもこの余日を認めません。

 したがって、こんどの銀河の月の22日と23日のあいだに、惑星キンは、もうひとつの「時間をはずした日」を祝うことができ、その日は、暫定的に「0.0 フナブ・ク」として知られます。2000年には、グレゴリオ暦は、過去のものとなり、もはや閏年は問題とされることはないでしょう。52年周期の中でたとえ何日でも余分の日が累積すれば、それらは祝祭として祝われることになります。それが何日になるかわかる人がいるでしょうか? 一年間の公転軌道上で、約4分の1日の余剰回転を創り出す地球のよろめきは、ひとたび私たちが正しい計時周波数に入り込めば、知的かつテレパシー的に修正されうるかもしれないのです! この問題を明確にするのは、自律的な生態地域におけるそれぞれの惑星暦委員会です。

 グレゴリオ暦の7月26日は、チラム・バラムの預言的な伝統によって祝われる同期ポイントです。古代マヤ暦にひそむフラクタル数学のコードは、普遍的なものであり、文化的な偏差からは自由なものです。銀河連盟は、すべての人たちが無料で手に入れることのできる、ひとつの言語と形を持ったコード、人類が普遍的にそこに入り込み、アクセスできるこれらのコードを再び位置づけたのです。銀河連盟の意図を尊重してください。勝利の急速な拡大を確実なものとしましょう。




■G7を克服するPANの勝利

13の月の暦に変える平和の運動の
実施要項および趣意書

預言の第3の年
白い電気の魔法使い
勝利は鎮める


アルクトゥルス作戦
スパイネット神秘劇
「銀河文化がヴェラトローパ24.3にやってくる」

プログラム・エージェント
キン11とキン22によって提出される


G7を克服するPANの勝利

13の月の暦に変える平和の運動の
実施要項および趣意書


目次

  1. <13の月の暦に変える平和の運動:銀河の戦略>の歴史の概略
  2. 惑星規模の任務、テレクトノン・ツアー:プログラムのゴールと評価
  3. G7の勃興と没落:生物圏の審判
  4. 生物圏の恩赦の授与:G7への召喚状
  5. はじめての「生物圏の権利の集会」への準備
  6. 勝利の52日間
  7. PAN、惑星芸術ネットワークが再び目覚める
  8. 惑星芸術ネットワークと惑星暦(こよみ)委員会
  9. PAN:10年計画
  10. PAN:時は芸術なり、テレクトノン−ドリームスペルに応じた
      新しい社会形態とそのゴールを定義する
  11. 日本のモデル:新しい施しと人の惑星有機体の変容
  12. 地球の上昇と銀河文化の到来
  13. 生物圏の倫理:倫理的な啓蒙となる13の月の道の原理
付録




◆1.「13の月の暦に変える平和の運動:銀河の戦略」の歴史の概略

 <13の月の暦に変える平和の運動>は、1987年8月16日〜17日のハーモニック・コンバージェンス、その世界平和の瞑想にその根を持つ銀河の戦略である。ハーモニック・コンバージェンスは、マヤの時間科学を預言的に公開したものだった。地球は、実験ゾーンの中にある星系キニチ・アハウのひとつの惑星体として存在している。実験は、自由意志に関することで、その対象は人類種である。預言は、この銀河の実験ゾーンの中の自由意志の誤用に対する集合的な解毒剤(解決方法)として起こる。

 ハーモニック・コンバージェンスは、選択性が減る13の天国と、悲運が増える9つの地獄という、古代メキシコの預言の成就だった。マヤの時間を公開したこの預言は、AD843年から1987年まで1144年間の道筋を走り抜けた。この預言の本質は、144,000人の人々が1987年8月16日〜17日の指定された時間に、世界中の聖地に集まることができれば、人類文明は普遍的な平和という新しい時代に移行するだろうというものだった。

 事実この催しは、マヤの13バクトゥン、BC3113年〜AD2012年の大周期の最後の25年への開門をしるした。ハーモニック・コンバージェンスの預言はまた、普遍的な平和が実現しうること、しかしそれには人類が物質主義的な科学技術文明を投げ捨て、自然と調和した生活へと回帰するという条件が欠かせないことを明らかにしてくれた。もし人類がそうしないと、地球規模の大異変が2012年、13番目のバクトゥンが閉じる前に確実に起こるだろう。

 このプロジェクトのために選ばれたプログラム・エージェントの質問は、次のようなものだった。「この自然への回帰を、エージェントはどのように理解したらよいか、またそれはどのようにしてもたされるものなのか?」

 このプロジェクトの本質を理解しようと、エージェントのキン11とキン22は、ハーモニック・コンバージェンスの預言の日付をあまりにも正確に裏付けてくれた時間周期を完全に受け入れた。暦の数学的な分析への研究手法を応用しながら、これらの周期に忠実に生きることで、エージェントは習慣的な物質主義のライフスタイルから自由になった。

 その結果、1989年12月、彼らは12:60、13:20の計時周波数を発見した。この発見によれば、ひとつの計時周波数が、銀河を原子構造に至るまで司っている。この計時周波数は四次元的なリアリティの秩序であり、この惑星上では唯一、古代マヤによって知られていた。この統一的な計時周波数が、13:20──ツォルキンないしは260日間の聖なる暦としてコード化されている13の銀河の音程と20の太陽周波数──である。

 12:60は、唯一、人類だけが従っている偽りの人工的な計時周波数である。12は12か月のグレゴリオ/バビロニア暦のことであり、60は機械時計の60分1時間を指す。12か月の暦と機械時計の双方は、どちらも空間における円の12分割というバビロニアの代用物に起源を持ち、それが時間という四次元的な周期の尺度にも使われている。この過ちが人類文明の骨組みとして制度化した。その結果、今日の人類は時間における過ちの中に生きている。この過ちが、人類みずからの生命維持系(生態系)とその未来の生存にとって大きな損傷の原因となっている。

 この発見により、銀河のプログラム・エージェントのキン11とキン22は、「人類はどのようにして自然へ回帰するのか、またそれはどのようにしてもたらされるのか」という質問に対しての解答を得た。もしこの時間における過ちがグレゴリオ/バビロニア暦の中に封じ込められているのであれば、人類を自然へと回帰させるように導く最初のステップは、この誤った暦を正しい13:20の計時周波数へと順応させる暦にとって代えることだろう。このようにして、<13の月の暦に変える平和の運動>という銀河の戦略が生まれた。

 この戦略によれば、12か月のグレゴリオ暦を生物学的に正確な13の月・28日の暦にとって代える作業を1992年7月26日までに行なえば、それがマヤの時間周期の必要性を満たし、人類は再び自然と調和して生き、歴史の最後の20年を完了させることができるはずだった。




◆2.惑星規模の任務、テレクトノン・ツアー:プログラムのゴールと評価

 人類は12:60の計時周波数の中にあまりにも浸されているため、1992年7月26日、<青い宇宙の嵐>のタイムシフトの呼びかけを適切に心にとどめることができなかった。エージェント11と22は、「13の月の暦」を支持し、それに形を与える四次元の時間の数学コードを解読し、これらのコードを全体的な形にまとめあげ、ドリームスペルという道具キットとして提示した。だが、人類の心はそれみずからの過ちに凝り固まっており、その結果、ドリームスペルの意味と重要性を理解できなかった。

 これがゆえに、1993年7月26日、<黄色い磁気の種>、キン144が、次の預言の周期、テレクトノンへの入り口をしるすことになった。テレクトノンの目的は、人類みずからが惑星地球の進路をより良くするための集合的な選択をするにあたって、それを妨げる自由意志の誤用を修正する手助けをすることにある。

 テレクトノン、地球精神の通話管は、パカル・ヴォタン(AD631年〜683年)の預言である。メキシコのチアパス州パレンケにある目を見張るような彼の墓は、AD692年に封印され、AD1952年に開かれた。テレクトノンとは、意図的に置かれた託宣管のことを指し、その管は地下の墳室から階段を通って「碑銘のピラミッド」の頂上の床にまでつながっている。この管がなければ、パカル・ヴォタンの墓は決して発見されなかったに違いない。

 この預言によれば、千年紀の最後の7年、1993年から2000年までは、偽りの時間の終わりの時にあたり、審判ないしはアポカリプスの時である。この間、人類はみずからを救い出し、完全な破壊を避けたいのであれば、そのためにできるたったひとつの決断がある。それは、12か月の暦を拒否し、その代わりに<13の月の暦>を受け入れることである。
 「テレクトノンがあなた方の前に立ち現われる。地球上の平和に対する神の計画、精神的な改革と救いにおける最後で唯一の希望は、28日と13の月の方法、カレンダー<テレクトノン>の瞬時の受容と採用」
(『テレクトノン、預言を語る石』第83節)

 このテレクトノンの預言を成就するために、エージェント11と22は、任務として2年間のテレクトノン・ツアーを与えられた。任務たるツアーの目的は、預言と「13の月の暦」の必要性を広く知らしめること、さまざまな環境で12:60によってもたらされた状況を調査すること、銀河文化のプロジェクトの確立にふさわしい場所を確認すること、そしてG7の消滅を監視することだった。

 1994年7月26日、<赤い月の月>までに、任務たるテレクトノン・ツアーは、<13の月の暦に変える平和の運動と平和の計画>を生み出した。<13の月の暦に変える平和の計画>は、国連、ユネスコ、さまざまな国家政府の元首、法王ヨハネ・パウロ二世、そして多くの草の根の集団や組織に向けて提示された。この平和の計画には、はじめての世界平和、1995年〜2000年のための提案「文化による平和、生物圏主体の平和」を含んでいる。

 そして、1995年7月26日、預言の第3年、<白い電気の魔法使い>に暦を変えるプログラムの最初のゴールがめざましい勝利を得た。その結果<13の月の暦に変える平和の計画>は改善され、この趣意書を含めた「生物圏の恩赦の授与」へと組み入れられた。銀河文化のプロジェクトを確立する基地は、メキシコ、南アメリカ、北アメリカ、西ヨーロッパ、そして日本で確立されている。

 それに加えて、ネットワーク手段であるオペレーション・ビクトリー(OPERATION VICTORY)とビクトリー・ネット・ヨーロッパ(VICTORY NET EUROPE)が、新しい暦と関連情報を世界中に広げている。そして最終的に、この報告書の後半にあるように、独特な文化を持つ生態地域である日本列島が、新しい時間への全面的で社会的な変換のパイロット・モデルとして選ばれた。

 G7の消滅を監督するテレクトノン・プログラムのゴールもまた獲得された。これに関する報告は次の通りである。




◆3.G7の勃興と没落:生物圏の審判

 テレクトノンの中で、G7とは物質主義が具体化した力に与えられる名称である。Gは銀河(GALACTIC)の力を指し、7は第7番目の惑星軌道、土星を指す。この第7番目の軌道で維持されている銀河の力は、豊かさの力である。G7は、精神的な豊かさが物質主義を誤用する力へと逸脱したことを表わし、テレクトノンのプレイングボードで、バベルの塔の頂点の位置を占める。バベルの塔とは、13バクトゥン、BC3113年からAD2012年の長さにわたって集積した12:60の過ちに対して与えられた名称である。

 人類の心がみずからの過ちの中にますます凝り固まる要因であるG7と、それを克服する戦略は、ドリームスペルの中にも描写されている。
 「13の月の暦の実施を通して13の力を回復することで、土星の7の力は抑えられるだろう」
(『ドリームスペル・テキスト』15ページ)

 1974年、この土星の7の力が、G7、グループ・オブ・セブンという形で具体化した。それは、最も産業化した7つの国:米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、そして日本である。

 1990年までに、G7は本質的にCIAによって召集された銀行家や各国蔵相の隠れた同盟になっていた。ロシアにおける共産主義の崩壊と冷戦の終結に引き続き、G7は惑星地球の力を強奪し、人類の心とその文明に対して一方的な支配を我が物にした。この前代未聞の世界の乗っ取りは、「天における戦い、その最終闘争」として知られる状況を引き起こした。「天における戦い」とは、真実と虚偽のあいだの自由意志ゾーンの戦闘である。最終闘争とは、完全に開花した偽りの時間12:60の価値と、<13の月の暦に変える平和の運動>および13:20の計時周波数の回帰の推進力による真実の上昇とのあいだの闘争である。

 1990〜95年は、最終闘争の時間ゾーンをしるしている。3年間、G7は疑問視されることのない権威でもって支配した。1993年、テレクトノンの預言の登場は、<13の月の暦に変える平和の運動>が克服するべき根源的な力としてG7を選び出した。
 「<月の月>がその堤防からあふれ出すとき、G7はもはや存在しない」
(『テレクトノン、預言を語る石』121節)

 <赤い月の月>の年は、1995年7月25日、<時間をはずした日>に終わりを告げた。預言の第3年の28日間ある<月の月>は、1995年9月19日に終わる。この日付の時点でG7は本質的に溶解され、その同盟による機能がもはや効力のないことを知らされることになる。それにもかかわらず、G7に仕えるすべての人類は、水晶の月28日、6月26日<13の月の勝利の日>までに生物圏の恩赦を授与される。

 「ビジネスにとって悪いことは、生物圏にとっては良いことである」という言葉が、G7に対する生物圏の審判を総括する。G7が経済政策と経済成長として追求していることは、実際には生物圏の犠牲のうえに成り立っている。G7がみずからを継続的に存続させると、それは生物圏の倫理の領域の外に立ち、生物圏の管轄外にみずからを置くことになる。したがってG7は、生物圏の追放者(無法者)──生物圏の13:20の時間の法が司る領域の外側で機能する──である状況に対して告訴され降格される。G7に帰すべき処罰は、それみずからの内側からの溶解である。

 G7の内的な溶解の原因は、生物圏を司る機能法則と原理に関する生物圏の倫理の欠如にある。G7の生物圏を破壊する「時は金なり」の政策から離れたところに導く倫理の道は、いまや<13の月>の倫理──生物圏と調和したくらしみち──を歩くことで獲得されうる。




◆4.生物圏の恩赦の授与:G7への召喚状

 現在の時代遅れで不規則な12か月の暦を、調和的で生物学的に正確な13の月・28日の暦に代えることで、人類はみずからの新しい誓約を用意する。13の月の新しい時間に基づいた誓約は、暫定的に「生物圏の権利の誓約」として知られるようになるだろう。

 ひとつの種としての私たち人類が、より大きな、生きた全体性、惑星地球の生物圏の中で相互に依存したつながりを形成していることに気づくときが来た。生物圏と自然のより大きな周期の中に、私たちを調和的に位置づけてくれる生物学的に正確な暦を採用することで、私たち人類は人の作り出した人工的な法によって生じる私たちの権利ではなく、生物圏そのものによって決定され授与されている権利を受け入れる。生物圏の恩赦は、水晶の月28日、1996年6月26日、<13の月の勝利の日>の日付から授与され、効力を持つようになる。

 少ない数ではあるものの、臨界点に達した数の人類がすでに13の月という新しい暦を採用し、そこに入り込んでいる。偽りの12:60の時間から正しい13:20の時間へと平和的で秩序ある移行を確かなものとするために、生物圏の恩赦が既存の人類組織のすべてに授与される。それは、その組織のリーダーと構成員たちが、暦を変えることの意味を把握する時間と機会を得て、新しい時間の生物圏の規準に応じた再組織化に備えるためである。

 心にとどめておくべき大切なことは、惑星の生物圏の視点から見ると、意図的に生物圏──人類の生命維持系──を混乱させ、破壊している12:60の計時周波数の中に、人類の生活と文明が継続的に存在しているということである。集合的な惑星規模の自殺行為を食い止めるために、「文化による平和、生物圏主体の平和」が生じた。

 さらに、人類の現在の状況がG7として知られる産業的な銀行家同士の同盟によって支配されているということを踏まえると、G7のリーダーである蔵相や銀行・企業の重役たちに、この召喚状を受けとめ、それを真剣に考慮し、生物圏の観点からすると、彼らの選択可能性はもはや閉じてしまっていること、彼らの権力支配が終わったことをはっきりと伝えなければならない。生物圏の恩赦は、G7とそれに織り合わさった盟友であるユーロ12に、古い時間の秩序から創造的に抜け出すことがまだ可能であるということを理解してもらう、名誉ある威厳を保った方法を提案する。

 この目的のために、<13の月の暦に変える平和の計画>と<文化による平和、生物圏主体の平和>、さらにはそれに付属する資料(「生物圏の誓いと生物圏の恩赦の授与」、「惑星地球を元に戻すための人々の決議」、「1996年7月25日、普遍的な停戦に向けての請願」)が慎んで提出される。加えて、来たるべきはじめての「生物圏の権利の集会」が1996年3月17日〜21日、太陽の月11〜15日に、ブラジル・ブラジリアのWORLD PARLIAMENT OF ECUMENICAL UNITYで開催されることも伝えられる。




◆5.はじめての「生物圏の権利の集会」への準備

【前提】

 生物圏は、相互依存の統一の原理によって支配されている。その構成要素のそれぞれおよびそのすべては、この同じ原理によって制御され、特徴づけられている。したがって、そこには、ひとつの海、ひとつの大気、ひとつの地球、ひとつの水があり、どれも分けることはできない。同様に、生命のDNAもまたひとつの全体性であり、そのひとつの生命の生態的多様性もまた、相互依存の統一という同じ原理によって存在している。

 生物圏の宇宙的な存在物として最も基本的な二つの基盤である時間と空間もまた、互いに結びついた相互依存の統一である。人類種は、本来、相互依存の統一という同じ原理に制御されているにもかかわらず、唯一、この統一の法則からの例外ともなっている。

 唯一、人類種だけが、その信じるところにより、架空の国境で地上を分割することを主張し、さらに防衛上、地球を破壊する戦争を行なっている。唯一、人類だけが、みずからの信じるところを宗教の派閥へと分割し、同じ宗派を共有できないという理由で、他の人々を殺している。そして最も根本的なことは、唯一人類だけが、生物圏の他の領域とは切り離された時間の中に生きているということである。

 唯一、人類だけが無慈悲にも加速されつつある時間の機械化によって生き、その結果、時間の機械化が人類を支配し、機械の生産と創造が人類の人口を日々増大させている。この機械と人口増加という二重の指数関数的な加速が、惑星の生命資源を枯渇させ、驚くほど急速に生態多様性を消滅させている。またそれにより、前代未聞の有害廃棄物の生物・地球化学的な変容が、生物圏そのものの相互依存構造を脅かしている。偽りの12:60の時間の中に生きることで引き起こされ、また維持されているこのプロセスは、生物圏のひとつの犯すべからざる法則──相互依存の統一──に違反する、完全に限度を越えた非倫理的、非道徳的な放縦と見なされなければならない。

 人類だけが、現在の生物圏的な混沌状態と破壊的な状況を創り出した。人類だけが、時間において同期のとれたみずからの自由意志を集合的に使うことで、この状況を終わらせることができる。この自己破壊的な道を止める呼びかけの第一歩は、他の生物が生きており、また制御されている生物圏の自然の計時周波数に私たち自身を再び位置づけることである。これが、<13の月の暦に変える平和の運動>の目的である。暦を変えることは、私たちの現在の進路を止め、私たちの年間の計時周波数を、不規則で自然でない12か月の周波数から、規則的で調和のとれた生物学的な28日が13月ある周波数に、根本的に変化させることである。

 この私たちの計時周波数における根本的な変化は、相互依存の統一という生物圏の原理に基づく新しい誓約を確立する機会となる。このようにして人類は、古い暦と古い時間の中に巻き込まれた制度的な秩序の中の奴隷状態と自己防衛的な罠から、みずからを救い出すことができるだろう。

 はじめての生物圏の集会の目的は、新しい暦を使って人類社会の迅速な変容のための実践的な計画を作り上げ、生物圏の宇宙的な秩序の中での再度の協力関係を確かなものとする相互依存の統一の原理と一致した、私たちの生物圏の権利を確立することとなるだろう。それぞれの人間の生物圏の権利を定義するうえで、金銭の問題は、現在人類を支配している時間の機械化とあまりにも密接に関連しており、直面せざるを得ない。金融のシステムは、継続的に人類種の中でますます拡大する不平等を創り続け、いまや地球規模の企業による単一文化という不毛な物質主義の中で種の維持を行なう、無慈悲な政策の主要な道具となっている。

 ただ(無償)の海。ただの大気。ただの水。ただの生命。これらは、それぞれ互いに他者に対して影響を投げかける、相互依存周期の圧力関係によって存在するその他すべての生物種が享受している権利である。これらは原則として、個人が生まれる権利を持つとするなら、それと同等の権利である。

 この集会の目的は、生態地域主義の国境のない原理と一致した、これらの権利に対するさらなる定義を与えることである。また最も重要なことは、生物圏の倫理の原理がはっきりと定められた筋道の中で、その倫理の回復に対する手段を決定することである。

【集会の成果】

 相互依存の統一という生物圏の原理と、新しい人類の誓約を暫定的に構成するそれぞれの人間に授与されている付随する権利をはっきりと表明すること。この誓約は、古い12か月の暦に代わる新しい<13の月の暦>という手段を通して制定されることになり、「文化による平和、生物圏主体の平和」として知られる、履行、回復、そして変容のプログラムが、1996年、米国ジョージア州アトランタで開かれる夏期オリンピックの時に惑星全体に宣言される。

 進行中の生物圏の権利の履行は、<13の月の暦に変える平和の運動>として知られる平和の旗のもとに、生態地域的に運用される調整されたグループ、<オペレーション・ビクトリー>、<ビクトリー・ネット・ヨーロッパ>、<ビクトリー・ネット・ジャパン>、そしてWORLD PARLIAMENT OF ECUMENICAL UNITY、倫理研究所、その他すべての調整グループの責任となるだろう。




◆6.勝利の52日間

 預言の7年のそれぞれの年のあいだの移行は、「13の月の暦」の完全な52週および太陽銀河周期を司る52年のフラクタルな比である52日間の周期でしるされる。この52日周期は常に、現在の太陽銀河年の水晶の月28日から翌年の磁気の月22日(グレゴリオ暦では6月26日から8月16日)まで続く。これらの52日周期は、預言の移行を示す。

 預言の第1年から第2年のあいだの移行は、「真実の52日間」として知られていた。この期間は、預言の真実を確立した。預言の第2年から第3年のあいだの移行は、「決断の52日間」として知られていた。この期間は、「13の月の暦」を受け入れ、それによって生きる144,000人の決断を確立した。

 現在(第3)の預言の年と第4の預言の年のあいだの来たるべき移行は、「勝利の52日間」として知られる。この期間は、<13の月の暦に変える平和の計画>の勝利を確立する。「勝利の52日間」の初日、水晶の月28日、グレゴリオ暦の1996年6月26日は、銀河暦でキン169、<赤い宇宙の月>(13・月)であり、したがってこの日は<13の月の勝利の日>として知られ、また祝われる。

 1996年、ジョージア州アトランタの夏期オリンピックは、この52日間の預言の移行の期間<勝利の52日間>に開かれ、すべての調整グループは、生物圏の恩赦の完了と、第一段階の生物圏の権利および倫理的な決議の履行を祝うことを求められる。この決議に含まれるのは、平和競技の祝祭(オリンピック・スポーツ)でしるされる新しい暦への平和的な移行を祝うための惑星規模の52日間の普遍的な勝利・停戦と、新しい協力のオリンピック、惑星芸術ネットワークの「芸術のオリンピアード」の立ち上げへの呼びかけだろう。

 最終的に、銀河文化の継続的な勝利を確実にするために、<勝利の52日間>のあいだ、日本のモデルが新しい時間への全面的で社会的な変換の最初の段階をはじめることになる。




◆7.PAN、惑星芸術ネットワークが再び目覚める

 G7を克服する勝利の意味は、バベルの塔が倒れ、時間を知らないことから解放されて13の月、時間統治の道──地上の天国──へと回帰することである。生物圏は倫理的なガイドラインをもたらし、惑星芸術ネットワークがその方法となる。

 預言の第3年のお告げは、「聖なる戦士」の回帰によってしるされている。聖なる戦士とは誰で、その戦士を聖なる者とする任務はどのようなものだろうか?

 聖なる戦士は、攻撃心や侵略心をまったく持たずに、来たるべき7つの世代に向けて、すべての存在の利益のために創造的に働く者のことである。聖なる戦士は、どんな同属偏愛思想にも関与せずに、すべての生命が神聖であることを理解する。また、彼(彼女)は進化の宇宙的な周期のこの瞬間のために、12:60の産業的なエントロピーの繭からの人類の浮上を共同創造と協力を通して助けるために、みずからを時間と自然の正しいリズムに調律する。この聖なる任務は、統一的な聖なる目的と普遍的な計画が一体となって、PAN──すべて、全体、統一──と呼ばれ、惑星芸術ネットワーク(PLANET ART NETWORK)の出現形態によって包含される。

 さまざまな芸術を統一し、人類社会のゴールおよび秩序としての芸術を宣言する時が来た。これは、13:20の「時は芸術なり」と一致している。芸術は、暴力的で無秩序な価値の堕落と、近づきつつある生物圏の破壊をもたらした、機械とそれに付随する12:60の物質主義のテクノロジーによって創り出された問題を解決する唯一の非攻撃的な手段である。それはすべて、新しい時間へのシフトを第一優先するという単純なシフトの問題である。「戦争ではなく、芸術を!」。しかし芸術は、統一しなければならないし、統一されたものでなくてはならない。芸術は、利益のためでも、個人的な利得のためでもなく、人類がひとつの惑星規模の全体性であることに気づくという目的のためにある。

 PANは、ダルマ芸術の原理に根を持っている。「ダルマ」とは、普遍的な規範のことを意味するのに対し、芸術はこの普遍的な規範を毎日の生活の最も細部に至るまで表現すること、それを抑えつけることなく実践することである。「私たちが生きる人生とは、私たちが捜し求めている儀式」が、ダルマ芸術を実践するキー・スローガンである。

 ダルマ芸術はまた、自然の秩序ないしは上方の<天>と下方の<地>、そして天と地を結び付けるその間の<人>という階層を認める。この三重の秩序原理は、ダルマ芸術の限りない現われの中に明白かつ暗黙裡に存在している。普遍的な規範の表現として、13:20とも同一視できるダルマ芸術は、特定の信条と同一視されることはないものの、すべてを含む、本来的に神聖なものである。

 平和を確立し、聖なる秩序へ回帰する手段としてのダルマ芸術は、地球規模の平和の基礎である。その原則を拡張し、世界中の芸術家へ行動を呼びかけるために、ダルマ芸術は惑星芸術ネットワークとなる。本質的に行動を呼びかけることとは、芸術家のための時代が来たことを宣言することだ。そして、人類社会の未来の形の方向を決めたり、それを創り出したりするのはこれら芸術家であって、軍隊の指揮官や銀行家ではない。PANのビジョンは、儀式的に調整がはかられたテレパシー的に実践される芸術創造の新しい形と、それによって時間において同期する地球と人類の統一に基づく。

 ハーモニック・コンバージェンスという世界規模の瞑想は、この種の惑星芸術ネットワークのプロジェクトの初期の例である。生命を深化させる任務を確かなものとするため、PANは平和の旗の「文化による平和」のビジョンと密接に結びついている。「文化による平和、文化を通しての平和」は、1930年代の世界平和運動で、その主たる業績はレーリヒの平和条約の創造(1935年)だった。

 この平和条約は、戦時中に芸術的、科学的、教育あるい文化的な記念碑と建造物のすべてに平和の旗を掲げることを公的に呼びかけるものだった。そしてそれはいまも平和の有効的な手段として国際法で認知されている。PANのひとつの目的は、生物圏の権利の新しい時間のために、この平和の手段を再び完全に目覚めさせることだ(付属資料、「惑星地球を元に戻すための決議」、「裁きにかけられる国連」、そして「文化による平和、生物圏主体の平和」を参照)。




◆8.惑星芸術ネットワークと惑星暦(こよみ)委員会

 冷戦の終結から5年を過ぎ、G7の単独支配、核政策とそれによる災害が、いまだにこの惑星の舞台の出来事を決定づけている。「戦争と、戦争の噂」、テロリズムと陰険なあらゆる種類、あらゆるレベルのマインド操作が、かつてないほど惑星芸術ネットワークをより強化する必要を生んでいる。

 ハーモニック・コンバージェンスから8年後、<13の月の暦に変える平和の運動>はめざましい勝利と預言の第3年をしるし、惑星芸術ネットワークの新しい呼びかけを響かせた。前代未聞のネットワーク的な統一と調整が、オペレーション・ビクトリーと、ビクトリー・ネット・ヨーロッパを奮起させ、さまざまな自律的、自己組織的なラテン・アメリカの13の月の暦に変える平和のグループと結びつくようになった。オペレーション・ビクトリー・ジャパンはいまや形成されつつある。

 13の月の新しい時間、究極的には四次元で機能する新しい時間のリアリティに入ることは、さらに別なレベルのグループの調整を必要とする。それは惑星暦委員会(PCC:PLANETARY CALENDAR COUNCILS)と惑星芸術ネットワーク(PAN:PLANET ART NETWORK)である。原則的にPCCとPANは真の時間という新しいの鳥の両翼である。PCCは13:20プログラムの内容と教育に責任を持ち、これに対してPANはその実行にあたってのパターンや形態に責任を持つ。

 理解しなければならないことは、これからの3年ないしは5年のあいだに、次第に現在の社会形態は、新しい時間の周期的な秩序に従属し、またそれによって変容させられるだろうということである。「13の月の暦」の人類領域における調和化のプロセスを大きく支援するのは、預言のゲームであり、テレパシー・テクノロジーである「テレクトノン」と、四次元の時間を航海する道具キット「ドリームスペル」となるだろう。これら3つの手段は、銀河文化の基礎となる時間の銀河的な知識、その3つのレベルを形づくる。

1)『13の月の暦』は、人が偽りの12:60の時間(12か月の暦)と真の13:20の時間の違いを実際に学び、体験する場としての銀河幼稚園を構成する。

2)『テレクトノン、預言のゲーム』は、13の月・28日の普遍的なデイリー・クロノメーターと、テレパシー・テクノロジーに関する初歩的な原理を紹介する。テレクトノンの使用とその実践は、銀河小学校ないしは銀河中学・高校を構成する。

3)『ドリームスペル、時間船地球2013の旅』は、四次元の時間を航海するための完全な証明と操作ツールから成っており、銀河大学の完全なカリキュラムを提供する。

 これら3つの教育ツールの生産を管理するのは、生態地域ベースで機能するさまざまな<13の月の暦に変える平和の運動>のビクトリー・ネットワークの責任となるだろう。主に個人や企業の後援と配布が「ポトラッチ」(贈り物)の原理に応じて行なわれるのが最も望ましいゴールではあるものの、当座はすべての利益がネットワークの運営を支え、教師の生計のために使われる場合に限り、単純なダイレクト・マーケティングのアプローチがとられることだろう。

 惑星暦委員会の主要な機能のひとつは、生態地域のビクトリー・ネットからのカレンダー、ゲーム、キットの購入と配布を調整させ、さらに教師、市場、教育プログラムを調整させることにある。他の光のグループや積極的な社会活動組織と共同して動くPCCのゴールは、既存の12:60の社会形態に変容のプロセスを導入することにある。

 惑星芸術ネットワークは、惑星芸術の催しを調整させ、同期をとるための世界中の芸術家の統一体であり、複数のPCCによってはっきりと表現された、新しい13:20の社会形態の実験や実行を育む。PCCとPANは、相互に自己組織的であり、自律的、自己発展的である。PCCは特定の地域で機能し、これに対してPANは地球規模で実行する。特定地域のPCCは、その年の惑星奉仕の波動魔法期と一致した形で会合ないしは円卓(会議)のスケジュールを組んでもよい。複数のビクトリー・ネットやPCCを通して世界中で相互に連絡を取り合いながら、新しい知識を統合するために、プログラムを学び、定期的なシンポジウム、会議などを後援する調整活動が行なわれる。

 PCCは、聖なるものを回復する精神的な<13の月のビクトリー基地>を地上化するノード(結節点)である。これらの基地から運営されるPANは、精神的な<13の月の勝利・聖なる戦士>プログラムを実行する(付属の「時は芸術なり、PCC−PAN/組織モデルの図」を参照)。




◆9.PAN:10年計画

 PANは、13:20の周期とその計時周波数に一致しているために、宇宙的に定められているものである。13の月のPAN・勝利の行進、1995年〜2005年は、生物圏を保護する刷新された計画であり、G7に対する解答である。PANは、<13の月の平和の計画>を預言の第3年、水晶の月28日<13の月の勝利の日>の生物圏の恩赦の完了をさらに前進、拡大させる。来たるべき勝利の52日間とPANの最初の「協力のオリンピック」は、完全な惑星変容の10年計画のほんのはじまりである。

 PANの10年計画は、はじめての世界平和1995年〜2000年の5年と、はじめての地上の天国2000年〜2005年を含む。ハーモニック・コンバージェンスの預言の中で起こるPANの10年計画は、歴史の最後の13年間の<倍音の塔>から、はじめての地上の天国の13年間の<倍音の塔>までの重要な期間を占める(『ドリームスペル』の銀河の羅針盤のスリップカバー、<時間船地球2013、26年のカウントダウン>を参照)。

 銀河連盟の文化戦略と一致したPANの10年計画は、太陽銀河年、1995年から2005年までの名前と機能にコード化されている惑星奉仕の波動魔法期によって定義される。歴史の最後の5年間、波動魔法期は反対に機能する。千年紀の時点で波動魔法期は四次元的な、反時計まわりの方向へと回転する。すべての太陽銀河年は、グレゴリオ暦の日付で7月26日にはじまり、翌年の7月25日に終わる。

T. 歴史の最後の13年間の波動魔法期、その最後の5年間

 1995〜1996:倍音の指令の塔、白い電気の魔法使い、預言の第3年、
「勝利は鎮める」、惑星芸術ネットワークを活性化させる。

 1996〜1997:第3の自己存在の形の部屋、青い自己存在の嵐、預言の第4年、
「勝利は確立する」、13の月・PANの社会秩序と生物圏のゴールを定義する。

 1997〜1998:第2の電気の奉仕の部屋、黄色い倍音の種、預言の第5年、
「勝利は解き放つ」、13の月・PANの社会秩序と生物圏の任務を命じる。

 1998〜1999:第1の月の挑戦の部屋、赤い律動の月、預言の第6年、
「勝利は清める」、生物圏の浄化において、すべて人の芸術活動の平等性を運営管理する。

 1999〜2000:磁気の目的の門、白い共振の魔法使い、預言の第7年、
「勝利は果たす」、タイムシフトの完了という偉大な芸術のために地球に調律する:生物圏から精神圏への移行。

U. 13年間の地上の天国、その最初の5年間

 2000〜2001:磁気の目的の門、青い銀河の嵐、地上の天国の第1年、
PANが統一された意識における銀河進化的なモデルとしての地球を確立する。

 2001〜2002:第1の月の挑戦の部屋、黄色い太陽の種、地上の天国の第2年、
PANがバイオテレパシー的な規範である太陽意識を悟る意図を脈動させる。

 2002〜2003:第2の電気の奉仕の部屋、赤い惑星の月、地上の天国の第3年、
PANが太陽意識の実現のために、社会形態の奉仕を通して惑星秩序を現わす。

 2003〜2004:第3の自己存在の形の部屋、白いスペクトルの魔法使い、地上の天国の第4年、
PANが太陽意識の解放のために、これまでの獲得手段のすべてを溶解する社会的な智恵を得る。

 2004〜2005:倍音の指令の塔、青い水晶の嵐、地上の天国の第5年、
PANが来たるべき銀河連盟の緑の中央の城への参入に触媒作用を及ぼすために、惑星の円卓で銀河記憶の普遍的な協力を得る。

※注:太陽意識とは、環境調和の新しいレベルでの種の遺伝子コードを安定化させる、四次元のテレパシー的な秩序を指す。




◆10.PAN:時は芸術なり、テレクトノン−ドリームスペルに応じた
  新しい社会形態とそのゴールを定義する

 残された預言の年の5年間、PANは人類社会の新しいテレパシー的な秩序の神経系として出現する。すべての社会形態は、しだいに13の月の新しい時間の形と秩序に従属し、それによって変容されるようになる。3年間以内に、金銭は社会の組織化原理や人工的な富の集積のための手段であることを止めるようになる。これが起こるにつれて、真の時間が至高の秩序原理として出現するようになり、現在の社会的な相互作用の形は、洗練の度合いを増した芸術的なレベルを獲得するようになる。

 13の月、テレクトノン、ドリームスペルに本質的に備わっているのは、新しい社会組織とふるまいの形である。13の月の暦は、人類の生物学的な周波数を、その自然の年間リズムに応じて再組織化する。その効力は当初、微妙なものだが、1年たつうちに内的な調和を確立し、2年たつとテレパシー場を引き起こす。これらの効力は、機械のライフスタイルを相殺する回復力と同時に、13の月の新しい暦に従う集合的な人数をその数において累積的に増やす働きを併せ持つ。

 13の月の暦に従う人類の数が増えることによって創り出される全体的なバイオテレパシー共振場は、テレクトノンによってさらに増大する。16日間の戦士の迷宮を含むテレクトノンの旅に28日間、毎月従うことで、人類のバイオテレパシー的な回路は、増大する意識的な表現と有効性を獲得する。

 テレクトノンのプレイングボードとデイリー・クロノメーターは、新しく開発されたテレパシー・テクロノジーの根本である。本来的にテレクトノンが備え持つのは、心の無意識場と潜在意識場を貫く複数の時間周期の積み重なる層である。テレクトノンの持つ効力の概要は、52枚のカードの部分要素のひとつ「失われた惑星をあがなうテレパシーの書」の表題に描写されている。

 13の月の暦とテレクトノンが、人類を惑星の生物圏の中での正当な役割と場へと生物学的かつテレパシー的に回復させる目的を実現するのに対して、ドリームスペルは、新しい時間の社会再組織化要因を提供する。13の月・テレクトノンの母体の中で統合されることで、ドリームスペルのプレイは、「時は芸術なり」という前提を最大限に実現する。

 ドリームスペルは、13:20の時間の相互作用的な秩序の完全な補完物を提供する。13の月とテレクトノンが、時間における三次元の過ちから、時間とテレパシーの四次元的な優越性への移行に必要なのに対して、ドリームスペルは、その惑星規模の実現に向けて進化する人類の実際的な芸術作業を確立する。

 惑星暦委員会の主要な機能のひとつは、さまざまな13:20の計時周期に関する活動へ向けての教育である。惑星芸術ネットワークの目的は、この13:20の周期で動く、その数において増えつつある人類を、惑星芸術というより大きく、より統一された行為へと調整をはかり、相乗効果を引き出すことである。

 特定地域のPCCの仕事は、古い時間の思考やエネルギーを、新しい時間のより目的のはっきりした秩序へと変換するために、新しい周期を使う方法を模索することで、その周期は次のように概括できる。

T.バイオテレパシー的な周期(364日+1日)

[28日周期]:基準となるバイオテレパシーのリズム、1年に13回、人類種の生物圏の常態を再確立するための周期。

[1週間/7日]:三次元の時間秩序から四次元のテレパシーへと移行するための基本単位。4週間のそれぞれの週が、宇宙の形という預言の力を持っており、これが28日間のテレクトノン周期、1年で52週を構成する。

[16日間の戦士の迷宮の旅](毎月28日間のうち7日から22日まで):おおもとの聖なる計画とリアリティの秩序である立方体の法則を回復する目的を持つ、心、精神、意志の集合的・テレパシー的な統一のために強化された時間の範囲。

[13の月の惑星奉仕の波動魔法期]:惑星奉仕のために集合的に組織化された年ごとの回復力を持ったバイオテレパシー周期。それぞれの年に千年紀の預言の完了と、生物圏の堕落から精神圏の高揚へという人類社会の変容を実現する特定のゴールがある。それぞれの年の波動魔法期は、13キンの波動魔法期(次の記述を参照)としてのパルサー組織と同じ原理に制御されている。

U.銀河の四次元周期(260キン)

[13キンの波動魔法期]:四次元的なリアリティの秩序を確立するマスター銀河計時周期。時間の幾何学を創り出す4つの相互作用的なパルサーとして組織化されており、「パルサー爆弾」を確立するためのロールプレイングの母体を提供する。パルサー爆弾は、有毒廃棄物を除去しながら、宇宙的な意識を確立するテレパシー的な目標プロジェクトに焦点化する。それぞれ4つの波動魔法期を持つ52日間の<城>へと組織化され、それぞれの城は、銀河意識の第5の力の秩序の基本的な音程とリズムを定義する。260キンのスピンごとに20の波動魔法期があり、13の月・1年ごとに28の波動魔法期がある。

[20キンの調波行程]:惑星芸術作業のリズムのためのマスター・オーガナイザー。みずからの銀河の署名に応じて機能する惑星キンのチームに基づく、それぞれの銀河の署名は、組織化の4つの異なった秩序によって決定される20キンの調波行程の中で多重の機能を持つ。1銀河スピンごとに13の調波行程がある。どの調波行程でも竜から太陽までの銀河の署名の太陽の紋章によって、あらゆる惑星キンは、20キンの調波行程の中でひとつの位相ないしは別な位相で4つの秩序に参加する。

 1)[氏族:環境業務]4つの氏族は、5キンの色彩単位であり、4つのマスター色──黄色い火、赤い血、白い真実、青い空──でそれぞれコード化されている。あなたは自分の5キン単位の中で、その位相の環境的な生物圏の秩序を開発する責任を持つ。

 2)[時間セル:芸術業務]それぞれ4つのキンを持つ5つの時間セルは、一貫した情報周期──入力、保存、処理、出力、母体──として組織化されている。銀河の署名の位置により、あなたはこれら5つの時間セルのどれかひとつに参加し、20キンの芸術プロセスの位相の運営管理を手伝う責任を持つ。

 3)[地球家族:家庭業務]時間の20の部族は、5つの地球家族として組織化されている。20キンの調波行程の中で5キンごとに、特定の地球家族がある。これらは、あなたが家庭業務──料理、部屋をそうじする、など──に参加するときに、そのキンを司る。

 4)[色の家族:マスター・コーディネーション]それぞれの銀河の署名は、4つの色のグループの位置のひとつに属する。赤は創始し、白は洗練し、青は変容し、黄色は熟成する。4日ごとに色を確定することで、あなたは社会プロセスのマスター・コーディネーションに参加し、氏族、時間セル、地球家族の業務に交差する。このようにして色の家族は、四次元の虹の国家の実現を現わす。これらのモデルに従事することで、惑星キンは惑星キンとしての新しい役割の割当てを決める銀河籤(クジ)を創り出し、前代未聞の社会的、性的に平等なレベルの確立を助ける。


20本の手と足の指:身体は、生きた太陽心の道具。
28日、月の生物学的な周期で、ひとつの月の生活を生きる。
ひとつの太陽心、ひとつの月の生活が
銀河時間に生きるひとりの惑星キンをつくる。




◆11.日本のモデル:人の惑星有機体の新しい施しとその変容

 「時は芸術なり」の新しい秩序を生態地域的に実行するのに必要なことは、産業生産から芸術的な組織へと、意志や優先順位を集合的にシフトすることを決意する、特定文化の生態地域の事例である。銀河プローブ(探査)のエージェント、キン11、キン22の評価によれば、文化的な生態地域で、この種の急速かつ前代未聞のシフトを成し遂げる準備が最も整っているのは、日本である。

 日本列島という生態地域の中で、日本の文化は、人のトランスフォーマー(変容させる能力を持つ)酵素を表わしている。日本は、その歴史の中でさまざまな変容位相を通して、精神的、芸術的、社会的な洗練さの度合いにおいて、並ぶもののないレベルを維持してきた。その最も近年の変容は、1945年8月6日と9日、広島と長崎に落とされた唯一の破壊的な影響力を持った原子爆弾のあとに続いた。産業化された武士道の戦争文化から二世代で、日本はテクノロジーの革新において世界のリーダーになった。

 心にとどめておくべき大切なことは、これらの二世代は、国内的な闘争を体験していない平和の世代であり、また国外的にも軍事力を開発していないということだ。したがって、その間、どんな地球規模の軍事的な侵略にも関与していない。日本は、経済的、テクノロジー的に無類の優れた能力を持っていたために、アジアで唯一のG7のメンバーとなった。三次元の物質主義の頂点を極めるほど進歩したにもかかわらず、基本的に平和な文化は、その根に深い精神的な文化があることを裏付けている。

 最も高度な組織レベル、また若者文化全体の中には、現在の物質主義のプロセスではもはやこれ以上先には進めず、新しい方向が模索されなければならないという予感もある。<13の月の暦の平和の運動>は、数においてこそ少ないものの、巧みにマス・メディアを通して、特に若者向けの雑誌や漫画など、一般文化の多くのレベルに浸透している。
 日本人が維持してきた50年間の平和的な文化と平行して、1945年9月3日から「純粋倫理」(※訳注:以下、「倫理」ないしは倫理と称する)として知られる驚くべき運動と生活方法が成長・発展した。「倫理」の運動は、数において百万にも達する。(私たち夫婦の)倫理の指導者との接触では、<13の月の暦に変える平和の運動>に対する受容性も示された。

 日本においての全面的な銀河文化の改革の時が熟している。日本の文化を、新しい時間の施しに応じて機能する、集合的な人類の惑星有機体のモデルへと変容する時が近づいているのだ。これは、現在のテクノロジーとマス・メディアの最も洗練され、もっとも良い部分を活用し、同時に組織や個人の精神的なリーダーの高度なレベルの計画委員会と一致した形で、急速かつ平和的に達成されうる。要点は、生物圏を浪費することから、芸術的な蘇生をはかるような経済を優先させる形にシフトする必要に同意し、即座の行動を起こしはじめることである。

 もしこのようなシフトが同意され、あらゆる可能な手段を使って実行に移されれば、G7から日本が確実に離脱することを意味する。G7のメンバーとして唯一アジアの国家であるという点で、このゴールは達成が困難ではないだろうし、それはG7が溶解されるにあたって、もはや取り消すことのできない打撃となるだろう。

 預言の第3年は、聖書によれば、「神の激しい怒りの鉢」(黙示録・第16章)の時として描写されている。「神の激しい怒りの7つの鉢」とは、G7のカルマ的な鉢を指す。日本の鉢は、いまも平和の文化の中に浸された手によって持たれているので、その鉢は正義の力で満たされる可能性がある。この正義の実現をより確かなものにするために、水晶の月28日までに、全面的な銀河文化の改革が、日本人の心に染み渡るべきである。

 この文化的な改革の支柱となるのが、「倫理」だろう。高度な組織、精神的・経済的委員会が、水晶の月28日までに、すべての産業活動の優先順位を、生物圏のための13の月の社会組織化という2年間のゴールとして設定できる。

 生物圏全体と生物圏の権利を、国家のエゴと企業利益を越えたところにあるゴールとして位置づけることで、日本の文化は生物圏の倫理の原理をモデル化し、演じるようになるだろう。現在の経済による富とエネルギーは、人々の膨大な芸術的、精神的な手段を拡大する形で変換されるだろう。今度は平和な銀河文化のモデルとして日本を世界の舞台へと押し上げることが、この惑星地球上のその他多くの人々の文化に対して包括的な精神浄化作用をもたらし、啓発に満ちた影響を及ぼすことができる。

 この驚くべき変容を成し遂げる日本人に対する「報い」は、精神的なテレパシーの統一という報酬、銀河のテレパシー・テクノロジーの創造、そして既存の芸術的・文化的な価値を敬い、高める13:20の社会形態を先導する、持続可能な地球規模の運営管理、などとなるだろう。




◆12.地球の上昇と銀河文化の到来

その摂理は天から発して地に及び
更にその力は一日にしてお手元に昇り行く、
が(その一日も)お前たち(人間)の勘定では千年に当たる。
(『コーラン』32:5、井筒俊彦訳)

 千年紀(「千年」)における「地の上昇」という『コーラン』の預言は、生物圏から精神圏への移行を描写する『アース・アセンディング』(1984)というテキストの存在で裏付けられる。<13の月の暦に変える平和の運動>の目的は、この重大な移行に人類を備えさせることにある。「13の月の暦」の道具であるテレクトノンとドリームスペルは、差し迫ったこのプロセスにおいて人類を支援するツールである。

 地球の上昇という聖なる約束は、サイバンク──『コーラン』で言う「皓々(こうこう)たる天書」──の啓示である。サイバンクは、四次元の機能に対して心が高められることで意識的に手に入るすべての知識の記録である。四次元の機能における心の状態とは、精神圏──不可視の開花であり生物圏の重大な変容である惑星地球の知的な領域──として知られるテレパシー的な統一である。

 生物圏から精神圏への移行が達成されることは、地球統治、国境のない生態地域が出現し、国家とそれに付随する戦争文化に終止符が打たれることを意味する。地球統治のルールは、テレパシーそのもの、神の自然な四次元の政府となる。

 至高の地球の中では、ちょうど創造者が唯一であるように、唯一の法則があるのみである。『アース・アセンディング』で、この法則はホロノミー──全体を司る法則──と呼ばれ、それが全体に含まれ、また全体を反映する部分の存在を可能にする。人類の12:60の政府、バベルの塔は、この法則を数え切れないほどの法律を作り出すことで覆い隠す。それらの法律は、この法則に比べるとあまりにも薄弱でほとんど執行力を持っていない。テレクトノンによれば、このおおもとの、すべてを司る創造の法則は、立方体の法則と呼ばれる。13:20の計時周波数は、四次元の時間の統一場としてこの法則が実現したものである。

 人工的な加速機械の12:60の周波数で機能する人類の曇った知的な場は、実際には、惑星地球や銀河全体が本来持っている13:20の計時周波数と戦っている。地球の共振は、7.8ヘルツを示している。この数字は78のフラクタルである。そして、78は、13の6倍。したがって、この周波数もまた、13:20の計時周波数の機能である。人類がその知的な周波数をシフトしないかぎり、それはますます大きな不協和をもたらし、小惑星帯となった惑星マルデクを破壊したような、一種の大災害を引き起こしかねない。この視点は、地球の聖なる次元への上昇の最初の段階として<13の月の暦に変えること>の決定的な重要性を強調する。ホロノミクス(唯一の法則の研究)は、全体性の3つレベルをはっきりと区別する。それぞれの全体は、ホロンと呼ばれる。

 <時間のホロン>は、波動魔法期の1、5、9、13番目で示される、統一的な四面体の幾何学である。時間の幾何学を包含する<時間のホロン>は、すべての三次元の現われを司るマスター・ホロンである。

 次のレベルは、<惑星ホロン>である。<惑星ホロン>は、5つの地球家族がテレパシー的に司る惑星地球の20面体構造である。精神圏の活性化と、その制御管理を行なうテレパシー場の創造は、すべての人類にそれぞれの銀河の署名を割り当てる銀河籤(クジ)の成功いかんにかかっている。

 第3の小宇宙のレベルは、<人のホロン>である。身体の13の関節、5つのバイオサイキック(生命精神)センター、20の手と足の指にある20の太陽周波数のデジタル・コードが、生物種としての人間に意識的に精神圏のテレパシー場をもたらすよう装備されている。事実、これが進化の目的と人間の遺伝子プログラムの実現──地球の上昇をもたらし、四次元の時間という神の自然な聖なる秩序へと回帰すること──なのである。

 <時間のホロン>の中で機能する<惑星ホロン>の微小伝導体としての<人のホロン>の実現は、銀河文化の創造──銀河全体で機能する大きな宇宙の諸力や知性と交感する「惑星芸術胞子」としての人類の実現──のための土台を敷く。




◆13.生物圏の倫理:倫理的な啓蒙となる13の月の道の原理

 <13の月の暦に変える平和の運動>は、サティアグラハ(SATYAGRAHA/※訳注:一般に1919年、ガンジー唱えた無抵抗不服従運動を指すヒンドゥー語。「サチャグラハ」とも言う)という真実の力、切迫した進化の必要性の力にほかならない。<13の月の暦に変える平和の運動>の勃興なしに、人類は、その破壊的な道筋の原因と生物圏の壊れやすい維持系に対する影響力に気づくことさえないだろう。

 進化的な改革をする<13の月の暦に変える平和の運動>は、生物圏というゆりかごの中にいる人類に、倫理的に再び焦点を当てる集合的な段階と尺度を導入しなければならない。これが、生物圏の倫理の意味するところである。<13の月の暦>をコード化する時間の13の音程の宇宙論は、生物圏の倫理のより大きな枠組みを提供する。この13音程の宇宙論は人類に、1年の惑星地球の軌道が、生物圏と共振するひとつの全体としての<集合的な心、精神、意志>を回復するという目的を持つ奉仕に焦点化していることを示す。

 「倫理研究所」は、戦争と原子爆弾による退廃に対して深い道義的な反応として50年前に創始された、幅広い精神的な運動にその基礎を置いている。倫理は、創造的な平和という深いレッスンを学ぶことで、地球上のあらゆる人が13の月の道を歩くにあたって使うことのできる、実用的な毎日の<くらしみち>を形づくっている。13の月の生物圏の倫理と、あらゆる人の生活における倫理が結び合わされて、地上の天国における芸術的な規範が確立される。平和の旗のもとで前進し、生物圏の権利を呼びかけることで、人類は来たるべき7つの世代のための「文化による平和、生物圏主体の平和」をもたらすようになる。


 集合的な心、精神、意志を統一する目的を持つ
 13の月・1年の「惑星奉仕の波動魔法期」をコード化する、13音程の宇宙論

1)目的の磁気の音程:私の一年の目的は何か?
2)挑戦の月の音程:私の挑戦は何か?
3)奉仕の電気の音程:私はどうしたら全力で仕えることができるのか?
4)形の自己存在の音程:行為の形は何か?
5)輝きの倍音の音程:自分自身に最高の権限を与えるには?
6)同等の律動の音程:どうしたら同等(平等)のために組織化できるのか?
7)調律の共振の音程:他の人に私の奉仕を合わせるには?
8)無欠性の銀河の音程:私は自分の信じている通りに生きているか?
9)意図の太陽の音程:どうしたら私の目的に達するか?
10)現われの惑星の音程:私のやっていることをどのように仕上げるのか?
11)解放のスペクトルの音程:私はどのように解き放ち、なすがままにさせるのか?
12)協力の水晶の音程:生きとし生けるすべてに自分自身をどのように捧げるのか?
13)存在の宇宙の音程:私の歓びと愛をどのように広げるのか?

 13の音程の宇宙論、その生物圏の倫理が1年の惑星奉仕の波動魔法期を決定する倫理的な質問の組で示されているのに対して、毎日の生活の倫理は、17箇条の倫理的な標語の組である(※訳注:以下の17項目は、『万人幸福の栞』・丸山敏雄著からの引用)。

 J.今日は最良の一日、今は無二の好機●日々好日
 K.苦難は幸福の門●苦難福門
 L.運命は自らまねき、境遇は自ら造る●運命自招
 M.人は鏡、万象はわが師●万象我師
 N.夫婦は一対の反射鏡●夫婦対鏡
 O.子は親の心を実演する名優である●子女名優
 P.肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号●疾病信号
 Q.明朗は健康の父、愛和は幸福の母●明朗愛和
 R.約束を違えれば、己の幸を捨て他人の福を奪う●破約失福
 S.働きは最上の喜び●勤労歓喜
SJ.物はこれを生かす人に集まる●万物生々
SK.得るは捨つるにあり●捨我得全
SL.本を忘れず、末を乱さず●反始慎終
SM.希望は心の太陽である●心即太陽
SN.信ずれば成り、憂えれば崩れる●信成万事
SO.己を尊び人に及ぼす●尊己及人
SP.人生は神の演劇、その主役は己自身である●人生神劇


 平和の旗の13の月の倫理は、生物圏と毎日の倫理を完成させる。ニコライ・レーリヒのデザインによる平和の旗は、芸術、科学、精神性の統一を象徴する。

 このシンボリズムは、次の方法で「13の月の暦」に当てはまる。
1)13の月のすべてを含む精神性は、すべての信仰の真実を包含する。
2)13の月の暦の数学的な完成度は、科学の必要性に応える。
3)13の月の道の調和は、人類の芸術的な開花を保証する。
4)13の月の時間は、すべての人類を統一と普遍的な兄弟愛の輪の中で同期させる。


そして、こう宣言せよ、
「真理(まこと)は来た、
虚偽(いつわり)は消えた。
虚偽は必ず消え去るさだめ」と。
(『コーラン』17:81、井筒俊彦訳)

レーリヒの平和の旗のマーク

預言の第3の年
「勝利は鎮める」
月の月27日
キン148、黄色い銀河の星



13の月の暦に変える平和の計画の第3部として付加

◆PAX CULTURA PAX BIOSPHERICA
 文化による平和、生物圏主体の平和

PEOPLE'S AUTONOMOUS PLANETARY RESOLUTION TO TAKE BACK THE PLANET
惑星地球を元に戻すための人々の自律的な惑星規模の決議


 芸術的、科学的な施設、歴史的に重要な文化財、記念碑、公館、収集物の保護に関する国際条約、レーリヒ条約と平和の旗がすでにあり、それが決議されているという事実。戦時にもかかわらず、22の汎アメリカ諸国(1935年4月15日)、バルト諸国(1937年)、インドその他の国々などで、この条約が調印され、同意されているという事実。また、国連の文書保管局での公文書の一部として記録されているという事実。これらの事実からすると、現在の重大な局面において、この条約の原理原則は再活性化され、それが抑制されない経済的な発展により危機に瀕している惑星地球の生物圏の保護を含むものとして拡張され、決議されているものと見なすことができる。人類文化と生命そのものの起源である生物圏は、協力に対するこの単独の試みが、現在の人類によって引き受けられなければ、もはや存続不可能であろう。だからこそ、生物圏の保護と回復に向かっての建設的なステップを確かなものとするために、さらなる決議がなされなければならない。

 その点で、レーリヒの平和条約も、それ自体が保護されなければならない。さらに文化的あるいは生物圏的に見たときに、危機に瀕するすべての地域に平和の旗が掲げられること。そして調和的で規則的な13の月・28日の暦が、太陽年の共通で普遍的な尺度の基準として今すぐに採用されなければならない。このようにして、新しい共通の時間のもとで、すべての人類は、確実に共に前進できるようになる。この新しい共通の時間は、生物圏と、人種、宗教、皮膚の色あるいは信条にかかわりのない人類全体と、すべての生命種を含み、それを敬う。このようにして、人類集団のあいだで、新しい誓約のための新しい基礎がおのずと生まれ出るようになる。

レーリヒの平和の旗のマーク

 平和の旗の13の月の倫理は、生物圏と毎日の倫理を完成させる。ニコライ・レーリヒのデザインによる平和の旗は、芸術、科学、信仰の統一を象徴する。このシンボリズムは、次の方法で<13の月の暦>に当てはまる:13の月のすべてを含む精神性は、すべての信仰の真実を包含する。13の月の暦の数学的な完成度は、科学の必要性に応える。13の月の道の調和は、人類の芸術的な開花を保証する。13の月の時間は、すべての人類を統一と普遍的な兄弟愛の輪の中で同期させる。


◆生物圏の誓いと、生物圏の恩赦の授与

親愛なる地球の友へ:
以下の誓いに関する部分のコピーを、調和的な13の月の暦に関する説明的な資料とともに、あなたの地域の政治家や公務員などに送ってあげてください。あなたの住所を添えて、返答をお願いしましょう。惑星地球の子供であるみなさん、どうもありがとう!

 生物圏のために、そして私のすべての支持者に対する責任から、私は生物圏の惑星規模の統一と回復のための「13の月の暦に変える平和の旗の運動」と、それに呼応する平和の計画「文化による平和、生物圏主体の平和」を支援・支持し、それを決して妨害しないことをここに確約する。

 「13の月の暦に変えること」の前提を理解した私は、ここに生物圏のために、そして私のすべての支持者に対する責任から、公的にこの運動とその平和の計画の主張の有効性を認める。そして、世界規模の停戦と、生物圏の恩赦をかなえる紀元1995年7月25日の「時間をはずした日」、さらには現在の12か月のグレゴリオ暦の代わりにすでに効力を持っている13の月・28日の暦を、この新しい暦の初日である<白い電気の魔法使い>、紀元1995年7月26日からの使用と履行を含め、その平和的な目標を支持・支援し、それを決して妨害しない。

 このすべてを私はここに公的に宣言し、<白い電気の魔法使い>の年、水晶の月28日(西暦1996年6月26日)に、私は生物圏のために、そして私の支持者に対する責任から、13の月・28日の新しい時間と一致した生態地域の再組織化の完全な計画と、「文化による平和、生物圏主体の平和」の原理を公的に普及させることを誓う。

 水晶の月28日、西暦1996年6月26日、<13・月>の勝利の日までに、この誓いに署名し、公的に宣言することで、私の支持者のために、私は生物圏の恩赦を受けられる。決められた前記の日付までにそうすることができないとき、私自身と私のすべての支持者に対して、私は将来的に生物圏を危機に陥れる危険を犯す責任を引き受ける。私は神に誓って、自律的な人間存在として、私の支持者に対する責任から、私の自然な権利を完全に認めたうえで、これに署名し、同意する。


署名:                     日付:

名前(楷書で):                肩書き・役職等:



◆1996年7月25日、普遍的な停戦へ向けての請願と
 地球の自然な13の月・28日の暦の受容


 私たち、惑星地球の自律的な人間は、すべての政府、政府機関、銀行、商業組織、すべての報道機関、そして教育的・科学的な機関に、1996年7月25日までに普遍的な許しと停戦を宣言し、すべての人々に対しての新しい時間の基準として生まれながらの「13の月の暦」を受け入れ、人間の意志を尊敬し、<13の月の暦に変える平和の計画>、<文化による平和、生物圏主体の平和>に敬意を払い、またそうすることですべての人類と惑星地球の普遍的な平和となる新しい時間をはじめてくださるよう、ここに請願するものです。

 さらに私たちは国連に、すぐにこの暦と5か年の<生物圏主体の平和のタイムテーブル>を採用し、惑星地球に対する永続的な平和と新しい創世記をもたらす手段として、新しい暦と関連教育資料の配布機関となってくださるよう、併せて請願いたします。

 郵便番号  住所                    氏名











※署名したこの請願書を国連のガリ事務総長に宛てて送ってください。
MR.BOUTROS BOUTROS-GHALI, SECRETARY GENERAL, UNITED NATIONS,ROOM S-3800,
NEW YORK NY 10017 U.S.A.
惑星地球の子供のみなさん、どうもありがとう!





◆裁きにかけられる国連

 チリのサンティアゴの新聞、1995年1月8日づけのEL MERCURIOに発表されたインタビューによると、国連のガリ事務総長は、国連が「米国省庁の下請け以上の」何物かであるとみなされるならば、特にその50周年のあいだに世界平和を強化する新しい手段が模索されねばならないと語ったといいます。

 国連憲章の第1条、第2節:
 「国連の目的は、人々の平等の権利と自己決定の原則、<および普遍的な平和を強化するその他の適切な手段をとること>への敬意に基づき、友好的な諸国間の関係を築くことにある」(<>部分は筆者による)

 「普遍的な平和を強化する適切な手段」の最近の2つの事例:
 1)国連50周年記念で<13の月の暦に変える平和の計画>を引き受けるという提案。
 2)国連50周年記念と時期を同じくする60周年記念に当たるレーリヒ平和条約と平和の旗の原理を祝い、それを再び確約するという提案。

 国連が後援するコスタリカの「平和の大学」の総長、ロバート・ミューラーからの支援(1994年9月)からはじまった<13の月の暦に変える平和の計画>と付加資料が、ユネスコ長官に(1994年12月)、国連のガリ事務総長に(1995年2月)提示されました。ユネスコの示唆と、提案された暦による平和の計画をサポートするために、付加的な「惑星道徳緊急シンポジウム」が、1995年7月25日の普遍的な停戦と、それに引き続く7月26日に起こるこのような改革の即座の可能性と影響力を模索するために提出されました。「平和の大学」学長であるフランシスコ・バラホナ氏の支援により、3日間のシンポジウムが準備され、世界中のさまざまな個人へと案内が送られました。このシンポジウムは、1995年5月12日から15日のあいだに開催される予定でした。

 ガリ総長への書簡で提案されていたとおり、<13の月の暦に変える平和の計画>の作成者たちは、4月12日から17日にかけてニューヨークに滞在し、平和の計画に関する協議の準備を整えていました。加えて180の国連加盟国に配布する平和の計画の資料がガリ総長の秘書の手元に残されました。しかし、ガリ総長との会見は実現せず、さらに道徳緊急シンポジウムへの支援や関心もまったく寄せられることはありませんでした。1995年5月11日、平和の計画の作成者たちは、50周年記念の事務局の局長、ロナルド・L・グインズ氏からのファックス連絡を受け取りました。このファックスの決定的な部分は次のとおりです。

 「国連の記念式典は、私どもの組織の作業内容と目的に関する世界規模の情報を人々に届ける、教育とコミュニケーションの計画に焦点を当てる予定です。残念ながら、国連がこの式典の一部としてそれ以外のプロジェクトを後援し、支持することはできません」

 グインズ氏の言葉は、ガリ総長が、平和への新しい方向を求めるという言動(1995年1月8日)に不誠実であり、したがって国連が米国省庁の下請けではないという彼の主張もまた無効であることを示すものです。

 さらに決定的なのは、<13の月の暦に変える平和の計画>を後援も、支持をも拒絶するということは、国連憲章の第1条、第2節の国連の目的に関する部分、<普遍的な平和を強化するその他の適切な手段をとること>と、直接矛盾します。この惑星地球の危急の時、特にその50周年の記念式典の一部として、<13の月の暦による改革>が持つ科学的、社会的、環境的、政治的な意義をまったく考慮することなく、みずからの達成と利害を促進するだけの自己防衛的な切り捨てをする国連の姿勢は、その規約に対する不履行であり、人々と惑星地球の生物圏に奉仕する業務に対する怠慢です。

 <13の月の暦に変える平和の計画>は、古いグレゴリオ暦の人工的で不規則な計時周波数に変わる、新しい暦の自然な周波数に調和した、はっきりとした主張を持つ平和的な変化のための5か年計画を含んでいます。「文化による平和、生物圏主体の平和」として知られるこの5か年の平和計画は、その法的・歴史的な支柱を、芸術的、文化的、歴史的な記念建造物を守るために戦中に生じた、既存の「レーリヒ平和条約」に持っています。もともとフランクリン・D・ルーズベルト大統領やその他21の汎アメリカ諸国の元首によって、1935年4月15日にホワイトハウスで調印されたこの条約は、国連の文書保管局の公文書の一部とみなされています。

 国連50周年を記念する<13の月の暦に変える平和の計画>と連動していたのが、1995年4月15日のレーリヒ平和条約の60周年祝典であり、同時にレーリヒの平和条約の原理を再生し、拡大して、惑星地球の生物圏の保護を含むようにするという提案でした。国連は、レーリヒの平和条約や平和の旗を、どんな形にせよそれを祝うという提案のすべてを拒絶しました。既存の平和条約が新しい道をもたらし、世界平和、普遍的な平和への一歩となる行為に対するこの拒絶もまた、みずからの憲章の第1条、第2節の<普遍的な平和を強化するその他の適切な手段をとること>と矛盾しています。

 G7の銀行業界の利害によって支配されている現在の世界情勢と、ボスニア・ヘルツェゴビナの内乱での国連防護軍の行為を含む出来事、その科学技術的、軍事的な支配力の一方的な主張を踏まえると、国連は道徳的な過ちに参与しており、いまや世界の文明のすべてを特徴づけているのは民主主義の無能力であるという結論に達せざるを得ません。<13の月の暦に変える平和の計画>や<レーリヒ平和条約>に関しての国連のふるまいは、人類種の集合的な意志が破綻し、絶望的にみずからの利害と自然環境の秩序とが対立し、争っている状態を示しています。

 究極的な大災害を避け、この惑星上での真に非暴力的、非軍事的な平和を再確立するための筋道の通った基礎をもたらすために、<13の月・自律的な人々の委員会>がレーリヒの平和条約と平和の旗を呼びかけ、13の月・28日の新しい時間と、現在制定されている国連にとってかわる地球統治の生物圏の誓約を奨励し、確立します。

 新しい時間による生物圏の誓約の呼びかけは、1995年6月26日、水晶の月28日、国連憲章調印の50周年に効力を持ちます。1995年7月26日、磁気の月1日、<白い電気の魔法使い>、普遍的な平和の新しい時間の初日に、地球統治の宣言が、1年にわたっての古い暦の時間から新しい暦の時間への移行を実行に移すために、自律的な人々の委員会のはじまりを告知します。

あなたの暦を変えよう。あなたの心を変えよう。
世界規模の13の月の暦に変える平和の運動
コーディネーター、ホゼ&ロイディーン・アグエイアスによって
慎んで提出される




■はじめての生物圏の権利の惑星集会

場所:ブラジル、ブラジリアのWORLD PARLIAMENT OF ECUMENICAL FRATERNITY
日程:預言の第3年、「勝利は鎮める」、
   太陽の月11日〜15日(グレゴリオ暦1996年3月17日〜21日)

代表宣言

 惑星の生物圏の中で、人類は人工的で機械的な計時装置で機能している。そのため、人類はその他の生物圏と調和していない唯一の種となり、自然時間という統一的な法則を犯している。人類の時間に対する侵害は、不規則な12か月の暦であるグレゴリオ暦に根づいている。時間に対する人類の侵害を、完全な自己破壊の進路から引き離し、惑星の生物圏を保護するために、グレゴリオ暦の使用とそれに付随する制度を今すぐに止め、生物学的に正確な13の月の暦と、生物圏の権利という人類の誓約に代える叫びかけがなされる。

 これ以後、グレゴリオ暦の使用は非公認かつ無効であるとの宣言がなされる。現在、形づくられている制度や政府は、この暦で機能しているため、それらもまた非公認かつ無効であると見なされるべきであろう。したがって、はじめての生物圏の権利の惑星集会は、生物学的に正確な13の月という手段を通して、自然時間の中にある人類を回復し、生物圏の権利という人類の新しい誓約、およびそれに付随する普遍的な平和の宣言の基礎となる解決方法を創造するために呼びかけられる。その解決方法は、人類の文明を惑星規模の平和文化へと変換するための包括的なデザイン計画を含むものだ。


新しい誓約:序文

 より単純な声と、新しい時間のための時が来た。その声はここにある。それは世界中で「13の月の暦の平和の計画」に従っている人々の声である。新しい時間はここにある。それは、13の月の暦の時間である。古い時間の12か月のグレゴリオ暦を、13の月の新しい時間に変える時がやってきた。新しい暦は、人類の新しい誓約の基礎であり、それを得る機会である。

 この新しい誓約は、生物圏の権利の誓約である。なぜだろうか? それは、生物圏がすべてを包括する惑星の生命維持系(生態系)で、人類もまた生物種の全体構成上必要なその一員となっているからである。生物圏は、地球上の生命の統一場であり、それはすべての国家や国連をも含む国家間の提携関係を超越する。したがって、生物圏の権利という新しい誓約は、国家によってかつて維持されていた法律にとって代わる。

 グレゴリオ暦は、自然および私たち自身の生体の実際のどんな周期とも調和しないために、それに従うことは人類を生物圏の一員であることから引き離す。生物圏の一員に完全にならないと、人類はこのまま、爆発する科学技術、人口の過剰、環境の破壊、社会的な混乱、そして戦争などの人工的な世界の中にみずからを置き続けることになる。

 古い時間と、その古い時間の暦に陥れられたすべての社会的な制度の停止を呼びかける行動を今すぐに起こさなければ、人類は現在の進路のままに進むのを止めることは決してできないだろう。13の月の生物圏の誓約の二つの目的は、現在形づくられているような文明の進路をすぐにやめることを呼びかけることと、新しい時間に応じて人類の社会秩序を再構造化するための即座の救援体制とガイドラインをもたらすことにある。

 生物圏における人類の権利は、本質的に生物圏の中にいるその他の生物種が持っている権利と基本的には変わらない。すなわち、ただ(FREE/無償)の水、ただの大地、ただの時間、ただの生命、自由(FREE)意志の自律性である。現在の文明制度は、さまざまな二義的な架空の創造物──国家、税金、金融制度、物質主義的な生活様式──の優位性を固持することで、文字どおりこれらの権利のすべてを無効にしている。これらの二義的な架空の創造物を尊重することで、私たちはみずからに自己権限を持たせる能力を減少させている。

 ひとたび、既存のあらゆる人間が創った制度が、文字どおり不規則なグレゴリオ暦に根づくことを理解すれば、規則的な13の月の暦を採用することで、私たちの擦り切れた方法を簡単にやめることができるようになる。好むと好まざるとにかかわらず、人類は物事の自然な秩序と反対の習慣を増大させてしまったが、それらはグレゴリオ暦に基づくためか、必要不可欠なものと見なされている。税金、政府、戦争は、これらの「悪い」習慣の中でも、最も破壊的で有害なものである。悪い習慣を絶ち切るのに、明らかなゴールと従うべき新しい道があれば、それは常に容易なものになる。


生物圏の権利の新しい誓約:呼びかけ

 新しい誓約は、生物圏の統合性を尊重する聖なる指令を支持する、地球の正義の人々に対する呼びかけである。すべての生命は神聖である。生物圏のすべての生命は、全体としてひとつの生命体であり、ひとつの聖なる統一体を形づくっている。生物圏のすべての生命は、単一の法則、すなわち時間の法則に従うことで統一されている。人類だけが、この時間の法則に従っておらず、それがゆえに聖なる生命の統一にも従っていない。人類は、すべてを統一する時間の法則に従わず、その代わりにみずからの人工的な時間、12:60──12か月のグレゴリオ暦、60分1時間──に従っている。その他の創造物の従っている時間から分離した時間に従うことで、人類はその均衡を越えて生物圏を荒廃させ、そしてみずからの運命を封印してしまい、この明らかな過ちをさらにひどくしてしまった。

 生物圏と、その生態的な多様性の中にあるすべての生命の編み目の存続を確かなものにして、最終的に生物圏の中で私たちが正しい役割を担うために、私たち地球の住民は、いま生物圏の中で人類の再統一のための新しい誓約、すなわち生物圏の権利の誓約があるべきであることを宣言し、またそれを認める。この神聖に定められた新しい誓約は、その自己支配と自律性の法則と原理のすべてで、既存の人類文明の制度化された法のすべてにとって代わる。

 既存の惑星人類の文明形態が、二義的なフィクションで、人工的、機械的な12:60の時間に従うことで悪化した明らかな過ちであり、それが生物圏の聖なる計画と自然の秩序から総体として人類が逸脱する状況を引き起こしたことを認めたうえで、私たち地球の住民は、誓約の基礎となる「13の月の暦」として知られる議論の余地のない明白な手段、およびその実行手段となる「文化による平和、生物圏主体の平和」を含む「13の月の暦に変える平和の計画」を支持し、確約する。

 普遍的な平和の計画の本質は、12か月のグレゴリオ暦という誤った不自然な計時装置を、生物学的に正確な13の月の暦に変えることを、すぐに実施するという呼びかけである。この新しい暦に従うことで、人類は生物圏の中における自然の秩序と、その生命の一員であるという聖なる原理に回帰する最初のステップを踏み出すことになる。

 現在のすべての法律と制度は、グレゴリオ暦の機能であるという事実認識を踏まえると、はじめての生物圏の権利の惑星集会は、人類を生物圏へと解放する生態地域ごとの非制度化と非権限化により、平和を創造しはじめることを合法的に行なう権限をみずからに与える。暦を変えることに含まれている深い基本的な変化を知ることで、自己権限化された人々の自律的な委員会は、現在の人類文明を普遍的な平和文化へと変換する、根気強くかつ英雄的な行為をはじめるための一連の解決方法に着手する。

 私たち地球の住民はここに、その本質により神聖に定められた新しい誓約の責任を引き受けるにあたって、それが聖なる任務であることを確約する。これから私たち惑星地球の住民は、生物圏の権利という新しい誓約と、13の月に変える平和の計画によって生きることを誓う。


戦争を非合法化する人々の決議

 私たちが戦った、また戦い続けているすべての戦争は、古い時間の産物である。未来のすべて、すなわちこれからは、新しい時間を祝う時である。新しい時間の中で、戦争は存在しない。合法的な攻撃を承認するどんな場もない。新しい時間の中では、平和が拡がる。平和の勝利が、人類の闘争を仲介する合法的な手段としての戦争の設置をこれかぎりできっぱりと廃絶する。コミュニケーションの手段としての戦争は、芸術性がまったくなく、これから人類の品行の有効な手段とはならずに、非合法化され、非公認となる。戦争を非合法化することで、権力を授けられていた国家もまた非合法となる。というのも、国家は戦争を「宣言する」権力を持っているからである。

 戦争活動は、12:60の産業化文明の科学技術を試験する場となっている。ひとたび、私たちが、合法化されたテロリズムにほかならない戦争をコントロールできることを示せば、私たちはテロリズムを除去し、同時に国内的な暴力も排除できる。戦争の必要性を排除すれば、私たちは非人間的で非道徳的な価値としての戦争を作り出した科学技術の必要性をも排除し、そのかわりに私たち自身の生体と文化に本来備わっている創造的な機能と力を取り戻すようになる。

 戦争を排除する最初のステップは、普遍的な平和の新しい時間、13の月の時間に根づいている普遍的な平和の勝利を宣言することである。普遍的な平和の勝利は、13の月の勝利の日、すなわち預言の第3年、水晶の月、<赤い宇宙の月>(1996年6月26日)に世界中で効力を持つようになる。この日付は、生物圏の恩赦の完了をしるす。これ以降、すべての制度は、13の月の慣例に向けて自発的かつ協力的に平時の規制緩和をはじめる。

 普遍的な平和の勝利と、生物圏の権利の新しい誓約を強化し、それを表に現わすために、レーリヒの平和条約と平和の旗(1935年)が喚起され、生物圏全体の保護を含む形で拡大される。生物圏それ自体が、すべての人類の文化と芸術活動のゆりかごである。これは、平和の旗が集合的なデモンストレーションとともに、すべての戦争の兵器庫、有毒廃棄物の置き場所、現在の戦争地域、汚染を続ける産業、ゲットーやバラック小屋の町、ならびに公園、学校、政府、歴史的文化的な地域、あらゆる種類の森林地域で備えつけられ、掲げられることを意味する。その行為は、生物圏の第一義性を支持し、またそれと同時平行的な、自然もしくは人間に反するすべての二義的なフィクションと戦争の手段を中和し、その非合法化を支持するこの惑星の人々によってなされる。特に巨大な破壊行為を為す致命的な道具の製造・販売行為に現在かかわっている産業が同定され、すぐに営業を停止するか、もしくは新しく平和的な活動へと変換するか、いずれかの勧告を受けることになる。

 普遍的な平和の勝利の宣言は、「勝利の52日間」、すなわち預言の第3年の水晶の月の
28日から預言の第四年の磁気の月22日(グレゴリオ暦で1996年6月26日から8月16日)までを通達する。普遍的な停戦と、戦争の道具の販売をすべて中止するこの52日間は、あらゆる種類の芸術的、文化的、教育的なプログラムが行なわれ、普遍的な平和の新しい時間に関して情報を伝え、人々を昂揚させる期間である。この「勝利の52日間」のさなかには、ジョージア州アトランタの夏期オリンピックがある。このオリンピック・ゲームは、その精神的な価値が、すべての偏見を超越し、すべての人々を高いビジョンで統一する創造的な形としての平和の意味を陳列するために使われる。
付加資料:「惑星地球を元に戻すための人々の自律的な惑星規模の決議」(付属の「G7を克服する
PANの勝利」を参照)


バチカンに対する人々の決議

 13の月の新しい時間への確実ですばやい普遍的な参入を完全に支持し、もたらすために、人々の決議が、バチカンにグレゴリオ暦の支持とその所有権を抹消するように呼びかけ、それが13の月の勝利の日である、水晶の月28日までに効力を持つようにする。バチカンに対して、不自然なグレゴリオ暦をやめて、生物学的に正確な13の月の暦を支持するように呼びかける人々は、バチカンが大きな過ちを犯していたことをみずから認める手助けをする。紀元1582年に制度化された偽りの時間であるグレゴリオ暦の施行は、真に植民地主義の暦と呼ぶにふさわしいものだ。植民地主義の時代を終わらせるために、その暦をまず終わらせるのである。

 ヨハネ・パウロ二世とバチカンの委員会に対しては、この前代未聞の暦改革で世界を正しいあり方に戻すために、13の月の暦に変える平和の運動に協力するようにとの要請がなされる。バチカンからの派遣員は、はじめての生物圏の権利の惑星集会に出席するように招かれる。この13の月の暦に変える平和の運動に応答しない、もしくは協力しない場合、バチカンはその他の国家と同様に、生物圏を侵害するものと見なされる。


北アメリカのフォーコーナーズで惑星境界溶解の儀式を呼びかける人々の決議

 私たち惑星地球の住民は、13の月の暦に内在する既存の生物圏の権利の新しい誓約を強化するために、ここに惑星の境界を溶解する儀式を呼びかける。この儀式は、これかぎりで、生物圏的に見ると破壊的な国家、州、そして究極的には個人のあらゆる種類の境界に対する考え方のフィクションを取り除くためのものである。それには出席者の国家や、国家の中で偽りの投資を受けている権威のすべても含まれる。それらの権威がいまだ人々を非権限化する二義的な幻想を形づくっているからである。惑星境界溶解の儀式は、13の月の勝利の日、水晶の月28日、<赤い宇宙の月>(グレゴリオ暦で1996年6月26日)に、北アメリカのフォーコーナーズで行なわれる。ここでは、現在形づくられている四つの州が出会う。アリゾナ、ユタ、コロラド、ニューメキシコである。惑星境界溶解の儀式は、人類の信頼関係を神聖に回復する、その実例となるような集合的・自律的な行為を伴って、普遍的な平和の「勝利の52日間」のはじまりを宣言する。

 この決議を実行に移すために、私たち惑星地球の住民は、自由意志という私たちの生物圏の権利を行動に移し、惑星境界溶解の儀式を行なう最低144,000人の人々が集まるように呼びかけて、人間の芸術的な責任行使能力を単純かつ一貫した形で示す。144,000人は、人の輪と十字が円の四つの主要なポイント「フォーコーナーズ」(四隅)を中心とつなぐ形で大きな輪をつくる。聖なるこの大地のしるしの中で、ドラムを叩いたり、沈黙を守ることで、参加者自身が印象づけられる。また、地球とみずからをを聖なる相互信頼の絆でつなぎとめることで、それまで人類が考えだしたもの、歴史的に結び合わされた契約のすべてが、儀式的に廃止される。同時にそこから人々が秩序だった形で散らばり、去っていく姿が、もはや生物圏の有機的な秩序と一致しない不必要な知的なフィクション、すなわちすべての国家と州の境界を溶解する、そこからの儀式的な解放を示すものとなる。

 虹の国家の構成員が調整を受け持って、環境を破壊しないようにするための秩序だった状況を作り出すため、人々はその日のうちに近くの主要な都市からフォーコーナーズにやってきて、またそこへ去っていく。その際、これに関わるすべての団体からの完全な協力が求められる。特にその先住地域の故郷がもともとフォーコーナーズの生態地域だったウテ、アパッチ、ホピ、ナバホの人々からの協力が求められる。

 フォーコーナーズは、実際に「亀の島」(タートル・アイランド:先住民の北アメリカに対する名前、さらにそれを拡大したところの地球そのものの名前)の中心である。「国家」という考え方に固有の12:60の境界と信条体系を溶解することで、亀の島の中心は、新しく自然な13の月の時間へと解放され、地球統治、すなわち生物圏的に統一され、生態地域的に組織された時間船地球2013の統治に人々が回帰することが宣言される。

 紀元2013年は、回復のゴールに与えられた時であり、すべてを包括する惑星芸術ネットワークの機能を通して、惑星地球の生物圏がそのもともとの庭園の性質へと回復される時である。そこで人類は再び始原の精神的な単純さの中に位置づけられ、ひとつの心として機能する最高に進化した知性によって補われる。惑星のその他の地域にいる人々は、フォーコーナーズでの聖なる惑星の境界溶解の儀式を支援するために、類似の儀式を同時多発的に行ない、それに参加するように他の人々を招くことができる。

 私たち惑星地球の住民は、この新しい時間に入る儀式的なイニシエーションを行ない、古い時間と古い秩序の法律や制度のすべてを廃止しはじめる、その背後にある重要性と意義を認めている。特に、この惑星境界溶解の儀式は、グレゴリオ暦(1582年)を廃止するだけでなく、発見の教義(1452年)と、もともと先住民が住んでいた大地の権利を要求し、取り上げる意図を持つあらゆる国家が保持するその他すべての「歴史上の取り決め」、契約、教義をも廃止する。


時間統治の宣言と、生物圏の社会的形態となる惑星芸術ネットワークの確立の序文

 新しい13の月の暦と、その付随物である生物圏の権利の新しい誓約を受け入れることは、いまや溶解しつつある非公認の古いグレゴリオ暦の12か月の暦によって維持されていた慣習や取り決めのすべてから人類を解放する。また、この暦の変革は、人類活動の進路の中でも深くかつ神聖な変化として登録される。そのため、これから13の月の暦に従うことで完全に生物圏の一員に戻る最初のステップをはじめる宣言がなされれば、人類は生物圏の自己存在的、自己組織的な集合知性、時間統制へと入り込むことが可能になる。
 生物圏を司る力である時間統制は、自然の秩序の建築を確立する。その秩序が連結した周期は、生物圏を生きた芸術作品へと変容する。時間統制は、単一の同期周波数、すなわち13の銀河の音程と組み合わされた20の太陽周波数である13:20で機能する。13の月の暦は、13の銀河の音程をより大きな13:20の計時周波数に周期化したものなので、この暦を受け入れることで人類は、すぐに時間統制に再び入ることになる。したがって、いまや人類が資格を持つ、生物圏の完全な構成員となる特権が与えられる。

 この特権に伴う義務となるのは、これかぎりで偽りの12:60の時間から解放される、生物圏の中での人類の種の役割を理解することである。13:20の時間は芸術である。生物圏は、実際には生きた芸術作品である。生物圏は、唯一の時間の法則に従っている。それは、次のような普遍的な時間の等式に総括される。T(E)=芸術。この等式で、時間統制の統一法則の指令が総括されている。T=13:20の周波数、(E)=生命エネルギー単位、あるいは日間周期における一有機体、そして芸術=T(時間)の形態比すなわち13:20に応じたE(エネルギー)の多重化、繁殖、変容である。統一的な時間の法則に従属的な生物圏は、必然的に芸術作品、すなわち自然の至高の達成物となる。生きた芸術作品としての生物圏の現実そのものが、その生物圏の中にいる人間に特定の役割を命じる。

 生物圏の中にいる人間の役割は、今後、惑星芸術ネットワーク(PAN)、すなわち芸術作品である生物圏を維持し、装飾し、向上させる人類を組織化する聖なる秩序として構成される。紀元2013年までの新しい誓約の試験期間の後に続く、来たるべき七つの世代のための新しい聖なる形と人類社会のゴールを決定するのは、PANの役割である。これ以後、生物圏の時間統制は、時間船2013の統制として知られるようになる。

 神聖に定められている時間統制は、生物圏の権利の惑星集会に、13の月の勝利の日、すなわち預言の第3年の水晶の月28日(グレゴリオ暦、1996年6月26日)を確立する権限を与え、生物圏的に定められた人類の身体としての惑星芸術ネットワークの聖なる秩序が、生物圏の権利の新しい誓約や「13の月の暦に変える平和の計画」と一致した人類社会の意識的な再組織化の手段となる。


惑星芸術ネットワークに権限を与える人々の決議、
人類社会の再組織化のための聖なる秩序

 私たち惑星地球の住民は、人類の社会秩序のゴールにおける明確なシフト成し遂げるために、ここに惑星芸術ネットワークの聖なる秩序に権限を与える。そして新しい誓約と13の月の暦に一致した人類社会のゴールおよび目的となる文化の勝利、すなわち平和を監督させるようにする。これ以降、芸術と、戦争のないことが、人類の闘争を解決するための究極的な手段となる。PANの聖なる秩序は、地域的な文化の生態多様性を通して、生きた芸術作品としての生物圏という、より大きな調和の中での人類の調和を再確立するための主要な責任を担う。

 PANに含まれるのは、人類を生物圏の芸術形態を維持し、向上させる者としての役割に再び方向づける長期的なゴールである。また新しい誓約と、13の月の暦と一致した新しい社会形態や規範を確立すること。そして現在の物質と物質主義的な労働を芸術的な形態や活動に変容し、人類のエネルギーを産業時代の「仕事」の配置から、地球統治活動へと変換するプログラム作成の責任を請け負うこと。それによって、芸術活動をする時間のない現在の娯楽文化から、時間が芸術である平和文化への変換を助けることになる。PANによって、人類の生活の意味は、それがどれほど芸術的であるか、またそれがどれほど生物圏の大きな調和に貢献するものであるかに応じて再定義される。すべての人類活動は、いまや芸術と見なされる。惑星芸術ネットワークの聖なる秩序は、中央の調整という権威を持たずに、完全に自律的な生態地域的な共同体によって構成される。その団体が特定地域において、人々を新しい役割に合わせて組織し、同時にその他のPANの生態地域的な運営組織とのコミュニケーションを維持する。

 最初のPANの活動は、文化的な交換を通して開発される。それは変換の手法を普及させ、同時に地上の人間生活の新しい生きた叙事詩、その啓発に満ちた表現を普及させる。その全体的で惑星生態地域的な組織の中で、PANにはまた世界規模で同期をとる惑星芸術の催しを調整させる責任もある。これは、自己制御的・進化的な生物圏という舞台の中で、運命を認識する単一の創造的な有機体である人類が、集合的・テレパシー的な目覚めを増大させるためのものである。

 これ以後、時間の法則と、時間の動く原理に応じて組織化される、生物圏的に定められた人類社会の秩序であるPANは、人類社会の秩序の新しい形となる。13の月の新しい時間の中に生まれ、そこで機能するすべての人間は、PANのメンバーシップを生まれながらに持つ。PANは、古い12:60の時間の病を癒すための緊急かつ包括的な社会改革として「文明」にとって代わる。

 文明として知られていたものを再構築し、13:20の計時周波数の組織的な秩序に従うことで、PANは、銀河文化の下位秩序となる。この銀河およびすべての銀河の中にあるすべての知的な生命は、13:20の周波数という統一的な時間の法則に応じてみずからを組織し、コミュニケーションを維持する。時間統制の指令により、PANは、生態地域的に分散した人類の生物圏の社会形態となり、「精神圏の到来」として知られる進化の同期を準備するにあたって、最大限の文化的な生態多様性を実現するために協力的にネットワーク化される。

 PANは、作業中の進化である。時間の秩序の中で、学びは生涯続く。教育の形と、社会の動く秩序は、PANのモデルの中ではひとつであり、同じである。時間の社会的な形は、教育的、芸術的、経済的な構造の中に組み込まれる生命の生物学的な段階に基づいた、それ固有の動く社会秩序を創造し、<五の委員会>の中で例示される。それぞれのPANの<五の委員会>は、時間の五つの社会秩序からの派遣員によって構成される。

時間の五つの秩序と、その五つの時間の城の名称:
1.0〜13歳、子供たち、学びの者たちの同盟、赤い東の城
2.13〜26歳、見習い(初心者)たち、探求者たちの同盟、白い北の城
3.26〜39歳、旅の人々、共有者たちの同盟、青い西の城
4.39〜52歳、マスターたち、教師たちの同盟、黄色い南の城
5.52歳以上、年長者たち、魔法使いたちの同盟、緑の中央の城

 どんな生態地域の特定のグループでも、PANの<五の委員会>は、常にこの時間の五つの秩序のそれぞれからの派遣員を持つ。時間の五つの秩序のどれか、またはすべての「入力」(インプット)は、等しく価値がある。技術的な技能や職業にかかわらず、<五の委員会>の分類を決定するのは年齢と体験である。それぞれの時間の秩序は、その他のどの秩序とも同じく等しい体験価値を持っている。魔法使いたちの同盟の年長者たちは、行き詰まりを破る最終的な権威を持っており、闘争の究極的な調停者である。

 年長者たち、あるいは魔法使いたちの同盟は、さらに次のように組織されている。

52〜65歳、魔法使いの学びの者たち、赤い同盟
65〜78歳、魔法使いの探求者たち、白い同盟
78〜91歳、魔法使いの教師たち、青い同盟
91〜104歳、魔法使いのマスターたち、黄色い同盟
104歳以上、古代の魔法使いたち、緑の同盟

 これ以後、教育はそれぞれの生態地域のコミュニティの責任になる。それぞれの時間の秩序は、みずからの組織および他の時間の組織とのコミュニケーションに対しての責任を持つ。どんなコミュニティの決断も、通常開かれる委員会の会合での五つすべての秩序からの入力なしになされることはない。時間のひとつの秩序から次の秩序への移行は、誕生から死への移行を含めて、生態地域の各単位の慣習と必要に応じて儀式的に承認される。

 PANの活性化は、自発的で自律的である。啓発に満ちた芸術家や創造的な人間のどんなグループでも、地域のPANの胞子──生きた芸術の細胞──形成のために共にひとつになるようみずからを呼びかける。地域の暦委員会のメンバーとともに働くPANの胞子は、新しい時間の指向性を芸術的な行為という新しい形へと翻訳する責任を持つだろう。究極的にPANは、時間統制の連結する周期に基づいた新しい社会形態のすべてを型取る。

 PANは、本部に掲げられる平和の旗、虹の旗、地球の旗、第五の力の銀河の盾により、どんなコミュニティの中でも認識可能である。どんな闘争の場合にも、その闘争を体験したメンバーは、地域のPANへと送還され、そこで<五の委員会>が、そのメンバーに対しての適切な芸術プロジェクトをあてがう。地域のPANのメンバーは、適切と思われるとき、もしくはそれが必要なときはいつでも、生態地域的なPANの集まりを召集できる。最初はゆっくりだが、遅かれ早かれPANは、統治体制のすべての機能を吸収し、それを人々が創造的で満足の行く、人事を越えたパターンにみずからのエネルギーを流すことができる儀式や芸術形態へと変成させることになる。

 PANの存在およびそのゴールと作業手法をより多くの人にすばやく知らせるために、私たち地球の住民は、迅速かつ最初に行なう仕事として、完全に芸術的な催しである「勝利の52日間」を組織化する権限をPANに授ける。平和の行為となる芸術の力を示すために、人々を協力的・芸術的な善意の力へと同期させ、統一させるのである。この聖なる52日間の周期のあいだに、境界溶解の儀式、協力のオリンピック、子供たちの一団、新しい時間の教育、囚人の解放、軍事変換などが、時間統制の一環としてPANの秩序がはじめる作業となることだろう。


PAN・緊急情報指令基地としての惑星暦委員会に権限を与える人々の決議

 時間統制の一環としてPANによって組織化されるその他すべての自己計画的な惑星生態地域と等しい共通の情報を調整させるために、PANの秩序によって惑星暦委員会が確立される。そして私たち惑星地球の住民は、惑星暦委員会に生態地域的なPANの緊急情報指令基地を確立する権限を与える。その指令基地は、13の月の暦、「生物圏の権利の新しい誓約」、「G7を克服するPANの勝利」、「文化による平和、生物圏主体の平和」を含む「13の月の暦に変える平和の計画」の配布を担当する。さらに普遍的な平和の勝利と、来たるべき「勝利の52日間」に関する世界中の情報を調整させるために、惑星暦委員会がPAN緊急情報指令基地としての権限を持つようになり、はじめての惑星の生物圏の権利の集会の完了時、太陽の月15日(グレゴリオ暦1996年3月21日)に、統一された指令ビクトリー・オペレーション(勝利作戦)をはじめるという決議がなされる。この日付の時点で、すべての基地は「13の月の勝利の日」、水晶の月28日にはじまる最初の催しのために、情報と運動および人々の組織化を調整させる、緊急のインフラストラクチャーを確立する権限を与えられる。

 「勝利の52日間」の完了の時点、預言の第4年、磁気の月22日に、惑星暦委員会の緊急指令基地は、統一された生物圏の13の月の暦・情報システムのインフラストラクチャーとして機能を継続する決議がなされる。これは、さまざまな生物圏地域からの情報と、その他の惑星芸術ネットワークを構成する生物圏地域からの情報を調整させるものだ。このようにして惑星暦委員会は、古い時間から新しい時間へと変換する運営手法をモデル化するうえで先導的な役割を果たす。


「勝利の52日間」の組織化のために
惑星芸術ネットワークに権限を与える人々の決議

 私たち惑星地球の住民は、普遍的な平和の完全な成功を確実にするために、13の月の勝利の日、水晶の月28日の準備をはじめるうえで、ここに惑星芸術ネットワークがその責任を担う権限を太陽の月15日(グレゴリオ暦3月21日)に与え、それがすぐに効力を持つことで「勝利の52日間」の準備をはじめることができるようにする。そして、その主要な催しを決めるのは、惑星芸術ネットワークの責任とする。

 惑星暦委員会と協力する自律的な緊急PAN協同体委員会は、ここに<五の委員会>の時間の秩序によって形づくられはじめることが公認される。ひとたび、緊急PAN協同体委員会が形成されれば、それはその他の生態地域の緊急PAN協同体委員会と共に、普遍的な平和の勝利を組織化するための計画をすぐに練り始めることができる。

 緊急PAN協同体委員会の責任の中でも、主要な組織化の作業は次のようなものだ。すなわち、13の月の勝利の日に、普遍的な平和の勝利を宣言し、人類が13の月の暦によって生物圏の一員となる権利を再び得るために、それぞれ指定された地域に平和の旗を掲げること。フォーコーナーズの境界溶解の儀式と調整させる形で、それに協力的な地域の境界溶解の儀式を作り出すこと。学びの者たちと探求者たちの秩序に対して「子供たちの一団」となることを呼びかけ、彼らが他のPANの組織する「子供たちの一団」と共になって、囚人の解放と、軍隊の非武装化およびその変換をはじめること。新しい時間の教育を宣言し、それを示す芸術様式で新しい公共の情報プログラムを即座に確立すること。そして「剣を鍛えて鋤を作る」(武器を平和のために使う)を旗頭に、産業廃棄物を美の記念碑へと変換するために、ジョージア州アトランタでの夏期オリンピックと平行した公的な芸術の催しなど、協力のオリンピックへの参加準備をすること、などである。

 これらの試みのすべてを通して、PANは精神、ビジョン、美へと向かう人間の進化衝動をひとつの事例として表現し、またその表現に優れるように奨励される。またPAN協同体(委員会)は、「勝利の52日間」に従うことで、社会的に時間の五つの秩序として機能し、社会形態自体として生涯教育のプロセスをモデル化する芸術家、職人、商人、実演者、そして庭師の連携を通して自律的に組織される。惑星暦委員会と調和したPAN協同体は、すべてを統一する時間の法則によって、人類の再方向づけを具体化し、それにより13の月の暦にコード化されている生物圏の時間統制という有機的な秩序へと進化していく。


囚人の解放と、軍事変換に関する人々の決議

 あらゆる人類は、1996年7月25日、時間をはずした日、預言の第3年の終わりの時点で、その他のあらゆる人間存在と等しい基礎に基づく、新しい時間に入る等しい権利を持つ。他の人々と同様に、時間統制の秩序により普遍的な平和の基礎となる普遍的な許しを指令される「PAN・子供たちの一団」は、その他の<五の委員会>の時間の秩序の構成員に支持され、この惑星地球上の刑務所に行く権限を与えられる。そこで彼らは、囚人のすべてを解放し、そのあとで囚人たちが彼らの家族のもとに戻るか、もしくはPANによって新しい時間の形での教育のために確立されたキャンプへと行くかのどちらかを監督する。可能な場所がどこであれ、囚人たち自身が、宿泊施設、もしくは新しい時間のトレーニングキャンプに変容する。

 平和の旗を掲げる「子供たちの一団」は、非武装化の儀式での警備に最初に従事するにあたって、その儀式的な手続きに従う。そして、看守をその責任から解放してやり、彼らの武器を取り除く。武器銃弾を集め、前もって予定された場所へと運ぶ。それらの埋葬ないしは破壊が完了するまでの保存・管理は、<五の委員会>の年長者たちの義務となるだろう。生態地域的なPAN協同体は、人権グループとともに、彼らの地域の刑務所を前もって調べておき、囚人の家族の所在を刑務官の協力をとりつけて把握しておきべきだろう。

 囚人の解放は、人類にとって、偽りの12:60の時間への隷属状態をこれかぎりですべて取り除く最初のステップで、すべての人類のための惑星規模での許しの儀式として行なわれる。「子供たちの一団」によって実行される惑星規模の許しと解放の儀式は、偽りの時間に制限された法律と規則に応じて労働し、生活していたすべての人類のための新しい創世記をもたらす、13の月の新しい時間における芸術の力を示すものとなる。これ以降、囚人の解放と許しは、人類すべてにとって過去の罪、過ち、偏見の解放と許しとなる。それらはすべて偽りの時間に隷属していたことによるものである。

 囚人の解放に成功したあと、それによって普遍的な許しの土台を確立した「子供たちの一団」は、次に産業廃棄物を生物圏の芸術へと変換する作業をはじめるために、惑星上の非武装化と軍事変換に注意を振り向けるようになる。かつての囚人と看守は、「子供たちの一団」に参加するよう招かれ、軍事的な非武装化の実践をはじめる。普遍的な停戦は、水晶の月28日の時点で叫ばれており、PANの構成員は、あらゆる闘争地域に平和の旗を掲げ、彼らの武器を投げ捨てるように軍隊にすでに支援を要請依頼している。だが、普遍的な許しと、囚人の解放の布告、時間をはずした日(グレゴリオ暦1996年7月25日)は、新しい年、預言の第4年の磁気の月1日(グレゴリオ暦1996年7月26日)の時点で、普遍的な惑星規模の非武装化のプロセスのはじまりをしるすだろう。

 各地域のPANによる選択的な研究とコミュニケーションの方針に従って、預言の第4年の磁気の月1日に、偽りの時間への隷属を終わらせるため、平和の旗をかかげる「子供たちの一団」は、完全に儀式的な態度であらゆる軍事基地に入り込み、武器を捨てるように要求する権限を与えられる。刑務所での銃器と同様に、すべての軍事兵器と軍事施設は年長者たちの秩序の管理に委ねられ、適切な場所に一時保管されたあと、除去もしくは破壊される。囚人の解放と同様に、すべての軍事施設は、新しい時間の教育センターおよび訓練センターに変えられるだろう。そしてその要員は、生物圏のPANが調整させる変換の優先順位のスケジュールに応じた仕事を再び迅速に担う。

 軍事変換における手続きの最初の主要な惑星の調整活動は、かつての米国の軍事要員の主要な派遣員が、かつてのロシアの軍事要員と共に働き、50年間の冷戦で引き起こされた核廃棄物と誤った核の管理体制がロシアの環境に与えた損傷を修復し、回復する役割を相互で担う準備をする。このロシアとアメリカのモデル的な生物圏浄化プロジェクトが、惑星のあらゆるところのすべての軍事変換協同体プログラムのモデルとなる。これ以降、すべての現在の軍事予算は凍結され、ロシア・アメリカの核浄化と「子供たちの一団」を含む、特定の生物圏における復旧プロジェクトを経済的に支援する信託へと変えられる。

 同様の手法を応用し、生態地域の特定の地方の必要に応じて、「子供たちの一団」は、学校と教育システムの解放をはじめ、磁気の月1日(グレゴリオ暦1996年7月26日)から共振の月14日(グレゴリオ暦1997年1月23日)まで、すなわち預言の第4年の最初の半年間に、生物圏の変換を完了させるだろう。これ以降、惑星の子供たちは、学びの者たちおよび探求者たちの秩序の中で機能するメンバーとして登録されるようになる。そして彼らは生態地域のすべてのPAN変換プログラムを支援する。すべての既存の教育施設は、これ以降、PANの「新しい時間は芸術である」の訓練・教育施設および宿泊施設へと変換される。

 これ以降、時間統制の中では、戦争がないことを宣言させよう。戦争の軍隊も、刑務所も、囚人も、あらゆる種類の強制的な義務教育もないように。時間統制の中で、原理原則と訓練は、時間の秩序の自然な自動制御の機能となる。生物圏の誓約の規範からの逸脱はすべて、これ以降、五のPAN協同体委員会の中で取り扱われ、すべての逸脱した振る舞いは、それにふさわしい芸術的な原理原則と努力で報われる。


経済的な生物圏の再組織化と、
プラネタリー・ストアの地球変換信託のための人々の決議

 「勝利の52日間」を最大限に平穏かつ安全なものにするため、古い時間の秩序の暦から新しい時間の秩序の暦へと前代未聞の移行をする私たち地球の住民は、現在の富、物とサービスの公平な分配のために、ここに移行的な経済の秩序である「プラネタリー・ストアの(地球)変換信託」に権限を与える。金銭は、12:60の富の基準という数量上で同意されたものを除けば、その価値は非公認となっており、また金銭は新しい暦の時間の中ではどんな合法性も持たないために、私たち惑星地球の住民は、利子を抽出したり、あらゆる種類の横領のための必需品あるいは投機的な手段としてのすべての金銭の使用を非合法化する。

 これは、これ以降、あらゆる種類の利子に関わって機能する抽象的な金融システム、株式市場、G7の銀行制度のすべてが、その権力を奪われることを意味する。現在のすべて銀行制度の流動資産は、ここに凍結され、二年間(1996−1998年)のPAN勝利変換プログラムと、それに引き続く二年間(1998−2000年)の生物圏から精神圏の移行のための新しいPANモデルの準備の双方を、経済的に支援するプラネタリー・ストアの地球変換信託として再構築される。

 預言の第4年の磁気の月1日(グレゴリオ暦1996年7月26日)からはじまる、PAN経済変換裁決者は、即座に国際金融基金(IMF)、世界銀行、連邦準備銀行(※訳注:日本の日本銀行に相当し、全米に12行ある)、さらにはG7の経済支援をする関連銀行の重役やそれに付随した運営機能を持つGATT、NAFTAなどとともに、主要な銀行経営の協力作業をはじめる。その目的は、流動資産額の評価と、その資金によって再制度化される国連、PAN変換ネットワークという手段を通して、共通の惑星生活基準に応じた受領者の権利を等しくするプログラムの期間中、つり合いのとれた流動資産の配分を行なうことである。

 世界銀行、国際金融基金、連邦準備銀行、G7の銀行制度の蓄積された富は、生命力を持つ生物圏資源の掠奪という犠牲のうえで生じた利益であり、また賃金労働者の奴隷的な労働からの搾取を表わす。したがって世界銀行制度の凍結された資産は、これ以降、プラネタリー・ストアの地球変換信託を構成することになる。地球変換信託として凍結された流動資産は、二年間の変換期間にわたって、人類文化と生物圏の蘇生資金の共同基金へと変換されることになる。

 生態地域の銀行と銀行制度は、賃金の支払いを含め、すべての生態地域の共同利益を得るために利用される。すべての預金は、共同利益の貯蔵と28日の月ごとに支払われる定期的な賃金として使われる。その際、個人あるいは地域のPAN協同体委員会に対して支払われる金額は一定である。PAN協同体委員会は、彼らの集合的な自由裁量で、新しい誓約に一致した集団プロジェクトに資金を分配できる。


プラネタリー・ストアの地球変換信託を構成する日用品

 磁気の月1日、<青い自己存在の嵐>(グレゴリオ暦1996年7月26日)から、すべての日用品の在庫は凍結され、これ以降、「プラネタリー・ストア」として再構成される。これが意味することは、PAN経済裁決者との協力により、すべての品物や日用品、サービスの配布と生産が、二年間の変換期間のあいだに、経済手段、サービス、日用品のすべての公平な配布をするため、地球変換信託のプログラムの便宜をはかり、足並みがそろえられるということである。

 この変換期間のあいだに、PANと共同でビジネス・ベンチャーを行なう銀行、企業、その他の組織のすべての預金を扱うため、私たち惑星地球の住民は、ここに明確な預金の記録を維持する最も効率的な方法として、ゼロ予算を要求する。これは毎月28日ごとの4週間周期が、ゼロ予算とともに始まり、それに応じて必要なものの分配が行なわれること。また収入や地域の地球変換信託銀行での預金残高も、これに応じることを意味している。磁気の月1日、<青い自己存在の嵐>(グレゴリオ暦1996年7月26日)の時点で効力を持つようになる人々の普遍的なゼロ予算の指令は、残高記録がきれいに洗い流され、すべての借金は帳消しになり、欠損や赤字財政もないことを意味する。これは普遍的な許しのための時間統制の指令が成就することによってなされる。


連合した人々のPAN変換ネットワークとして
再構築される国連に対する人々の決議

 新しい暦の新しい時間の中では、国家はもはや機能的にはたらく概念ではない。したがって、私たち惑星地球の人々は、時間統制の、生態地域的な自律性への変換をうまく成し遂げるために、ここに現在構成されている形の国連の溶解を指令し、その即座の再構成を要求する。再構成される国連は、人類文化の回復と、生物圏の蘇生のための「連合した人々のPAN変換ネットワーク」となり、預言の第四年、磁気の月1日、<青い自己存在の嵐>(1996年7月26日)に効力を持つ。

 文字どおり現在構成されているすべての国家が、いまや国連の理事国となっている事実、およびユネスコがすでに国連のあらゆる理事国の教育および文化的な関連団体となっている事実を認識すると、惑星地球の住民はこれらの代表国の協力を呼びかけ、特にユネスコの代表国にPAN協同体委員会と惑星暦委員会に参加し、情報の調整および暦の配布、またすべての関連教育資材を国民に対して配布すること、さらにPAN協同体とPCC(惑星暦委員会)が、それぞれの地域で確立されるように監督することを要請する。これらの要請は、国家から自発的・自己計画的な生態地域への変換を支援するというはっきりした目的のためである。

 国連の再構成、およびそれによって生じる「連合した人々のPAN変換ネットワーク」という人々の指令は、すべての政府、企業の構造や機能に対して段階的に廃止・変換がなされるために、二年間にわたって協力的に行なわれる。その二年間の再構成期間の変換形態である「連合した人々のPAN変換ネットワーク」は、PAN経済裁決者と世界銀行、国際金融基金、連邦準備銀行、G7の銀行制度と密接に働き、地球変換信託基金が惑星の生活基準に応じて公平に分配されているか、軍事・生物圏の変換運営と協力しているか、また地域のPAN協同体委員会と一致しているかどうかを監督する。

 国連の再構成において、現在構成されている国連安全保証理事会は、永久に溶解される。また国連の安全保証理事会が、実際には「核兵器」の私的なクラブであることが認められたうえで、分類保存された核兵器、核生産、核エネルギー・プラントに関する情報は、惑星地球の恒久的な非武装化のために、PAN協同体委員会へと送られる。これ以降、地域的に発生したチームが、すべての核兵器の貯蔵庫と研究施設および核エネルギー・プラントの廃棄および変換の仕事をはじめることになる。これは、安全保証理事会を構成する五つの国家に対してだけでなく、このような施設が存在するすべての国家が対象となる。核非武装化プログラムと同時進行的に、高度な新しい時間の教育研究チームが、現在、生物圏を危険に陥れている核廃棄物、およびその他のすべての廃棄物の排除のために、非物質的、テレパシー的なテクノロジーの開発を勧告される。

 再構成された「連合した人々のPAN変換ネットワーク」という手段により、この指令を前進させることで、すべての選挙はこれ以降、無効になる。PANの<五の委員会>は、新しい一般的かつ直接的な自己政府の形である。選挙で選ばれた政治家は誰でも、自分の事務所を最終的な溶解の時まで、最高で二年間のあいだそのままにされることが許される。そして、その事務所にとどまった在職者は、「連合した人々のPAN変換ネットワーク」を通してすべての国事を調整させることに協力することが条件づけられる。それは、国家の非合法化を強化し、「人々のPAN変換ネットワーク」が、ここに権限を持つようになったことを知らせ、現在構成されている国家の余分な維持のためだけに存在しているすべての慣習制度や国境の警備を解除し、廃止するためである。

 再構成された国連、「連合した人々のPAN変換ネットワーク」の存続期間をはっきりと明示し、それを1996年7月26日<青い自己存在の嵐>から、1998年7月25日、時間をはずした日、<黄色い倍音の星>までの二年間の変換プログラムと一致させるようにする。そしてその日付のあと、すべての支配形態は、生物圏の時間統制による人々の生態地域的な自律性の手に委ねられる。


13の月の勝利計画:はじめての世界平和

 新しい13の月の暦、生物圏の権利の新しい誓約が確実に実行に移され、惑星地球上のすべての人々にすばやく、また公平に行き渡るようにするために、そして古い暦に現在、浸透しているすべての制度を変換することが、可能なかぎりの大きな協力と努力で達成されるように、私たち惑星地球の住民は、ここに13の月の勝利計画、はじめての世界平和を宣言する。これは、戦争文化から平和文化へと人類の価値を祝い、それを急速に変容する必要を充たすのに必要な人類のエネルギーを動員するために計画されている。

 この13の月の勝利計画、はじめての世界平和が、さらにはっきりとしるされた二つの位相によって構成されていることも知られる必要があるだろう。それは、二年間の変換プログラム、磁気の月1日<青い自己存在の嵐>(グレゴリオ暦1996年7月26日)から、時間をはずした日、<黄色い倍音の星>(グレゴリオ暦1998年7月25日)まで。そして、生物圏から精神圏への移行を準備する、PANの<五の委員会>に応じた新しい社会形態を形づくるための二か年プログラム、磁気の月1日<赤い律動の月>(グレゴリオ暦1998年7月26日)から、預言の第7年、時間をはずした日、<白い共振の鏡>(グレゴリオ暦2000年7月25日)までである。

 銀河の支援キャンペーンとして遂行されるはじめての世界平和は、明確に区分された九年半の周期という枠組みで構成されている。それぞれの中身は、はっきりと到達可能なゴールでプログラム化され、新しい時間の秩序と原理に対して、世界中の人々の同期を増大させるという目的を持つ。生物圏の権利の惑星集会における、はじめての世界平和の9周期のタイムテーブルは、政府と企業の合同による二年間の変換、その生物圏の復旧へのカウントダウンと足並みをそろえ、また二年間の平和文化というPAN惑星モデルを確立し、時間統制の中で生物圏から精神圏への移行を導くという目的を持っている。生物圏の権利の誓約に関するすべての決議は、PAN協同体委員会と一致しており、それは、はじめての世界平和の期間内における長期および短期のゴールを確立する権威となる。その目的は、人類の社会秩序を自然な時間のコードへと迅速かつ包括的に変換することである。


生物圏の集会のタイムテーブル:はじめての世界平和の9周期

勝利の準備をする第1周期:

1.預言の第3年、「勝利は静める」、聖なる戦士の回帰
《7.15》はじめての生物圏の権利の惑星集会、普遍的な平和の13の月の勝利、はじめての世界平和の準備の地球規模での宣言。
《9.15》はじめての惑星の権利の集会の完了、PANおよびPCCの緊急プログラムの確立、「勝利の52日間」の準備。
《12.28》13の月の勝利の日、普遍的な平和の勝利宣言(境界溶解の儀式、囚人の解放、軍事変換のはじまり、協力のオリンピック)、預言の第四年、1.22までの「勝利の52日間」として組織されるPAN。

はじめての世界平和:第2年
産業的・生物圏的な変換プログラム

2.預言の第4年、「勝利は確立する」、<青い自己存在の嵐>
《1.1》はじめての世界平和の宣言、第一段階:12:60の制度の規制を解くための協力的な作業を通してのPAN−PCCの構築、変換のためのすべてのプログラムの完了。12:60の企業と政府のプログラムの最終的な衰退。地球変換信託のモデルとなる「近隣・生態地域の抵当の剥奪信託」の監視のためのPAN先住民委員会。テレクトノン、ドリームスペルの銀河籤(「キンの書」)と、テレパシーの増大のための協議会の準備。囚人の解放、軍事要員と学生を時間の五の秩序へと解放する「子供たちの一団」のプログラム。

3.「勝利は確立する」、聖なる地球の回帰
《7.15》地球変換信託とプラネタリー・ストアの運営をはじめる。これ以降、勝利のためのすべての生産品は、平和の旗のしるしをつけ、新しい誓約との協力関係を示すことになる。PAN経済裁決者の一団による非産業化、石油と自動車産業工場の閉鎖の実施。「労働者」をドリームスペルの芸術キャンプへと同時進行的に再組織化する。「近隣・生態地域の抵当の剥奪」プログラムのためにPAN先住民委員会をはじめる。「仕事」を非公認とし、銀河籤をはじめる。時間の五の秩序による再組織化の第一段階。13の月の暦が世界中に配布される。ロシア・アメリカの核浄化が大規摸になされる。

4.預言の第5年、「勝利は解き放つ」、<黄色い倍音の種>
《1.1》変換のすべての段階、側面での惑星の動員を完了する。はじめての世界平和は、日常的な出来事となる。新しい時間の13:20の周波数への惑星意識のシフトは、生物圏の浄化、人類文化の蘇生・回復のための惑星プロジェクトとともに、同時進行的な撤去、非産業化、剥奪のプロセスを担う。

5.「勝利は解き放つ」、聖なる心の回帰
《7.15》自然の豊かさを再確立し、欠乏や恐怖を餌にしている富の人工的な制度を排除するために、地球変換信託とプラネタリー・ストアの最終的な周期をはじめる。工場の最終的な閉鎖。政府の最終的な廃止。12:60の権力形態と権威のすべてを最終的にPAN協同体、生態地域的な自律的な委員会に明け渡す。PAN平和文化モデル・プログラムが、生物圏の時間統制へと参入する準備が整う。二年間の変換プログラムと、生物圏の文化的な揺り篭の中にいる人類のコミュニティの復旧に儀式的に終止符を打つ。すべての12:60のシステムが運営されなくなる。

はじめての世界平和:二年間の平和文化
惑星モデル・プログラム

6.預言の第6年、「勝利は清める」、<赤い律動の月>
《1.1》生物圏の集会・二年間のPAN平和文化モデル・プログラムをはじめる。いまや、すべての支配体制は、PANの地域的な<五の委員会>が保持している。すべてのPAN軍事変換、囚人その他の更正プログラムは、いまや現在進行中であるPANの生物圏維持の役割へと統合される。都市を庭園にするプログラムが、大規摸に実施に移される。テレパシー的な統一の基礎として、世界中で銀河籤(「キンの書」)の社会形態が確立される。三次元の共通保有権でつり合う四次元のテレパシー的な回復。新しい普遍的な精神性が人類に影響を与える。

7.「勝利は清める」、聖なる秩序の回帰
《7.15》放射能と有毒廃棄物の浄化のためのテレパシー・テクノロジーの完成。電子的なコミュニケーション・テクノロジー(インターネット)排除の最終的な準備が整い、代わりに「ニューロネット」が登場する。普遍的なテレパシーと「真実の信仰の勝利」。虚偽が最終的に取り除かれる。惑星芸術胞子としての人類の集合的な統一のための社会形態の完成。

8.預言の第7年、「勝利は果たす」、<白い共振の魔法使い>
《1.1》銀河文明の下位秩序ならびに真実の<惑星芸術胞子>としての人類のPANを確立する、時間船地球のテレパシー的な円卓を召集する。放射能と有毒廃棄物のテレパシー的な再秩序化とその変容例の高度な展示。惑星の平和文化モデル・プログラムの中ですべての人類を確立する最終的なプログラム。

9.「勝利は果たす」、聖なる指令の回帰。
《7.15》精神圏の到来:テレパシー的に統一された人類は、集合な心、精神、意志の単一かつ大きな作業となる地球の周波数安定化の準備を整え、それにより生物圏から精神圏への移行を完了させ、精神圏の到来を開始する。13:20の時間の形で確立された人類のコミュニティは、時間における統一という聖なる指令を実現し、それは前代未聞の集合的で知的、精神的、物理的な統一、「栄光」として体験される。時間統制の四次元的な秩序の道へと解き放たれた人類は、過去のどんな歴史的な慣習にも逸脱することなく、生物圏の集会それ自体を含む、新しい誓約と新しい暦によってのみ運営される13年間の試運転を実践することになる。

 時間をはずした日、<白い共振の鏡>(グレゴリオ暦2000年7月25日)の時点で、はじめての世界平和は完了しており、生物圏の集会の期間も終了し、そして人類は、生物圏の権利の新しい誓約と13の月の暦の、同意された試運転の完了期間、すなわち<黄色い銀河の種>(グレゴリオ暦2013年7月26日)までに、みずからのよって立つところを維持しているだけでなく、同時に生物圏を潤色し、それを向上させている。


基本的な生物圏の権利、集会の原理と期間、および決議

 出席者とのあいだで生じた13の月の暦に変える計画と、生物圏の権利の新しい誓約の決議が、人類情勢の進路において基本的で、前代未聞の変化であるため、またこの基本的な変化が緊急度の高い、はじめての世界平和であるために、13の月の暦と、生物圏の権利の新しい誓約に内在している聖なる変化と、その出席者による決議が、完全にその性質において精神的なものであることが、普遍的に知られるよう宣言されるべきであろう。

 もし「テクノロジーと戦争を何によって代替するのか?」と尋ねられた場合、「私たちはテクノロジーと戦争の文明を、精神、ビジョン、美しさで代替する。未来の大地は、生物圏の時間統制に調和したすべての人にとっての無償の大地である」と答えることができる。

 預言の第3年、水晶の月28日、<赤い宇宙の月>、13の月の勝利の日(グレゴリオ暦1996年6月26日)から、平和が普遍的に惑星地球上で定められたと宣言される。そして生物圏は、時間統制のおかげで改善された。人類はいまや生物圏の時間統制、その進化プログラムの中に再び入り込む。そして二年間の変換プログラムの終わりまでに、ただの大地、ただの大気、ただの水、ただの(自由)意志、ただの(自由な)信仰、ただの生命、ただの時間が、人類のあらゆる構成員に回復される。そして、それに続く二年間のPAN平和文化・惑星モデル・プログラムの調整では、清らかな大気、清らかな大地、清らかな水が、生物圏に回復される。

 さらに役割の再割当てのための銀河籤が、「キンの書、銀河の自由意志に基づく叙事詩」によって確立されることを決議しよう。平和の旗が生物圏の時間統制に調和していることを示すしるしとして、商業、商業製品、あらゆる交換形態、芸術的な相互交流のすべてで普遍的に使われる。普遍的なテレパシー、共通保有権、公平な交換が、すべての人類のための知性と信用を統一する制度として確立される。生態地域的な自律性を持つ惑星秩序が、生物圏の中の人類の調和のために確立される。そして生態地域的な自律性の中で、すべての統治は、PAN(惑星芸術ネットワーク)五の時間の秩序の協同体委員会を通して普遍的に確立される。これ以降、健康、犯罪、その他の社会的混乱の問題は、あらゆる地域のPAN<五の委員会>に委ねられ、芸術的な決議がはかられる。

 はじめての生物圏の権利の惑星集会は、この集会が緊急PAN、PCC、そして二年間の変換および二年間のPANの新しい秩序の確立に関するすべての問題を含む、生物圏から精神圏への移行を監視する暫定的な団体としての役割を維持することになる。その有効期間は、13の月の勝利の日からはじまり、時間をはずした日、<白い共振の鏡>(グレゴリオ暦2000年7月25日)までに完了する。

 最終的に13の月の暦と生物圏の権利の新しい誓約の精神的な性質を支持するために、すべての人類のコミュニケーションに普遍的に採用される信条や信仰の違いに寛大さと敬意を払うことを決議する。また、そうすることで新しい時間の秩序の中に完全に生きる生命の到来と共に、私たち地球の住民は、私たち自身のあいだに、生物圏の時間統制のための聖なる任務およびその使命の相互愛と敬意の中で、真実の信仰が開花し、すべての虚偽が最終的に消え失せる精神的に統一された力や、最終的に実現される生物圏の中でのひとつの種としての私たちの運命を目撃するだろう。

 この結末に向けて、惑星奉仕の波動魔法期を歩くために、以下の四つの奉仕が、生物圏の時間統制へと、すべての人類を解放し、統一するために普遍的に普及される。

惑星奉仕の波動魔法期の中で生命を統一する、それぞれの人類のために処方される四つの奉仕

  1.家庭的な調和を回復する家庭奉仕
  2.自己改善と普遍的な調和のための芸術奉仕
  3.社会調和を回復する社会奉仕
  4.環境をよみがえらせる生物圏奉仕


生物圏から精神圏への移行に関して

 13の月の暦に変えること、および生物圏の権利の新しい誓約の緊急性は、生物圏そのものの進化的な状況によって引き起こされている。この進化的な状況とは、生物圏から精神圏への移行を指すもので、直接的に人類の思考とテクノロジーが生物圏に衝撃を与えた結果による。この衝撃は、生命地球化学的な変容と呼ばれる。

 現在、この生命地球化学的な変容、すなわち人類の人口と機械の指数関数的な増大と増殖の総計は、そのすべての化学的な影響力を含めて、危機的な段階にある。この生命地球化学的な危機は、13の月の暦と生物圏の権利の誓約に伴う緊急性を生じさせている。その情勢の進路の方向をシフトすることで、人類は生物圏の制御不可能な生命地球化学的な変容の前代未聞の危機に知的に応答するようになる。そうすることで人類は、生物圏に対する自己反映的な思考の衝撃という不可避の結末を生じさせる。それは、生物圏から精神圏(生物圏の時間統制と調和のとれた人類のテレパシー統一場、惑星の知的な覆い)への変容である。


集会

 ブラジル、ブラジリアの「善意の寺院」、THE WORLD PARLIAMENT OF ECUMENICAL
FRATERNITYは、同時通訳の施設と、約500人収容可能な公会堂をもっている。したがって、惑星地球の人々の生態地域的な自律体を代表して出席する500人の派遣員の招待が準備されつつある。少数の派遣員が招待されるのは、その人たちが決定的なリーダーシップの役割を担うためである。

 集会は本質的に実務的なものである。誰もが原則的に13の月の暦に変えること、生物圏の権利の新しい誓約、および出席者の決議を確約し、承諾する。この集会の実務的な成果は、緊急惑星芸術ネットワークと惑星暦委員会指令基地に権限を与え、それらを形づくることである。これらは、預言の第3年、13の月の勝利の日、水晶の月の28日(グレゴリオ暦1996年6月26日)に、平和文化を創り出すという英雄的で精力的な仕事をはじめる準備活動を行なう惑星場の確立のためである。
 集会は、生きた芸術の雰囲気の中で開かれる。主催組織である「善意の寺院」が、その生きた事例である。地球規模の芸術や音楽が、集会の中心の催しとなり、毎日、日ごとに、その日の催しと織りなされて、「時は芸術である」の生きた証言となる。


出席者(仮):(進行していくにしたがって増える可能性がある。提案可能。)

 丸山氏(倫理研究所)、グリーンピースからの派遣員、アムネスティ・インターナショナルからの派遣員、ダニエル・エンティン(レーリヒ博物館)、テッド・ターナー(CNN・タイムワーナー)、ラテン・アメリカ、北アメリカ、ヨーロッパと環太平洋地域の13の月の暦に変えるグループの派遣員、ネルソン・マンデラ、バチカンからの使節、ティム・ワース(米国国務省、地球情勢局次官)、井深氏(ソニー)、ボカロフ氏(モスクワ、ロシア・クラブ)、松村氏(グローバル・フォーラム)、統治権運動のメンバー(ハワイ、メキシコ・チアパス州など)、先住民のホピ、アマゾンなどからの派遣員。イスラム理事会からの代表者、ロバート・ミューラー(平和の大学学長)、ユネスコからの派遣員。


議題とプログラム(仮)

 第1日、太陽の月11日、<黄色い電気の星>、活性化する──目的の統一、確認、確約および参加者の意識の昂揚のための芸術的なオープニング・セレモニー。

 第2日、太陽の月12日、<赤い自己存在の月>、定義する(銀河の活性化の正門)──生物圏の権利の新しい誓約とその決議を定義し、確約し、支持する小集団による会議。生態地域的な集会のプレゼンテーションと修正。

 第3日、太陽の月13日、<白い倍音の犬>、命じる──新しい誓約と決議を支持するためのPANとPCCの緊急履行のための生態地域的な手段を定義し、決定する小集団の会議、生態地域的な集会のプレゼンテーションと修正。

 第4日、太陽の月14日、<青い律動の猿>、挑戦を施行する──12:60の変換、「勝利の52日間」をはじめる芸術的な手段の生態地域的な集団による確認と決定、地球のバランスのための春分の儀式。

 第5日、太陽の月15日、<黄色い共振の人>、自由意志の行為に調律する(銀河の活性化の正門)──生物圏の集会と13の月の暦に変える平和の計画、および13の月の勝利・生物圏情報ネットワークを通してコミュニケーションを確立し、維持する期間の戦略と緊急ネットワーク・プランの概括を締めくくる。

 国旗を普遍的な旗──平和の旗、地球の旗、虹の旗、第五の力の銀河の盾──にとって代える締めくくりのセレモニー。
 聖なる統一の誓い。生物圏の権利の新しい誓約と、13の月の暦に変える平和の計画を支持する惑星規模の誓いを、地球の日、<黄色い宇宙の種>、惑星の月19日(グレゴリオ暦1996年4月22日)に行なう、世界規模のターゲット・セレモニーに向けての準備。

(集会全体は、<世界の橋渡し>の波動魔法期のあいだに開かれる。<世界の橋渡し>は、「銀河の火星」を表し、「北の交差の城」の中にあり、<戦士>を洗練する「死の法廷」であることに注意する)


インターネット

 はじめての生物圏の権利の惑星集会がブラジリアで開かれているあいだに、新しい誓約を支持する決議を確約するために、インターネットが惑星のあらゆる地域に集会の相互作用をはかる惑星規模の拡張を行なう。

 新しい誓約と決議、またブラジリアにおけるはじめての惑星集会に関する情報は、その催しの前にインターネットに提示されるとともに、公的な宣言がなされる預言の第3年、共振の月15日(グレゴリオ暦1996年1月24日)と同時にその情報が提示される。

 インターネットの活動家は、WORLD PARLIAMENT OF ECUMENICAL FRATERNITYのルチアーノ・メイラ氏および集会コーディネーターのヴァンディール・カサグランデ氏との連絡を密にとることが望まれる。


後注

 生物圏の権利の集会とその出席者による決議は、13の月の暦と、暦を変える平和の計画を含めて、パカル・ヴォタンの預言、夜明けの人々と聖なる書の人々を結び合わせる『テレクトノン、預言を語る石』の実現に向けて差し出される。


惑星地球の自律的な人々のために差し出される、
キン11&キン22

「私たちはすべて、銀河解放戦線の前線にいるヴォタン・サパタである!」



<白い電気の魔法使い>の年/前半・1995.7.26〜1996.1.23
黄色い倍音の種の年・律動の月23日 JX/1998年1月4日  第3刷発行
著者:ホゼ&ロイディーン・アグエイアス
訳者:高橋 徹
協力:パン・ジャパン
編集・発行:PAN翻訳ライブラリー

●雑誌・出版・その他のメディアに転載する場合は、missye@jca.ax.apc.org までお問い合わせください。

6の月の年電気の月26日 9の犬 Ver 1.0
訳語の見直し等で、文章の語句を変更することがあります。
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