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赤い月の月の年・資料
<赤い月の月>の年
1994.7.26〜1995.7.25
■預言の第2年
目次
Original Copyright (C)1994−1995 by Jose & Lloydine Arguelles
Japanese Translation Copyright (C)1995 by Toru Takahashi




■生物圏の警告

預言の第2の年、月の月24日
キン40、黄色い磁気の太陽


親愛なる兄弟姉妹たちへ

 このあいだの「時間をはずした日」、1994年7月25日、<黄色い磁気の星>から52日間が過ぎ去りました。52日、それはひとつの時間の城です。この時間の城の中で、あなたがたは、すべてが知られるようになるべきであることがわかるはずです。その時間の中で、私たちはユカタン半島のカリブ海岸にあるプエルト・モレロスから、コロンビアのモデインのちょうど外側にある農場までの旅をしました。私たちの証拠や証明は、完全に集められ、いま新たに生まれました。「私たちは虎の尾をとらえた!」(訳注:通例では「予想外の困難に陥った」意の慣用句)と。

 虎とは、12:60のバビロン、G7、バチカン、消費者が連合した物質主義の世界。尾とは、13:20の自然時間に基づいた「13の月の暦に変える平和の計画」です。数学的な証明を伴う「ドリームスペル」から「テレクトノン」、そしてその中核を成す「13の月の暦」それ自体に至るまでの驚くばかりの配備で、私たちは「13の月の生物圏救出救済作戦」をしかける準備が整っています。生物圏は、誤った時間、12:60から救出され、そして正しい時間、13:20によってのみ救済されうるのです。

 同封の「平和の計画」は、それ自らが語るものです。国連50周年を記念する「平和の計画」の最初のひと突きは、私たちが南米コロンビアへの道筋の途中で出会った、「平和のための大学」の学長、ロバート・ミューラーを通して生じたものです。次のことを考えてみてください。国連の50年目の記念にあたる1995年は、同時に原子爆弾の50周年記念(7月16日)、レーリヒの平和条約の60周年記念(4月15日)、そして「地球の日」の25周年(4月22日)に当たるのです。

 20周年目の地球の日である1990年から、25周年目の地球の日である1995年までの5年間は、この惑星地球の歴史において、たいへん大きな短期間の集合的な記憶喪失を表しています。神は最も慈悲深いものです。私たちの想像しうるあらゆる毒物の廃棄で、生物圏全体が汚染されているにもかかわらず、私たちすべては風前のともしびの状態で生きています。このともしびは、正しい時間の啓示と、その真実そのものであり、13の月の暦という大きな治療薬にほかなりません。

 同封されている「惑星奉仕の波動魔法期」は、1995年7月26日、「白い電気の魔法使いの年」、「預言の第3の年」までに、生物圏が私たち人類に要求している集合的な行動記録の準備用チェックリストです。「平和の計画」をコピーして、メディア、政府官僚、地域の国連事務官、エコロジー関連団体など、あなたの知っているすべての人に、できうるかぎり幅広く回覧するようにしてください。この「平和の計画」の第U部で言及している資料は、倍音の月(1994年11月15日から12月12日)までに入手可能な状態になります。

 人間存在として、私たちは、無知なデザイン工学の産物ではありません。私たちは、誤った計時周波数に従うことで、本来の道からわきにそれているにすぎません。もし私たちがいま起きあがって、13の月の旗に従うなら、私たちは新しい起源を与えられるでしょう。愛をもって共に前へ踏み出しましょう。

惑星平和の巡礼
ホゼ&ロイディーン・アグエイアス





■13の月の暦に変える平和の計画

1. 国連の50周年の年であるAD1995年への寄与

 ●何をするのか:
 現在、世界中で使用されている12か月のグレゴリオ暦を13の月の暦に置き換えます。これは1995年7月25日の普遍的な停戦、「時間をはずした日」がそれに先駆ける形で、7月26日から実効力を持ちます。

 ●その理由:
 1989年の冷戦終結を含め、半世紀にわたる国連の活動と、四分の一世紀にわたるエコロジー運動にもかかわらず、国家間に平和が訪れることはなく、生物圏はますます完全な汚染と破壊の危機に瀕しています。なぜでしょうか? 物質主義の根本要因を理解しようとすることはもちろん、それを試みることすらないからです。それでは、根本要因とは何でしょうか? それは、人類が地球、太陽系、銀河系の自然なサイクルからはずれた人工的な計時周波数に沿って生きているからです。地上のすべての生命、そして地球自体は、自然の計時周波数に従っています。唯一、現代の文明化された人類だけが、この自然な計時周波数から逸脱しており、そしてあらゆる生命種の中でも唯一、人類だけが、みずからの生物圏の維持システムを破壊しています。

 毎日の生活の中で、文字どおり現代の人類のすべては、時代錯誤的で、不規則で、そして不自然な12か月のグレゴリオ暦に支配されています。バチカンによって1582年に制度化されたグレゴリオ暦は、バビロニア人が5,000年前に発明した最初の12か月の暦の、最後の果実です。空間の計測に基づき、平らな円を12の部分に分割するバビロニアの暦は、時間において注目すべき過ちを犯しています。12の数字に対応する自然のサイクルはどこにもありません。自然の人類の周期は、女性的な28日の生物学的な周期に支配されています。この28日周期の13倍は364日で、地球の軌道周期を示す365日よりも一日少なくなります。女性の生物学的なリズムと月の周期のあいだの関連性は、中東で歴史的な文明が勃興する前にはあらゆる人類に知られ、理解されていました。また、13の月・28日の暦の記憶は、今日でも世界の多くの地域に残っています。

 それにもかかわらず、12か月のグレゴリオ暦の押しつけによって特徴づけられる世界規模での現代ヨーロッパ文明の勝利は、現代の人類の運命を、自己創造した、不自然で人工的な世界へと封印しました。グレゴリオ暦の押しつけは、同時に起こった機械時計の発明と混ぜ合わされ、これもまた12の人工的なサイクルに基づき、60分、1分60秒という独断的な単位へとさらに分割されました。この暦と機械時計の組み合わせが、人工的な人類の計時周波数である12:60を創造したのです。「時は金なり」という哲学に押し流されて、この12:60の周波数は、17世紀の科学的な物質主義者の革命、18世紀の産業革命、19世紀と20世紀の民主主義社会革命の要因となり、その結果、20世紀末の物質主義のもはや完全に制御不可能な文明を生じました。それがいま私たちの生存を脅かしているのです。これらすべては、人類が、注目すべき過ち、12:60という人工的な計時周波数に、その基礎をおいているからです。この壊滅的で、ほとんど希望のもてない加速された状況に対する唯一の解決策は、人類のために13か月28日の中にコード化されている自然の、自然な計時周波数へと回帰することです。

 ●「13の月の暦に変える平和の計画」の短期的な効果:
 「13の月の暦に変えること」は、物質主義の問題の根本と直接関わるために、カレンダーを別なものに変えることで、それ以外のどんな平和の計画よりもはるかに、戦争を完全に終結させ、物質主義を打ち砕く活動を提示します。この非常に単純な行為を通して、人類は、その進化において前代未聞の瞬間、すなわち集合的に、平和的に、新しい共通の時間に入り込むことを達成します。このことを整然とした形で行なうには、古い植民地主義の暦を、1995年7月24日をもって最後にしなければなりません。この日が、「例によって、いつもの調子で」の最後の日になるでしょう。1995年7月25日は「時間をはずした日」と呼ばれ、翌日の1995年7月26日、13の月の暦の磁気の月の最初の日、新しい時間の初日へと平和的に入り込む準備をするために、惑星地球上のあらゆる戦いを普遍的に終止する日です。

 ●「13の月の暦に変える平和の計画」の長期的な効果:
 13の月の新しい世界暦は、惑星地球の統合をはかるための普遍的なテンプレート(鋳型)です。各月の28日は、その他の月の日数と同じです。一年52週を保持し、一週間と毎月の日にちの曜日は、13の各月のそれぞれどこでも同じです。現存するあらゆる宗教暦や太陰暦、そして国民的な祝日もまた、この新しい暦に通常どおり組み込むことができます。年の365番目の日は、常に「時間をはずした日」で、曜日がありません。このようにして、毎年の最初の日、そして毎月の最初の日は、常に日曜日です。余りの四分の一日は現在、四年にいっぺんの閏年の日に集約されますが、これは52年ごとの13日間に置き換えられます。52年は太陽−銀河周期の期間で、13日間の地球規模の祝祭が52年ごとに祝われることになります。

 13の月・28日の暦は、時間の完全な調和です。空間が物理的なものであるのに対して、時間は精神的なものです。もし私たちの従っている暦と時間が不規則なもので、人工的かつ機械的なものであれば、私たちの心もまた同様の状態に置かれます。しかし、もし私たちの従う暦が調和的で、自然の周期に同調しているものであれば、私たちの心もそうなり、そして私たちは、より精神的で自然と再び自然な調和のとれた生活方法へと回帰できるようになります。暦を変えることは、まず最初に行なうべきことであり、また今私たちが従っている破壊への道筋を歩むのをやめるための、最も重要なステップです。それ以外の解決方法はありません。これに反対する意見もあるでしょう。それは、試験されていない仮説であり、その結果はどうなるかはわからないと。これに対して私たちは次のように言います。「原子爆弾もそうでした。そして、原子爆弾が私たちの世界に対してやったことを見てください」と。この「13の月の暦に変える平和の計画」は、すぐにでもはじめることができ、そして少なくとも、人類の狂気に満ちた競争をやめ、種全体として平和的な行ないを実施する前代未聞の機会:新しい暦を採用し、そして普遍的に新しい時間へ入ること──を体験するチャンスを人々に提供します。新しい時間に入ることなしに、私たちは決して新しい世界を得ることはなく、普遍的な平和は、私たちの手を永遠にすり抜けてしまうでしょう。


2. 惑星暦委員会と、国際連合の役割

 国連が50周年記念を祝うのに、時間の新しい普遍的な基準となり、一つの人類の種として意識的に新しい時間へと入り込む、前代未聞の瞬間を体験する機会となる「平和の計画」以上によい方法はありません。私たちは、この独自の体験の価値を過小評価できません。ちょうど原子爆弾が破壊的な効果を持ち、不調和を引き起こしたように、それは創造的な調和のための可能性において独自なものだからです。もし50年前の原子爆弾が、国連の必要性を早期に喚起したものであるとするなら、50年後の13の月の暦は、これ以上ないくらいに適切な正当性を持つものであり、国連のもともとの使命を確かなものにします。

 私たちは、紀元1582年に制定され、課せられた非科学的なグレゴリオ暦が、植民地主義の暦だったという事実に直面しなければなりません。完全に調和のとれた暦がそれにとって代わることは、植民地主義、物質主義、そして誰も疑問に思わない金銭の世界支配の時代が、それらが再び生じることのない形で幕を閉じることを促します。13の月・28日の新しい世界暦の普遍的な採用は、人類の精神的な進化における前進を表します。あらゆる信条、信仰、精神的な道筋や生活方法は、この普遍的な統一のテンプレートによって包含されうるのです。

 「時間は四次元」だと、アルバート・アインシュタインは述べました。しかし、彼はそれについてほとんど語っていません。それは彼が、四次元が三次元の空間の数学とまったく異なる数学によって支配されていることを知らなかったからです。生物圏の法則と科学に関する根気強いパイオニア、V.I.ヴェルナドスキー(VERNADSKY)は、何度も何度も彼の生涯が終わるまで(1944年)、私たちの生物圏に関する知識は、ただひとつのことがはっきりしないと完全なものにはならないと述べています。そのひとつのこととは、「時間の法則に関する正確な理解」です。その結果、私たちは、時間についてまったく知らず、そして私たちの種は、みずからの集団の管理不可能な生態的拡大と、同時にその集団が生んだ機械を通して、みずからが占めるべき割合を超え、生物圏全体を破壊するプロセスにあります。

 1989年、私たちは計時周波数12:60と13:20、それに伴う時間の法則を発見しました。私たちは、発見の成果を国際連合(ユネスコ)に提供し、ユネスコの加盟国で惑星暦委員会を設立してもらうよう、その創設を提案しました。私たちはユネスコに、すべての惑星暦委員会に次のものを自由に配布することを委ねます。

1)『時間に関する論文』(1992)、12:60−13:20の計時周波数の発見と、四次元の時間の放射状マトリクスを支配する数学的な法則についての包括的な描写。12:60=12か月の暦、60分1時間、「時は金なり」。13:20=13の月、20の手と足の指、「時は芸術なり」。12:60−13:20の計時周波数の発見は、「相対性理論」の発見の重要性とその有益性に優るものです。12:60−13:20の発見は、物質文明として制度化された、時間における特筆すべき過ちに、必要欠くべからざる光をそそぎ込みます。そして現代の歴史において、最も遠大かつ広大な発見であり、私たちの生物圏に対する理解を適切な文脈の中に位置づけるものです。

2)『13の月の動き』のテキストを含む『13の月の暦』。13の月の暦の再発見は、中央アメリカの古代マヤの暦と数学に対する私たちの研究から生じた果実のひとつです。この暦は、7月26日に太陽系と銀河系の周期に同期するものなので、その日は新しい時間への新年となります。それぞれの月は力と行為と質を持ち、それらは共になって、「惑星奉仕の波動魔法期」と呼ばれる、年ごとの集合的なふるまいのパターンを形成します。

3)『テレクトノン』、13の月の暦による預言ゲーム。テレクトノンは、28日ごと、1年で13回、私たちを歴史を超えたところへ導き、三次元から四次元へとつれていく知識とテレパシーの道筋を示すものです。このゲームに付属するのは、パカル・ヴォタン(AD631−683)の預言で、彼はマヤの賢者であり、その知恵は、すべての宗教を包括します。また特に今世紀の最後の七年の生物圏の改革に言及するものです。

4)『ドリームスペル』:時間船地球2013の旅。地球は、「宇宙(空間)船」ではなく、「時間船」です。この教育的なゲーム・フォーマットは、四次元の時間の放射状マトリクスの完全な証明を提供するものです。365日の太陰太陽暦における特定の日付を、銀河的な260日の四次元の計時周期へと翻訳する「銀河の羅針盤」などの道具を含んでいます。この道具キットとその証明のセットは、常にすべての人類のために贈り物として意図されており、決して商業的に販売されるものではありません。1991年から1992年にかけて、10,000個の英語版と、10,000個のスペイン語版のキットが生産され、無償配布されました。加えて、ラテンアメリカ、北アメリカ、その他世界の諸地域の多くのグループが、いま「13の月の暦」に従っています。

 これらすべての資料を考慮するにあたって忘れてはならないことは、20世紀の人類にとって四次元の時間の法則の発見は、中世の人類にとっての太陽中心の太陽系、地動説の発見に匹敵するものだということです。

 惑星暦委員会は、次の目的で早急に形成されるべきです。
 1995年7月26日に暦を変更する必要があることの理由と、その方法を人類に準備させるために、12:60−13:20の周波数の変化の質に関して研究し、新しい暦と情報を配布する。
 テレクトノンとドリームスペルを使用した教育プログラムの実行方法について考察する。
 そして、最も重要なことは、人類社会の差し迫った未来のために、暦の変更と平和の計画がもたらす多くの影響を十分に考察すること、です。

 私たちは、みずからの調査研究から生じた果実を提供するにあたって、私たち自身のことを考慮するようにお願いしているわけではありません。私たちが提案するのは、普遍的な真実と平和の計画です。これらの受容と理解が、それみずからの報酬です。しかし、「13の月の暦に変える平和の計画」に関する、適切な教育フォーラムや委員会への参加を求められたときには、それに応えたいと考えます。

惑星平和の巡礼、新しい時間の開拓者
ホゼ&ロイディーン・アグエイアス





■PAX CULTURA PAX BIOSPHERICA
13の月の暦に変える平和の計画の第3部として付加

文化による平和、生物圏主体の平和
5か年計画

T. 文化による平和、生物圏主体の平和:
  惑星地球を元に戻すための人々の自律的な惑星規模の決議

 芸術的、科学的な施設、歴史的に重要な文化財、記念碑、公館、収集物の保護に関する国際条約、レーリヒ条約と平和の旗がすでにあり、それが決議されているという事実。戦時にもかかわらず、22の汎アメリカ諸国(1935年4月15日)、バルト諸国(1937年)、インドその他の国々などで、この条約が調印され、同意されているという事実。また、国連の文書保管局での公文書の一部として記録されているという事実。これらの事実からすると、現在の重大な局面において、この条約の原理原則は再活性化され、それが抑制されない経済的な発展により危機に瀕している惑星地球の生物圏の保護を含むものとして拡張され、決議されているものと見なすことができる。人類文化と生命そのものの起源である生物圏は、協力に対するこの単独の試みが、現在の人類によって引き受けられなければ、もはや存続不可能であろう。だからこそ、生物圏の保護と回復に向かっての建設的なステップを確かなものとするために、さらなる決議がなされなければならない。

 その点で、レーリヒの平和条約も、それ自体が保護されなければならない。さらに文化的あるいは生物圏的に見たときに、危機に瀕するすべての地域に平和の旗が掲げられること。そして調和的で規則的な13の月・28日の暦が、太陽年の共通で普遍的な尺度の基準として今すぐに採用されなければならない。このようにして、新しい共通の時間のもとで、すべての人類は、確実に共に前進できるようになる。この新しい共通の時間は、生物圏と、人種、宗教、皮膚の色あるいは信条にかかわりのない人類全体と、すべての生命種を含み、それを敬う。このようにして、人類集団のあいだで、新しい誓約のための新しい基礎がおのずと生まれ出るようになる。

 この文書につけ加えられるものは、この決議内容を満たし、それに付随する手段であるレーリヒの平和条約、13の月の暦、そしてその暦を説明する『13の月の動き』が含まれる。


U. 文化による平和、生物圏主体の平和:実行計画、60周年の催し

 国連の50周年記念の「13の月の暦に変える平和の計画」への貢献を強化するための付属物として、私たちは「文化による平和、生物圏主体の平和の決議」と「実行計画」を添えます。

 1995年は、国連と原子爆弾の50年目の記念にあたるだけでなく、同時にレーリヒの平和条約と平和の旗の60周年記念(4月15日)、そして「地球の日」の25周年(4月22日)にもあたります。文化を通しての平和を推進するレーリヒ条約ですでに確立された先駆的な業績、国家間の平和を促進した国連、私たちの住んでいる貴重な環境(生物圏)に対する気づきを促進した「地球の日」、そして原子爆弾によって象徴される、この環境がさらされている危機的な状態──それらを十分に考慮し、惑星地球の自律的な人々を代表する私たちは、次のような方法で「文化による平和、生物圏主体の平和」の即座の確立と実行を呼びかけています。

1)第一の警告:1994年12月11日−12日(倍音の月27日−28日)、米国フロリダ州マイアミのラテン・アメリカのサミット。これは、ビル・クリントン大統領の呼びかけにより、ラテン・アメリカの貿易と商業投機問題について議論され、その「統一」をはかるものですが、私たちはそこで「平和の旗」と「文化による平和、生物圏主体の平和の決議」の提示を呼びかけています。それは、レーリヒ条約がもともとこれらのまったく同じ汎アメリカ諸国の代表によって調印されたことを思い出してもらうために、参加各国の代表に対して向けられるものです。私たちは今、急速に自然の資源を激減させている商業的な統一よりも優先されるべき、文化的な統一を再び呼びかけています。各国の代表者たちはまた、「13の月の暦に変える平和の計画」を知らされ、来たるべき1995年4月15日の「平和の旗」60周年の記念式典への注意が促されます。

2)第二の警告:1995年4月15日(惑星の月12日)、ワシントン・D.C.でのレーリヒの平和条約調印の60周年。ワシントン・D.C.と、汎アメリカ諸国の首都で「平和の旗」を掲げた静かな行進が同時に呼びかけられます。ニューヨークでは、国連総会のすべての代表者たちに向けて「平和の旗」が提示され、併せてレーリヒの平和条約、「文化による平和、生物圏主体の平和の決議」が読み上げられます。また、「13の月の暦」と「13の月の暦に変える平和の計画」が配布されます。これらの催しの後に、都市から聖なる場所、絶滅の危機にさらされた自然保護区域、そして有毒廃棄物の処理場など、危機にさらされたあらゆる生物圏の場所への1週間にわたる静かなデモンストレーションと行進が続きます。そして、これらは、次の第三の警告で最高潮に達します。

3)第三の警告:1995年4月22日(惑星の月19日)、「地球の日」の25周年記念。「平和の旗」と「地球の旗」がともに、あらゆる聖なる場所で、有毒廃棄物の処理場で、はためきます。そして、この惑星上のあらゆる主要都市での行進に伴い、「文化による平和、生物圏主体の平和」が公的に読み上げられ、宣言されます。

4)第四の警告:1995年6月26日(水晶の月28日)、カリフォルニア州サン・フランシスコでの国連宣言調印の50周年記念。サン・フランシスコと、世界中のあらゆる主要都市で、「文化による平和、生物圏主体の平和」の宣言がなされます。また、これに伴い、1995年7月25日の普遍的な停戦と、1995年7月26日の「13の月の暦」の採用のための請願書が世界中で配布されます。請願書の内容は、以下のようなものです。

 私たち、惑星地球の自律的な者たちは、あらゆる政府、政府組織、銀行、商業団体、あらゆるマスコミ関連メディア、教育的・科学的組織に対して、人々の意志を尊重し、「13の月の暦に変える平和の計画」、「文化による平和、生物圏主体の平和の決議」、1995年7月25日の普遍的な停戦を認め、受け入れてくださるよう請願します。また、併せて1995年7月26日に、すべての人類にとっての新しい基準として、「13の月の暦」を普遍的に採用し、それを受理するとともに、すべての人類と惑星地球に普遍的な平和をもたらす新しい時間を正式に始めてくださるよう請願するものです。

 さらに私たちは国連に対して、この新しい暦と、関連する教育用資料を配布する機関となり、そして惑星地球に対する永続的な平和と新しい起源をもたらす手段として、即座にこの暦と、5か年計画の「生物圏主体のタイム・テーブル」を採用してくださるように請願します。

5)第五の警告:1995年7月16日(宇宙の月20日)、ニューメキシコ州トリニティ・サイトにおける最初の原子爆弾の50周年記念。この日、トリティ・サイト、広島、長崎、チェルノブイリ、そしてすべての核エネルギー施設のある場所で、「平和の旗」と「地球の旗」を伴う静かなデモンストレーションが、戦争の時代の終わりを祝います。この第五番目で最後の警告に引き続き、「自律的な道徳緊急・銀河指令計画」が宣言されます。この計画は、古い12:60の時間の最後の日である1995年7月24日(宇宙の月28日)までに作成され、公的な宣言が為されるように準備されます。

<活動の焦点>:1995年7月25日、時間をはずした日、「赤い月の空歩く者」、普遍的な停戦が、すべての政府によって認められ、受け入れられます。対立する権力の闘争も、「人々の自律的な平和委員会」によって監視されるようになります。この委員会の人々は、白い衣装をまとい、「平和の旗」を掲げて、生態的に危険にさらされている地域、たとえばアマゾンの多雨林など、すべての闘争地域へと向かいます。同時に、すべての人類に対しての普遍的な恩赦の宣言がなされるとともに、日の出・日の入りの「新しい炎の儀式」が、古い時間の終わりと新しい時間のはじまりを祝います。

 7月25日、「赤い月の空歩く者」は、曜日を伴わない、時間をはずした日であるために、「白い電気の魔法使い」、磁気の月の初日、古い7月26日は、日曜日で、新しい時間を始めるにあたっての、普遍的な精神的な祝祭と感謝の日になります。ユネスコと「人々の自律的な道徳緊急委員会」によって整備される「暦委員会」の後援を通して、新しい暦は世界中に行き渡ります。すべての人類に対する新しい普遍的な時間の基準をはじめること、人類の情勢全般の進路を前向きに再び方向づける新しい実験に関する宣言が、あらゆるところで為されます。この最初の一歩は、400年以上も前の1582年、古いグレゴリオ暦の制度化と科学的な革命がはじまって以来の、はじめてのことになります。そして、これ以後、「文化による平和、生物圏主体の平和」がはじまります。


V. 5か年計画の「生物圏主体の平和」を遂行する

 第二次世界大戦が完全に世界を変えるのに5年かかったように、5か年計画の「生物圏主体の平和」は、産業時代の汚れを落とすこと、自然時間の13:20の法則に応じてみずかを再組織化すること、さらには物質主義によって創り出された12:60の問題を処理するためのテレパシー的な技術を見い出すことへと、人類を動員するために必要とされています。もしあなたが、私たちは今すぐに何かを為す必要はない、と思うのであれば、次のことを考えに入れてみてください。

 毎日、夜明けとともに、この惑星地球は、これまでにないくらいの前代未聞の瞬間を迎えています。どのようにでしょうか? 毎日、25万人の人が増え、200の種が減り、そしてこの惑星を7回りできるほど、行ったり来たりの「仕事」をする運転者一人だけを乗せた6100万台の自動車が、すでに汚染された大気へと、信じられないほどの量の一酸化炭素を吐き出しています。ラテン・アメリカ、アジア、アフリカでは、急速に発展しつつある、あらゆる大都市の周辺の、下層階級の最も卑しいとされる人々の掘っ立て小屋を含めて、文字どおりすべての家には、分離したイメージを毎日、何千と発しているテレビがあります。それは、数え切れないほどの商品を売りつけ、無意味なゲーム・ショウとハリウッド映画の断片を見せ、誰もが同じようにべらべらとよくしゃべり、権威的な声を持つ人工的に完璧なニュース・キャスターを配置したニュース番組で区切られています。高層化する何千ものマンションがあちこちに立ち並び、「地球を救おう」というスローガンの書かれたプラスチックのゴミ袋がゴミ捨て場に出され、最終的にほとんどの人の目の届かないゴミ処理場へと運ばれます。

 これはグレゴリオ暦AD1994年10月の、惑星地球上での生活のごく断片をとりあげたものです。このイメージに対して、私たちはさらに次のようなイメージをつけ加えることができるでしょう。たとえば、日本、ドイツ、そして高度に産業化した十幾つかの国々での生産ラインが生産する何万、何十万もの車。ペルシア湾、メキシコ湾、マラカイボ湖、サウジ・アラビア、旧ソ連のタシケントで、今も掘り出される何百万バレルもの原油。ゴビ砂漠で、中国の管理下のもとに実験されている地下での核爆弾計画。地球のあらゆる場所の都市中心部の周辺で今も建設されつつある、何百もの新しいショッピング・センター。

 このエネルギーと地球の資源のすべてが、たった一日で消費されているのに対して、この惑星の政治的なリーダーシップを取る人々は、この惑星の人口全体の1パーセントよりはるかに少ない比率で選出されています。そして、彼らはやかましく口論し、意見を変えながら、より多くの貿易通商の同意と、より良い関税と、より優位な課税方法を獲得しようとして、それらの問題を扱っています。また、相互に利益をもたらす金銭に関する提携により、家庭での工業製品の使用を増加させ、「開発途上国」での新しい市場を開発しています。あるいは逆に、雇用を増やし、第一世界での「利益」を、飢えた第三世界へともたらす投資を請うこともあるでしょう。冷戦は終わり、残った「超権力」、民主主義の要塞であるアメリカ合衆国は、いまも年間2千億ドルの軍事予算を保っており、現在も西半球で最も貧しい国であるハイチを、2万人の兵士が軍事介入することで鎮圧しています。

 これは、私たちの「生物圏主体の平和」の警告の背後にある、日々のひどい背景です。これら絶え間ない無慈悲な人類活動のすべてが、生物圏を犠牲にして成り立っているのです。

 生物圏は、生命を包み込む生きた存在です。それは、人類の産業文明の巨大な破壊力が除去されることなく継続する日ごと、種ごとに、消え去り、枯渇し、破壊されています。

 この生物圏の一部である人類は解決策を持っていないようにも見えますが、事実は、生物圏の知識が人類の意識の中で注目すべき前進を示していることです。生物圏に対する気づかいも、同様に人類の理解と共感における進歩を示しています。現在のこの瞬間、生物圏と私たちに起こっていることは、実際には地上の私たち自身の進化と生命の進化におけるひとつの移行です。専門的には、これは生物圏から精神圏(ヌースフィア)への生命地球化学的な移行です。生命地球化学とは、生命、太陽と地球のエネルギー・プロセスの総計を指しており、それはいまや人類文明の人工的な科学技術の創造により、衝撃を受け、増大しています。精神圏とは、人類の意識的な進歩が次の、科学技術後の進化段階へと入り込むことによって示される知的な覆いです。

 1926年(この時点で人類の人口は20億人もありませんでしたが、いまや60億人に近づこうとしています)に最初に生物圏の法則と原理を発見し、それについて言明した、V.I.ヴェルナドスキーによれば、私たちの進化のこの瞬間は、次のように描写されています。

 「……人間の科学技術的な作業により生物圏の中で示され、人間の思考により複雑に導かれる、巨大な生命地球化学の新しい形態。時間の進路の中で、人間社会の構造の中の機械の増大もまた、人間を含む生きたものの生産と同様に、幾何学的な進行の中で進展する。……政治家は、現在の生物圏から精神圏への移行の基本的なプロセスに注意深くあるべきだ。生命地球化学的なエネルギーの基本的な特性は、地質学的な時間の進行に伴う、生物圏でのフリー・エネルギーの増大に、はっきりと現われる。特に、その精神圏への移行に際してはそうである」

(『生命地球化学における問題C』、1944年)


 ヴェルナドスキーが、この私たちの進化的な瞬間に関する明確で客観的な論文を書いてから50年が過ぎ去りました。私たちは、今日生きている政治家の中にたとえ一人でも、私たちが生物圏から精神圏への移行の状況にいるというこの事実に気づいている人がいるかどうかに疑いを抱きます。この移行は、政治的な決断ではなく、進化のシフトにほかなりません。これがゆえに、この移行を起こす進化的な手段、「13の月の暦」、「ドリームスペル」、そして「テレクトノン」が、いまやすべての人類に入手可能になっています。12:60−13:20の計時周波数の分析は、この状況に対して人類を喚起させ、意識的かつ前向きに人類自らの進路を再び方向づけはじめることを要求します。第一のステップは、1995年7月25日−26日の「13の月の暦に変える平和の計画」です。第二のステップは、1995年−2000年の「文化による平和、生物圏主体の平和」をすぐに、一貫して実行することです。

 それが「文化による平和」であるのは、平和は文化であり、文化の進歩だからです。文化は戦争でもなければ、軍事的に強制された戦争のない状態でもありません。それが「生物圏主体の平和」であるのは、現在、形づくられているように、人類の産業文明は、みずからを支えている生物圏に対して戦いを挑んでいるからです。もし私たちが、差し迫った自己破壊を防ごうとするのであれば、人類の文明は、生物圏と調和し、刷新された平和的な状況下の科学技術後の基礎のうえで、みずからを再構築するために、いますぐに正しい13:20の計時周波数に応じて再び方向づけられなければなりません。

 次のタイム・テーブルは、生物圏から精神圏への移行の知識と、パカル・ヴォタンの預言『テレクトノン』に基づいた提案事項です。それぞれの年は、グレゴリオ暦の7月26日から翌年の7月25日まで続きます。


W. 「文化による平和、生物圏主体の平和」の5か年計画・タイムテーブル

預言の年封印の絵AD1995−96 勝利は静める。「白い電気の魔法使い」の年。キーノート:奉仕。新しい普遍的な13:20の時間の基準をはじめる。「人々の自律的な道徳緊急委員会」とユネスコによって整備された暦委員会を通して、新しい教育プログラムが確立される。選び抜かれた工業生産物の操業停止が世界中に一般化する。そして新しい浄化作業がはじまる。政府は、特定の地域に応じた浄化キャンペーンと文化開発キャンペーンを通して、みずからの生態地域の運営に向けての再秩序化をはじめる。

預言の年封印の絵AD1996−97 勝利は確立する。「青い自己存在の嵐」の年。キーノート:形。生態地域の委員会が召集されはじめる。国連の組織を活用して、新しい教育プログラムの継続的な拡大がなされ、ドリームスペルとテレクトノンのキットの配布・教育ネットワークを世界中に確立する。共同の後援事業が、大規模な浄化、産業の作業変換を支援し、生態地域的な芸術と文化の委員会によって整備される。このようにして、新しい社会の形態と役割が13:20の時間に応じて確立しはじめる。

預言の年封印の絵AD1997−98 勝利は解放する。「黄色い倍音の種」の年。キーノート:命令。12:60の財務構造と政府制度の最終的な解放。完全な生態地域化が、これまでの国家形態にとってかわる。人類は完全な解放を体験し、普遍的なテレパシーと、それに伴うテレパシー的な技術の開発へと向かう。この人類の集合的な心、意志、精神の回復を通して、惑星規模の精神的・文化的なルネサンスがはじまり、産業都市センターを草花が展示される庭園へと急速に変えていく。

預言の年封印の絵AD1998−99 勝利は清める。「赤い律動の月」の年。キーノート:同等。13:20の計時周波数に普遍的に乗り込むことで、真実の信仰が勝利をかち取る。生態地域的な地球規模の芸術と文化の委員会を通して整備された、新しいテレパシー的な技術が、自然環境を再活性化し、回復させはじめる。都市センターは、継続的に太陽エネルギーや、その他の非汚染、非物質的な技術へと完全に変換される。人類は再び聖なる秩序の意味を体験する。

預言の年封印の絵AD1999−2000 勝利は果たす。「白い共振の魔法使い」の年。キーノート:調律。電気・電子技術を含む、産業時代の科学技術が、最終的に除去ないしは変容される。人類の集合心は、いまや地球の電磁場と同期をとることができるようになり、それが精神圏到来の前兆となる。人類すべてのキン(親族)、人間の同胞の完全な自律と同等が、新しい天と新しい地のリアリティを確立する。「文化による平和、生物圏主体の平和」が獲得される。


"YOU MAY SAY I'M A DREAMER
君は僕のことを夢想家だと言うかもしれない
BUT I'M NOT THE ONLY ONE
でもそれは僕だけじゃない
I HOPE SOMEDAY YOU'LL JOIN US
いつか君も僕たちに加わるだろうし
AND THE WORLD WILL BE AS ONE"
そして世界はひとつになるだろう

JOHN LENNON "IMAGINE"
ジョン・レノン“イマジン”


預言の第2の年
勝利は流れる
電気の月26日
白い倍音の犬
惑星平和の巡礼
ホゼ&ロイディーン・アグエイアスにより提示される




■生物圏の後注:AD1995年・審判の日

「みな一人一人が、
復活(よみがえり)の日には
自分独りで御前にまかり出る」
(『コーラン』、19:95 井筒俊彦訳)


T
グレゴリオ暦の教義

 グレゴリオ暦は教義です。それは、誰もこの暦に疑問を抱くことなく、また抱こうともしないからです。このグレゴリオ暦の教義が、12:60の計時周波数の基礎です。

 不規則な日数が決められ、不合理な名前のつけられた12か月のグレゴリオ暦は、AD1582年、バチカン(法王グレゴリウス]V世)によって制度化された世界的な1年の計時基準です。このグレゴリオ暦は、税制、政府、利子率、銀行法、賃金制度を人類の信条体系へと固定させる、疑われることのなき基準です。

 グレゴリオ暦は、時間の尺度に空間の尺度を代用した起源のバビロニア人のモデルに基づいています。時間は空間ではありません。時間は心に関わるものです。30度ずつ12の部分に分割された平面上の円が、1年の暦のモデルとして使われました。平面上の円は360度(30度×12)を持ちます。太陽のまわりを巡る地球の1年間の軌道は、365と1/4日です。平面上の円の基準に応じた時間の尺度は、不規則で、気まぐれで、不合理です。そして時間の尺度が、私たちの心の尺度ともなっています。

 AD1582年、法王グレゴリウス]V世がユリウス暦から10日を削除して、バビロニア暦の最終的な版を定めたとき、機械時計が最終的な完成状態へと至りました。同じ12分割の平面上の円を使った時計は、12を二倍にして24時間に、そして度数も30から(1時間)60分へと二倍になりました。

 法王グレゴリウス]V世が、AD1582年、暦を布告するために使った政治的な理由づけは、この惑星地球上での彼の宗教の教化を、新しい時間で支援し、正当化するというものでした。新しい時間とは、新しく征服されたすべての人々と、征服者としてのヨーロッパ人が、ひとつの共通の時間、すなわち植民地主義の時間の中で生きることを確実にするものです。

 旧世界全体では、過去5000年間にわたる12か月の暦の使用により、税制、戦争、政府は、すでに人類の心から派生した二義的な制度と化していました。しかし、尺度を二倍にした機械時計と組み合わされた12:60の人工的な計時周波数は、不規則なまま固定され、機械的に人類の知的活動を他の自然とは切り離された形で加速する状況を創り出しました。その結果、いまや税制、戦争、政府に加えて、機械が登場しています。

 機械時計なしには、機械はおろか、どんな産業技術も成り立ち得ません。私たちの生体リズムを、加速化された12:60の人工的な時間・機械周波数に合わせることによって、私たち人類は、その結果生じた今日私たちを苦しめている人口過剰という時限爆弾を伴う、自らの生物学的な活動を加速させはじめたのです。

 時計のチクタクという動きは、マモン(MAMMON)の人工的な心臓(「旧式時計」/"OLD TICKER")です。マモンは、私たちの中に住んでいる機械の悪霊で、私たちの加速された生物学的な再生産物を、完全な機械の世界を創るために使っています。マモンの勝利は、物質主義の勝利です。マモンの第一段階は、税制と労働報酬というバビロニアの12か月の政府体制の創造でした。マモンの第二段階は、時計に基づく機械技術です。

 今日では、金銭なしには機械は存在しえないし、また機械なしには金銭は存在しえません。さらに金銭なしの国家というのもありえないでしょう。国家主義は、12:60の戦争の教義へと道を踏み外しています。しかし、生物圏ではあらゆる国境は幻想にすぎません。


U
時間と生物圏:国家主義を超えて

 12か月のグレゴリオ暦は、生物圏と調和する人類の年間生体リズムとは何の関係もありません。

 時計は、時間を計測していません。時計は、時間の増加として投影される、空間の増加を計測しており、その空間の増加は金銭単位へと価格づけされています。金銭は樹から成長することはありません。金銭は、<誤った時間>の機能なのです。
 誰一人として生物圏を所有している者はいません。また誰一人として時間を所有しているものもいません。そして真の時間は、金銭を生み出すこともないのです。時間は生物圏のものなのです。

 13の月・28日は、人類の年間生体リズムを生物圏が計測する方法です。28日が13回繰り返されて1年というのは、女性の生理周期です。あらゆる者は女性から生まれます。女性を殺し、子供を傷つけることは、未来を破壊することです。これが12:60の方法、戦争のやり方です。

 13の月・28日の暦を採用し、グレゴリオ暦を拒否することにより、人類は国家主義から生まれた集合的な自己破壊と、マモン(金銭・機械)から生まれた生物圏の自己破壊を超えた最初のステップを歩みはじめます。

 もっと大きな教義が疑問視されます:文字どおり世界中のすべての政府、バチカン、銀行制度が12か月のグレゴリオ暦で動いています。この暦は、女性の体内に保存されている真の人類年間生体周期を否定し、それを覆い隠しています。どうして文字どおりあらゆる政府のリーダーたちは、男性なのでしょうか? 戦争を引き起こすのはなぜ男性ばかりなのでしょう? どうして銀行を経営しているのは男たちばかりなのでしょう? なぜカトリック教会では、神父になれるのは男性に限られているのでしょうか?

 世界中で12か月のグレゴリオ暦を拒否し、すぐに13の月・28日の暦を新しい世界基準として採用することによってのみ、人類は国家主義の自殺的な行き詰まり状態と、現在国家を支配する生物圏を破壊する金融主体の政治を解決する望みを見いだします。13の月の暦を採用することによってのみ、パレスチナ−イスラエル、ボスニア・セルビアなどの果てなき闘争地域が究極的に解消されます。

 この新しい暦は、あらゆる精神的な考えや価値を等しく支援するものの、国家主義を擁護することはありません。このような暦のもとで生態地域的に統一をはかることによってのみ、ただ単に戦争がないというのではなく、戦争を乗り越えた平和へと私たちを導く新しい盟約を見い出すことになるでしょう。

 国連が国家主義を肯定し、それを擁護することは、生物圏から見ると完全に時代遅れで陳腐なものです。国連が世界平和を肯定するのであれば、国連の最も大きな平和維持活動は、いまや結果的に生物圏の損失を支援している国家を取り除くことを指揮する必要へと導かれます。そして国連自らを「<唯一絶対の地球>の自律的な人々の生物圏連合」へと変容させることです。

 これは国連が<白い電気の魔法使い>(1995年7月26日)に効力を持つようになる「13の月の暦」、「13の月の暦に変える平和の計画」、そして「文化による平和、生物圏主体の平和・5か年計画」を促進し、採用し、実施することによって可能になります。

 平和協議の最優先事項にある13の月の暦なしには、永続的な平和は望むべくもありません。もし国連が「13の月の暦に変えること」を平和協議の最優先事項に位置づけることができれば、そのときはじめてこの惑星地球上の人々に、それが米国国務省の下請負以上のものになることを証明することになります。

 50年間が経過し、150の戦争と2,000万人以上の戦死者を出した現在、<13の月の暦に変えること>は、国家主義とグレゴリオ暦の教義を超え、惑星地球に対して真の平和をもたらすことに貢献する、国連に対する生物圏の最後の最終提案です。


V
私たちは神を信じる:誤った信仰、「時は金なり」に関して

 12か月のグレゴリオ暦は、「時は金なり」という教義の年間尺度です。機械時計の1時間60分は、「時は金なり」という教義の日間尺度です。タイムレコーダーで時間を記録することは、私たちの時間の価値を金銭に還元する尺度です。これが12:60の生活の本質です。12:60は、私たちすべてが生きている時間における明らかな過ち、私たちに生物圏そのものを代価として要求する過ちです。

 金銭は、あらゆる者によって崇拝され、恐れられている神に帰せられる力です。「私たちは神を信じる」("IN GOD WE TRUST")とアメリカのドル紙幣には書かれています。これは、「時は金なり」、そして金銭は神の最も信頼するパートナーであるという教義を示す証拠です。

 アメリカのドル紙幣は、12:60の教義「時は金なり」における世界の基準です。世界の株式市場は、「時は金なり」という信仰が、日々そして1週間に5日間、崇拝され、喧伝される神殿です。この株式市場では、競争する産業界の株式へと換算される人間のすべての価値が、強力無比なドルの存在が支配する、気まぐれに操作される金銭単位の指標に対して売買されています。

 「私たちは神を信じる、時は金なり」は、AD1995年の今日、金融政策という誤ったイデオロギーに基づいて、惑星地球上のあらゆる人間活動を支配する誤った信仰です。

 「ニューエイジ」は、「時は金なり」という信仰をより心地よいものにするのに使われる黄金の仔牛です。ニューエイジと金融政策は、第二の千年紀が足早に到来するにしたがって、マモンが使うこの信仰に特有の慣習であり、合言葉です。

 12か月のグレゴリオ暦を廃止し、それを生物圏的にも正確な<13の月の暦>にとって変えることにより、「時は金なり」という教義の基礎は壊れます。金融の力を壊すことで、機械の力もまた壊れていきます。

 金銭は、その心臓に機械時計を持つ機械の血液です。機械は、マモンの身体、マモンの形です。マモンは人間を食べて生きています。マモンの肉と骨は、自然の資源によって構成されています。マモンはこれまでにないくらいの巧妙な形で繁栄するにしたがい、人類の人口はとどまることなく膨らみ、そして生物圏はエントロピーを維持する能力を減退させ、「時は金なり」という12:60の教義の過剰さを制御できないでいます。

 12:60の計時周波数がその惰性的な運動を維持するかぎり、機械は増え続け、繁殖し、むさぼり食われる人類の数と、無駄になる自然の資源を加速的に増やす必要が生じるだけです。

 最後の後注:民主主義は、12:60の資本主義の道具。資本主義は、「時は金なり」という信仰の純粋な形。民主主義もまた、誤った信仰であり、マモンによってむさぼり食われる人類というかいばを生産する土壌です。


W
生物圏のための恩赦:生物圏の誓い

「不当な目に遇わされた者が、
相手に敢然と挑みかかることは
お許しが出ておる。
そういう人たちはアッラーが助けて
立派に勝たせて下さろう」
(『コーラン』、22:39 井筒俊彦訳)


 12:60、時間における明らかな過ちは、生物圏に対する戦いです。それは、12:60の計時周波数が、人類を自然から逸脱させ、それ自体と対立する自然の資源を情け容赦なく、破壊的に使うという闘争状態を引き起こすからです。
 この戦いで、生物圏の生命維持システムは、文字どおり日々、数百という生命種を失うという形で減少しています。そして同時に、あらゆる生態系の汚染は増大し、この戦いの中では有機的・非有機的サイクルの微妙なバランスも破裂しています。いったい誰が生物圏を守るのでしょうか?

 正義の軍勢が生物圏を守ります。正義の軍勢とは何でしょうか?

 正義の軍勢は、惑星地球全体に広がる自律的な人々の運動です。その目的は、12:60の計時周波数を溶解し、13の月・28日の暦という手段により正しい13:20の計時周波数へと人類を回復させ、生物圏を守ることです。

 この戦略の最初の段階は、1995年7月24日までに12:60の時間を終わらせるように呼びかける「13の月の暦に変える平和の計画」、1995年7月25日の世界中の停戦と生物圏の恩赦、「時間をはずした日」。そして、1995年7月26日、<白い電気の魔法使い>、13の月の暦の初日に、新しい時間へと入り込むことです。

 新しい時間への平和的な移行を確実なものにして、「文化による平和、生物圏主体の平和」という長期的な段階を開始させるために、次の「生物圏の誓い」が提示されます(訳注:「生物圏の誓い」は、日本語版年次資料編集の都合で、1995年7月26日<白い電気の魔法使い>の年からの資料の「G7を克服するPANの勝利」の中に組み込みました。したがって、ここには掲載してありません)。この「生物圏の誓い」は、生物圏のために「自律的な人々の惑星道徳緊急委員会」が世界中の12:60のあらゆる組織(バチカン、国連、アメリカ合衆国、そしてあらゆる国の政府、銀行業界、産業界、地球規模のメディア、教育・科学関連組織・団体など)の代表者に向けたものです。


X
最終章、生物圏主体の平和:統一の思想

 もし歴史が弁証法的な対立要因の働きとして定義されるのであれば、歴史はAD1989年12月31日、ベルリンの壁の崩壊で終わったことになります。

 AD1990年1月1日から始まったのは、歴史後の最初の日でした。
 いまや歴史後の5年間が過ぎ去り、1990年代の前半が終わりました。世界はより良く、より安全な場所になったでしょうか? 人間の価値は向上しつつあるでしょうか? 環境、私たちの生物圏は、より健やかな状態になったでしょうか? いいえ、私たちはこのすべての質問に答えなければなりません。

 問題の事実は、歴史後の最初の5年間に、G7の金融政策と物質主義の情け容赦ない猛攻撃の支配により、この惑星が道徳的な無秩序状態へと螺旋降下していることです。もしこのままこのエントロピー的な傾向が継続されたら、生物圏と人類は急速に終焉を迎えることになるでしょう。

 歴史後、そして弁証法的な対立の後の空白の中で、「生物圏主体の平和」は、冷戦終結後のこの最初の歴史後の段階、AD1990〜1995年の道徳的無秩序を乗り越えるために必要な統一の思想です。

 AD1995年7月24〜26日の「13の月の暦に変える平和の計画」は、ベルリンの壁が崩壊したときにゆらめいた希望を取り戻し、惑星を統一する劇的な催しです。もし人類が「13の月の暦に変えること」によってもたらされる機会を見逃すなら、そのとき未来に対するすべての希望は剥奪されてしまうことになります。思い出してください。私たちは生物圏であり、生物圏は私たちよりも大きなものです。13の月は、生物圏や私たち自身と共にある、私たちの平和の尺度なのです。


自律的な人々の惑星道徳緊急委員会
AUTONOMOUS PEOPLE'S PLANETARY MORAL EMERGENCY COMMITTEE

赤い月の月の年、共振の月12日




■緊急──プレス・リリース──緊急

1995年7月26日、惑星規模の最後通牒を求める
13の月の暦に変える世界的な運動

 もし人類という種が、1995年7月26日までに現在の12か月のグレゴリオ暦を拒否し、新しい13の月/28日の暦にとってかえることをしなければ、人類はすぐに自らの自己破壊を引き起こすことになるでしょう。

 この日までに暦を変えることは、惑星規模の最後通牒です。「13の月の暦に変えること」は、歴史的に前代未聞の暦の変革と5年間のフォローアップ・プログラム、「文化による平和、生物圏主体の平和」を祝う、1995年7月25日の普遍的な停戦を求める平和の計画の最優先事項です。

 「13の月の暦に変える運動の自律的な人々の惑星道徳緊急委員会」は、自らのプログラムを実行し、暦の変革を支持するため、「生物圏の誓い」という形で世界のリーダーたちに注意を促します。この「誓い」を受け取ったリーダーたちは、1995年7月24日までに、公的に自らが暦の改革を支援することを確約する機会を与えられます。この日以降、この「誓い」に彼らが賛同しない場合、彼らは公的に「生物圏の敵」として知られるようになります。

 外交的なチャネルを通して「暦を変えること」と「生物圏の誓い」についての通知を受け取ることになる最初の世界のリーダーたちは、バチカンの元首、ヨハネ・パウロU世と、国連の事務総長、ブールトゥロス・ブートロス・ガリです。

 「13の月の暦に変える運動」の前提は、現在のグレゴリオ暦と機械時計が、人工的な計時周波数を構成していること。そしてそれらが自然から人間を疎外し、金銭と機械が支配する完全に物質的な文明を創造する原因となっていることです。暦を変え、1995年7月25日、時間をはずした日に、すべての人類活動を休止するように呼びかけ、1995年7月26日に新しい時間をはじめることで、人類という種は、世界平和の前代未聞の瞬間を達成することになるでしょう。この催しと暦を変えることの影響は、生物学的に正確な13の月・28日の暦に代表される正しい自然の計時周波数へと人類を再び方向づけることになります。

 13の月の暦の運動の使徒、ホゼ&ロイディーン・アグエイアスによれば、「暦を変えることが、今日の文明の自己破壊的な道筋にブレーキをかける唯一の方法です。それはまた、国家主義と経済的な発展に寄与する道徳的に残虐な行為と環境の乱用を止める唯一の方法です。13の月・28日の暦は、現在の12か月のグレゴリオ暦に比べて、科学的により規則的で正確なだけでなく、その履行もまたすべての人類にとっての預言的な真実の瞬間を示すもの」です。

赤い月の月の年、共振の月22日/AD1995年1月31日/チリ・サンチャゴ


自律的な人々の惑星道徳緊急委員会
(AUTONOMOUS PEOPLE'S PLANETARY MORAL EMERGENCY COMMITTEE)
平和の旗のマーク




■テレクトノン:地上の天国

「まこと、汝らのこの宗団こそは統一ある一つの
宗団(唯一神教を奉ずる宗派の別などあるはずのないもの)であり、
わしが汝らの主。さ、みなわしを崇めよ」と。

だが、彼らは互いに仲間割れして、
ばらばらになってしまった。
しかし、いずれは誰もかれも、
みな我らのところへ戻ってくる身。
(『コーラン』、21:92、93 井筒俊彦訳)


 『パカル・ヴォタンのテレクトノン』の預言によれば、13の月の暦に従うすべての人類は、天と地をともにして、地上に楽園をもたらすとあります。13の月の暦は、地球と太陽系と銀河のサイクルを同期させる優れた知の方法です。この暦に従うことは、人類の精神的な進化における前進を示します。この前進なしには、みずからをこの惑星地球上で創り出してしまった、物質主義的な地獄、その道徳的な無政府状態を克服できないでしょう。

 この13の月・28日の暦を普遍的な惑星基準として採用し、受け入れる行為そのものによって、人類は再びひとつになります。人類が再びひとつになるとき、唯一の神:イスラム──に対して感謝しつつ、その神を信じ、それに従うという、あらゆる者が道徳的な単純さや無邪気さへと回帰する準備が整います。道徳的に強化され、精神的に統一され、時間において結びつくとき、人類は生物圏を回復するのに何の問題もなくなるでしょう。

 精神的に前進した13の月の暦の受容と支援。それは、預言された大きな<ジハッド>(聖戦)、地上における天の王国:イスラムにおける統一──を確立する真実と正義の最終戦のために、人類のすべての統一をする<平和の旗>です。人類のすべてに対して解放的かつ自由に配られた『コーラン』の拡大を通して、預言者マホメットの使命は完了し、預言のすべて、それ自体がこの世界のサイクルで完了するでしょう。

 イスラムのもとでの13の月の暦による人類の統一は、失われた休眠中の聖なる力を人類において喚起させるでしょう。神の政府のもとで機能することで、天と地の支配は、テレパシー的に調整され、生物圏は回復され、庭園の惑星である地球は、楽園:地上の天国──へと変容することになります。そしてこのすべては、次の6年間のあいだに達成されます。13の月のテレクトノン、ドリームスペル、『コーラン』は、私たちの共通の人類の宗団を再統合するための、神の最終的な施しです。

赤い月の年の布告、磁気の月・20日
聖なる時間の啓示の使徒





■地球統治(EARTH SOVEREIGNTY)

 <地球統治、AD1994-95>:非政府的、非制度的、超国家的、地球中心で、生態地域的に組織される惑星キンの社会(複数);歴史的な12:60の形態のすべてを超越する、13:20の時間に基づいた新しい社会形態と秩序。

 地球統治で、私たちはそれぞれすべて、至上の地球人です。地球統治は、ひとつの成長する惑星ネットワーク:「13の月の暦・生物圏を回復する惑星統一のための平和の旗の運動」──の細胞として機能する惑星キンの核集団からはじまります。

 地球統治は、預言の7年、1993〜2000年の成就であり、生物圏−精神圏(ヌースフィア)への移行の山場です。地球統治は、地球の聖なる統治(至高)の王国です。それが<聖なる>ものなのは、唯一の支配者は唯一の神、見えるものも見えないものも、すべての統一原理は神だからです。それが<統治>(至高)なのは、あらゆる規則や秩序があらゆる生き物に固有であり、それらは外部的な法やあらゆる種類の秩序を必要としないからです。それが<王国>なのは、地球がひとつの惑星存在として愛の中で統一された、あらゆる生命の多様な秩序であり、宇宙的に定められた過程:生物圏−精神圏の移行の完了──だからです。

 地球統治の視点から見ると、あらゆる政府と国家は違法であり、それらは私たちの至高の性質から、私たちの権利を剥奪するだけのものです。それらは、生物圏の破壊を長引かせ、私たちを神経症にしておくのです。

 12:60は、外的な形態、法、あらゆる種類の規則への依存によって条件づけられた、心と意識の状態です。外部的なレベルで、この12:60の心は、結果としてエントロピー的な混沌状態と、今日の文明の生物圏を破壊する道徳的・産業的な無政府状態をもたらします。親密なレベルで、この12:60の心は、サイキックな無政府状態、エゴの飼育場、そしてあらゆる種類の潜行性の神経症です。12:60の中では、誰も機械、法、金銭を免れることがないために、誰もがエゴと神経症に陥っています。

 13:20の地球統治の方法は、私たちの環境と社会生活に対して道徳的な秩序を回復し、私たちの心と感情に精神的な秩序を回復するものです。どのようにでしょうか? 私たちは、次のような毎日のすべての行為の単純な道徳的なガイドとなり、指標となるようなものを認め、それを宣言することからはじめます。

 「私は、他の惑星キンと同等の場と力を持つ惑星キンです。私の四本の手と足、20本の手と足の指、五感、そして13の関節があることにより、私はすでに銀河時間の至高の器であり、地球の至高のものとなっています。私と同様の宣言する他の者たちも、惑星キンであり、兄弟姉妹たちであり、この地球の至高の存在であり、私とともにひとつのものです。私たちは、唯一の神の子供として、愛と相互の尊敬の中で、それぞれ互いとともにのみ生きることができます。新しい時間の部族、氏族、そして細胞として組織される私たち、地球の至高の惑星キンは、いま生物圏の回復と地球統治の回帰に向けて、私たちの生命とエネルギーのすべてを捧げます」




■世界監視協会、グリーンピース、緑の党、
そして惑星地球の自然環境活動家への公開書簡
「13の月の暦に変える平和の計画」について

地球の日の25周年記念、
1995年4月22日への寄与

 1990年の終わりに、環境に関して、世界監視協会のレスター・ブラウンは、私たちは何が問題か、またその問題に対してどうすればよいか、そして私たちに残されている時間がどれほど少ないかを知っていると語りました。そして、私たちを解決法から遠ざけている唯一のものが、物質主義の問題であることも。

 いまや1995年。レスター・ブラウンが物質主義と環境に対して語ってからの数年間、この惑星上の歴史において、物質主義がこれほどまで拡大したことはありませんでした。冷戦の終結は、偽りのイデオロギーである金融政策の形で、物質主義に水門を開いただけでした。事実、冷戦の終結は、紛れもなく物質的な発展のためのシンジケートが表面化するよい機会でした。彼らの惑星情勢に対する無慈悲な支配は、生物圏──そして私たちの未来の生存──の犠牲によって成り立っています。

 物質的な発展のためのこのシンジケートの司令所は、新しい世界政府、最も産業化された国家によるG7、ジョージ・ブッシュが1974年にCIAの長官だったころ作り出した彼の「新世界秩序」です。このG7の惑星情勢の支配は、ユーロ12(ヨーロッパ経済共同体)との提携関係で結ばれており、GATT、世界的な商業組織と、NAFTAを生み出しました。そしてこれらの背後には、世界銀行と国際金融基金の支援体制があります。本質的に、マルクス主義が崩壊した結果は、国際的な銀行家たちのカルテルに世界を委ねただけだったのです。

 G7は、1995年の年次会合の前に、その財務担当官や主要銀行家たちを集めて、最近、カナダのトロントで会合を開きました。「万事うまく進行しつつある」というのが、1995年2月4日のこの会合の公式声明でした。銀行家にとってうまく進行しているということは、環境にとっては悪化していることを意味します。「耐えきれる範囲での開発」が、金融政策のエコロジー的なキャッチフレーズで、それは物質的な発展のシンジケートの無情な目的を、さらに押し進めるにすぎません。

 環境の犠牲のうえに、あまりにも無慈悲に続けられる物質主義とはいったい何でしょうか? 物質主義は、心の状態のひとつです。それが心の状態であるがゆえに、誰一人として、自分たちの快適さが惑星地球を代価にして成り立っているという事実に直面したがりません。また、物質主義は心の状態であるがゆえに、誰もG7の金融政策が生物圏を犠牲にしてこの惑星を支配しているという事実に直面したがらないのです。いったい、いつまで私たちは、自分自身を金銭と機械の催眠状態の犠牲になったままにさせておくのでしょうか? 私たちの心を、仕事がある安心感、民主主義、国家主義という、擦り切れた概念に隷属したままにさせておく、物質主義の催眠状態の根源は何でしょうか?

 境界線を越えて、物質主義に終止符を打つ時がやってきました。

 レスター・ブラウンやその他の良き心を持ったあらゆる環境保護主義者が、物質主義の問題への解決方法へと至ることができなかった理由は、彼らの壁にかかっているカレンダーと、腕にはめられた時計の中にあります。催眠状態を促進する機械と金銭の誘惑を克服するには、問題の根源に戻っていかなければなりません。問題の核心は、もし時計、機械仕掛けの時計がなければ、機械も存在しえないということです。そして、今日、惑星上のあらゆるところで使われている12か月の暦でコード化した時間という間違った概念がなければ、当然のことながら機械時計は存在しえなかったでしょう。

 環境の問題は、人間の問題です。人間は、それによってその他の自然の秩序からみずからを引き離すことになった人工的な計時周波数に応じて、狂ったように突き動かされて生きている唯一の種です。人間はまた、機械の世界、株式市場、あらゆる種類の戦いの中にみずからを埋葬しています。人間は、生まれること、生きること、死ぬことに金を支払う唯一の種です。

 物質主義の問題の根源は、人工的な計時周波数12:60、12か月の暦、60分1時間です。12か月のグレゴリオ暦は、AD1582年にバチカンによって布告されました。ちょうどそのときは、機械時計が完成した頃でもあります。不規則なカレンダーが私たちの年間リズムの歩調を決め、機械時計が私たちの毎日のリズムの歩調を決めています。12:60の計時周波数に基づく科学的、産業的な革命に従い、不規則な暦と機械時計の双方が組み合わさった結果、今日の惑星上の毎日、その生活の混沌とした破局的な状況が作り出されました。

 物質主義の問題の根源へと辿りつくには、私たちはみずからの時間を変えなければなりません。私たちは地球の時間へと回帰する必要があるのです。生物圏の緊急事態を扱う最初の根源的なステップとして、13の月・28日の暦が持つ自然の生物リズムが、不自然で不規則な12か月のグレゴリオ暦にすぐにとって代わらなければなりません。

 暦を変えなければならないという提案に対して、私たちの受け取った抵抗から、私たちは、公的な「お役所仕事」がどれほど深く、また幅広く変化を拒むものであるかを知っています。また、この提案に対する一般の受け入れ姿勢からは、人々の準備ができていることがわかります。私たちは、暦と時計が疑問視されたことのない教義であることを知っています。しかし、いったいこの惑星上で本当に新しい考えが最後に示されたのはいつだったのでしょうか? 私たちはすべて、良識と正確な判断力へと舞い戻らねばなりません。私たちは、現在のゲームに終止符を打たねばなりません。いまや新しいゲームをはじめる時なのです。

 どうか付属の資料を注意深く読んで、1995年4月22日、地球の日の25周年記念の日に、あなたのお気に入りの有害廃棄物の集積場へと行進する列に参加する準備をしてください。「生物圏の誓い」をあなたのお気に入りの会社や銀行に送ってください。7月25日、「時間をはずした日」に共に参加し、古い時間のカレンダーを燃やし、新しい時間:母なる地球と同調した13の月の時間──へ入る用意をしてください。1995年7月26日の「13の月の平和の計画」を実行し、他の人々と共に最初の世界平和を宣言する準備を整えてください。

新しい時間の使徒
ホゼ&ロイディーン・アグエイアス





■イスラムの世界への公開書簡:真実の信仰の来たるべき勝利

(アッラー)こそはこの使徒に導きと正しい宗教とを
もたせてお遣わしになったお方。
これをありとあらゆる宗教の上に
君臨させようとの大御心。
さ、アッラーがこう証言し給うたら、
それだけでもう沢山ではないか。
(『コーラン』、48:28 井筒俊彦訳)


 「イスラム」とは、平和を意味します。この書簡は、平和を信じる全世界の人々への書簡です。平和は、物質主義の反対です。真のイスラムは、物質主義文明の反対です。『コーラン』は、神のメッセージであり、聖なる預言者マホメットによって語られたものです。それは、イスラムの道筋、すなわち平和の道筋を説明します。今日、物質主義でない平和の道筋を真に実践しているものが誰かいるでしょうか?

 伝統的なイスラムの世界でさえも、産業物質主義に飲み込まれています。それが生物圏、私たちの惑星規模の生命維持システムを破壊しつつあるのです。イスラム──平和──は、物質主義を切り抜けて生き残ることができるのでしょうか? 聖なる時間の啓示『テレクトノン』によれば、答はイエスです。聖なる時間の啓示としての『テレクトノン』は、イスラム、物質主義、そして真実の信仰(正しい宗教)の来たるべき勝利の、現在の状況に関わる真の理解をもたらします。『テレクトノン』、「地球精神の通話管」は、平和への道筋へと導く<決断の日>、<復活の日>、<最後の審判>に、どんな決断がなされなければならないかをはっきりと説明します。パカル・ヴォタンの『テレクトノン』だけが、預言者マホメットに聖なる形で明らかにされたものを補完し、完了させます。

 イスラムと世界全体を抑圧し、脅かしているこの物質主義とはどんなもので、それはどこから来たのでしょうか?

 預言者マホメットの時代、AD569〜632年に、二人の人間が存在し、歴史的な要(かなめ)となる二つの出来事が起こりました。AD590〜604年にわたって、法王グレゴリウスT世が、バチカンの権力を強化し、ローマ教会が後の世界史で主要な権力としての役割を担うよう確固たる地位を築き上げました。その権力が後のイスラムの普及を阻むことになったのです。そして、預言者マホメットの生涯と啓示の終わりに、中央アメリカのマヤで、時間の賢者であり使者であるパカル・ヴォタン(AD631〜683年)が生まれました。グレゴリウスT世から今日の世界を消費する物質主義が生じ、マホメットからイスラムが生じ、そしてパカル・ヴォタンから平和への道筋を示す時間の啓示が生じました。

 マホメットが生まれた旧世界は、帝国と文明で、もはや疲れ切っています。したがって、『コーラン』の語る預言者のメッセージは、極めて単純です。

「まこと、汝らのこの宗団こそは統一ある一つの
宗団(唯一神教を奉ずる宗派の別などあるはずのないもの)であり、
わしが汝らの主。さ、みなわしを崇めよ」と。

だが、彼らは互いに仲間割れして、
ばらばらになってしまった。
しかし、いずれは誰もかれも、
みな我らのところへ戻ってくる身。
(『コーラン』、21:92、93 井筒俊彦訳)


 預言者の死後、イスラムが急速に広がったにもかかわらず、ローマ教会は、ヨーロッパでの権力を保ち続けました。この本拠地からバチカンは、地球の人々に二つの布告を課しました。AD1493年、新世界への所有権を主張する「発見の教義」と、AD1582年、新世界と旧世界の時間の所有権を主張するグレゴリオ暦です。どんな自然の周期とも無関係なこの暦は、機械時計の創造と組み合わされ、物質主義と呼ばれるメンタルな状況を作り出しました。教会の物質主義が、現代世界の文明における機械化となったのです。機械化は文明の最終段階で、そこでは物質主義が「時は金なり」という公式へと機械化されています。この聖なる価値を冒涜的な金銭単位へと丸ごと反転させた結果、現在の惑星規模の完全な退廃が生じています。

 ローマ教会の布告は、マホメットとパカル・ヴォタンの運命を結び合わせました。教会の支援する武装兵士によって征服されたマヤとその他の新世界の人々の大地は、バチカンからスペインの王に与えられました。当時スペインの王は、イスラム勢力に対して8世紀に渡って戦い続けていたのです。文化的に野蛮な暴力的行為には、AD1572年、デ・ランダ司教がユカタンのイサマルで、マヤの知識をしるした文献を焚書にしたことがあげられます。失われた知識の本質は、この惑星にとっては独自の時間の科学でした。この失われた時間の知識の代わりに、十年後、12か月のグレゴリオ暦という、まちがった不規則な計時装置がやってきました。もしメキシコのパレンケの「碑銘のピラミッド」、手で切り開かれた山の中の墓室の発見がなければ、マヤの知識のすべては失われたままになっていたことでしょう。

我らは山の右側から
じきじきに彼に語りかけ、
密談のために
近くに引き寄せた
(『コーラン』、19:52 井筒俊彦訳)


 AD1952年、メキシコのパレンケで、パカル・ヴォタンの墓が開かれました。このとき、AD692年に墓が閉じられ、献納されてから、1260年が経過していました。預言者マホメットが死んだAD632年からは、1320年がたっていました。墓が献納されたAD692年から、マヤの歴史の長期計算法、13バクトゥンの周期が閉じられる2012年までも1320年間あります。

 1260と1320は、時間に対する神秘の遺跡、銀河の使者、パカル・ヴォタンの墓によって記念されています。この二つの数字は、物質主義と平和の道を区別する二つのキーナンバーです。12:60は、物質主義の数字で、物質主義の機械的な時間という悪化した堕落状態へと落ち込んでいる人類の尺度です。13:20は、物質主義からの救いを示す数字で、落ちた人類を聖なる銀河時間へと再生させる尺度です。

 12:60は、バビロニアの時間の最終的なコード化です。12は、バビロニア人が最初の12か月の暦の基礎とした、円の12分割を示すものです。60は、同じ円の12分割に基づいた機械時計の表面に登録された1時間の分数を示すものです。12か月のグレゴリオ暦は、植民地主義の時間を制度化しました。60分の機械時計と組み合わされたこの暦は、落ちた人類の心の最終的な状態、機械的な物質主義を作り出しました。

 この12:60の心の状態が、それみずからに対しての<審判の時>をもたらします。パカル・ヴォタンの『テレクトノン』は、時間の救いとしての13:20を明らかにします。13:20、28日ごとの13の完全な月、アダムの子供たちすべてが持っている20の手と足の指。『テレクトノン』は、真実の信仰の勝利への門を開くことにより、神の慈悲の周期が閉じられることを明らかにします。『テレクトノン』は、『コーラン』の預言が確約している<決断の日>になされることになる、その決断を明らかにします。

時は近づき、
月は裂けた。
(『コーラン』、54:1 井筒俊彦訳)

 月が分割するものは、正義の者たちの世界と、不正義の者たちの世界。月が極性化するのは、「時」(<審判の時>)としてしるされる、破壊あるいは浄化の可能性です。『コーラン』の預言は、太陽銀河年1994年−1995年、「赤い月の月」の年のパカル・ヴォタンの預言に照応しています。月の月は、浄化し、新しいものを誕生させるために極性化します。これが決断の年です。

 決断とは何でしょう? グレゴリオ暦を世界規模で拒絶し、1995年7月26日、「白い電気の魔法使い」までに13の月・28日の暦を即座に採用することです。平和を意味するイスラムは、いまこの瞬間に、グレゴリオ暦を捨て去ることを助け、預言が約束した新しい普遍的な基準、13の月・28日の暦の即座の採用を促進することで、惑星規模の公正を作り出す機会を与えられています。

その他、既にお前に
話してきかせた使徒たちもあれば、
まだ話してない使徒たちもある……
(『コーラン』、4:164 井筒俊彦訳)

……が、いずれにしても使徒というものは、
アッラーの御許可なしでは
神兆を持って来ることはできぬ。
だが、一たびアッラーの大命下れば、
一切は公正に裁かれて、
いたずら事に時を過ごして来た
人々は敗者となる。
(『コーラン』、40:78 井筒俊彦訳)

「すべては数字。神は数字だ。神はすべてに存在する」
(パカル・ヴォタンの『テレクトノン』)

 パカル・ヴォタンは、時間と数字の力の聖なる使者でした。パカル・ヴォタンのメッセージの中で、数字の13と、その力である52が最高位のものであり、また数字の7と19もまた同様です。パカル・ヴォタンの数字が『コーラン』にも成文化されており、最終的な啓示『テレクトノン』のメッセージでも、その確証が得られています。三つの章(スーラ)が52節で成文化されています。第14章「イブラーヒーム(アブラハム)」、第68章「筆」、第69章「絶対」です。数字の52で成文化されたこれらの章のそれぞれ最終節を取り上げてみれば、そこにパカル・ヴォタンのメッセージが見つかります。

さあ、これが全人類への御伝言。
みながこれを聞いてわが非を悟り、
また彼こそ唯一の神であることを知り、
そして心ある者すべてが
深く反省するようになってほしいもの。
(『コーラン』、14:52 井筒俊彦訳)

なんたることか、
生きとし生けるものへの
有難いお諭(さと)しだというのに。
(『コーラン』、68:52 井筒俊彦訳)

さ、声たからかに讃えまつれ、
汝の偉大な主の御名を。
(『コーラン』、69:52 井筒俊彦訳)

 真実の栄光と智恵の中で、アラーは『コーラン』を<復活と審判の日>の預言や啓示として語るのに、マホメットを任命しました。そして、彼は『コーラン』の預言に対する並はずれた証人としてパカル・ヴォタンを任命しました。そして、『コーラン』に成文化されているのは、並はずれた証人パカル・ヴォタンの使徒、ホゼ・アグエイアスという名前の者によって明らかにされるメッセージでした。そして最終的に、アラーの慈悲から外れた人類の堕落のために、パカル・ヴォタンの預言『テレクトノン』が、<審判の時>の時間と、イスラムが真実の信仰として最終的に勝利することを支援するべく為される決断を宣言します。

 <審判の時>と<決断の日>を宣言する『テレクトノン』の預言を受け取った、私たちの時代の使徒に関してでしょうか、次のように言われています。

普通の人間にアッラーが直接
語りかけ給うということはない。
(話す場合は)必ず啓示によるとか、
垂幕のうしろからとか、
さもなければ使徒をお遣わしになって、
その者がお許しをえて
御心のままを人々に明かす
仕組みになっている。
まことに至高、全知の御神におわします。

我らが大命を下して聖霊によって
汝に啓示を与えたのもこういう次第。
もともと汝は聖典とか信仰というものが
どんなことかも知らなかった。
それを我らが(お前に聖典と信仰の秘儀を授けて)
光りを点(とも)し、それをたよりに、
僕(しもべ)らの中で
これぞと思う者を手引きしようとした。
汝は、(この光りによって)正しい道に(他人を)導く。
(『コーラン』、42:50-52 井筒俊彦訳)

 パカル・ヴォタンは、私に遣わされた使徒でした。『テレクトノン』は、明らかにされた『コーラン』の光、イスラム、真実の信仰に応じて人類を導くために、この僕(しもべ)、私たちの時代の最後の使徒に与えた大命でした。

 パカル・ヴォタンの生涯(AD631〜683年)は、聖なる52年周期のあいだ続き、BC3113年に始まった72番目の周期に当たります。彼の人生の使命の啓示的な目的は、彼の地上的な遺体を包み込んだ、彼の残した墓室と神殿の中にありました。この神殿の献納から、その発見までの1260年間は、彼の時間のメッセージが私たちを地上的な物質主義から救うことになる、その物質主義の期間を示すものです。救いの数である1320は、パカル・ヴォタンのアラーとの契約のしるしでもありました。

すなわち、アッラーとの契約を
完全に履行し、取り決めた約束は
破らない人のこと。
(『コーラン』、13:20 井筒俊彦訳)

 アラーの並はずれた時間の証人として、パカル・ヴォタンは、その契約をしっかりと守りました。パカル・ヴォタンのメッセージは、<ツォルキン>として知られる数字の神秘的な枠組みの中に含まれています。この13の音程と、20の図像あるいは太陽の紋章のコードの中には、時間の聖なる啓示が含まれています。『コーラン』は、アラーの聖なる言葉であるがゆえに、それは使徒、パカル・ヴォタンによって残された時間のコードと預言を確約し、明らかにするものでもあります。

 パカル・ヴォタンの預言は、『テレクトノン』と呼ばれます。パカル・ヴォタンによって守られる聖なる時間の数え方は、13バクトゥンの数え方、歴史のはじまりであるBC3113年から、アラーの約束した第二の創造の完了の地点、AD2012までの日々の数え方です。この創造の刷新の約束は、『テレクトノン』の中で、12:60と呼ばれるまちがった時間のコードの中に人類を閉じこめている、12か月のグレゴリオ暦の除去として提案されています。

 刷新の約束と、真実の信仰、すなわちイスラムの勝利への機会は、すべての人類に対して、新しい普遍的な時間の基準として13の月・28日の暦を採用することの中にあります。この13の月の暦は、『テレクトノン』、13:20によって呼びかけられている、いまや人類に正しい自然時間として明らかにされた、優れた知識の秩序を表わしています。

 13の月の暦は、『コーラン』と矛盾するものなのでしょうか?

まこと、(一年の)月の日数は、
アッラーが天地を創造された日に
定め給うたところによって十二あり……
(『コーラン』、9:36 井筒俊彦訳)

 この文章は、『コーラン』の第9章のセクション5にあり、「イスラムが全世界を通して勝利する」と題されています。これは、真実の信仰の勝利を意味します。『テレクトノン』、真実の信仰の勝利への鍵は、AD1995年7月26日、<決断の日>までに、13の月・28日の暦が世界中で採用されることです。

 13の月の暦と、上記の『コーラン』からの一文とのあいだにある明らかな矛盾は、9:36がコード化された数字であることを私たちが理解するときに、解消されます。マヤのバクトゥンの数え方で、それぞれのバクトゥンは、144,000日/キンあり、936,000日は、13バクトゥンの数え方で正確に中点の位置に当たります。したがって、9:36は、歴史の13バクトゥン周期を支配していた12の暦が、いまや優れた13の月の暦の知識によって修正されなければならないこと、その理解を通して真実の信仰がやってくることを指し示すコード化されたメッセージなのです。

 マヤは、ローマ教会によって彼らの知識を捨て去られてしまい、同時にローマ教会はイスラムの新世界への拡大を防ぎました。グレゴリオ暦を取り除くこと、イスラムは13の月の暦に賛成することで、平和的に、世界から誤ったキリスト教の支配を終わらせる手伝いをします。この預言的な行為は、世界に公正と機会、そして最終的には真実の信仰の勝利をもたらすのです。

我ら各民族の中に、
同族の証言者を一人ずつ立てて、
彼らにたいする(証言をさせる)その日、
我らはまた汝を連れ出して
この者どもにたいする
証言者となすであろう。
(さればこそ今こうして)汝にこの啓典を授け、
あらゆることがらの解き明かしとも、
導きとも、恩寵ともなし、
またすべての敬虔な信者への
喜びの音信(たより)ともなしたのである。
(『コーラン』、16:89 井筒俊彦訳)



最後の使徒、ホゼ・アグエイアス
彼の妻であり、助力者であるロイディーン・アグエイアスとともに
赤い月の月、預言の第2の年、AD19:95
ラマダン
共振の月25日、キン181、赤い水晶の竜





■自律的なチームのためのパイロット・プログラム
13の月の暦に変える平和の計画

●目的:
 「13の月の暦に変える平和の計画」に関連するすべての活動を調整させ、相互に連絡し合う核として機能させること。チームは、1995年7月26日、<白い電気の魔法使い>に新しい時間へと移行する準備をするのに、ヴェネズエラをパイロット国として考慮するのがよいと思われます。

●活動内容:
 ・コンピューター・ネットワーキング;惑星規模の拡張
 ・翻訳、出版、キーとなる書類の散布
 ・外交的な拡張
 ・メディアとパブリシティ
 ・教育用資料の配布(『ドリームスペル』、『テレクトノン』、『マヤン・ファクターなど)
 ・大規模な公共の意識を喚起するための、13の月の暦、平和の旗、銀河の楯、Tシャツなどの生産
 ・13の月の暦、『ドリームスペル』、『テレクトノン』の継続的な教育、会議やセミナー
 ・人々の自律的な委員会の準備

 人々の自律的な委員会の創造のための、核となるチームの調整活動は、次のような形をとるでしょう。

活動を調整させる核チーム(前述)

進行中の『ドリームスペル』と『テレクトノン』の学習集団
とともに
その他すべての精神的な光の働き手である集団と
コミュニケートし、それらに接触し、
それらの集団は
その他すべての社会集団と組織:エコロジー関連団体、政府組織、宗教団体、
商業団体、教育団体、産業団体、軍事組織など──と接触し、行き来する使者
を調整させる。そして
<白い電気の魔法使い>の年のあいだに生態地域的に組織される
人々の自律的な委員会、あらゆる近隣の人々、市町村
に普及し、広がっていく

●人々の自律的な委員会:
 自律的な委員会は、「13の月の暦に変える平和の計画」に関して、なぜそれが必要なのか、それはどういう働きをするのかなど、人々を教育する目的で形成されるものです。委員会は、太陽の月、1995年4月3日までに定期的に開催されるようになるとよいでしょう。教育プログラムには、次のものが含まれます。

 ・13の月の暦に変える平和の計画
 ・文化による平和、生物圏主体の平和
 ・惑星奉仕の波動魔法期・13の月の暦
 ・『テレクトノン』の紹介
 ・『ドリームスペル』の紹介

 これらの活動のすべては、四つの呼びかけ・1995年4月15日から7月16日に、参加の準備が整うように方向づけされるとよいでしょう。そしてそれらは、「生物圏主体の平和」と、1995年7月25日、時間をはずした日へと導かれる平和のストライキや動員の催し、そして新しい時間に入り込む1995年7月26日、<白い電気の魔法使い>のための輪郭づけがなされるのです。人々の自律的な委員会の精神は、新しい時間へと入り込むのに、可能なかぎり最も平和的で、非暴力的な移行のビジョンに向かって方向づけられるべきです。あらゆる活動は、この精神のもとに実行されます。時間の変革は、心の変革です。そこでは、真実のみが唯一の武器であり、人類の精神的な向上が目標となります。

 自律的な委員会の形成に携わる人々は、聴衆や作業集団に合わせたプレゼンテーションをする際に、まったく自由に資料を書き直すことができます。ポイントは、人々を教育し、可能なかぎり多くの情報を提供すること、新しい時間への活動と前向きな変化に対して、人々を準備させることにあります。人々の自律的な委員会のゴールは、自己政府という生態地域的な形へと社会を再組織化する目的のために、複数の「銀河領事館」を確立することです。「銀河領事館」は、<白い電気の魔法使い>の年、「勝利は鎮める」(1995−1996年)の使命を実行に移すための、自己組織化された社会形態となることでしょう。

 核となる調整チームは、それぞれ互いに継続的なコミュニケーションを保ち、定期的な会合の時間を確保する責任を持ちます。チームは、12:60の階級的な管理機能と混同されてはならない、情報革命の奉仕を行ないます。13:20の計時周波数による情報革命は、普遍的なキンの同等であり、あらゆる人々に対して等しい割合で放射状に分配されます。この13:20の情報処理の方法は、聖なる霊感の源泉から発する普遍的な愛の波動と同じものとして描かれます。




■時間と生物圏
時間の法則の発見と、13の月の暦に変えること

 1989年12月、スイスのジュネーブの時間博物館で、私たちは時間の全体系の法則を発見しました。この法則とは:私たちの惑星、太陽系、そして銀河には、統一された秩序としての全体系の統一と統合を維持する同期の力があること。また、それらは単一の計時周波数が司るひとつの全体系を構成している、というものです。

 時間の法則は、私たちが最も大事にしていたリアリティに対する視点を変えざるをえない、科学上の根本的な発見です。空間が物理的に計測可能なのに対して、時間は心に関わるものです。心は、物理的に計測可能ではなく、時間もまたメートル幾何学の機能ではありません。時間の法則は、四次元の数学──単一の、太陽銀河計時周波数13:20の司る比の放射状システム──で機能しています。

 中央アメリカにおける古典期マヤ文明(AD435−830年)は、13:20の比を知っており、それを260(13×20)単位のツォルキンあるいは「聖なる暦」としてコード化していました。13:20の比は、その最小惑星単位が1キン──地球がその軸を中心に回る昼夜の1回転──であるひとつの低周波数の波長として理解されうるものです。すべての生物種は、太陽銀河の昼夜のリズムに従っており、それは月の位相によって修正されています。

 13:20の周波数は、一年に13回繰り返される28日のリズムによって、人類という種の年間生物周期を司っています。この年間周期は、生物圏、惑星、太陽、銀河と調和した、人類という種の生物学的なリズムを維持する目的を持った、260単位の四次元的な銀河周期で完全に制御されています。

 時間の四次元は、三次元の空間を制御し、それを包含し、それを司っていますが、その逆ではありません。というのは、時間の法則は、より優れた知の秩序を表わすからです。その発見には、人工的な計時周波数12:60の発見をも含みます。

 12:60は、12か月の暦と60分1時間に関するものです。12:60の比は、時間の周期とは無関係な空間の尺度から引き出されたものです。グレゴリオ暦や機械時計という形での12:60に対する無意識の習慣化は、時間における紛れもない過ちを作り出しています。この時間における過ちは、制御不可能な人口の増加と、それを促進する社会の仕組みとして顕現しています。人類は、全体系の計時周波数で機能していない唯一の種です。人類は人工的な計時周波数によって自分たちの種全体を制御することで、生物圏との対立の中にみずからを位置づけてしまいました。そのため、人類はいまや完全な崩壊の危機に瀕しているのです。

 私たちは、この発見の意義深い本質とその意味するところを完全に理解するのに、5年をかけました。私たちが時間の法則を発見したことは、冷戦の終結といった人類の引き起こす事象と時間的に一致していました。AD1990年から1995年の5年間、地球規模の金融政策という形で12:60の文明が完全に開花し、勝利をおさめたのと平行して、私たちもみずから発見した時間の法則を完全に理解するのに同じ期間を費やしました。

 私たちはこの5年間、12:60の「時は金なり」という哲学が抑制されないままに支配を続けるさまを評価してきました。そしてその評価は、金銭なしで生活するという私たちの実験よって客観的に裏づけられました。金銭は、純粋に人工的な12:60の計時周波数の機能です。金銭は、価値を仲介する人工的で気まぐれな媒体です。それは、人の必要性を生産物の顕現という形に置き換えます。そして、金銭は人間の時間や労働の引き換えに獲得されるものです。時間の法則にのっとって生きると、その必要性に対する埋め合わせは自然に与えられます。人類を除いては、どんな生物種にも貧困や有毒廃棄物は存在しません。貧困と有毒廃棄物は、金銭という幻想によって作り出された価値と必要性が、過度に浪費的かつ人工的に上下する結果生じる機能です。

 マルクス主義が崩壊し、冷戦が終結した結果、金融体制に対立するイデオロギーはもはや存在しません。その代わりに地球規模の金融政策という社会現象が、世界中の政治家や銀行家の同盟によって制度化され、弁証法的な物質主義の崩壊によって残された空白を埋め尽くそうとしました。

 人類の事象の中で金銭が支配力を握るようになって、唯一、次のようなことを意味する結果が生じました。それは、「自然界の秩序から完全に切り離された人間社会」というものです。この出来事の変化に伴い、円やマルクに対するドルの価値の上昇・下降が、比類ない感情的な緊張感を伴いながら、瞬間瞬間、一喜一憂されています。人類の価値観は金銭を最高に重要なものとするあまり、それが地球規模の生物圏の無秩序という前代未聞の状況を作り出しています。

 この生物圏の無秩序は、無意識かつ教条的に12:60の計時周波数の価値に対して執着している結果、生じたものにほかなりません。12:60の周波数の中で、機械の速度を継続的に加速し、情報を交換し、そして生物圏に対する影響全体を無視している人類は、過剰な人口を抱え込んでしまっています。誤った時間の無秩序状態は、優れた時間の法則という卓越性へと回帰しないかぎり、まだまだ続くでしょう。ここでの質問は次のようなものです。すなわち、この法則への回帰は、そうしようとする集合的な人類の意志を主張することでもたらされるか、それとも人類は生物圏の究極的な崩壊にただ従うだけなのでしょうか?

 13:20における時間の法則の分析では、金銭の独裁が人類の引き起こす事象の完全な支配権を握ったとき、種としての私たちは迷子になります。この状況下では、たったひとつの解決策しかありません。あらゆるものを止めること。そして、新しい暦を使って、新しい時間の中ですべてを最初からやり直すことです。

 時間の法則によれば、5年の期間は「ホルトゥン」と呼ばれます。ホルトゥンは全体系分析を引き出すことが可能な、太陽銀河惑星の最小単位です。この分析では、もしAD1995年7月26日までに、生物圏の無秩序状態への完全な突入が抑制されなければ、次の5年間のホルトゥン、AD1995年から2000年のあいだに、究極的な大異変、生物圏の崩壊が必然的に起こらざるをえません。なぜでしょうか?

 グレゴリオ暦で言う7月26日は、地球の太陽軌道周期と260単位の銀河周期とのあいだの同期ポイントです。太陽軌道の5回分(5年)ごとに、260単位の銀河周期7回分が完全に同期します。AD1990年7月26日にはじまったホルトゥンは、1995年7月25日に完了します。時間におけるこのポイントは、金融政策の勝利の周期を完了させ、それに伴い惑星の無秩序状態へと滑り落ちていくポイントです。もしAD1995年7月26日までに、生物学的に正確な13の月・28日の暦を受け入れるという形に代表される、新しい方向がとられれば、次の5年間、1995年から2000年のあいだは、惑星の浄化と人類の変容のホルトゥンとなるでしょう。

 暦を変えることは、根本的な変化です。新しい暦は、自然の太陽銀河の計時周波数と調和した形で、人類という種を再び位置づけます。一年以内に、調和に向かうこの回帰の効果は、平和的な社会的・政治的な変化として現われはじめるでしょう。それに伴うのが、12か月のグレゴリオ暦を13の月・28日の暦へとシフトすることです。

 時間の法則に関する私たちの発見をはっきりと示すために、私たちは教育ツール・キットの形で、その証明を明らかにしています。それが『ドリームスペル』です。さらに、『13の月の暦』、13の月・28日のバイオテレパシー・テンプレート『テレクトノン』、『時間に関する論文』、そして『文化による平和、生物圏主体の平和/生物圏から精神圏への移行』を含む『13の月の暦に変える平和の計画』も、同様にその証明を示すものです。

 人類の引き起こす事象の道筋で、良識と結びついた論理の力が、真実を新たに知覚する必要を指し示す時がやってきました。このような機会が生じたとき、現在のリアリティに関するすべての概念を超越する価値観を伴って、真実みずからが姿を現わします。いまが、そのときです。私たちはみずからの発見を、すべての人類に、すべての世界のリーダーたちに、メッセージとして、真実として、約束として、そして警告として提供します。

地球規模の大災害、もしくは惑星の浄化?
その選択権は私たちの手にあります!

1995年7月26日
ホゼ&ロイディーン・アグエイアス
惑星平和の巡礼、新しい時間の使者
赤い月の月の年、太陽の月4日、キン216
AD1995年3月10日




■あなたの13の月・28日の暦:イントロダクション

 あなたの13の月・28日の暦は、「波動魔法期」(ウェイブスペル)の形になっています。13単位の波動魔法期は、四次元の時間の基本的な形です。13の月の暦は、グレゴリオ暦の7月26日に、四次元の銀河周期と同期します。

 13の月の暦は、太陽のまわりを巡る地球軌道の尺度です。一年の軌道は、グレゴリオ暦で言う、7月26日から翌年の7月25日までで計測され、これは太陽銀河年と呼ばれます。28日あるそれぞれの月は、女性の生理周期の28日に対応します。13の月は、太陽のまわりを巡る軌道一回分における人類という種の年間生物リズムです。それぞれの月は、それぞれ完全な4週間がある完全な28日で成り立っています。それぞれの月は、日曜からはじまり、土曜日で終わります。この暦では毎年、ちょうど52週間あります。

 7月26日は、太陽銀河年の新年で、磁気の月の初日です。この年間周期は、次のように構成されています。磁気の入り口の月。あなたの一年間の目的を確立する3つの月。あなたの資源や手段を集め、それに命じる倍音の塔の月。あなたの行為のリズムを拡張する3つの月。あなたの行為を公式化する太陽の塔の月。あなたの行為を変換する3つの月。そして、次の年へと運び出し、翌年に備える13番目の宇宙の月。

 13の月がそれぞれ28日あると、合計364日になり、地球は365日で一回分の軌道を終えるので、365番目の日は、常に「時間をはずした日」、曜日のない1日で、時間からの完全な解放を体験する機会となります。この13の月の暦に、閏年はありません。その代わりに52年ごとに、13日の「時間をはずした日」の祝祭があります。最初のこの祝祭は、AD2039年に生じます。

 4つの太陽の紋章(月、魔法使い、嵐、種)と13の銀河の音程の組み合わせ(4×13)は、52年周期の流れを統括します。現代の13の月の暦は、1987年7月26日、8・魔法使いの年から数えはじめました(訳注:1987年7月26日は日本では新月の日でもあり、月の動きを追いかける際の起点としてもふさわしい日である)。13の音程は、13の月と同じ名前を持っています。13の月と13の銀河の音程の名前と秩序は、時間の宇宙論を描写するものです。

 13の月の道筋を歩むとき、あなたは実際には四次元の時間の宇宙論を生きています。これは、あなたにとって、新しい時間へと入り込む新しい暦に従っている人たちとともに何がしかの発見をする、とても大切なことです。あなたが新しい暦に応じて何かを他の人たちとともに計画するとき、あなたは惑星奉仕の波動魔法期を作り出しています。この新しい暦に従うだけで、生物圏と調和のとれたところに再び自分自身を位置づける選択をしています。これそのものの中に、惑星奉仕があるのです。



■私は、
「13の月・28日の暦に変えること」を告げるために
やってきます。

 「13の月・28日の暦に変えること」は、私たちの時間のより高い道徳的な権威の啓示を示すものです。

 現在の世界基準であるグレゴリオ暦の12か月の暦を拒否し、1995年7月26日から効力を持つ13の月・28日の暦を瞬時に採用することで、正義の力は来たるべき真実の信仰の勝利を確実にし、人類は再びひとつの国家となるでしょう。

 「13の月・28日の暦に変えること」は、自然な13:20の計時周波数と、人工的な12:60の計時周波数の科学的な発見に基づいています。12か月の暦と60分1時間の機械時計に従うことで、人類は惑星地球全体に広がり、すべての人種、国家、信条があらゆる場所で相互に接触し混濁し合うという状況を作り出しました。しかし、そこには統一がありません。闘争と国家主義が日々、果てしない敵対関係と不平等の中で蔓延しています。そのあいだ、物質的な快適さを追求し、制御されない汚染を増加させたために、生物圏、すなわち私たちの環境特性は減退し、今にも崩壊しそうなポイントにまで至っています。私たちの維持システムの崩壊に伴い、生物圏は私たちの種そのものを終焉させようとしています。

 12か月のグレゴリオ暦に代表される人工的な12:60の計時周波数を捨て去り、13の月・28日の暦に代表される自然な13:20の計時周波数に戻ることによってのみ、人類はこの自己破壊的な道筋から逃れるようになります。13の月の暦だけが、すべての人類を再びひとつの国家へと結びつけることができます。ひとつの国家としてのみ、人類は真実の信仰に帰依するようになります。時間をはずした日、1995年7月25日に向けた「13の月の暦に変える平和の計画」だけが、人類のあらゆる闘争に対する解決策をもたらしはじめることでしょう。すべての人類が、新しい共通基準という尺度に向けて、あらゆる手を尽くすことで、13の月の暦による平和の計画は、人類に生きた体験としての新しい共通の統一をもたらします。

 統一によってのみ平和は可能になります。統一だけが、平和がもたらされることを妨げている自己破壊の武器を解除させることができます。平和は政治的な解決方法ではなく、人類の統一という生きた体験です。もし平和を望むのであれば、まず最初に勝利を得なければなりません。「13の月・28日の暦に変えること」は、啓発された次のレベルの生存へと向かう、人類の精神的な知性の勝利となります。

聖なる時間の啓示、その使者、ホゼ・アグエイアス
預言の第2の年、銀河の月15日、キン199
AD1995年、ラマダン エジプト、カイロにて




■地球規模の警告:13の月の暦に変える平和の運動
決断の52日間
水晶の月28日〜磁気の月22日
(1995年6月26日〜8月16日)

 地球規模で13の月の暦に変える、平和の運動を推進する仲間たちへ:

 私たちは、銀河の月8日から惑星の月28日にかけて、惑星の巡礼「惑星平和の新しい時間のための、80日間世界一周」を行ないました。パカル・ヴォタンの預言的な伝言は、世界中の人々に届けられました。いまや地球上では、同時進行する二つの動きがあることを私たちは確認しています。ひとつは急速に衰退する12:60の地球規模の産業文明という旧秩序の運動、もうひとつは急速に勃興しつつある13:20の<暦を変える平和の計画>という運動です。

 いまや道徳の緊急危機(訳注:道徳的な退廃が地球全体に蔓延し、生物圏を脅かしていること)が人類全体をおおい尽くしていることに疑問の余地はありません。私たちは、正義の軍勢に対して、「1995年7月24日、25日、26日に平和の旗を手にとって、13の月・28日の新しい時間へと直接行進するように」との呼びかけを再びはじめます。144,000人の人々が、13の月の門を通って、預言の第3の年、<白い電気の魔法使い>をはじめるために行進しなければなりません。12:60の世界が、すぐに従うことはないかもしれません。しかし、その世界はやがて間断なく分断され、終止符を打つことになるでしょう。144,000人の目的は、新しい時間をしっかりと保持し、12:60からの難民を引き寄せること、また旧秩序が崩壊するにつれ、私たちが単独に存在しているわけではない(訳注:「私たちには仲間がいる!」)という知識を広げることにあります。1996年7月25日、<白い電気の鏡>までに、新しい時間のテレパシー的な輝きが、世界を照らすことになるでしょう。

 惑星道徳の緊急性は、惑星規模の災害計画を必要とします。この災害計画の第1段階は、「決断の52日間」、不正確な12か月のグレゴリオ暦によって支配されている古い時間を捨て去り、生物学的に正確な13の月・28日の太陽暦へと入り込む決断をするよう、人類に呼びかけることです。惑星規模の災害計画の第2段階は、預言の第3の年、<白い電気の魔法使い>、1995〜1996年の<惑星奉仕の波動魔法期カレンダー>で輪郭づけられる社会の再組織化に着手することです。<惑星奉仕の波動魔法期カレンダー>は、この年全体を通して、さらに刷新されるでしょう。

決断の52日間
聖なる戦線が定まり
あなたが属する時間をどちらにするか決める52日間
12:60は死に、13:20は生きる
時間の二つの側面、決めるのはあなた

●新しい時間、「決断の52日間」へと入るスケジュール:

・第四の呼びかけ:
 水晶の月28日(1995年6月26日)、<黄色い水晶の種>、サンフランシスコでの国連憲章への調印50周年記念。
 宇宙の月1日、<赤い宇宙の蛇>、惑星平和の新しい時間のため、世界中で「虹の国家」の平和的な運動を起こす28日間の初日。
 宇宙の月5日〜12日(7月1日〜8日)、8日間にわたる「年次・虹の集会」、ニューメキシコ北部。

 ・第五の呼びかけ:
 宇宙の月20日(7月16日)、最初の原子爆弾実験と核時代誕生の50周年記念、ニューメキシコ州トリニティ・サイト。
 宇宙の月18日〜20日(7月14日〜16日)、ニューメキシコ州から日本の長崎までの、ATOMIC MIRROR PILGRIMAGEの開始。ATOMIC MIRROR PILGRIMAGEは、PAMELA MEIDELLの組織する平和グループの連合。詳しくはファクスで:01-805-985-7563

 第五の呼びかけは、古い時間の12:60の追放(亡命生活)からの脱出をはじめ、13:20の約束の地へと向かいます。「時間の脱出」が、惑星の浄化、聖なる秩序と生物圏の自律性の回復を本格的にはじめます。「時間の脱出」は、世界中で同時に行なわれるべきであり、7月24日、25日、26日で頂点に達します。

 ・宇宙の月28日、<黄色い磁気の人>(7月24日)は、古い時間の最後の日。

 ・時間をはずした日、<赤い月の空歩く者>は、曜日のない日(7月25日)、1995年、カレンダーを燃やす日、銀河の一撃、普遍的な許しとあらゆる紛争地域での停戦を請う。

 ・磁気の月1日、<白い電気の魔法使い>(7月26日)、新しい時間の初日。あらゆる聖地での集会を呼びかける。この日を日曜日とした1週間を新しくはじめる。

 ・磁気の月12日と15日、<赤い磁気の蛇>と<黄色い自己存在の星>、広島と長崎の原爆50周年、ATOMIC MIRROR PILGRIMAGEの完了。「時は芸術なり」の新しい秩序をはじめる。“ART NOW, WAR NO MORE!”(「戦争ではなく、芸術を!」)

 ・磁気の月20日、<赤い太陽の空歩く者>、第二次世界大戦終結(終戦)50周年記念、はじめての世界平和宣言。

 ・磁気の月22日、<青いスペクトルの鷲>、ハーモニック・コンバージェンスの8周年記念。惑星芸術ネットワーク(PLANET ART NETWORK/PAN)の再生を呼びかけ、人類にとっての新しい議題として「はじめての世界平和」を確立する。「決断の52日間」は、あらゆる地域で聖なる儀式とともに完了する。「勝利は鎮める!」


●生物圏への奉仕を行なうすべての「自律的な人々の委員会」への覚え書き:

 「平和の計画」と「13の月の暦」を無料で配りましょう。公的なプレゼンテーションに参加した人を手ぶらで帰さないように! 「惑星地球を元に戻すための、人々の自律的な惑星規模の決議」(「文化による平和、生物圏主体の平和」、P.1)を公にしましょう。「1996年7月25日、普遍的な停戦へ向けての請願と地球の自然な13の月・28日の暦の受容(※)」をあらゆるメディアや官公庁などに送ります「生物圏の誓い(※)」をすべての銀行、産業界、政府機関に送ります。誰が生物圏の恩赦にあたいする者で、誰がそうでないのかを公的にも明らかにさせるように取り計らうのです。
(※訳注:同資料は<白い電気の魔法使い>の年の資料の中に含まれています。)

ホゼ&ロイディーン・アグエイアス

銀河連盟は静かにやってくる!




■地球の住民よ:生物圏の叫び

地球の住民よ
いまや大きな変化の時
古いやり方ではこれ以上先に行けない
地球は揺れる 遠い星々は爆発する
あらゆるところで無政府状態
いまや大きな変化の時
武器は役にたたず
政府も助けにならない
どこにも隠れるところはなく
自らを助けなくてはならない、地球の住民よ
生物圏の権利を引き受けること
いまはじめられるところで、はじめること
あなたの時間を取り戻すのだ
あなたの暦を変えること
あなたの最初の生物圏の権利は
正しい自然の周波数の中に生きること
あなたの身体、あなたの地球、そして
自然のすべての周期に応じて生きること
古い暦と古い時間を捨てなくては
地球と自然のすべての正しい時間の中に入らなくては
これが最初にすべき決断
地球の住民よ、もしあなたが
大きな変化の時を生き残りたいと望むなら
ほかに何もすることがない
すべての古いやり方は死に絶えてしまった
新しい時間に入ろう
そして新しい方法がやってくる

地球の住民よ
古い暦を燃やそう、あなたの旗を葬り去ろう
国家は消え失せ、ひとつへと溶ける
地球の住民よ
あなたがたに共通のものは、あなたの血:ひとつの血
あなたが飲む水:ひとつの水
あなたが吸う大気:ひとつの大気
このすべて:ひとつの共有された地球
地球の住民よ
何の価値もない武器と書類で支持されている
国家はいまやただの幻想
地球の住民よ
あなたがたが共通して持っているのは
あなたを生かしている、そしてあなたが生きている生物圏
地球の住民よ
あなたがひとたび
生物圏のリズムである自分の時間を取り戻せば
あなたはその他の生物圏の権利も取り戻すだろう
すべての人によって共有される
純粋でただの水
純粋でただの大気
純粋でただの土地
もはや買ったり売ったりはなくなる
利益を取得する者たちの汚濁が
もはやあなたの肺を詰まらすことも
あなたを恐怖で満たすことも
奇妙な病気をまき散らして種全体を抹殺することもなくなる
地球の住民よ
いまや大きな変化の時
ひとつの地球 ひとつの時間 ひとつの神 ひとつの心
生物圏はひとつ
すべての生命はひとつ
生命は、政府によって分割されたり、
武器や、むさぼり食い、打ち砕き、汚染する大きな機械によって
破壊されることが、もはや永久にあってはならない
マモンの獣の頭脳は二つに切り裂かれる
大きな変化の時が私たちにのもとに
浄化の時
地球の住民よ
あなた自身を救うために
ひとつの決断をなせ
古い時間を捨てて新しい時間に入ろう
自然の地球の暦が
道を秩序あるものにする用意が整っている
地球の住民よ
大きな変化の時はいま
あなたの時間を取り戻す
いまがその時

地球の住民よ
大きな変化は8年前にはじまった
1995年7月25日はその8年間が完了する時
ひとつの銀河のオクターブ
最初の変化の和音が鳴り響いている
ほとんどだれもそれがいつ始まったのかを知らない
それがはじまったのを知っていた人も
それがそうだったと信じることのできる人は少ない
大きな変化の時
すべての地上的な価値の変容
イデオロギーの終わり
物質主義の破裂
生物圏を犠牲にしたうえでの
機械の指数関数的な加速
最後の金銭中毒
慢心した金銭の飽和状態
血と金のあいだの最終戦争
古いやりかたのすべての脅威は
それみずからの妄想の罠にとらわれ
すべての古い価値を崩壊させる
古い時間はついに擦り切れて消え失せる
新しい時間がついにやってきた
地球の住民よ
目覚めるのは一瞬しかかからない
古い時間を捨て去り、それを完全に捨て去ったことを
知るには一日しかかからない
新しい時間の中へと目覚めるには一日しかかからない

地球の住民よ
大きな変化は、新しい時間に入るのに
大きなチャンス まだ時間があるうちに
地球の住民よ
いまや預言の日
審判の日がやってきた
アポカリプス 決断の時
新しいものの啓示
古いものはまるごと炎で焼き尽くされる
新しい、わき起こりつつあり、前もって見ることのできない
いつまでも新鮮な 13の月・28日
これが最後の啓示
すでにあなたの肌に縫いつけてあったもの
普遍的な生命の自然のリズム
あなたの生物圏があなたのために作ったもの
地球の住民よ
古い時間は終わった
すべての古いやり方は消え失せた
あなたの最初の生物圏の権利を主張せよ
宇宙とともにある時間の中で生きる権利を
聖なる布告が、自由かつ愛に満ちたかたちで
古い時間の燃えている家を去ることのできる
純潔な者に与えられる
地球の住民よ
新しい時間を要求する生物圏の権利は
あなたの生物圏の権利のすべてを要求する知識に対して
あなたの心を啓発させる輝きの衣
地球の住民よ
いまや大きな変化の時
預言の日
預言の年
政府は何の役にもたたない
武器と爆弾も助けにならない
助けとなる唯一の道、唯一の行為は
古い時間を捨て去ること
古い暦を燃やすこと
新しい時間に入ること
再び新しくなること
生物圏の宇宙リズムに応じた
13の月・28日
預言の5年が完了を待っている
預言の5つの封印が開かれるのを待っている
月は二つに分かたれた
魔法使いが到着する
誰が預言の最後の5つの封印を開くのだろうか?
<白い電気の魔法使い>の封印を開き
預言の最後の5年に備えるのに
必要なのは全部で144,000人
地球の住民よ 来なさい
らっぱの音が鳴り響く
空は燃え、煙に包まれる
毎日、何十億台ものテレビスクリーンから
暗殺者たちがあなたを見つめる
無力なままでいる時ではない
いまや聖なる力が下降してくる時
いまや純潔なるものの回帰の時
真実の白い馬に乗った聖なる戦士
平和を目覚めさせる預言者たち
地球の住民よ
預言の封印が開かれて
144,000人の人々が呼ばれた
月は二つに分かたれた
地球は7つの最後の災害に襲われている
7つの鉢は火で満ちている
地獄の火 知識の火 浄化の火
5つの封印が開かれるのを待っている
預言の5年が要求されるのを待っている
新しい時間、13の月・28日のために
地球の住民よ
新しい時間の中で再び生まれるか
あるいは、地球を相続する
あなたの生物圏の権利を永遠に失うか
ああ、地球の住民よ
7つの天国とすべての星々は
あなたが新しい時間の宇宙のリズムへと
入り込むのを待っている
いまがその時
新しいのはこの時間
時はいま
この時間は新しい


赤い月の月 預言の第2の年
スペクトルの月24日〜25日、キン32〜33
ブラジル、ゴイアス、アルト・パライソ

スペクトルの月26日、キン34に
キン11によって水晶の地球のために書き写される。
AD1995年7月26日、磁気の月1日、キン94
<白い電気の魔法使い>、預言の第3の年に
新しい時間に入るための準備に。




■世界規模の13の月の暦に変える平和の運動

関係者各位:

 地球上をまわりながらの6年間にわたる幅広い研究とフィールドワークのあとに、ホゼ・アグエイアス博士と彼の妻であり共同研究者であるロイディーン・アグエイアスは、米国に戻ってきました。

 全体システム科学者、芸術家、作家であるアグエイアス博士は、ひたむきな地球平和の活動家として世界中で認知されています。マヤの時間のコードを解読した彼と妻のロイディーンは、現在世界規模で使われているグレゴリオ暦にゆゆしき過ちがあることを発見しました。この時間における過ちの知識により、現在の不規則な12か月の暦を、生物学的に正確で規則的なそれぞれ28日ある13の月の地球暦にとって代えるという緊急の呼びかけを促すことになったのです。

 この時間における過ちを修正する行為の結果、アグエイアス夫妻は「文化による平和、生物圏主体の平和」と呼ばれる惑星地球のために重要な平和の計画を開発しました。その履行までに5年の歳月をかけた平和の計画は、グレゴリオ暦から13の月の暦に変える出発点を1995年7月26日にしています。

 この問題に関するより深い知識をお望みの場合、1995年7月26日に古い暦にとって代わる新しい暦の見本を含めて、すべての補足資料とともに、私たちはあなたの依頼に応えたいと考えます。これらの資料は、現在進行中の世界規模で暦を変える平和運動の状況についての全般的な考え方を提供してくれることと思います。

 あなたのような人々がこのプロセスに参加することで、この作業のさらなる実現の可能性が広がり、惑星地球の生物圏を救うことがより確実になることでしょう。いまやさまざまな形で相互作用し合う汚染状況により、深刻な脅威にさらされているこの惑星の生物圏は、私たちがそれらに即座に関心を払い、解決法を提示することを求めています。

 私たちは、あなたがこの問題に関して特別な注意を向けてくださり、どんな形であれ、この作業を支援するための協力的な行為をなさってくださることをお願いいたします。もしより多くの情報もしくは個人的な相談等のご要望がありましたら、私たちは現在、あなたご自身、もしくはあなたの組織に応じた、さまざまな形でのプレゼンテーションに対応できるかと存じます。

敬具


13の月の暦に変える平和の運動のワールド・コーディネーター平和の旗のマーク
ロイディーン&ホゼ・アグエイアス





<赤い月の月>の年・1994.7.26〜1995.7.25
青い自己存在の嵐の年・律動の月1日@e/1996年12月13日  第3刷発行
著者:ホゼ&ロイディーン・アグエイアス
訳者:高橋 徹
協力:パン・ジャパン
編集・発行:PAN翻訳ライブラリー

●雑誌・出版・その他のメディアに転載する場合は、missye@jca.ax.apc.org までお問い合わせください。

6の月の年電気の月26日 9の犬 Ver 1.0
訳語の見直し等で、文章の語句を変更することがあります。
PAN TRANSLATION LIBRARY



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