NO-VOX/持たざるもの Have-Nots

6/15「ブラジルでの強制排除に抗議を!」ブラジル大使館への申し入れ行動/ 赤坂警察署の不当弾圧に対する緊急抗議声明・賛同一覧

<フランス政府の暴動弾圧> フランス大使館 抗議・申し入れ行動 報告

「持たざる者」行動・連続学習討論会 PART1  自立支援法成立・医療観察法施行を許さない!ー障害者・「病」者の現場からー

【緊急要請】ブラジルでの強制排除に反対する支援要請 2005.7.13

・2005年 第5回世界社会フォーラム(ポルトアレグレ/ブラジル)  NO VOX [持たざる者] フォーラム参加報告

INFORMATION

7/3[持たざる者]NO-VOXフランスを迎えて/越境する[持たざる者]の連帯
2006年7月3日(月) 午後6時20分(6時開場)〜午後9時20分/恵比寿区民会館2階ホール

◎映像 ◎日本とフランス[持たざる者]の取り組み ◎提起・報告 ◎ジャン=クロード・アマラ(Droits devant!!)/ブノワット・ビューロー(DAL)◎討論 ◎アニー・プール(NO-VOX)/ミゲル・べナサヤグ(Resister Malgre Tout)+提起・報告のスピーカーと日本の[持たざる者]


今年一月三十日、大阪城公園・うつぼ公園で十九人の野宿労働者のテント小屋が強制排除された。社会的排除の結果として野宿を強いられ、さらに襲いかかる強制排除。その強制排除から九日後の二月八日、フランス・パリの日本政府観光局がNO-VOXの旗をふりかざした七十名の仲間によって半日占拠された。大阪城公園・うつぼ公園での強制排除への抗議行動としての取り組みだ。今回、四名のフランスNO-VOXメンバーを迎えて、フランスの路上・街頭の息吹を日本の路上・街頭へ、共に!!
■主催:「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会
〒111 東京都台東区日本堤1-25-11
山谷労働者福祉会館活動委員会
TEL・FAX:03-3876-7073
e-mail:nasubi at jca.apc.org

プレ企画 フランスの[持たざる者]の闘いと現在

6月23日(金) 6:30〜9:00PM
大阪経済法科大学麻布台セミナーハウス・4F中研修室
東京都港区麻布台1-11-5 TEL 03-3582-2922
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅1番出口から徒歩5分
講師:稲葉奈々子(フランス社会運動・茨城大学教員)
※6月30日(金)にもプレ企画の第二弾として上記の場所で交流会を予定しています(詳細未定)。


「NO-VOX」とは・・・
「NO-VOX」とは“声なき者”を表す造語である。2002年、ヨーロッパ社会フォーラムにおいてフォーラムに参加した「持たざる者」等により、「NO-VOX宣言」を発表。2003年の世界社会フォーラムでヨーロッパ圏、インド、中南米の「持たざる者」等によって呼びかけられた、各地の「持たざる者」の団体等で構成される世界的なネットワーク。

フランスの「持たざる者」と日本の「持たざる者」の連帯
2000年当時、フランスの失業者運動「AC!」の中心メンバーであったクリストフ・アギトン氏を招聘しての講演会を開催(主催:山谷争議団/山谷労働者福祉会館活動委員会)。2001年には山谷のメンバーが訪仏し、「DAL」「Droits Devant!!」等と交流。2003年世界社会フォーラムでのNO-VOXの呼びかけに応え、日本ではその年の10月に「持たざる者」の国際連帯行動が取り組まれ、クリストフ・アギトン氏も参加。2004年のムンバイでの世界社会フォーラムに向けてNO-VOXと共に名古屋・笹島日雇労働組合のメンバーがダリットの行進を担う。さらに山谷労働者福祉会館活動委員会のメンバーがフォーラムに参加した。その年、10月のヨーロッパ社会フォーラムにはフランスからの支援も受けて大阪・釜ヶ崎パトロールの会のメンバーが合流し、交流を重ね、日本での11.3「持たざる者」の国際連帯行動に呼応し、フランス・パリでは日本大使館への抗議行動が取り組まれた。2005年、ポルトアレグレ世界社会フォーラム、NO-VOXフォーラムでは大阪・釜ヶ崎パトロールの会、渋谷・のじれんのメンバーが参加し、共に占拠闘争等を担う。11月、フランス郊外の若者の「暴動」蜂起―戒厳令に対し、日本ではフランス大使館への抗議行動を取り組む。そして今年、大阪城公園・うつぼ公園での強制排除に対し、2月8日のフランス・パリでの連帯行動へと至る。

DAL(Droit Au Logement)
「住宅への権利」という意味で通称は「ダル」と呼ばれている。1986年よりホームレスの住宅占拠闘争から始まり、1990年に結成。「住宅は権利だ!」、「私たちの占拠は『不法』だが『正統』だ!」等のスローガンを掲げ、低家賃住宅待ち、劣悪住環境家族―その過半は移住労働者家族―の相談活動、各地で当事者性を要に住宅問題を軸に活動。今回来日するブノワット・ビューロー氏はDALの副代表である。
Droits devant!!
団体名は「権利に向かって直進!!」という意味。1994年12月、DAL、AC!(アッセ/失業者運動)等と共に、「持たざる者」運動の転換点となるドラゴン通り占拠、排除された者の宣言とも言うべきコミュニケ発表。時に、ホームレスにとどまらず、あらゆる人々の権利獲得のために結成。「民衆大学―社会的排除によって奪われたモノを連帯の中で取りもどす取り組み」を担う。現在は主にサン・パピエ(許可証を持たない滞在者)のための取り組みを推進。今回来日するジャン=クロード・アマラ氏はDroits devant!!の代表。
ミゲル・べナサヤグ氏
アルゼンチン生まれの哲学者・精神分析学者。「Resister Malgre Tout 是が非でも抵抗」集団の中心的人物。幾冊もの著書を持ち、NO-VOXのコミュニケetcを執筆するイデオローグ。『反権力』(2005年/ぱる出版)が日本でも発刊されている。
7月1日(土)・2日(日)には東京日仏学院に於いてシンポジウム「持たざる者の権利を求めての抵抗、日本とフランス」が開かれます(主催:日仏学院)。詳しくは学院のサイト http://www.institut.jp/ をご覧ください。
持たざる者 Infomation