日本にいらない基地は沖縄にもいらない
日米安保「再定義」に異議あり！
　 在日米軍の基地撤去を求める
沖縄発全国キャラバンの御案内

■北ルート

●6月17日　別海町
●6月18日　上富良野町・恵庭市　　　※同日、交流会予定。
●6月19日　北海道庁
●6月20日　青森県庁・三沢市　途中三沢市で街宣
●6月21日　宮城県庁・王城寺原演習場関係3町村、演習場視察
　　　　　　※18:30　集会　仙台市泉区区役所前「イズミティ21」で連帯集会
●6月23日　夜　キャラバン隊と市民グループと交流会（県教組郡山支部会館）
●6月24日　福島県庁・西郷村
●6月25日　新潟県庁・巻町
　　　　　　夜　新潟市駅南コミュニティセンターで集会（6時〜；協力費1000円）
●6月26日　中郷村・新井市・妙高
　　　　　　夜　米軍移転反対共闘会議主催連帯集会
●6月27日　東京・立川市他　立川基地周辺自治体
　　　　　　夜　立川で集会
●6月28日　東京集約集会へ（下記参照）

■南ルート

●6月17日　大分県庁、湯布院町、九重町、玖珠町
●6月18日　佐世保市・長崎市
●6月19日　山口県庁・岩国市
●6月20日　広島市
●6月21日　神戸市・大阪
●6月23日　夜　滋賀茨木市立公民館で沖縄連帯集会
●6月24日　今津町
　 ●6月25日　静岡県庁、富士市、沼津市等
●6月26日　神奈川県大和市、厚木基地・上瀬谷通信施設視察
●6月27日　神奈川県庁・横浜市、逗子市、横須賀市
　　　　　　夜　交流会

■6月28日東京集約集会の御案内

■出発・結団式

　6月14日、沖縄那覇市で全国キャラバンの出発式が行われ、社会大衆党関係者、反戦地主会、違憲共闘などの代表者、本土側の地域政治勢力、地方議員、さらにこのキャラバンに賛同する国会議員などが参加した。大田知事の激励メッセージ、那覇市長など7市町村のメッセージも届けられ、参加者は全国の反基地、反「安保再定義」の声を結んでいこうと確認し合った。

■北ルート

●6／17
　8時30分に別海町を訪問、テレビ3台を含むマスコミの取材を受けた。社民党の佐藤 町議の同席で20分くらい意見交換。町長の対応は丁寧で、基地問題にもしっかり取り 組まねばという話になった。また、矢臼別演習場の現状を出しながら、沖縄と基地を 抱える現状について話し合った。町長は沖縄に何度か訪れたことがあり、基地の現状 もよ く理解していた。町長との会見後、同町職執行委員の方々とも意見交換。

●6／18
　上富良野町を訪問。ややのんびりした感じであった。現地の平和運動とも交流、彼 らはこれから移転反対の看板等を立てる予定。
　恵庭市長と会見。直接移転反対ということは言えないとのこと。政府が責任を持っ て地位協定見直しや日米安保について国民的な合意を形成していくべきと発言。

●6／19
　北海道副知事と会見。道内自治体から70くらいの移転反対決議や意見書が提出され ている。道もきちんと移転反対に取り組もうと思っているとのこと。

●6/20　　　　　　　　　　・ 地元から鹿内博県議 、伊藤祐希三沢市議が参加、青森県庁訪問。木村守男青森県知事に大田知事と7市町村長のメッセージを直接渡すことができた。
　キャラバン隊はこの後、三沢市を訪れ、助役らに同様のメッセージを渡し、街頭宣 伝も行った。

●6/21
宮城（沖縄からは瑞慶覧長方さんと新垣重雄さん、現地宮城では「市民の政治95」「 東北全労協」の関係者など16名。
　瑞慶覧さん、新垣さんを先頭に総勢18名のキャラバン隊で宮城県と王城寺原演習場 地元自治体を訪問。県知事は政府陳情で不在（移転問題に関して知事の対応は昧）。
　移転絶対反対連絡協議会を結成している地元３町村では、大和町、大衡村で町長、 村長と会見 、色麻町は残念ながら議会開催中にて事務局対応。とくに大衡村では「戦 後、沖縄と同じようなことが私たちの村でもあったから、沖縄県と気持ちは同だ」と いう発言があった。帰路、基地周辺住民の案内で現地説明会。夜、感動と涙の集会 （120名参加）。沖縄からは平和を愛する心をご説明いただく。基地周辺の女性（戦 後開拓農民）からは、「沖縄のあの事件は忌まわしい戦後の出来事を思い起させた。 ‘お嬢さんいますか”と米兵たちがやってきた。子どもたちはみな押し入れに隠れ た。米軍に怯え、闘った日々だった。せっか＜ここまでやってこれたのだから、絶対 に米軍基地は反対です。」テレビ各社は県庁訪問と瑞慶覧さんの街頭演説を報道。

■南ルート

●6／17
　暴風雨の中をキャラバンカーは鹿児島、熊本を通って大分県庁へ。午後1時の予定 より20分遅刻。大分県総務部長が待っていてくれたが間に合わず、代理の人に沖縄県 知事のメッセージと各市町村長のメッセージを渡す。テレビ・新聞等のマスコミ全部 が結集した。このあと、湯布院に行き、官民挙げての反対運動の中、大歓迎を受ける 。花城さんから沖縄県知事のメッセージと各市町村長のメッセージを佐藤町長に渡す 。九重町、玖珠町では町長、助役が対応する。両方とも移転反対を表明され、前日の 日曜日に官民で反対連絡会をつくっている。玖珠町（町長は病気療養中）は1957年 ま で国連軍が駐留したため、若いときに苦い思い出がある。絶対に反対であるとの力 強 いお話をされた。

●6／18
　午前9時佐世保市。助役が対応。「沖縄の現状には御同情申し上げる」とのこと。 マスコミからは意欲的な取材を更ける。長崎市は原爆資料館にある平和推進室長、長 崎県は国際課国際協力基地対策班の課長に沖縄県知事のメッセージと各市町村長のメ ッセージを渡す。

●6／19
　午前9時山口県は岩国基地沖合移設対策室長が対応。前日の夜の連絡にもかかわら ず、全マスコミが取材。宮本室長は、沖縄の状況はわかるとしながらも、防衛政策等 は国の専決事項であるので、山口県としては口を出さない。SACOの最終報告で、基地 強化がハッキリすれば反対するとのこと．沖縄県とのスタンスの違いは認めたが．
　午後1時15分、岩国到着。市職労の岡原書記長が対応。午後2時記者会見、その後岩国基地見学。滑走路の沖合移設とその規模を基地て、沖縄からの参加者は基地強化実 感した。午後3時45分岩国市に申し入れ。対応は、基地対策担当部長。

●6/19夜 　広島市で集会、200名が参加。この時、島袋宗康参議院議員合流。沖縄県人会の 方々の踊りも披露され、大いに盛り上がった。
●6／20 　午前10時、原爆資料館館長が広島市からの対応。マスコミ多数が取材。この時の参加者16名。午後1時30分呉市。変わったばかりの久保総務部長が対応。参加者10名。 マスコミの取材残念ながらなし。
（神戸市、大阪府、尼崎は次回報告）