2.武田貞彦のなんでも日記

(00/8〜00/12)

12月29日(金) 曇り
この冬から、ホームレスの支援組織、NPO越冬友の会の活動に関わることになった。新潟市にも駅、万代シティなど30名からの方々がおられる。大都市を中心に国も対策に動き始めているが、地方行政の認識は極めて低い。多くの皆さんの関心と、ご支援を呼びかけたい。(呼びかけはこちら

12月14日(木) 曇り 小雨
昨日、清津川ダムを考える会で、環境庁岡田事務次官と面会。環境面から、清津川ダムの中止を建設省に指導するよう申し入れた。公共事業をチェックする議員の会がセットしてくれたもので、中村敦夫会長を含め、7人の国会議員が同席してくれた。事務次官の返答は相変わらずのものだったが、こちら側が、押していることを強く感じることができた。


12月8日(金) 曇り

昨日、亀田町監査委員会に対し、監査請求を行った(請求内容はこちら)。JR亀田駅のトイレの水が、水道メーターを通さずに長年、放置されていたという問題で、管理者である町長に損害を求める内容である。住民監査制度は、地方自治法242条に定められたもので、住民全体の利益を確保する見地から、職員の違反や、不当な財務会計上の行為を防止、是正させるために、住民が監査委員に監査を請求できる制度である。監査委員会は60日以内に、監査をおこない、事実であれば、必要な措置を勧告しなければならない。議会が間接性であるのに対し、住民監査は、直接民主主義の制度である。不正行為を糾し、住民自治の前進のために頑張っていきたい。


11月30日(木) 曇り
昨日、清津川ダムを考える会で上京。公共事業をチェックする会(超党派の国会議員約90名、会長中村敦夫参議院議員)に清津川ダムの問題点をレクチャーし、建設省、環境庁に質問を行った(申し入れ書はこちら)。北陸地建事業評価監視委員会は26日の会合で「調査事業の継続を」を了承したが、「代替案を含めた検討を、1年以内に専門委員会を設置し行うこと」という画期的な意見を出した。これは、間違いなくぼく達がこれまで行ってきた、監視委員会の委員に対するアタックを始めとした活動の成果である。チェックの会は今度は「環境庁長官との会見」を約束してくれた。専門家会議にはなんとしてもぼく達が推薦できる専門家に参加してもらわなければならない。来年1年が山場となる。今日7時半から、NHKのクローズアップ現代で清津川ダムがとりあげられる。


左が清津川ダムのメンバー


中央が中村参議院議員

11月22日(水) 曇り
加藤政局は、実に残念な結末だったなあ。加藤氏の惨めな姿をニュースで見ていて、負けるって惨めだなあ、ケンカは負けちゃあいかんなあと、自分が勝負に負けたときの姿にダブらせていた。ただ、加藤氏には負けたときのことが、考えられていなかったと見た。勝負は負けるときもあるのだから、これが致命傷だったのではないかな。久々に「世の中捨てちゃもんじゃない」という気持ちにさせてくれた出来事でもあった。
刈羽村長選の武本さんは3番目。状況からしてベタ負けである。政治は、変わり、変わらず、一進一退を繰り返しながら大きく変わろうとしている。


11月18日(土) 雨風
韓国の落選運動のリーダー、パク・ウォンスンさんが、私たち市民新党にいがたを取材したいとのことで、来新された。パクさんは、3ヶ月間日本に滞在し、各地を廻り、日本の市民社会について、本にまとめるのだという。ぼくの家に2日間泊まってもらい、市民運動と政治について、様々なことに対し意見交換をおこなった。また、この間に、巻町を訪れ、住民投票の運動についての関係者からのインタビューを行ったたり、市民塾として、パクさんの講演会を企画したりした。ぼくが想像していた以上に韓国の市民運動は強力で大きな広がりをみせていることを知ることができた。また、パクさんの「韓国の市民運動は総論があって、各論がなく、日本は各論は強いが総論がない」という指摘には、考えさせられるところが多かった。今後の日韓市民運動交流のチャンネルをもてたし、ぼくにとっては、実に有意義な、ありがたい2日間であった。
・パクさんについての紹介が載っている。「コリアン・ナビ」はこちら
・パクさんが、事務局長をしている参与連帯は会員10000人、40人の常勤活動家で構成され、中央政府を相手に、腐敗防止、権力監視等の活動をおこなっている。今春4月の国会議員選挙では、腐敗議員の落選運動を400以上の市民運動団体と共に組織し、対象とした86人のうち59人を落選させた。HPはこちら

11月5日(日) 晴れ
またまた、随分、更新をサボってしまった。知事選挙があったし(顛末は、市民新党のページをご覧ください)、長野では、田中康夫氏が当選し、古い政治に風穴を開けた。東京21区の川田悦子さんの選挙にはぼくも一泊二日で応援に行ってきた。川田さんの選挙には、当選したばかりの、田中氏が応援に駆けつけ、新しい政治のつながりを実感させた。県内では、例のラピカ問題で揺れる刈羽村で、反原発の活動家で、古くからの友人でもある武本和幸氏が11月19日投票の村長選に立候補を表明した。本人も、「絶好のチャンスなので、ぜひ勝ちたい」と、気合満々だ。村長は東京電力との安全協定の当事者なので、プルサーマル計画に歯止めをかけることも可能だ。本HPご覧のみなさんの、ご協力をよろしくお願い致します。

1. 刈羽村内に知人・友人がいましたら、ぜひ紹介してください。
2. カンパの可能な人は下記にお願いします。(昨年の県議選、落選でお金がありません!!)
銀行口座 第四銀行柏崎東出張所 普通預金口座
  店番号:442  口座番号:0132010
                 武本和幸
3.事務作業、個々面接活動等お手伝いの可能な人は、ぜひ、事務所に来てください。
事務所の住所 刈羽村大字刈羽字桜田153番地
電話 0257−45−2949
車の場合、高速西山インターで降りて、116号線を柏崎方面に向かい、道路沿い左側、「原発反対」の大書きが目印。問題のラピカに隣接なので、ラピカを目指してきてください。

9月26日(火) 曇り・雨
清津川ダムの中止事業からの復活をもくろむ動きが急を告げている中、北陸地方建設局・事業評価監視委員会なるものが、急遽(27日、新潟市)、清津川ダムの再評価を行うという。この委員会は2年前にも清津川ダムにゴーサインのお墨付きを与えた典型的な「行政の隠れミノ」的委員会である。この動きを牽制するために、イヌワシネットワークらとともに、県企画部長、北陸地建との会見・申し入れをおこなった。(申し入れ文書はこちら) 27日の委員会開催は事業復活のお墨付きを与えようとするものだが、なんと、というべきか、であるがゆえにというべきか、一般の傍聴すらが認められていないのだ!地建の石田河川計画課長補佐は「改変地は、クマタカの営巣地であるというNGOの指摘は、明日の委員会には報告されるのか?」とのこちら側の質問に対して「コメントできない」とぬかした。こんな八百長委員会で、2500億円もの税金の使われ方と、希少な原生的自然の未来が決められようとしている。

9月12日(火) 曇り
ずいぶん、更新をさぼってしまいました。それにしても暑い夏でした!広島を訪れた、ドイツの平和活動家6人のホムスティ先にもなりました。
与党3党が公共事業の見直しをやるという。いろいろ問題もあるが、すごいことだ。見直しをやるというのだから、ちゃんとやってもらわねければと考え、県内の議員・議候補者グループ、 虹と緑の500人リスト新潟として、与党3党に清津川ダムの見直しを要請した。これからが本番である。


デジカメ日記  暑い夏の思い出


8月1日(火) 暑っぢ〜
今日から8月。連日、猛暑がつづく。すごい夕焼け。