Q:このQ&Aはなに?
Q:Q&Aの内容はなに?
Q:現地ではなにが必要とされているの?
Q:現地のボランティアで注意する事は?
Q:現地で必要な装備は?
Q:行く前に事前に準備する事はありますか?
Q:現地はどうやって行くの?
Q:ボランティアはいつまで出来るの?
Q:活動中の事故、盗難、トラブルの対策はあるの?
Q:一般的なボランティアと同様に注意する事は?
Q:問い合わせ先は?
新潟市から沿岸市民へのよびかけ(転載)とコメント
沿岸市民の皆様へ
重油流出事故に伴う重油回収作業について(お願い)
つきましては、本市沿岸に重油が漂着した際、ボランティアとして重油回収作業に参加していただける方は、ご協力をよろしくお願いいたします。
◎集合場所:下に掲げる表のように最寄りの海岸に受付所を配置する予定です。受け付けを済ませてから作業をお願いします。
◎作業日時:テレビなどの報道で重油漂着状況を確認のうえ参集くださるようお願いいたします。
◎服装及び持参用具:各自でご用意願います。
・冬の海岸なので暖かい服装でお願いします。
・汚れてもよい服装でお願いします。
○持参用具 ・長ぐつ ・上下の雨ガッパ ・ゴム手袋
・移植ゴテ等 ・マスク
*なお、食事等についても各自でご用意願います。
◎作業にあたっての注意事項
(1)回収作業中に気分が悪くなった場合は、受付所へご相談下さい。
(2)重油には直接手で触れないで下さい。
(3)回収作業は現地職員の指示に従い、危険な場所では行わないで下さい。
◎問い合わせ先
新潟市N号重油流出事故対策本部
事務局 地域班 ボランティア班
TEL 025-226-2431
025-226-2432
025-226-2433
ボランティア経験者としての補足
ゴアテックス製などの高いアウトドア用品やおしゃれな品は余りにももったいないのです。ゴム手袋はスコップなどを使っての回収作業をこなすには台所用のものでもケッコウいけました。マスクは気休めです、マスクでほこりは防げても揮発性の臭いまで除去できるとは思えません。しかも海岸部は風も強くさほど臭いは気にならない方が多いようです。漂着重油が大量である場合、作業もけっこう重労働でマスクは息苦しいものと感じられるかも知れません。それよりも防寒用の帽子を用意した方が良いでしょう。海岸部しかも波打ち際での作業ですので海水に濡れる心配もあります。着替えの衣服は万一のために用意してきた方が良いでしょう。
車で来られる方は、車を留める所までの靴も必要です。重油まみれの長ぐつできれいにしている愛車に乗ったら大変なことになります。そういう長ぐつなど重油に汚れた物を入れる段ボールなども持参すると便利です。ベットリついた重油を拭うぼろ切れ、タオルなども役に立ちます。
漂着重油が大量である場合、移植ゴテではまだるっこしいでしょう。雪のけに使う、先の尖っていないスコップや、ドブさらいに使うジョリンなどがかなり有効です。ヒシャクは重油がまだドロドロ状態である場合には有効ですが、漂着が予想される水飴状のものには重くてシンドイ感じです。
能登半島などでは、弁当やお茶も出ていましたが、新潟市ではそういったサービスはないようです。ハードな作業でノドは乾きますので、市販の飲み物や果物などを持参することをお勧めします。
新潟市議会議員山田達也(市民新党にいがた)の感想
▼各市町村の漂着重油回収対策には、行政の横並び意識が如実に表れているようで滑稽である。船首部が漂流・座礁しそこから重油が流れ出すわけだが、そこでのまだ流出して間もない重油の回収に有効である柄杓が電波に乗るやいなや、どこもかしこも柄杓を買い集める。固まってきて水飴状になった漂着重油の回収には有効であり、かつ雪国の家庭で一般的である尖っていないスコップや下水掃除で使うジョリンなど見向きもしない。
▼それでも現場ではその場の状況にあった用具の改良や、ちょっとしたアイデアで実にダイナミックに回収が進んでいる。*日本海側を2から3に分け、沿岸の県で外洋タンカー事故に対応する油回収船を作るか、国の責任で作らせるかしなければならない。日本海が冬荒れるのは少なくともここ数万年の当たり前のこと。新潟に雪が降るのと同じで程度によるが、漁師が漁に出るような時に、何もできないようなようでは話にならない。油の種類を問わずしかも多少の荒れでも作業可能な船を造っておかなかければならない。鯨やジンベイ鮫の餌の取り方、飲み込み海水は外に出す方式の船はどうだろうか。
【重油災害ボランティアのためのQ&A】1月22日版
現地本部や連絡先が明記していない地域は必ず自治体かボランティア団体に 状況を
確認してから出かけてください(特に県外からの方) インターネットを見れる方は重
油災害ボランティアセンターのHPで 最新状況を確認して下さい(下記参照)
A:現地で重油除去のボランティアを行う方を対象にしたガイドブックです。
A:必要な装備(衣類、道具)、注意すべき事項(現地状況、行動手段)、 要望され
ている事(期間、物資、スキル)、 その他(一般的なボランティアの常識等)をまと
めてあります。
A:まず圧倒的に人手が足りません。(特に福井県)今はまさに人海戦術で重油をす
くい取るしか有効な除去手段がありません。
さらにボランティアをまとめるコーディネーター、現地本部要員も不足です。 過去
のボランティア経験をお持ちでパソコン通信、インターネットのスキル がある方はで
ひボランティア本部で情報整理を支援して下さい。 必要な物資は国や自治体で揃えつ
つありますがまだまだまにあいません(~~)。
A:現地の状況は毎日、毎時間変わります。最大の関心事は天候です。
天候がくずれて荒れると作業はいっさい出来ません。(中止します)行く直前に現
地の天気予報テレホンガイドや、気象台、各ボランティア本部に問い合わせて最新状
況を確認してください。
また、ボランティアは自給自足を原則として行動してください。装備や食事を持た
ずに行っても配給がまったくない現場がほとんどです。
現地の作業は吹きさらしの海岸での重労働がほとんどです。無理な行動は避けて休
息をとるようにしてください。
A:作業する現地(海岸、ボランティア本部等)の状況によりさまざまです。
●海岸で最低必要とされる物(ほとんど使い捨てになります)
・かっぱ(上下セパレートがよい。安物だとかぶれる恐れあり)
・ゴム長(胴まである奴だとなおよい。耐油性がベスト)
・ゴム長手袋(耐油性のビニル製でもよい)
・帽子(かっぱのフードだけでは寒いし臭いもつく!)ウールがベスト
・ゴーグル(揮発油で目をやられます)サングラスタイプは効果なし。
・すくう道具(園芸スコップ、めしべら、ミニショベルいずれか)
・バケツ(5〜8リッターのちいさい物でよい)
・タオル、重油をふきとる布(現場ではいくらあっても足りません)
・着替え(行きはよいよい帰りは・・着替えたほうがいいです^^;)
・食事(お湯は使えません。ごみが少ないおにぎりがベスト)
・ゴミ袋(汚れたモノを持ち帰るため)
●あると良い物(携帯していると便利なもの)
・防臭マスク(ガーゼマスクは効果なし。ホームセンター等にある)
・腕カバー(スキー用のブーツカバーも転用できる?)
・布テープ(衣服のすきまをふさぐ)トイレや休憩の都度張り替えが必要
・手提げポリ袋(買い物袋)バケツに敷いたり、バケツ代わりに使います
・ちりとり(各個人の重油運搬用)
・ヘルメット(岩場も多いし臭いもきついので頭を隠す物は必須)
・レジャーシート(休憩用、ふろしき替わりに各人あるとよい)
・缶飲料等(現地では自販機や飲料はありません)甘い物が効果的
・使い捨てカイロ
・携帯トイレ(本部にあるトイレまで10分以上かかる現場が多いです
・団体で行く場合は連絡用無線機(本部と現場との連絡に効果的)
A:体調に充分気を付けてください。インフルエンザにかかっている方は絶対現地
には行かないでください。現地の方々に移ると活動に致命的影響がでます。
皮膚を保護するためにあらかじめハンドクリームやファンデーションを顔、腕等
に塗っていくと効果的です。
A:電車やバスを乗り継いで行くのがベストです。車で乗り合わせて行けば、天候変
化による移動や、物資運搬、休憩、宿泊にも使えて便利ですがほとんどの現場ではす
でに駐車場がふさがっています。 車で行く場合は、駐車場から現場まで30分以上歩
く場合もあります。
A:重油がなくなるまで当分の間というと身も蓋もありませんが、かなりの長期戦と
なりそうです。今後はボランティア間のローテーションや活動期間の調整も必要で
す。出来るならば各自治体やボランティア団体に登録して参加可能な期間(日程)や
参加状況を確認、調整してください。特にリピーター(同じ現地へ何度も行くボラン
ティア)は歓迎されます。
複数人数で行動出来る場合はおたがいの期間を調整して一時期に集中しすぎないよ
うにしてください。
A:事故については、現地でボランティア保険に登録出来るところがあります。
その他各団体の登録時に付帯事項として自動的に保険登録される場合もありま
すが、普通は全て自己責任です。
個人で入れるボランティア保険もありますので各保険会社に問い合わせてくださ
い。
A:現地で他の人に迷惑をかけないようにしましょう。持っていった物は基本的にゴ
ミも含めて全て持ち帰りましょう。必要な物はできるだけ自分で調達しましょう。
もし現地の方や他のボランティアから感謝されたら自分の気持ちに素直になって答
えてあげましょう(^^)。お互いのふれあいは非常に貴重なものです。
A:各自治体(県庁、市役所、社会福祉協議会)か現地ボランティア本部がベスト
インターネットやパソコン通信が使えるならまず極力それらで情報を探して みてください。
また、「重油災害ボランティア連絡先一覧」も参照してください。 基本的な事項
や全体的な状況は後方支援をしている自治体、ボランティアがありますのでまず下記
の団体に問い合わせてください。
・重油災害ボランティアセンター メディアルーム最新情報
Internet:http://www.fukui-iic.or.jp/jaycee/
mail:airsin61@mbox.kyoto-inet.or.jp (TakahiroFujita)
テレホンサービス:0180-997-997
・NVNAD 日本災害救援ボランティアネットワーク
住所:兵庫県西宮市津門宝津町11−22
電話:0798−36−9540
FAX:0798−36−4392
Internet:http://www1.meshnet.or.jp/~response/oil.htm
【重油災害ボランティア連絡先一覧】96年1月20日現在
●新潟県
・新潟県ボランティア問合わせ窓口
名称:新潟県環境生活部
住所:新潟県新光町4−1 新潟県庁内 電話:025-285-5511
現状:22日頃まで作業はない見込み。その後は未定
・新潟県ボランティア受付
名称:新潟県ボランティアセンター
住所:新潟県新潟市東中通1−86 新潟県社会福祉協議会
電話:025-228-5510
・上越市 ボランティア受付
名称:新潟県上越地域福祉センター
住所:新潟県上越市木城町5−6
電話:0255−26−9355
・新潟県災害対策本部(行政・救援物資窓口)
名称:新潟県N号油流出災害対策本部
住所:新潟県新光町4−1 新潟県庁内 電話:025−285−5511
●石川県
・石川県ボランティア受付
名称:石川県民ボランティア情報センター
住所:石川県加金沢市広坂2−1−1 石川県庁県民文化局県民交流課内 電話:0762−23−9114
FAX:0762−23−9474
受付時間:08:30〜18:00
・珠洲市 災害対策本部
名称:珠洲市役所 災害対策本部
住所:927-12 石川県加珠洲市上戸町北方1-6-2
電話:0768-82-2222(ボランティア受付)
:0768-82-7711(救援物資受付)
FAX:0768-82-5685
現地:珠洲市長橋海岸 現地本部:0768-87-2087
・加賀市 ボランティア受付
名称:加賀市役所 自治振興課
住所:石川県加賀市大聖寺町南町ニ 41
電話:07617-2-1111
FAX:07617-2-5650
現地:塩屋海水浴場 連絡室:07617-3-8970(緊急専用)
片野海水浴場 連絡室:07617-2-3938(緊急専用)
・輪島市 ボランティア受付
名称:輪島市役所 市民課
電話:0768-23-1111(災害対策本部)
電話:0768-23-1131(ボランティア受付直通)
・石川県災害対策本部
名称:石川県災害対策本部
住所:920 石川県加金沢市広坂2-1 石川県庁内
電話:0762-61-1140
:0762-61-1142(資材調達)
●富山県
・富山県ボランティア受付登録
名称:富山県社会福祉協議会 富山県ボランティアセンター
住所:930 富山市舟橋南町5−14 富山県社会福祉会館内
電話:0764−32−2958
FAX:0764−42−4884
・宇奈月町 富山湾ボランティア受付
名称:宇奈月町社会福祉協議会 宇奈月町ボランティアセンター内 「富山湾重油災害ボランティア」事務局
住所:938−02 富山県下新川郡宇奈月町643
電話:0765−62−1006
・ボランティア受付
名称:富山県を語る会
住所:富山市牛島新町とやま国際センター内 ボランティア募集事務局
電話:0764-31-7960
FAX:0764-31-7961
世話人:稲垣俊吉、吉富嘉久子(TEL:78-1977:080-263-2882)
・入善町 災害対策本部
名称:富山県入善町災害対策本部
TEL:0765−72−1100
FAX:0765−74−0067
mail:nyuzen-t@mxv.meshnet.or.jp
●福井県
・福井県ボランティア受付登録
名称:福井県ボランティア窓口
電話:0776−21−1111(内線2411〜2415)
・現地本部(ボランティア受付)
名称:重油災害ボランティアセンター
住所:福井県坂井郡三国町安島こども広場内 ボランティアセンアー
電話:0776−81−3431
FAX:0776−81−3947
主管:日本青年会議所福井ブロック(0776−82−2905)
・三国町 ボランティア本部(行政受付)救援物資送付先(物資受付)
名称:三国町災害ボランティア本部
住所:福井県坂井郡三国町中央1−6−3 三国町社会福祉センター
電話:0776−82−5699
FAX:0776−82−5999
主管:三国町役場(社会福祉協議会)
●京都府
・ボランティア受付登録
名称:舞鶴市役所 職員課(担当者:水口)
住所:京都府舞鶴市字北吸1044
電話:0773-62-2300(内線1339)
・網野町 ボランティア受付
名称:「琴引浜の鳴り砂を守る会」
電話:0772−72−0724(松尾)
現場:網野町琴引浜
・網野町 災害対策本部
電話:0772-27-0780
●後方支援
・重油災害ボランティアセンター メディアルーム最新情報
Internet:http://www.fukui-iic.or.jp/jaycee/
mail:airsin61@mbox.kyoto-inet.or.jp (TakahiroFujita)
・NVNAD 日本災害救援ボランティアネットワーク
住所:兵庫県西宮市津門宝津町11−22
電話:0798−36−9540
FAX:0798−36−4392
Internet:http://www1.meshnet.or.jp/~response/oil.htm
・神戸リスポンス協会 神戸元気村
住所:兵庫県神戸市灘区徳井町1−2−33
電話:078−842−2073(草島)
FAX:078−842−2071
・神戸市 電話等によるボランティア情報の提供
名称:災害ボランティアインフォメーションルーム
住所:兵庫県神戸市中央区磯上通3丁目1番32号
神戸市社会福祉協議会 市民福祉人材センター
電話:078−271−5306(担当:棚野、河野、原)
FAX:078−271−5365
時間:月〜金 09:00〜18:00
土・日 09:00〜17:00
内容:1)現地受け付け窓口の紹介
2)現地でボランティア活動をしたい方へ現地情報の提供
3)物資等を送りたい方へ必要物資情報、送り先等の紹介
4)現地までの交通経路の紹介
5)義援金の受付紹介
以上の内容はインターネット上に公開されている自治体、ボランティア団体のホームページから加工・整理されてメーリングリスト上に配信された物を再整理して掲載しているものです。
重油流出事故に関するリンク集
それぞれの管理者へへは必ずしも充分なお断りをしているわけではありませんが、事態の緊急性を考慮し、御了承下さい。
市民・ボランティア団体・NGO
企業・報道機関
行政・官庁
【重油災害ボランティア装備品調達の御案内】1月22日版
重油災害救援物資担当者 様
VAGスタッフ 内山鋼一
●ご案内の主旨
重油災害救援対応ごくろうさまです。
必要な装備は県から支給されていると思いますが、ボランティア独自に調達したい
という要望もあるかと思い遅蒔きながら見積お送りさせていただきます。
独自に安価で調達したいという場合のみ当方へお問い合わせ下さい。
●団体の方へ
もし、行政団体から調達できるようでしたら極力自治体、行政団体へ問い合わせ 下さい。また行政団体の担当者へ当案内をお送り下さい。
県側から調達出来る行政団体は極力県側へお問い合わせ下さい。
●注文方法
具体的に必要な数量がありましたら注文単位にまとめてその都度品名、数量、あて
先(団体名、担当者必須)、連絡先(FAX)を当方宛にFAXしてください。折り
返し納期、代金振込先を返信いたします。
単価はボランティア向け特価ですので送料は別途かかります。
原則として代金は前振込です。(当方との口座を持つ新潟県関係自治体は別途)
●商品リスト
番号 品名 材質 規格 単価 注文単位
1:ひしゃく プラ+木柄 大(2.7L) 420 20個
2:ゴム長手袋 耐油性ゴム M(30cm) 90 10個
3:防臭マスク 活性炭入立体型 480 12個
4:ブルーシート 薄手 2*3 470 10個
5:バケツ プラ 6L 145 30個
6:ゴミバサミ 鉄 小(30cm) 40 50個
7:ゴミバサミ 鉄 大(45cm) 60 20個
●注文、問い合わせ先
新潟県三条市四日町3−14 株式会社内山金物本店 担当 内山鋼一
電話/FAX:0256−33−7799(クックファイン店)
電子メール:PFC01521@niftyserve.or.jp
●VAGについて
VAGとは阪神大震災以降インターネットを活動拠点としてボランティア団体を 支援するために結成されたボランティア支援グループの名称です。この案内は私個人
の意向によるものでVAGの公式なものではありません。
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