キリスト者女性ネットワーク 情報No.54

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新しい年を迎え、皆さまそれぞれの場でのお働を再開されていることでしょう。

そのすべてが主の平和をつくりだすために豊かにもちいられますように。

女性委員会も新たな決意で働き始めています。

今年もご一緒に歩み続けましょう。  

                 女性委員会委員長 松浦順子

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■■■ 世界祈祷日関連 ■■■

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Ubuntu ってどう読むの?

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2006年世界祈祷日式文の10ページ、「Ubuntu」ってどう読むの?というお問合せをいただきました。

そのままローマ字読みをしていただいて、「ウブンツ」と読みます。南アフリカの古い言葉で、分かち合う、 無私の奉仕、一人の飢えは皆の苦しみ、思いやり、他者への尊敬と理解、みんな生を共にする仲間、つまり「共に生きる」と いう意味をあらわしています。

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南アフリカ共和国の女性と子どもの状況

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アパルトヘイト時代、アフリカの女性たちは、子どもの保育グループを作りました。黒人居住区に住む働く女性たちは、長い労働時間中、ここで子どもたちの面倒をみてもらっていました。このような自主的な組織は今日も続いています。

現在、女性たちは、自分たちの仕事をより専門的なものにしようと努めています。教師養成プログラムに参加し、政府、教会または開発機関に振興助成金を申請しています。彼女たちは、子どもたちに出来るだけ学習意欲をかきたてるような環境を与えたいと思っています。子どもたちは役に立つ技術を身に付け、独立心を育てています。初めて、知的発達を促すおもちゃや教材も作られました。女性たちは、子どもたちを街で保護し、犯罪集団から守ることに心をくだいています。

アパルトヘイト時代の中断は、とりわけ教育の分野において、劇的な後遺症を残しています。アフリカ人の大部分を対象にした教育制度は最低限のものしかなく、教師たちには自由に使える教材がほんのわずかしかありませんでした。その上、今日では、約1000人の教師が、毎年エイズのため亡くなり、子どもたちの教育にさらに深刻な影響を与えています。

あらゆる困難にもかかわらず、南アフリカ共和国の人々は、教育の分野に力を入れています。人々は、良い学校教育はより良い生活への鍵だということを知っています。教師養成システムを基本的に立て直すには時間がかかります。設備の整った学校と教育的効果の高い教材は高価です。しかし、公的な財政資金は限られています。政府はアパルトヘイト時代からの重い負債を負担しなくてはならないからです。教育制度を改善しようという立派な意思と構想はあるのですが、実行は難しいのです。

(南アフリカ共和国のスライド NO.14より)

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世界祈祷日の歴史を編纂中

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NCC女性委員会では、みなさんへ世界祈祷日の歴史紹介しようと、只今世界祈祷日の歴史を編纂中です。発行は3月の中旬を予定しています。


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