キリスト者女性ネットワーク 情報 NO.42 ■■■すべての暴力を克服する10年関連■■■ 沖縄・辺野古からの情報です。 ============= まず、沖縄県を業務停止に追い込むFAX作戦をお願いします。 1人の発言を10回でも100回でも続けて流してください。県のFAXをパンクさせるのです。夜通し送れます。 FAX送付先 以下は、米軍の海上ヘリ基地がつくられようとしている辺野古で、必死で反対運動をしている人々の1人、シンさんの辺野古日記より抜粋したものです。辺野古の状況がわかります。 ●11月29日(月) 防衛施設局の違法な強行調査に対して阻止行動をしました。 今日は比較的波も収まっていました。しかし、この時期に来てやはり波は高くなってきているようです。10月から2月あたりまで沖縄の海は荒れます。穏やかな波がすきなのですが、穏やかだと作業に入ってしまう。荒い波は船の操船も困難なので嫌なのですが、荒いと作業はありません。どっちがいいのやら。いや!こんな状況がおかしいのです。 座り込みを開始して午前8時になっても作業船が出てくる様子がありません。すると、キャンプシュワブの浜辺(辺野古の浜辺)から水陸両用戦車が6隻列をなして出てきました。米軍の演習のために作業が遅れていたのです。 今、キャンプシュワブは2000名もの19歳〜の海兵隊員をイラクに派兵してたくさんのイラクの人々を殺しています。残った米兵達は新米兵ばかりです。平均して17歳から19歳の海兵隊員ばかりがいます。今日の演習も実践演習というよりは水陸両用戦車の運転の練習といった感じで、いったりきたりを繰り返していました。 水陸両用戦車の演習を海から見たのは初めてでしたが、海底を切り刻んでいるさまを見せ付けられているようでした。 演習も終えた午前10時30分、辺野古漁港より8隻の作業船が出港。長島の近くで待機の状態に入りました。 午後1時までの間動きがなかったので久しくゆっくりと昼食をとることができました。私もいつもは船の上ですが、タンカンやぐらの上に登って昼食をとりました。 すると、変な話ですが、タンカン足場の上はとっても見晴らしが良くしばらく魅入ってしまうほどでした。雲の切れ目から日が差し込んで海が輝きだします。そこには、海草やサンゴがはっきりと浮かび上がってきます。海ガメが顔を出してあいさつにやってきます。風が吹きぬけ波が起こり、そこに人々の、動物達の生活がかいま見えるようでした。そんな場所にやぐらを建てていることに怒りを感じ、やぐらの上に立ち再確認させられました。 漁民の方は初めて辺野古に来られた時に「わったーにとってこの海は体の一部。守ることが当然のこと。この闘いに参加させていただきたい。世界の海として辺野古を思うからこその行動です。」と話してくださいました。人の出会いほど感動するものはありません。やぐらの上から大きな大きな船が2隻で辺野古の海を切って入ってくる姿を惚れ惚れしながらみんなで見ていました。 5ポイント全ての海上座り込みに緊張が走ります。そして、警戒態勢に入ります。 まっすぐに私達の方に作業船が向かってきます。私達のそばまで来てしばらくして他のポイントへと向かいました。 次は航路近くのリーフ上にあるタンカン足場へと近づいていきます。 しかし、作業員はロープを使ってその他の機材を上げようとする。「何をする!!」「話が違う!!」「やめてーー!!」全員がロープにしがみつき阻止に入ります。 流石に資材は上げられずそのポイントを作業員が離れる。 そして、帰り際にも一番西のポイントへと作業船が集結したため、「絶対に止めなければ」と阻止船も全ての船がそのポイントへ集結しました。作業を止めました。 その時点で午後4時。今日も一日海上でとめ続けてきました。 この間にどんどんと各地からこの作業を止めるために支援が広がっています。その多くに力添えをしていただいている皆様に心から感謝しています。 渡嘉敷島に住む、作家の灰谷健次郎さんも辺野古の作業を止めるためにメッセージと船、船長を連れてきてくれます。 灰谷健次郎さんからのメッセージです。 海上での行動をどんどんと展開させていきましょう。そして全国からのこの国への包囲を強くしていきましょう!! ====================== 発信:NCC(日本キリスト教協議会)女性委員会 |