INDEXにもどる キリスト者女性ネット 情報NO.36 ■■■「すべての暴力を克服する10年」関連■■■ NCC女性委員会では、昨年11月末に日韓のNCC女性委員会のメンバーが、辺野古の海岸に立ち、いのちが溢れる辺野古の海に、新基地が建設されることがないようにと祈りました。 今日、辺野古「命を守る会」からメールが届きました。以下の情報をみなさんの周りの方たちに伝えてください。そして、行動してください。 _______________________________________ 4月7日、普天間飛行場代替施設の建設予定地とされている、名護市辺野古沖でのボーリング調査に、沖縄県が同意しました。 現在、辺野古は防衛施設局が4月19日から実質「基地建設着工」である「ボーリング調査」を強行しようとしており、そのため辺 野古住民、命を守る会、ヘリ基地反対協そのほか沖縄県内外の団体で阻止線をはり調査をとめるという行動に出ています。 現在の所、1日目に最初の攻防があり阻止しました。今日で4日目、阻止し続けています。3日間は防衛施設局からの直接の動きはなく、マスコミにさえ情報がないほど姿を消しています。 私たちは7日間にわたって泊り込みの座り込みを決行しています。いつなんどき始まるかもしれない状況にあり、1分、1秒気が抜けないところです。 80代、90代のおばぁ、おじぃが阻止線をはっているのですが、それはものすごいことです。足腰がいつまで持つかということです。これを読まれた方でわたしたちと共に阻止行動に参加したいという方は歓迎します。 =============== 連帯と激励のメッセージを 沖縄県内外からどんどん送ろう! =============== その状況を報告した日誌を発信します。 激励のメールやファックスも大歓迎します。こられない方たちの思いをこちらでつなげたいと考えています。マスコミがどれだけの応援が県外からあるのか注目しているので、できる方はどんどん送ってください。 ○4月22日(木) 朝、6時今日も緊張した一日の始まりです。 40名ほどり人たちが漁港に集まり座り込み開始。カヌー隊も今日は陸上に集中して待つ。 しかし、今日も一日、防衛施設局はきませんでした。 防衛施設局が来ないかわりに漁港で監視している警察官たちは、随時どこかに「今、何時何分人数は何人。」と報告していました。人数が手薄になれば必ず防衛施設局はやってきます。油断はなりません。 1分、1秒が緊張の渦の中にあって参加者それぞれが持ち場を離れることはありませんでした。 キャンプシュワブ内では米兵達が今日も訓練をしています。シュワブのヘリパッドからは中型のヘリが飛び立ち、座り込みをしている人達に騒音を撒き散らしていきます。 92歳のヨシおばぁはとても元気。「私はあの時代にあって5人の子どもを大学に行かせた。」と家族の自慢をする余裕もあります。しかし、部落内での緊張関係は高まっていて、何か部落の人達との間で問題があるとそのしわよせはすべておばぁたちに行きます。漁港内に車を止めるだけで、いろいろとある。ここに来られる方たちの思いと決意が必要です。そしてモラルと意識が必要です。そういう意味でも厳しい闘いが続いています。 私たちは負けるわけにはいきません。本当に明日にでも終わって欲しいこの攻防ですが、1ヶ月でも1年でも座り込み続けます。私たちは譲り合って生きている人間です。しかし、生命に関しては譲れないのです。おばぁたちのために助け合いましょう。おばぁたちの笑顔を絶やさないために多くの人達が辺野古を訪ねてくれるようにお願いします。 ============ あらゆる形で抗議行動を! ============ 命を守る会に来訪された方々にあらゆる形での抗議行動を呼びかけます。私たちに力を貸していただけるよう呼びかけます。ここに訪れた方々、一人一人の力が基地建設の阻止を実現すると考えます。 署名活動や街宣活動、デモ、基地建設に反対した行動、アクションならなんでも結構です。 何らかのアクションをおこした場合、命を守る会メールかFAXのどちらかで報告などをしていただければ幸いです。 __________________ 送付先 「命を守る会」 メールアドレス
NHK番組改ざん事件裁判 控訴決定 緊急シンポジウム 日時:2004年4月28日(水)18:30〜 3月24日、東京地裁にてNHK裁判の判決が言い渡されました。判決は原告が主張してきた「信頼利益の侵害」と「説明義務違反」のうち、前者については認定したものの、校舎については請求を却下し、「信頼利益を侵害」した責任をDJのみに押し付け、この事件の本質であるNHKの「改ざん」については、「編集の自由の範囲内」として言及しない、「トカゲの尻尾きり」判決でした。 私たちは、この裁判は判断力を失い、権力の介入を構造化し、制作現場の「内的自由」を侵してきたNHKの体質を問う市民の闘いでもあると考えてきました。しかし、この判決は、もっとも弱者である番組制作会社に責任を押し付けただけでなく、「表現の自由」の観点からみても重大な問題を抱えているものです。 判決はあまりに多くの問題をはらんでおり、私たちは控訴しました。また控訴にあたって、この問題を広くメディアに関わる人びとと、そして市民の皆さまにもう一度考えていただきたいという思いから、緊急シンポジウムを開催します。 どうぞ、ご参加ください。 <パネルディスカッション> 「NHK裁判の一審判決の問題点とメディアの課題」 主催:「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW−NET ジャパン) 問合せT/F03−3818−5903 Eメール vaww-net-japan@jca.apc.org |