ムミア・ニュースUPDATE
裁判書類の提出日が延期に

1月14日付
クラーク・キッシンジャーより


本日、ウイリアム・H・ヨーン判事と、検察・ムミア弁護団との間で打ち合わせが行われた。
席上、連邦段階での人身保護請求(ヘビアス・コーパス)に関する双方の書類の提出期限が延長された。従来はすべての書類について2月末を提出期限とし、3月には法廷を開くと予定していたが、書類提出期限を、あらためて4月2日とした。この後、ヨーン判事が法廷スケジュールを設定することとなる。

Important Legal Update on Mumia Abu-Jamal
From C. Clark Kissinger, 1/14/00

In a meeting today between Judge William H. Yohn and attorneys for both sides in Mumia's federal habeas corpus case, a new schedule for legal briefs from both sides was set. The old schedule required all briefs to be filed by the end of February and projected a March court appearance.
The new schedule requires all briefs to be in by April 2, after which Judge Yohn will set a court date.

注:情報発信元のクラーク・キッシンジャーはニューヨークの人権団体Refuse & Resistの主だったメンバー。ムミア関連の法律情報のスポークスマン。

連邦地裁での審理を再開するかいなかをめぐって重要な段階に来ているムミア再審請求は、この延期によって、若干ですが弁護側立証の時間的ゆとりができたということでしょうか。4月中くらいには、地裁の判断が出ると考えられ、ここで審理再開(証人や証拠の提出を認める)か否かが、実質的にはこの裁判の帰趨を決することになります。