「うちの理事さん」

TEAM FOREST FREAK代表 緒方秀行さん

2002年4月号掲載・紹介者:坂井武志

 

森づくりには頭と技が必要

 

 「緒方秀行」43才。 本業は神奈川新聞社のメディア局デスク。無類の山とバイク好き。ヒゲ面にサングラスをかけ束髪をなびかせて、 ハーレーダビッドソンを駆る姿は、「粋なおあにいさん」を想像させる。
 全てにおいて、半端なことは大嫌いなようだ。本業はもちろんだが、山仕事でも危険を察知すると 怖いぐらいの口調で叱りつける。口は悪いが男気があり、SOSには必ず応えてくれる。やっぱり 「おあにいさん」だ。
 緒方さんと森との出会いは、平成9年に新聞記者として「森林の再生」シリーズの取材を1年間担当した ことだ。ちょうど「さがみの森」の活動が始まるときであり、「書いてよ」「いいっすよ」と地拵えをしている 「さがみの森」へ来たのが運の尽き、「さがみの森」へ通うこととなった。パブリシティをはじめイベントの記事を 書いていただいたおかげで、「さがみの森」の活動を軌道に乗せることができた。感謝。
 「ミイラ取りがミイラ」になった緒方さんは、たちまち本性をあらわし、「こんなカッタルイこと やってられっか」と鳳来町の大橋和子さんのところへ押し掛け修行にいってしまう。いつの間にか仲間集めて 「TEAM FOREST FREAK」を立ち上げ、独自の活動を始めてしまった。厚木市周辺を拠点にプロの技術を修得しようと 励んでいる。また、神奈川新聞のホームページでは、森と人との関わりを広げようと「森のくらし」という コンテンツを連載している。
 本会のNPO法人設立を機に理事に就任。「森づくり政策市民研究会」のメンバーとして、政策提言や 「森の列島に暮らす」の出版に参画。また、「広報委員会」のメンバーとして、ニュースのリニューアル、 取材、編集にプロの力を遺憾なく発揮していただいている。

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