森づくりには頭と技が必要
「緒方秀行」43才。
本業は神奈川新聞社のメディア局デスク。無類の山とバイク好き。ヒゲ面にサングラスをかけ束髪をなびかせて、
ハーレーダビッドソンを駆る姿は、「粋なおあにいさん」を想像させる。
全てにおいて、半端なことは大嫌いなようだ。本業はもちろんだが、山仕事でも危険を察知すると
怖いぐらいの口調で叱りつける。口は悪いが男気があり、SOSには必ず応えてくれる。やっぱり
「おあにいさん」だ。
緒方さんと森との出会いは、平成9年に新聞記者として「森林の再生」シリーズの取材を1年間担当した
ことだ。ちょうど「さがみの森」の活動が始まるときであり、「書いてよ」「いいっすよ」と地拵えをしている
「さがみの森」へ来たのが運の尽き、「さがみの森」へ通うこととなった。パブリシティをはじめイベントの記事を
書いていただいたおかげで、「さがみの森」の活動を軌道に乗せることができた。感謝。
「ミイラ取りがミイラ」になった緒方さんは、たちまち本性をあらわし、「こんなカッタルイこと
やってられっか」と鳳来町の大橋和子さんのところへ押し掛け修行にいってしまう。いつの間にか仲間集めて
「TEAM FOREST FREAK」を立ち上げ、独自の活動を始めてしまった。厚木市周辺を拠点にプロの技術を修得しようと
励んでいる。また、神奈川新聞のホームページでは、森と人との関わりを広げようと「森のくらし」という
コンテンツを連載している。
本会のNPO法人設立を機に理事に就任。「森づくり政策市民研究会」のメンバーとして、政策提言や
「森の列島に暮らす」の出版に参画。また、「広報委員会」のメンバーとして、ニュースのリニューアル、
取材、編集にプロの力を遺憾なく発揮していただいている。
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[理事紹介02年5月号]
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