ファルージャで住民虐殺を行っている米海兵隊が「撤退」とのニュースが流れています。しかし、4月29日、「撤退合意」が報道された数時間後に、米軍は空爆を行っています。精密誘導爆弾で町を破壊しています。さらに、米本国の国防副長官は「撤退合意には達していない」と公言しています。いまだ攻撃は続いているのです。イラクの人々は、多くの死傷者を出しながらも、米軍の占領統治に反対して、抵抗闘争を続けています。このレジスタンス闘争によって米軍にも多くの死傷者が出ています。ファルージャ現地の米軍はこれ以上占領を続けることが困難になり、「撤退」を模索せざるを得なくなっているのです。今こそ、米軍はファルージャから即刻撤退すべきです。 ■ 米軍のファルージャ攻撃は住民虐殺そのもの 4月初旬から始まった米軍のファルージャ包囲と攻撃によって、多くの住民が虐殺されています。ファルージャではこの1ヶ月で1000人近くの人々が米軍の攻撃によって殺害されました。この間の「停戦」は名ばかりです。4/27夜には空爆等の大規模な攻撃が行われました。住宅密集地を狙ったものです。破壊されたがれきの山で、救急車も入れない状態です。サッカー場が墓場となっています。また米軍はシーア派の聖地ナジャフへの攻撃も開始しています。 ■ファルージャでは医薬品が不足しています このような中、ファルージャでは医薬品が決定的に不足し深刻な状態です。負傷した人々が治療を受けられない状態です。抗生物質、止血剤はもちろんのこと、包帯さえ不足しています。イラクの人々の生命を救うため、医薬品購入のためのカンパ活動にご協力ください。 ■自衛隊はイラクから撤退すべきです イラク全土で米英の占領に対するレジスタンス闘争が強まっています。南部サマワも例外ではありません。自衛隊がイラクの人々に銃を向ける前に撤退させなければなりません。
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