9月25日、午前11時、関電本店にて、申入書を手渡し、交渉を行いました。午後からは、BNFLと関電の「会合」が行われるというその前の緊急行動となりました。 「グリーン・アクション」「美浜の会」「毎月26日に関電本社前に集まる女たち」「日本消費者連盟関西グループ」「脱原発へ!関電株主行動の会」「脱原発の思いを綿毛にのせて」、福井からは「小浜市民の会」からも参加されました。 各団体から、BNFLと新MOX契約を結ぶなんてとんでもないと、それぞれの申入書を読み上げました。 関電側は、今日は「BNFLの安全管理の改善状況等を聞くだけ」「新しい契約については白紙」などと述べました。しかし、BNFLは、英国核施設検査局(NII)からの安全性にかんする勧告にもまだ全て答えていない状況です。そんな状況で、改善状況を聞いてみたところでなんの意味もありません。BNFL側から経営陣が来日し、MOX新工場での契約の話が出るはずだと追及すると、それについても曖昧な答えしかしませんでした。BNFLからの賠償金64億円については、現金でもらう分と、いくらかは次のMOX製造代金にあてるオプションもあると言いながら、実際は全て現金でもらったのかについては明らかにしませんでした。 最後に「小浜市民の会」から、福井でも公開討論会を開くよう要請しましたが、「やるかやらないかも含めて検討中」と何とも無責任な発言です。 関電が新MOX工場(SMP)との契約を阻止すれば、SMP工場は稼働することはありません。BNFLは来年1〜2月までに契約を取り付けようとしています。是非とも契約を結ばせないよう、運動を強めていきましょう。 |