刈羽からの短信NO.3 8/19 対話集会のようす


29日の大字刈羽集落の対話集会を最後に、プルサーマルの実施について品田村長は判断を迫られることになる。8月7日、十日市集落で開かれた対話集会のドキュメントを紹介しよう。集落にお住まいの方からの報告である。

▲村長,、集会はじめの発言
プルサーマルがメインの集会である。区長も「大いにやるべし」ということで集会を開いている。プルサーマル実施に向け説得するために開いているのではない。住民投票が全てという方法もあるが、それで解決がついていればこんな事をする必要はなかった。MOX燃料がある現実を踏まえてどうしていくか。プルサーマル問題はまだ決着していない。解決していない。

▲出席者の発言に対する対応
村民が納得する形で問題を片付けたい。住民投票の数字で窺い知ることの出来ない思いを知りたい。情報が飛びかっているが、不正確な情報を鵜呑みにして考え方を作ってほしくない。事前了解を白紙撤回してよいのか。安全協定を反故にしてよいのか?

▲出席者の発言
Aさん  住民投票で結論は出ている。何で対話集会なのか。1925票を覆すなら村長の得票1246票も意味がない。投票結果を否定するなら、村長は辞めるべきではないか。

Bさん  原発のできる前から専門家の話を聞いてきた。原発でも心配なのにプルサーマルはとんでもない。子や孫の代を考えると、どうしょうもないゴミがたまる。今日は「村ではプルサーマルはだめだ」という言葉を聞きたいと思って来た。投票結果を反故にしないでほしい。それが、次に続くいのちのためだと思う。

Cさん  東電の家族だが、技術はわからないが安全なので仕事に送り出している。東電を見学すれば安全であることがわかると思う。見学したらどうか。

Dさん  環境問題を考えて、CO2・温暖化のためにも原発は必要。

Eさん  目に見えない匂いもしない放射能の怖さを知るべき。投票結果をくつがえすなら、村長!とんでもないことになりますよ!!

(s.k.) 



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