つい先日、9月25日に、私たちは貴社に申入書を手渡した。その中で、貴社がBNFL社とMOX燃料製造契約の話し合いをすること自体とんでもないことであり、絶対に契約要請には応じないよう強く申し入れた。そのとき貴社は、当日午後のBNFL社との話し合いでは、契約の話などはしないと回答した。 ところが、それからわずか1週間しか経っていないのに、BNFL社のノーマン・アスキュー社長が貴社を訪問するという。労働組合の代表までまじえた前回訪問が、新MOX工場SMPでの製造契約を貴社に要請するための下交渉であったことは、いまや明らかである。社長自らが訪問する今回は、前回話し合いを基礎として、契約を進めるための交渉であることは自明である。 貴社が、昨年の経過を反省することなく、再び私たち市民をあざむき、腐りきったBNFL社を信頼する行為をすることに強く抗議する。貴社が、このような社長との交渉を受け入れたことに対して強く抗議する。 BNFL社の新MOX燃料製造工場SMP との契約交渉には絶対に応じないよう、再度強く申し入れる。 2000年10月2日 グリーン・アクション 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 |