高レベル廃液の量が、許容しがたいレベルに達していることが明らかになったため、カンブリアにあるセラフィールドの2つの巨大な核燃料再処理工場(それは4,000人をこす人々を雇用する)が、昨日運転停止された。
政府の規制局、NIIは、プラントに貯蔵されている最も危険な物質である発熱廃棄物の取り扱いの失敗のために国有のBNFLに批判的だった。 今週の初め、セラフィールドは、ニューヨークへの攻撃に続く潜在的なテロリストの目標であると確認された。 高レベル廃液を減らそうする多くの試みにもかかわらず、 廃液をより扱いやすいガラス固化に変えるその工場は、繰り返し故障した。それは今年の大部分、運転を停止していた。このガラス固化処理施設の3つの生産ラインのどれもが現在動いておらず、高レベル廃液の量は、規制当局が要求した程に低下せず、かえって上昇している。 2つの再処理業務は、英国の原子炉と、日本、ドイツ、スイス、スウェーデン、スペインおよびイタリアの顧客からの使用済み燃料を扱う。スタッフは解雇されないだろう。しかし、生産を停止させることは、BNFLの収益性に深刻なダメージを与えるだろう。 外国の顧客は、セラフィールドが彼らの契約遅れずに処理することに失敗したことで、既に腹を立てている。これは、10%のコストの増加を引き起こしたが、それは何百万ポンドに達し、BNFLの顧客にまわされる。 BNFLは8月に、再び警告された。保管タンク中の高レベル廃液の総量−現在1550立方メートル以上−が、今後14年間、年間35立方メートルずつ減らなければ、NIIIはプラントを停止ると。今年、保管される高レベル廃液の量は既に100立方メートル以上増加した。 昨日、BNFLは、2つの再処理工場は、メンテナンスのために停止したと述べた。BNFLにとって主要なもうけをもたらすこの2つの再処理工場の運転再開は、ガラス固化処理施設を適切に運転することに依存している。それは11年前に運転開始して以来、達成できていない問題である。 ガラス固化処理施設は、10年間で、可能な生産のわずか34%を達成しただけであり、そのため、非常に揮発性の強い液体によって引き起こされる市民への脅威について、アイルランド政府が英国に抗議するほど、危険な廃液の増加に導いた。 昨日、BNFLのスポークスマンは、ガラス固化処理の3つのラインの内2つを来月に運転開始することを望んでいること、そして第三ラインは、年末までに使用可能となることを予定していると述べた。 マーティン・フォワード(環境の放射能汚染に反対するカンブリア人の会)は述べた。「BNFLが迫られる前に行動し、そして法的制裁を受けるよりもむしろその工場を停止したということは、はっきりしている。BNFLは、すでに、その生産スケジュールにおいて数年遅れており、そして何人かの非常に腹を立てている顧客達がいる。これは、諸問題を一層悪くするだろう。」 |