3月12日におこなった「六ヶ所村ラプソディー」上映会は生憎の雨天にもかかわらず、多数の方々のご参加をいただきました。昼の部は約85名で満席となり、夜の部は約40名でした。上映の後、鎌仲ひとみ監督からの講演として、映画作成時のエピソードや、前作「ヒバクシャ〜世界の終わりに」から六ヶ所にたどりついた思い等々を聞くことができました。主催者側からは、アクティブ試験を巡る情勢と放射能による食材汚染の問題、行動の呼びかけを行いました。 上映会終了後、参加者の方々からは多数のアンケートをいただきましたので、その結果を紹介します。用紙の裏面にまで感想を書いていただいた方もありました。アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。 ※以下の感想・意見はウェブサイト上への掲載について承諾いただいたものです。 □Q1:青森県六ケ所再処理工場のことをご存知でしたか?
□Q2:4月にも試運転が行われようとしていることをご存じでしたか?
□Q3:通常運転でも放射能が大気や海に放出されるのをご存じでしたか?
□Q4:あなたは再処理工場が動き出しても、青森で作られる農産物や、三陸海岸で採れる魚介類を購入し続けますか?
□Q5:今日の企画を何でお知りになりましたか?
□Q6:映画「六ヶ所村ラプソディー」に関して思われたことをお書きください。 見終わってなんとも言えず、色々な悲劇にも思えて…でも悲劇にしてしまいたくありません。 ただただ放射能汚染されるから反対!っていうだけでは終われない。六ヶ所村の人々の日々の生活がかかってきている。 再処理工場で被爆者になるかもしれないのに…ていうかなるだろうに工場でお金を稼がなくちゃ生きていけないなんてなんて皮肉。どっちにしても死ねっていわれてるみたいで…なんてこと。 命あってこそ。あのチューリップの人が言ってた。 イギリスの件をみても再処理工場が安全なはずがないし。東大の教授だって信頼できるわけないって。(あなたが推進したんじゃないの?!)恐ろしいプルトニウム。 再処理工場の建設はわたしが小さいころから進んでいた計画だったんですね。全然しらなかった。 泊の人たちの怒りが響くようです。本当にひどいことをして建てられた工場。 そのころは県内だけで闘っていたとのことだけど県外へはどう情報はしらされていたのだろうか。 そのとき県外の人まで情報が十分いっていたら何か変わっていたかもしれない。でも今は昔のこと。何を言ってももう工場はできてしまった・・・ 今からなにができるか考えなくては。 今の過剰な私たちのエネルギー消費があるかぎり変わらない、自分の首をしめていくこの状況をどうしたらいいのだろう・・ 私にできることはなんだろう・・。 あの映画のなかの六ヶ所村の人たちの笑顔を、生き物を、私たちを守りたいです。 死と隣り合わせのエネルギーはいや。 そう、言っていかなければ。 自分にできることをしていかなければ。 そしてもっとみんなに知ってもらいたいです。 やはり日本中の人に何とかして見てもらいたい。 土本さん、小出さんがちょうどよい場面で出演してくれている。 東大教授の「安全」はないという話に、正直でびっくり。 「文化庁」の支援にもびっくり。 「中立は賛成になると言われて考え、反対し始めた」に感動した。 アメリカ、イギリスの原子力施設と比較している視野の広さ、地図、データを映画にわかりやすく挿入しているのに感心した。 私は岩手大工学部卒で同級生は原燃に就職しているが、なぜ入社したのか聞けば、金のためだと答えたし、今回出演した人はいい人だ。まじめな人。 苫さんは可愛かった。 何度か六ヶ所村には行ったが、反対運動者が病んでいくというので国と戦う事の悲哀を感じております。 映画は現在の状態を伝えていてよかったが、20年30年前からのことなので今さら感があった。 双方の利害がフェアに描かれていて勉強になりました。もう少し、推進派の意見(生活の収入としてではなく他の・・・いや難しいか?)も聞いてみたいです。 農家が反対をするとまわりから反対するなといわれる。工事の建設で進んだ核燃への依存がウラン試験でいっそう厳しいものに変りつつあることが痛感されられました。 再処理工場内ではたらく人が使用済核燃料のキャスクの解体に関わっている。その作業現場は厳しくまさしく原発の中と同じものだと感じました。六ヶ所でも既に被ばく労働がはじまっているということに、今さらながらおどろきました。 六ヶ所村の生活と、その核燃との関わりがよくわかった。感動的な映画でした。 ビデオ通信No1を見て想像していたんですが(もう少し暗いかと・・・)全体を見て、地域での上映会をしたいと思いました。 今の六ヶ所村、そして私たちがおかれている状況がよく分かった。 人それぞれ様々な意見をもつことがわかった。 PRセンターにいったが、そこではまったく教えられないことがよく分かった。 当劇場で上映した「ヒバクシャせかいの終わりに」に連なるよい映画でした。ぜひとも当劇場で広く一般の方に向けて上映したいです。 友人たちにぜひ見てほしいと思いました。「反対」を声高に叫んでいなくて、だから逆に、「自分は? どうなの?」「私は傍観していていいの?」とせまってくるような作品でした。 子どもたちがトマトをほうばるシーン、苫米地さんがお米を送っている人たちからのアンケートの返事(汚染されたら食べない、買わない)のシーンに涙が出ました。 核燃にかかわる人、一人一人の生の声(ホンネ)、表情(目の動き)がほんとうによく伝わって来る、たいへんすばらしい作品だと思った。また青森の風景の美しさもよく出ていて、良いなあと思いました(かつて青森に暮らしていたことがあります)。 核について知りたかったのでとても勉強になりました。 自分のまわりにも伝えて意識関心をもってほしいと思います。 自分自身も勉強していきたいし、反対していきたいと思います。 静かにでもとても強く、おそろしさが伝わってきて、揺さぶられました。 いろいろな難しい問題が包含されていて、日ごろの生活の無知さを思い知らされました。本当に水俣病の大変さを見知っているはずなのに、再びその同じ構図でもっと恐ろしいことが現実に起ってしまっている。「中立」はいけない、とよくわかりましたが・・・。 面白かった。よかったです。 原子力委員の人、あまりにもあからさますぎてびっくりです。下品 今どうして現地の反対運動の人数が減ってしまったのだろう。 漁場を追われ、田畑を追われ負けたというだけでなく、負けた相手から金をもらい、仕事をもらってしまうと、うちのめされて継続して反対する意欲すら奪われてしまうのだろう。 私たち都市の住民も電気を使わせてもらうことで、しらずしらず、命の代償を受け取ってしまっている。そんなことを考えました。 賛成、反対両意見をとりこみ、中立な立場で映画を製作されたんだなあというのがとてもよく伝わりました。再処理施設なんかない方がいいに決まっている。でもそれでは地元の人は生きていけないかもしれない。このジレンマがとてもよく伝わりました。それにしても笑いながら「お金をつめば、自治体はうけおうでしょ」と言いきる人間があの有名大学の教授さんとは・・・。日本もおちたものですね。 坂井留吉さんのお元気な姿が懐かしかった。 これからでも再処理を止める努力をしたいと思った。 地元の人たちがどういった日常を送っているのかをていねいに描き出してくれて、こういった映像(情報)はなかなか他のマスコミでは受け取れないので、かまなかさんがこれからも何をとってくるのかを楽しみにしています。 「花とハーブの里」のチューリップを買っていました。昨年氷雪がふってきて球根がとれず買えない売れないということになり・・・ということも映画に出てきて、身近に感じているところです。 すばらしい。一つの立場にかたよることなく、多くの立場からの声を集めようとした制作者の意図がにじんでいる。出てない人たちは、出てないこと自体が語っていることも大きい。 六ヶ所村の美しい風景、自然と共生しながら生きていく人々の姿が明々と照明がともり、車がゆきかう都会の映像と対象的でした。危険性を訴える人々が、村の中で孤立しているのは非常に悲しいです。再処理工場で働いている人々の生活や思いが描かれているのもよかったです。推進する方もまた「子どもたちの未来」のためという事をかかげているのに、それで出て来る結論が正反対になってしまうのは、いったいどうしてなのか、と思ってしまいました。 映画としてのメディアの役割について考える必要があると感じました。 鎌仲さんの話がとても面白かったです 大変良かった。どんどん自主上映を広げて下さい。 (取材に)登場している人物が主に女性なのが・・・とても静かな映画になっていました。女たちがしている農業・くらしに、しみじみとした感動を覚えました。こうした反対の闘いによって、私たちの願いが勝利するよう願わずにはいられません。しかし、放射能のはいった食べ物は食べたくない。チェルノブイリ連帯基金の人たちと、ベラルーシを何度も訪れ、絵を描き、地元の方と仲良くなって、そこで、おいしい食べ物をごちそうになっていた貝原浩さんは、そのせいで去年5月に亡くなられました。・・・やっぱり、わかっていて、それを体に受け入れることはイヤです。悲しいけれど!! 良かった。推進派の悩ましさがよく出ていたし、一方でのゴウマンさも。(東大教授や汚染については語らないこと) また、反対派の稼動した時の汚染の危惧が現実のものにならないように、しなければならないと改めて思う。 厳しい自然の中で自然とむきあって生きている青森の人達の「たくましさ」にまず感動しました。1人でも、自分に納得しないものは「うけいれることはできない」。そして、反対派でがんばっている農家の人々が「中立」でいることの犯罪性を自覚したところからはじまる「反対」を生きる人生。そして対比的にでてきた推進派の人々のことばがより軽薄性、かえって「こんな程度」で「推進理由」になるのかという事がよくわかりました。そして、このような状況を一般に厳しい生活条件の中で生活を得るためには他の「選択肢」がないために「安全」と信じて生きていかなければならない--疑う余地=疑うことで生活基盤が崩れる恐怖--一般の人々。今の現状(青森の)が、非常によくでていたと思います。青々とした緑、その中で育つ大地のめぐみ、やなせ、雪、その自然を絶対に失いたくないと思いました。津軽三味線のひびきが、胸にひびきました。 原子力はいつも怖い、いけないと思って反対活動に参加してきたが、映画を通して地元の方々の"顔"がみられ現場(工場)のことや、町の様子が鮮明になりました。また、推進している生活されている方々を反対の目でみるのでなく、いっしょに行動していける人々としてみたいと思うようになりました。まだ、わからないこともあり、こういった場に出て学び周りに広めて核のない世界にできる助力になりたいと思います。 映画の後の(講演会で判った事ですが、)賛成派の人の取材もよく出来たなあと思っています。反対派の人達がだんだん、追い込まれる、追い込まれ、つぶれてしまわないかと非常に心配しています。青森県知事に手紙を出したり、メールを送ったりする事は知っていますが、反対している人達にも応援する方法があれば教えて下さい。 反対の人のみを取り上げた戦闘的な映画ではなく、地元の様々な思いで生活している状況を描いた内容は、現在の六ヶ所村を反映していると思いました。この映画をとるには地元の生活の中に入っていかなければ本音が聞けず、苦労されたと思います。 電力会社も積極的に上映に賛同してもらう。 いろいろな立場の人に再処理工場の矛盾を納得させうる内容だと思いました。推進派、特に土建会社の社長さん、東大の教授の話のイイ加減さをうき立たせていました。 やっぱり、当事者にならないと考えないものであって、そこをうまいこと、大企業は使うんだろうなと思いました。あと、「あなたは〜についてどう考えるのか?」という質問に答える者、回答をせまられた時、それを回避できる、あるいは守られるかどうかという人間の立場の違いが、相当でかいため、「行動しない」という選択をする事の方が都合が良いのだろうと思います。 推進派はなぜ映画に出て意見を言おうとしないのだろうか? イギリスのセラフィールドの例が説得力があった。 少しのたるみの無い、いいドキュメンタリーだと思った。登場人物それぞれの暮しをまるごと表現しておられ、六ヶ所を考える上で厚みを持つことができそうです。絶対に稼働させたくないという思いが一層強くなりました。 自分の生き方を見直したいと思った。 映像が大変きれいで、その対極としての再処理工場。そのコントラストが印象的。あざとい宣伝映画ではない、じっくりと受け止める事ができた映画でした。続編をどう作られるか、期待しています。 核―原子力と人間は共存できない。 核―原子力開発の廃絶をする以外にない。 現に生じているナマの問題に自分をつきあてられる感じで、様々なことを考えさせられた。苫米地さんの「中立は賛成と同じ」という意見は古くからの運動する側の考えが生き続けていると記憶がよみがえった。菊川さんの原燃に頼らない生き方の中で闘いをつづけていくという考え方の中に本当の強さを感じた。 東北のへき地の貧困の中で生活のために余儀なく選択している人々の問題をどう考えるか。恐ろしく深刻な問題。セラフィールドのように水俣のように被害が大量に表に出ない限り、展望が開けないのだろうか。 鎌中さんの「ステ石」「石一個分だけでも埋める」という意見は非常に良い感じ。 多方面に、英国の例を含めて丹念に取材された努力に敬意を表します。大いに啓発されました。反対意見を表明している人の真剣さと高い知性に感動しました。 農作業の場面の記録。大変すばらしい。 私はこのような映画や企画に参加するのは初めてで、知識や危険性を全く知りません。唯一、同感した事というかシーンは真っ赤なトマトをつみたてのトマトを子供たちがほおばるシーン。私の祖父母は農家で同じようにトマトを作り私はあの子供たちと同じようにトマトを食べて育ちました。自然の、畑のにおいのするトマトの味を知っています。何も知らない子供たちが知らないところでむしばまれていくのは大変残念でなりません。もちろん私たちも。 「中立は賛成だ」の言葉が胸にこたえる。 印象的だったのは ―菊川さんのご両親のことを語っておられるところ。ふるさと、子供の帰ってこられるところ云々。 ―お米をつくっておられる苫米地さんの消費者のアンケート、購入しない云々。 ―中立であるという話。 ―小出さんのプルトニウムの話 ―イギリスまで取材された意義もよくわかった が、非常に難しいと感じた 1986年からの20年(泊運動/チェルノブイリ)、個人として10年のかかわり色々考えます。 とてもよかったです。三味線の音も印象的で、六ヶ所で地道に反対している方を尊敬します。また、あきらめずに声をあげ、活動を続けたいと再び元気がでる映画でした。 自然に語り、美しい青森の風土を知らせていただいて、そこに巨大な核燃料が動き出す相入れない。核燃、原子力発電にたよらず生きている人たちに大きく大きく強く見て考えてほしい。訴えてほしい。 素人観ですが、コメントを少々。前半で効果的に挿入されていた三味線のBGMが中頃からなくなっていますね。ナレーションとインタビューだけでは間伸びしているように思いました。120分濃密な内容ですが、観るのがしんどいですね。90分にまとまっていたら、観やすくて余韻にひたれるのではなかったかと思いました。 ありがとうございました。人に「届かない」ことはないです。と思う。「あきらめない」「ほっとかない」ということ。私は一人で「捨て石」になりたくないと思う。友と辛抱強くわずかながら橋や舟を作って、何か違うアイディアで乗り越えていく希望を持っている。そうでなければ「子供」を育てられない。と思う。鎌仲さん、一人ではないのだから、まだまだこれから!今にみていろっ!ってな調子で。いきましょう。 静かに放射能の危険性を考えさせてくれる映像でした。これまでにない切り口でした。 まず、貴重な情報を映画という形でたくさんの方に伝えていただき、御礼を述べたいと思います。そして私は、今回のことを全然しらなかったので、本当にショックでした。いよいよ私たちの食べるものの中に私たちの生活の残骸が、影響を及ぼします。自分にできる事は何なのか?まず事実を伝える事。この映画を伝える事。後は・・・これから考えていきますね。 すばらしい映画でした。菊川さんをはじめ現地の人たちの姿を描いていただいて、本当にありがとうございます。この人たちの生き方は、ぬくぬくと電気の恩恵を受けながら生きている私たち、しかし、行き詰まりに直面している今日の私たちが自分の行き方を考える上で、本当に参考になり、考えさせられました。六ヶ所に反対してきた私たちですが、現地のあくまでまじめな人々と手をつないでいく思いを更に強くすることができたと思います。多くの人々にこの映画を見てもらいたい(見せたい)と思います。 前作以上にすぐれた作品だと思いました。構成がしっかりしている、力を持っていると感じました。人々の生活と思いがよく伝わってきました。 この映画で"メディア"も明らかにしない"核"というものがあって、知る事ができるきっかけを作ってくれたことは本当に大きいことだと思いました。ありがとうございました。"知る"ことができることは本当に嬉しいことだと思います。 すべてのことがわっかの様につながっていると思った。イラクの劣化ウラン弾も米軍基地の再編成も、来年度の予算案も、そして六ヶ所の問題も。自分自身の生活を見直す。そのことで何が変わるのか?と思う。牛乳パックをあらって、都会でヨガしてロハス生活を送っても日本のエネルギー政策の根本はゆるがない。中立はない。その通りだと思った。 政府原子力委員の東大教授が「20億ぐらいの金額は事業者にとってはたいした金額ではない」「補償金の額を増やしていけば受入先があらわれる」という趣旨の話をしていたのが興味深かった。なぜ、日本政府と電力会社がここまで原発一辺倒なのか、その背景事情を詳しく知りたいと思いました。この問題の運動を広げようと思って、現在の自分の生活スタイルを見直すことも不可欠だと思った。環境問題を考える際に「生活スタイルを見直す」というのは、その問題を生み出すシステムを看過しがちになるのであまり好まないけど、この原子力問題を考える際には、その点は避けられないのかもしれない。 苫米地ヤス子さんに深い親近感を感じました。菊川さんのlast shorとlast shorの(美、生)うなりました。 草々 □Q7:再処理工場の運転を止めるために、私たちが取り組めそうなアイディアがあればおしえていただけるでしょうか?また、既に取り組まれている事があれば教えてください。 私は「もんじゅ反対」というパンフレットもコンビニでコピーして知人に読んでもらっている。いろいろな運動をひねり出そう。 HPを挙げて訴える。「ニュースレター六ヶ所村」など。 高校社会の教師なので授業にとりあげるよう心がけている。 個人的には省エネにつとめているだけで、申し訳ない、電力消費者です。 国→政府→マスコミのぐるのパワーを破るのは難しい。 口コミ、ブログを使った草の根。 金好きな人に向けた宣伝(いい人向けの宣伝はいいから) すぐにおもいつくのは、再処理工場が運転をはじめれば、身近な食物などがどのような影響があるか、具体的に訴える以外にないと思いました。 青森県知事に圧力をかけるのには最有効な手段は実現可能かどうかはわからないですが青森農産物の非購入運動しかないのでは・・・。 美浜の会の呼びかけの青森県知事宛のメールを送付した。東京や大阪などの都会の人が自分の問題として、できるだけ多くの人がNOを伝えることだと思う(具体的方法は、今はわからない) まず知ること、人に伝えることを私はしていきます。 アメリカの大物政治家から否定的なコメントを得られれば利用できそう。 核拡散への懸念や、イラン、北朝鮮への悪影響などとからめてでも、再処理中止を伝えられたらと思います。 若い世代がこの事実について知らなすぎる。私がこの上映会を知ったのは、インターネットのSNS(ソーシャル・ネット・ワーキング・サービス)のとあるコミュニティを通してでした。私たちは新聞は読まないかもしれない。でもインターネットは絶対使う。しかもかなりの頻度で。なのでSNSのような所から声を上げるのも1つの手だと思う。 これからは、スーパーで「○○県」のトマトとかりんごとか魚とか表示されているので、戸惑いを感じながら買うか買わないかを判断しなくてはならない日常がやってきます。私は日本の農業を守りたいので、敢えて青森県産を切り捨てることは胸が痛みます。劣化ウラン弾「ヒバクシャ」で、ジャガイモを日本に輸出していることで、なるべく日本農産物をと思っているので、敢えてアメリカから買わなくていいと口実がつくのですが。 全国の基地から集まってくる核のゴミを運ぶのは、陸路、空路?海路? 陸路だったら国道を通るので、ほとんどの自治体が「非核三原則」を条例化していると思うので、私たちは六ヶ所へ向うトラックが通過を許可するのかしないのか、市町村に問い合わせないといけないですよね。 青森完熟りんご研究会からりんごを1ヶ月毎に1箱ずつ購入しだして早6年、台風で落ちたりんごを買って以来です。りんご研究会に連絡をとり(わかめの三陸海岸産をあつかっているナニワ鰍ノも)、ラプソディーのことを知らせ、なにかできないか相談をもちこみたいなと考えています。 青森まで出かけるのは遅すぎる気はしますが、5月の連休には行けないかと思っているところです(実現できるかどうかはこれからですが・・・)おなじ年齢くらいかなと思う菊川さんにも会いたいと思っています。 映画の威力はすごいと思います。 セラフィールドと六ヶ所の共通性を言われたのも、現に行かれたわけだから言えることで、取材をしっかりされて、編集したものだとわかりました。1980年代のことも入っていたので、原発建設阻止闘争を思い出します。 アクティブ試験前の今にこの映画がまにあったことはたいへん大きい。ぜひ、多くの人に見ていただけるよう努力したい。「中立は賛成や推進と一緒」というメッセージを重く受けとめ、ぜひ、大消費地である関西地区に広げたい。 青森県知事あてへのメール活動が行われていますが、その一方で、岩手県の15市町村その他、あるいは、岩手県知事へはげましのメールを送るという活動もあわせて行ってはどうでしょう。 わかりません。 反対派の人々(映画の中で)が、20年前、建つまえに県外の人々にもっとささえてもらえたら・・・という声がのこっています。「生産者」をささえる県外の「消費者の立場」という事から大きなうねりで青森が「危機感」をえる動きができたらと思います。「消費者」もかしこくならないといけませんね。「知らなかったらいい」ということにならないために。「農産者の考えもあらためる力」となるためにも。 元来、「健康に良い物」と無農薬・有機野菜や生活用品を購入してきていました。わかめや、カキ、魚なども三陸産を選択して来ました。利用している「産直ショップ」で今回の話をしましたら、「署名運動なんかあれば協力します」と言ってくれていますので、そういう行動も考えていただけたらと思います。 現実に放出される放射能の危険性という本質的な問題に依拠していくしかないと思います。 とにかく再処理の実態を知ってもらう。 核政策は、外交の影響が強いと思います。だから、六カ国協議の人民共和国、現在ならイランに対する非難の言論を逆手にとって、うまい事できないかと思います。 今の段階で、米、野菜、魚の放射能の量を測っておく環境調査が必要だと思います。もし、やられていれば、そのデータの全面的公開が必要ですね。 投書(現地の新聞に) 映画の上映を全国に広めて六ヶ所村の問題を考える事をしなければならないと思う。 できるだけ多くの場所で上映してください。(公民館、大学など) プルサーマル、核燃、プルトニウムについてもう少ししっかり勉強して、自分に可能な地元の人に伝えていきたい。 口コミで、母親のお茶のみの時や、PTAの集まりの時に、さりげなく自分の「内輪の話」として、相手を啓蒙しようとするのではなく、「伝える」という姿勢で、淡々と。音楽や食品販売、花とかが共にあれば参加者は増えるのでは?「楽しく」装わないと・・・。 青森の生産者に消費者として働きかけられないか、考えているところです。 選挙で投票行動をしていますが・・・どうしたら良いかはわからないのです。ですが何か行動しなければと思いました。 二年間の取材の中で使われなかった部分を六ヶ所村通信のような形で他にも使ってみたらどうでしょうか? この映画の自主上映をたくさんやる。この映画の商業上映もやる。こんなことしか思いつきません。 ねばりつづけること(負けても負け方があると・・・深く思い続け・・・・) □Q8:今日の企画全体について、感想などをお書きください。 もっと早く企画をマスコミで宣伝して欲しい。 とてもよかった。上映だけでなく監督の話を聞けてよかった。話を聞くだけでなく、アクションを提案しているのですごいと思った。 フィルム上映にしてほしかった。 好感持てました。 がんばって下さい。 映画と講演の間に休けいがほしかった。 3月4日に東京へ行くわけには行かなかったのですが、こんなに早く関西で見ることができてよかったです。 映画だけでなく、講演会で生のお話をきけて本当に勉強になりました。 人にもすすめます。 監督さんのお話しもとてもよかった。とても率直に経緯を話して下さり、楽しかったです。 一番良く感じたのは、私たちの手元に情報が届いてなさすぎる、ということでした。この映画を通して、ほんの少しだけだけど、核再処理施設の知識が増えました。これをもっと私の世代の人たちに広めていきたいと思ってます。まずはSNSを通して・・・。 BSE問題が少し頭をよぎりました。 知らせることが悪である、生産者のエゴ、消費者をだましてもものを売らなくては生計が立たないと思い込んでいる人たちは、日本でもアメリカでも一緒だなと思いました。" すっかり椅子がうまったので、よかったです。老若男女が集まったので、効果があったなあと安心しました。この人たちから一層の原発が怖いことが広がっていくといいなあと思います。 鎌仲さんの取材の様々な苦労がうかがえて、本当によかったです。推進派の学者にしては、不思議なことを言う人だと思いましたが、他のバリバリの推進派学者は、皆取材拒否したのですね。そういう態度は、賛成反対以前の問題だと感じました。 とてもよかったと思います。 一回ではもったいない。学校やいろんなイベント、生協やいろいろなところに働きかけ、上映活動してほしい。 「六ヶ所村の記録」以来、村がどうなっているのか気になっていました。映画をみれてよかったです。 つきなみですが、よかったです。青森の農・漁業について知りたいと思います。六ヶ所村の風力発電ははじめて知りました。 来て良かったです。とても勉強になりました。明日職場でぜひ伝えたいと思います。 休憩時間が必要です。頭いたい。 映画も講演も良かったです。主催者のアピールもわかりやすく良かったです。ホームページみてます。 たいへんよかった 良い企画だっただけに、もう少し、周辺の人々を連れてくれば良かった。 真剣な企画に感謝します。 監督の話もとても心に残るものでした。よかったです。 四国や九州の普通に暮らしている人たちにプルサーマルを考える地元の人たちの判断力になるよう市町村の地元の方の中にねばり強くもちこんでいただきたい。十分に住民の人たちに見ていただける力のある映画でした。 前後半ともに観客が大入りだったので、2回上映するというのは当たりでしたね。 とてもよかった。もう少し広く宣伝してもよかったかな? スタッフの皆様に、本当に感謝いたします。来て良かったです。知れて良かったです。 六ヶ所の情勢が緊迫している中で、非常にタイムリーな企画でした。あとの主催者のアピールも、青森の人々と一緒に汚させないようにやっていくことで止めさせようという気持ちがよくわかりました。 すばらしい企画をありがとうございます。これからも考えてゆきたいと思います。 この映画を観る機会を作ってもらって感謝しています。 上映&監督講演というスタイルの企画はやはりおもしろい。自分たちで自主上映会をするときは、講演時間をもうちょっと長くしたスタイルでやってみたい。 感謝の念を表します。 |