3月8日、岩手県の三陸沿岸12市町村を含む15市町村長から、日本原燃に対し、アクティブ試験に関する説明会を開くよう要請文が出されました。青森県と安全協定を結ぶ前に、沿岸の複数の会場で説明会を開くよう要請しています。岩手県の北は大野村から南は越前高田市まで、全ての沿岸自治体と遠野市など3つの自治体によるものです。下記に要請文を紹介します。 また、岩手県の地図はこちらから(岩手県庁hpより)。 岩手県内の反対運動の状況等は「三陸の海を放射能から守る岩手の会」hpを参照してください。 平成18年3月8日 日本原燃株式会社代表取締役社長 兒島伊佐美 様 岩手県九戸郡洋野町 町長 水上 信宏 六ヶ所村の核燃料再処理工場アクティブ試験に関する説明会開催の要請について 貴社の核燃料再処理工場で予定されているアクティブ試験について、岩手県沿岸の多くの漁業者、住民から海洋汚染や海産物への影響を懸念し、この試験の具体的な説明を求める声が高まっています。また、このような声を受け、沿岸市町村の複数の議会では、このアクティブ試験に関し慎重な対応を求めることなどの内容の意見書を可決し、又は可決の見込みであります。 つきましては、市町村としても憂慮していることから、貴社においては、岩手県民特に沿岸漁業に携わる住民に対して青森県、六ヶ所村と安全協定を締結する前に、幅広く意見を聴くため岩手県沿岸地域の複数の会場で説明会を開催するよう強く要請します。 連絡先 岩手県宮古市市民生活部環境課 電話 0193−62−2111(内線362) FAX 0193−63−9116 |