青森県の新聞・東奥日報に意見広告を出します
カンパにご協力ください

たべたいねん青森 いらんねん再処理

関西から、六ヶ所再処理工場ストップの声を青森の皆さんに伝えるため、
青森の新聞に意見広告を出します。

5月25日の関西のつどい「たべたいねん青森 いらんねん再処理」実行委員会で議論し、意見広告の文面も決まりました。下記をご一読ください。

カンパを寄せていただいた皆さま ありがとうございます。
これまでに約60万円のカンパが寄せられています。しかし、まだ数十万円足りません。

新聞への掲載は、6月上旬を予定しています。
ぜひ、意見広告へのカンパにご協力ください。しめ切りは5月末です。よろしくお願いします。

◆意見広告へのカンパ振込先
  郵便振替口座番号 00940−8−271029
  加入者名:再処理意見広告の会

◆1口500円 何口でも結構です。ぜひ、ご協力ください。

◆しめ切り:5月末

◆意見広告の文章は下記です。ご一読ください。

<意見広告文>
たべたいねん青森 いらんねん再処理
            −関西から青森のみなさんへ

りんご、にんにく、長いも、ごぼう、おこめ、
こんぶ、いか、かれい、まぐろ、ほたて など。
青森のたくさんの恵みが関西でも日々食卓にのぼり、
私たちの生きる力となっています。
私たちはこのことに深く感謝しています。

その豊かな恵みが、こともあろうに放射能で汚染されるとは、
そのことに私たちは強い懸念を抱きます。

5月25日に関西一円(滋賀・京都・奈良・大阪・兵庫・和歌山)のつどいをもち、
小さな子どもをもつ母親たち、
食べものの生産や流通にたずさわる人たち、
消費者である市民が
六ヶ所再処理に反対する思いを一つにしました。
その決議文は5月27日に青森県庁に持参し、知事に届けました。

六ヶ所再処理工場はまもなく本格稼動しようとしています。
そうなれば、日常的に放出される放射能で、大気や大地や海が汚染されます。
実際、フランスのラ・アーグ再処理工場周辺では、
野菜、牛乳、海藻や魚などから、自然界にはない
セシウム、ストロンチウムやヨウ素などの放射能が検出されています。
これは明日の青森の姿ではないでしょうか。

たくさんのいのちが放射能で傷つけられないよう、
子どもたちが元気に、未来に誇りと希望をもって生き続けられるようにと、
私たちは願っています。

人類の生存すら危うくなりつつある地球環境の中で、
太古の昔から万民のものであった、いのちの大地や、宝の海、そして大気を
放射能でこれ以上勝手に汚すことが許されていいわけはありません。
放射能は県境をこえ、国境をも越えて地球を汚染します。

青森県知事が安全協定にサインさえしなければ本格稼動に入ることはできません。
私たちは食の安全を求める関西の立場から、青森県のみなさんに訴えます。
六ヶ所再処理工場が本格稼動しないよう、ぜひ知事に働きかけてください。
六ヶ所再処理工場の本格稼動に、ともに反対しましょう。

(08/05/19UP)