内容 はじめに 1.若狭は核のゴミ捨て場に、危険な大実験・ブルサーマル 1.関電のブルサーマル計画とは 1-1.MOX燃料とその集合体 1-2.炉心の構成--複雑な2重炉心 1-3.MOX燃料集合体の燃料捧構成 2.MOX燃料はやっかい放射能である 2-1.新品でも高い放射能 2-2.行き場のない使用済みMOX 2-3.MOXは値段が高い 3.ブルサーマルの安全性は「実証されている」か? 3-1.関電のいう安全性の根拠 3-2.フランスの実績とはー一高浜4号との比較 3-3.燃焼度4万5千の危険性 3-4.反応度事故時の危険性 3-5.高燃焼度MOXの模擬実験はたったの2回だけ 3-6.安全委員会は何を審査するのか 4.まさに大実験、高浜4号のプルサーマル 5.結論:なぜブルサーマルなのか? U.プルサーマル推進の真の狙い 1.プルサーマル推進の理由は欺瞞だらけ 1-1.プルサーマルは「資源の有効活用」ではない 1-2.「廃棄物の適切な処理・処分が可能」は全くの夢 1-3.再処理でプルトニウムを増加させながら「余剰プルトニウム対策」という本末転倒 2.プルサーマル推進の真の狙い 2-1.プルトニウム政策の破綻を覆い隠すためのもの 2-2.溢れかえる使用済み燃料を六ケ所に運び込むためのもの 3.「中間貯蔵」施設という新たな核のゴミ捨て場探しを始めている 4.核燃料サイクルはゴミのたらい回し 5.プルサーマルは莫大な費用を私達に課する 6.プルサーマルは泥沼への道 おわりに 【資料】 |