本日7月18日、大飯原発敷地内の破砕帯(断層)の早急な掘削調査と再稼働撤 回を求める野田総理及び枝野経済産業大臣宛の緊急署名を提出しました。13日 には、108名の国会議員による同趣旨の緊急要望書の提出と同時に一次提出を 行いましたが、今回は追加分を合わせて、12,152筆を内閣府の事務局に提 出しました。 署名用紙 ご協力いただいた全国のみなさん、ありがとうございました。 本緊急署名では、大飯原発敷地内の破砕帯(断層)の再調査と、再稼働の撤回を 同時に求めています。両者は密接に関係しています。 本日、大飯原発の破砕帯(断層)の再調査が決まりました。大飯原発は保安院が 再調査を指示しなければならないほど危険な状態にあるということです。敦賀で 発生したように、掘削調査により配管の破損などが起こる可能性もあり、調査は 再稼働を撤回し、原発を止めた上で行うべきです。猛暑日が続いても関電管内の 電気は余っており、電力需要の面でも問題はありません。 しかし、保安院は、再調査と再稼働を切り離し、再稼働を進めながら、再調査は ずるずると先延ばしにしようとしています。 今後もみなさんと一緒に、早急な再調査の実施と、調査の前に原発を止めること を要求していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 阪上 武(福島老朽原発を考える会) |
(12/07/19UP) |