6月21日(金)規制庁交渉 | |
大飯原発は新基準に適合していない! |
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直ちに停止を! | |
6月21日(金) pm3:45〜5:45 参議院議員会館 B103 緊急ですが、21日(金)に規制庁交渉が決まりました。ぜひ、ご参加ください。 規制委員会は、新基準を19日に完成させ、施行を7月8日に前倒しして、再稼働を推し進めようとしています。 大飯原発については、6月末までに新基準に適合している判断を下し、運転継続を認めようとしています(9月の定期検査入りまで)。 6月20日と24日の評価会合を経て、26日の規制委員会本会議で決定する可能性があります。 規制委員会の更田委員は、15日の大飯原発視察で「決定的な欠落はない」とコメントしています。しかし実態は、「決定的な欠落あり」です。 問題の多い新基準ですが、それでも、大飯原発は適合していません。 事故収束のために必要な免震事務棟はまだ完成していません。そのため、大飯1・2号の会議室を代用するとしていますが、事故の起きている3・4号のすぐとなりで、38名しか収容できず、ノートパソコン1台しかありません。 防潮堤も完成していません。敷地内破砕帯の結論も出ていません等々。 規制庁との交渉に参加し、大飯原発の運転停止を求めましょう。
☆緊急署名もよろしくお願いします。 第一次集約分を、21日の交渉で提出予定です。 【緊急署名】大飯原発は新基準に適合していません! 直ちに運転停止を! ネット署名:http://goo.gl/bqUV9 携帯から:http://fs220.xbit.jp/n362/form1/index.cgi 紙版の署名用紙:http://greenaction-japan.org/internal/130618_ohi-shomei.pdf 第一次集約:6月20日(木)22時 / 最終集約: 6月25日(火)22時 質問書は下記です。 大飯原発3・4号 新基準適合性評価に関する質問書 2013年6月18日 原子力規制委員会 様 1.免震事務棟の代わりとなる、大飯1・2号の会議室について 大飯原発3・4号の免震事務棟は、大飯原発サイトの取水口南側に2年後の秋に運用開始予定となっている(最大1000人収容)。関電は、それまでは大飯1・2号の会議室を代わりに使用するとしている。 (1)事故時に集中的な対応を行う場所が、隣の大飯原発1・2号の会議室では、距離が近すぎて役割を果たせないのではないか?免震事務棟は、距離を離すのが原則ではなかったのか? (2)会議室は約105平方メートルで、収容人員は38名でしかない。また、原子炉の状況などを表示する機器は、ノートパソコン1台しかない。これで、充分な機能を果たせるのか? (3)免震事務棟の完成は2015年秋頃のため、現在は新基準に適合していないのではないか? 2.大飯原発の防潮堤完成時期について 規制委員会は、再稼働のための申請の前提として、防潮堤の完成をあげている。 大飯原発の防潮堤完成時期は、来年3月の予定となっている。そのため、新基準に適合していないのではないか? 3.敷地内破砕帯調査について 規制委員会は敷地内活断層の調査中原発については、再稼働のための申請の前提として、結論が得られていることを条件としている。 大飯原発では、敷地内破砕帯F?6について調査が継続中であり、有識者会合でも結論が出ていない。そのため新基準に適合していないのではないか? 4.フィルター付きベント設備について 規制委員会は、再稼働のための申請の前提として、PWR原発では、フィルター付きベント設備の完成をあげている。 大飯原発では、フィルター付きベント設備の完成は2016年3月完了予定としている。そのため新基準に適合していないのではないか? 5.基準地震動関係 規制委員会は「3連動を基本として基準地震動を策定すること」を関電に求めてきた。しかし、関電は、基準地震動については2連動のままで、3連動は「念のため」として「評価用地震動」なるものに置き換えてしまった。 規制委員会の要求を認めず、3連動で基準地震動を策定しないのでは、新基準に適合しないのではないか? 6.大飯原発は新基準に適合していないため、運転停止を求めるべき 以上のように、規制委員会の要求さえも満たさない大飯原発は、新基準に適合しているとはいえない。そのため、直ちに大飯原発の運転停止を求めるべきではないか。 |
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2013/06/19UP |