集会決議
本日、ちょっと待った!核のごみ!埋め捨てあかん!市民集会に参加した私たちは、次のように決議し、無責任な“核のごみ埋め捨て計画”に強く反対します。
1. 放射性廃棄物は、原子力発電の最大の“負の遺産”であり、処分すること自体極めて困難なものです。現在進められ
ようとしている高レベル放射性廃棄物の埋め捨て計画は、計画そのもののずさんさからも明らかなように、この“核のご み”を出し続ける事への批判をかわすためのものでしかありません。私たちはこのようなごまかしを決して許しません。
2. 私たちは、既にある“核のごみ”について、発生者である電気事業者や原子力発電を推進してきた国が、その責任をき ちんと表明することを強く求めます。
3. また、国・電気事業者が、これ以上危険な“核のごみ”を生み出さない方法を真剣に検討することこそが、その最終処 分をめぐる議論を始めるための最低限条件であることを、私たちは確認します。
4. そして同時に、国・電気事業者だけでなく、都会で電気を大量に消費している私たち自身も、核のごみを六ヶ所村に押 しつけている現状をどのように克服して行くのか、核のごみ問題を我が事捉えられるよう議論を深めてゆかねばなりま せん。
5. 今国会で審議中の「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律案」は、後世への“負の遺産”を増やすものでしかあ りません。速やかに廃案とすることを強く求めます。
2000年4月16日 ちょっと待った!核のごみ!埋め捨てあかん!市民集会
参加者一同
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