1月18日の「ストレステスト意見聴取会」で傍聴者を閉め出し、 |
大飯原発3・4号のストレステスト合格を強行しようとしています |
原子力安全・保安院と経産大臣に抗議の電話、FAX、メールを |
・傍聴者を会議の会場から締めださないこと。 ・原子力産業界から寄付受けていた委員の解任を。 ・保安院は、ストレステストの判断基準をもっていません。 ・関西電力は、大飯原発の工事で、暴力団と関係のある下請会社と契約を結んでいた。 保安院は、18日(水)の「ストレステスト意見聴取会」(16:15〜19:15)で、傍聴者を閉め出し、大飯原発3・4号のストレステスト合格を強行的に進めようとしています。 まずは、この動きを止めましょう。 至急、抗議の電話、FAX、メールを送ってください。 ★抗議先 原子力安全・保安院 ストレステスト担当係(保安院の原子力安全技術基盤課) TEL:03-3501-0621 / FAX:03-3580-5971 /e-mail:qqnbbf@meti.go.jp 枝野幸男経産大臣 国会事務所 TEL:03-3508-7448/ FAX:03-3591-2249 横浜で行われた「脱原発世界会議」登壇者有志16名が緊急声明を出されました。 「ストレステスト意見聴取会」について、傍聴者締め出しの撤回と「利益相反」委員の解任を求めます。 1.傍聴者を会議の会場から締めださないこと。 保安院は18日の「ストレステスト意見聴取会」で、大飯3・4号の合格評価を出そうとしています。他方、会議室での傍聴を許可せず、別室でのモニタのみでの「傍聴」としています。このような密室の議論など到底許されるものではありません。これまでどおり、意見聴取会が行われる同室での傍聴を許可すべきです。 ◎耐性評価で「妥当」判断へ 大飯原発3、4号、保安院初 福井新聞(2012年1月14日午後8時09分) ◎保安院のストレステスト意見聴取会の開催通知 2.原子力産業界から寄付を受けていた委員の解任を。 「ストレステスト意見聴取会」の委員の内、司会役の岡本孝司氏を含む3名の委員が原子力産業界から寄付を受けています。このように利益相反行為の可能性のある人たちに、原発の運転再開を判断する資格などありません。寄付を受けていた岡本孝司、山口彰、阿部豊の3委員を解任すべきです。 3.保安院は、ストレステストの判断基準をもっていません。合格の判断はできません。 ストレステストは、そもそも福島事故の実態を踏まえたものではありません。さらに、ストレステストの「合格の判断基準」さえ保安院は持ち合わせていません。それにもかかわらず、18日には「合格」の判断を示そうとしています。運転再開ありきの姿勢は許せません。 4.関西電力は、大飯原発の工事で、暴力団と関係のある下請会社と契約を結んでいた。 関西電力が、大飯原発の配管補修などで、暴力団と関係のある下請会社と契約を結んでいたことが発覚しました。下請会社の関係者は偽造請負等で逮捕され、福井県警と福岡県警は大飯原発構内で下請け会社の事務所を家宅捜索するなど事態は深刻です。福井県の暴力団排除条例(第20条 取引の関係者の確認等)では、電力会社(公益事業者)が暴力団との取引を行わないことが明記されています。関電はこの条例にも違反しています。 このような関西電力に原発を運転をする資格などありません。さらに、運転再開の筆頭に大飯3・4号の再開など到底許されるものではありません。経産大臣と保安院は、関電の原発運転再開の手続きを全て中止し、現在唯一動いている高浜3号も停止し(2月20日に定期検査入り)、原発の運転そのものを禁止すべきです。 ◎大飯原発で組関連企業が違法労働 県警など3容疑者逮捕 福井新聞(2012年1月13日午前8時00分) ◎大飯原発 工事偽装請負 「太平電業が主導」 逮捕の所長ら認める 読売新聞2012年1月14日 ◎ 福井県の暴力団排除条例 (第20条) 福井県暴力団排除条例を公布する。 2012年1月16日 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会) 530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581 http://www.jca.apc.org/mihama/ mihama@jca.apc.org |
(12/01/16 UP) |