☆2月4日 大飯原発3・4号の運転再開を止めよう! | |
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全国54基の原発のうち、現在48基が運転を停止し、運転中は残る6基となりました。5月までに全ての原発が運転を停止します。定期検査で停止している原発の運転再開を止めることができれば、春には「脱原発」が現実のものとなります。 しかし、運転再開の動きが強まっています。その先頭が関西電力の大飯原発3・4号です。早ければ、2〜3月頃の運転再開を狙っています(2月20日に高浜3号が定期検査入り。これで関電の原発は全て停止)。原子力安全・保安院がストレステスト評価結果→原子力安全委員会がそれを了承→1月にIAEAから助言を受け→地元了解→総理・経産大臣・原発担当相・官房長官の政治判断で運転再開を決定するというシナリオです。 ところが、全国の市民が12月19日に行った政府交渉では、運転再開に歯止めをかけるための重要な手がかりが確認されました。 ◎福島原発事故で津波の前に配管が破損した可能性を否定することはできない。 ◎運転再開については、安全協定が結ばれる地域への説明と理解が必要。 すなわち、(1)政府や関電は、福島原発事故の実態も原因も踏まえないストレステストと、小手先の津波対策だけの「緊急安全対策」で運転を再開させようとしています。しかし、津波の前に地震で配管が破損した可能性が強まっているのですから、この実態解明が先です。 (2)さらに、30〜50キロメートル圏に拡大される防災範囲の見直しに即して、それら地域には、運転再開について説明をし、理解を求めることが必要だと、保安院も安全委員会も認めました。滋賀県は関電等と安全協定締結を求めて協議を開始しました。運転再開に関する事前了解を含む「立地並み」の安全協定締結を求めています。また、おおい町の隣の小浜市や市議会も、「立地並み」の安全協定に改定するよう求めています。このように、運転再開に関する「地元了解」は、これまでのおおい町と福井県のみならず、事実上周辺自治体にまで、広がってきているのです。 さらに、12月8日に国会に設置された事故調査委員会は、6月を目処に報告書を作成します。福島原発事故の調査・検証はこれからです。国会の事故調査委員会の議論と結論を重視すべきです。 これらのことを広く訴え、自治体への要請なども含めて、運転再開を止める世論を大きくしていきましょう。大飯原発3・4号の運転再開を止めれば、それに続く全国の原発の再稼働を止める大きな力になります。 若狭の原発で大事故が起これば、関西1200万人の水がめである琵琶湖はすぐに汚染され、関西一円に甚大な被害をもたらします。2月4日の「びわこ集会」に集まり、運転再開反対の声をあげましょう。 ★実行委員会の日程:1月7日(土)12:00〜 /ピアザ淡海の1階ロビー集合 ★緊急署名を広めよう。ツイッター等でも紹介してください。 大飯3・4号の運転再開に反対を表明してください ネット署名 紙版の署名用紙 第一次集約:1月15日/第二次集約:1月末 集会実行委員会の連絡先団体: 暮らしを考える会 滋賀県野洲市小堤184-1 TEL 077-586-0623 FAX 077-586-1403 グリーン・アクション 京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会) 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581 |
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(11/12/29UP) |