2/27関電交渉 速報

★「BNFLが劣化ウラン弾を製造していたかどうかは知らない」(広報職員)
無責任な発言に参加者から怒りの声!
★「MOX新工場との契約の話は一切していない」しかし
海外再処理委員会は「SMP稼働は適切」との手紙を出していた!




 2月27日午後4時過ぎから約1時間、グリーン・アクションと美浜の会の呼びかけで、15名で関西電力との交渉を行いました。福井からも「小浜市民の会」のメンバーが駆けつけてくれました。BNFLが劣化ウラン弾を製造していたことが明らかとなり、死の商人=BNFLといっさい手を切ることを要求しました。しかし関電広報職員は、「私達は知らない」を繰り返すばかりです。しかし、「知らないでは済まされない」「知らないことが大問題だ」と参加者は厳しく追及しました。BNFLは劣化ウラン弾のみならず、核兵器の製造にも関与しています。このことは、イギリスでは公の事実です。20年以上にわたってBNFLとの取引を続けている関電が、「知らない」はずがありません。とりわけ劣化ウラン弾は、湾岸戦争等で実際に使用され、兵士やイラクの子供達・住民達に放射能被害を与え続けているのです。1週間後に文書で正式に回答するよう要求しました。
 さらに、BNFLの新MOX工場(SMP)との契約に関しては、関電は「契約の話はしていない」「契約に関する交渉はしていない」を何度も繰り返しました。しかし、驚くことに、海外再処理委員会(電事連の組織)が「SMP工場稼働は適切」という手紙を出していたのです。その手紙を公開するよう要求すると「私信だから公開できない」などと言う始末です。
 交渉の後、参加者は、BNFLが劣化ウラン弾を製造していたことを広く知らせていこう、関電プルサーマルを中止に追い込もう、BNFLとの関係を断ち切るよう運動を強めていこうと確認しました。



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