反対運動の情報を村内に伝えるために、「まだ間に合う」という呼びかけで1990年12月から始めた「うつぎ」が、今年4月に100号を迎え、これを機に「花とハーブの里」として再出発することにしました。 この11年の間に、核燃をめぐる六ヶ所村の状況も大きく変わりました。ウラン濃縮工場、低レベル廃棄物埋設センター、高レベル廃棄物管理貯蔵施設が次々に竣工して操業をはじめ、村の経済は核燃に大きく依存してきました。不安を抱えながらも、無力感とあきらめの中で口を閉ざしてしまう人が多くなってしまいました。 2005年の再処理工場の操業を目前にして、私たちにできることは、あまり残されていないようにも見えます。しかし、水も空気もまだ汚染されていない豊かな自然を見ながら、このままあきらめてしまうことはできない、まだできることはあるのだと、あらためて考えています。 この通信が、核燃の村と原発現地、そして大都会の電気の消費者を結ぶ小さな架け橋になればさいわいです。 以前同様、今後ともご支援、ご愛読くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 「花とハーブの里通信」編集責任者 菊川慶子 |
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