チェルノブイリ事故から26年、そして、原発ゼロの日に | |||
福島原発事故と大飯原発再稼働を見つめなおそう | |||
フォトジャーナリスト広河隆一 チェルノブイリ・フクシマ写真展 | |||
5月5日、現在唯一動いている北海道の泊原発3号機が停止し、わたしたちは、原発ゼロという歴史的な日を迎えることとなります。また、今から26年前の4月26日に起こったチェルノブイリ原発事故は、事故と放射能の恐ろしさを私たちに教えています。フォトジャーナリストの広河隆一さんは、チェルノブイリ事故の実態を通して、原子力の問題を鋭く告発し続けてきました。チェルノブイリから26年、そして、原発ゼロの日に、広河隆一さんの写真展を開催します。 福島事故から1年あまりが経過しましたが、収束の糸口すら見えない状況です。事故原因の究明もまったく進んでいません。多くの住民は、「除染」の名の下に汚染の中にとめおかれています。将来への不安に悩み苦しみながら、いわれなき被曝を受け入れ生きることを余儀なくされています。一方、政府は、福井県若狭にある大飯原発3・4号機の運転再開を急いでいます。法的根拠のない「政治判断」だけで再稼働を強行しようとしています。このまま、大飯原発の再稼働を認めてもよいのでしょうか。さらにこの上、若狭で、ふたたび重大事故が起こったらどうなるでしょうか。 チェルノブイリに加え、広河さんが、福島現地で撮り続けた写真も多数展示します。また、再稼働問題を中心に作成したパネルも展示します。 写真と展示をご覧いただき、福島原発事故と大飯原発再稼働の問題を一緒に、あらためて見つめなおす機会にしたいと考えます。ご来場をお待ちしております。 |
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(12/04/27UP) |