避難計画では住民の安全を守れない−再稼働を止めよう! |
3・2講演・討論集会 |
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講演 ◇上岡直見さん(「原発避難計画の検証」著者) 交通工学から避難計画を検証。住民の安全は保障できない ◇菅野みずえさん(浪江町) 3.11〜3.15全町避難の実態 日時:3月2日(日)13:10開場 13:30〜16:50 場所:大阪社会福祉会館 5階 (地下鉄谷町六丁目下車、4番出口、谷町筋を南に250m) 参加費:一般800円(大学生以下400円)[カンパ歓迎] 主催:グリーン・アクション/美浜の会/おおい原発止めよう裁判の会 協力団体募集中です。 |
若狭の原発で事故が起こったときの避難計画を、関西広域連合や自治体が作成しています。しかし福島原発事故の避難の実態は踏まえていません。約25万人にも及ぶ30q圏内の避難計画は、地震や津波との複合災害も考慮せず、移動手段であるバスの確保、スクリーニングの方法、安全な水の配布方法等々、何も具体的に決まっていません。最初に避難することになっている要援護者(高齢者や病人、乳幼児、妊婦など)の避難計画にいたっては全く何も決まっていません。 それにもかかわらず、3月末までに避難計画を策定し、再稼働の地ならしにしようとしています。 そこで今回は、交通工学の立場から、全国の原発の避難計画を丹念に検証された上岡直見さんをお迎えして、じっくりとお話を聞きます。上岡さんは1月末に出版された「原発避難計画の検証」で、このままでは住民の安全は保障できないと警鐘をならしています。著書については、各新聞でも大きく紹介されています(※上岡さんのプロフィールは末尾参照)。 さらに、菅野みずえさんには、3月11〜15日の全町避難の実態を話していただきます。菅野さんは、勤務先の大熊町で地震に遭い、その日は自宅の浪江町に戻りました。翌日には、原発から27qの自宅周辺は避難者の受け入れ先となりましたが、さらに線量の高いこの地区も避難しなければならなかった等々、ご自身の経験を踏まえて、避難の実態について語っていただきます。 お二人の話から多くを学び、関西各地で進めている自治体への申し入れ等々の活動を交流し、再稼働を止めるために今後の活動について討論しましょう。 当日の内容 ・菅野みずえさんのお話:3.11〜3.15全町避難の実態 ・上岡直見さんのお話:交通工学から避難計画を検証。住民の安全は保障できない ・この間の取り組みの交流と、今後について討論 ◎東海第二や浜岡 30キロ圏 避難に2日以上 民間団体試算 東京新聞 2014年1月19日 ※上岡直見さんプロフィール 1973年早稲田大学大学院理工学研究科修了 プラントエンジニアリング会社勤務、化学プラントの安全性評価等に従事 2000年より環境市民団体に所属、2012年より環境経済研究所代表 交通権学会副会長、法政大学非常勤講師(環境政策) 2014.2.15 連絡先: グリーン・アクション info@greenaction-japan.org 京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL:075-701-7223 FAX:075-702-1952 美浜の会(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会) mihama@jca.apc.org 大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階 TEL:06-6367-6580 FAX:06-6367-6581 |
(2014/02/15UP) |